一億総活躍社会で『人口減少・労働力不足』を解消できるか?:女性・高齢者の潜在労働力の期待と結婚・出産

安倍政権が『GDP600兆円・希望出生率1.8・介護離職ゼロ』というアベノミクスの新三本の矢を掲げてから1ヶ月余りが経過した。いずれの目標も短期で達成できる性格のものではないが、その実現に向けた具体的なロードマップが不透明であり、老若男女を問わず全国民を職場・家庭で活用するという『一億総活躍社会』というスローガンばかりが前面に出てきてい…
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幻想的な自己愛が強まる現代社会2:小此木啓吾の自己愛の時代の未来予測と仮想現実・機械依存

『自己愛の肥大(理想)+自己制限の決断(現実)との葛藤』に対して、現代社会に生きる多くの人が『自己責任・自己決定(自分が仕方ないとかこれが自分に合っているのだと納得して決めるということ)』でしか決着のつけようがない部分が増えていて、その決断の仕方や現実(他者)との折り合いに支障が生じると社会適応が困難になってしまう。 幻想的な自己…
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幻想的な自己愛が強まる現代社会1:思い通りにならない他者と“個人の想像・選択の可能性”

理想自己と現実自己が大きく乖離しているという状態が、自己愛パーソナリティーの特徴の一つでもあるだろう。自分の内面にある思考・願望が生み出している『理想自己の偶像・虚像』のほうが常に、自分の外部にある他者・環境からの評価(フィードバック)によって微調整される『現実自己の実像・リアル』よりも無意識的に優先されている人格構造が、自己愛性パーソ…
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自己愛性パーソナリティー障害と他者・社会との関係性における不適応感

『自己愛の肥大』による自己愛性パーソナリティー構造(自己愛性パーソナリティー障害)は、自分以外の他者や環境への興味関心が弱くて、『客観的な自己像』を認識できないことによって形成される性格傾向の問題である。 自己愛性パーソナリティー障害(NPD)では、なぜ自分以外の他者や環境への興味関心が弱くなるのかというと、他者よりも優れている自…
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IS(イスラム国)が一般市民を大量殺戮した“パリ同時テロ”:フランスの報復・排除とムスリムの包摂

レストランや劇場、競技場など7ヶ所を武装したテロリストが襲撃した『パリ同時テロ事件』は、129人以上の死者、99人以上の負傷者を出す未曾有の惨劇となった。いくつかのニュース記事で、テロリストから襲撃を受けた一般市民の体験談の生の声が紹介されていたが、わずか数分間で数十人が銃殺されて血の海が広がるという凄惨な地獄絵図のような状況である。 …
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他人を変えるためのコミュニケーションと心理的な対立構造2:相手の言い分・感情を傾聴すること

『心理的な対立構造(拒絶の壁)を作らないこと』と『相手よりも自分のほうが正しい(相手が間違っている)と必死に主張して争わないこと』は、“2.お願い・真摯さ・共感で他人を変える”という相手の行動の変え方の方法論の一つとしても考えることができます。 この相手の立場や言い分を理解した上で生産的な提案をしていくという方法が最も効果的なシチ…
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他人を変えるためのコミュニケーションと心理的な対立構造1:相手を肯定的に見ること

人生哲学や処世訓ではよく『自分と現在(未来)は変えられるが、他人と過去は変えられない』と言われます。自分の行動と認知(物事の捉え方・他人についての解釈)を変えることによって、自分の気分・感情を調整していきより望ましい結果を得られるようにするというのが『認知行動療法』の基本ですが、他人と過去については『それをどのように肯定的に解釈するか・…
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人はなぜ自分の欲求・真実を偽ることで苦しむのか?:超自我+噂話による自己規制・自己欺瞞(防衛)の限界

本来の欲求が満たされないことによる『自我の傷つき・欲求不満(フラストレーション)の苦しみ』から自分を守るための『自我防衛機制』は、動物的な防衛行動よりも複雑で種類が多いものですが、その本質は自分で自分を騙してその欲求が初めから無かったことにしようとする『自己欺瞞(エスの隠蔽・隔離・解釈)』です。 S.フロイトの快感原則と現実原則:…
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S.フロイトの快感原則と現実原則:社会生活・人間関係へ適応するための欲求の満たし方

ジークムント・フロイトが考案した精神分析の精神病理学では、『現実原則への不適応』と『無意識的願望(エス)の過剰抑圧』が神経症(身体表現性障害)をはじめとする慢性的な精神疾患を生み出すとされます。 現実的に満たすことが難しい“本能的(無意識的)な欲求・衝動”がある場合に、それを“快感原則”に従って無理にすぐに満たそうとすれば『犯罪・…
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信田さよ子『選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ』の書評3:家庭・親のトラウマと夢の男の条件

本書『選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ』では、DVやモラルハラスメントの概念の誕生と普及によって、『自分が悪いから夫が怒るのだ・自分が我慢するしかないのだと思い込まされていた女性』が、自分が悪いわけではなく多少のトラブルや衝突・対立があったからといって、自分(妻)に暴力・罵倒・無視をしかけて支配しようとする相手(夫)のほうが悪いという…
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信田さよ子『選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ』の書評2:DV概念がなかった時代と教育と称した暴力

本書は『シリアスな恋愛関係・異性選択の場』から退いている中高年女性(おばさん)がどんな男が理想的かということを放言する形を取りながら、『ロマンティックラブ・イデオロギーの夢を壊した同世代の男たちやそのモラルハラスメント』を間接的に非難するという構成を取っている。 信田さよ子『選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ』の書評1:イケメン好…
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信田さよ子『選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ』の書評1:イケメン好きを隠さなくなった各世代の女性

信田さよ子さんはアダルトチルドレン関連のカウンセリングや心理学の本を多く書いている家族臨床の専門家だが、本書『選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ』は中高年女性たちの視点から“結婚生活・夫(同世代の男性)への失望”と“美しくて優しい理想の男性像(イケメン)”について書いている異色の書である。 出版年度が5年以上前なので、イケメンの例…
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