川崎市の中学1年生殺害事件と少年の生活態度・交遊関係の変化の兆候:子供の問題の早期発見・早期対応

上村さんは友達に『不登校を解消してもう一度学校に通学したい』という意思を語っていたが、不良グループからは『学校には行くな』と脅されていたと報じられている。このことから、グループからの脱退と再登校の意思表明によって『普通の学校生活に戻ろうとする上村さん』に対して、『俺や仲間を置いてけぼりにして自分だけまともな学校生活に戻ろうとでもいうのか…
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川崎市の中学1年生殺害事件で18歳の高校生ら3人が逮捕:不良グループからの離脱と制裁

神奈川県川崎市の深夜の河川敷で、中学1年生の上村遼太さん(13)が首・顔・腕を刃物で傷つけられ刺されるなどして殺害された残酷な事件で、リーダー格の18歳の高校生と共犯と見られる2人の少年の3人が逮捕された。 まだ子供のあどけなさが残る中学1年生の少年が被害者になってしまったこと、結束バンドで両手を縛ってから執拗な殴打・刃物による暴…
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“ダメンズ(ダメな男・女)”に対する自己犠牲的な献身・支援と一緒に頑張るという意識の有無

異性に対する軽い嫉妬・やきもちによる独占欲くらいならともかく、相手の実家の家族・きょうだいや昔からの親しい親友・友人との付き合いまで、できるだけやめさせようとするような支配的干渉は明らかに行き過ぎだと思われる。 モラハラやDVが起こりやすい男女関係と相手に過剰に合わせすぎることの弊害 相手を社会的・対人的に孤立させて自分だけ…
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モラハラやDVが起こりやすい男女関係と相手に過剰に合わせすぎることの弊害

精神的虐待である“モラルハラスメント”や肉体的暴力を伴う“DV”、お互いの欠点・問題を悪化させる“共依存”などの問題では、カップル(夫婦・恋人)の間に『実質的な上下関係・身分(立場)の極端な違い』が作られていることが多い。 モラハラやDVの被害を受けやすい人の特徴として、相手から好かれるための懸命の努力や相手から嫌われないための自…
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裁判員裁判の死刑判決を覆したプロの裁判官の判決3:理不尽に奪われた被害者の生命・権利と刑罰の考え方

繰り返し犯罪を犯してしまう犯罪者の家族関係(親子関係)・教育履歴・社会的不遇の生い立ちには『同情すべき部分・情状酌量すべきと考えられる事情』があることもあるが、その犯罪が取り返しのつかない殺人罪でありその殺人の動機・理由に『被害者の一切の落ち度・責任・挑発などがないケース』においては、理不尽に奪った被害者の人生・生命に対して償うために、…
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裁判員裁判の死刑判決を覆したプロの裁判官の判決2:“被害者対加害者の図式”を否定する近代法

プロの法律家である裁判官は、『罪刑法定主義』に基づいて『法律に違反した被告人』に条文的・判例的に妥当で公正な量刑(教育刑)を判断していくという考え方に立つので、そこにあるのは『被害者対加害者の図式』ではなく『国家権力(法律)対加害者の図式』になってしまう。近代法の基本図式そのものが、一般国民の処罰感情や常識感覚とはかなり乖離したものであ…
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裁判員裁判の死刑判決を覆したプロの裁判官の判決1:近代の教育刑・判例主義と市民感情のズレ

司法に国民が直接参加できる道を開き、今まで法曹(法律の専門家)に独占されていた刑事裁判に『市民感情・常識感覚』を反映させることを目的とする裁判員制度は2009年からスタートした。 『裁判員制度』は主権者である国民が司法に参加する権利を担保する制度であると同時に、法律(裁判)の専門家である裁判官の判決に対する不満・違和感をわずかなり…
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犠牲・負担を覚悟した他国軍の後方支援と日本の安全保障の転換点2:周辺事態法と国際平和活動

『日本国と国際社会の平和と安定』のために活動する(米国以外の)他国部隊に対して、後方支援を行うための法整備の中心は『周辺事態法の改正』になってくる。 IS(イスラム国)の人質事件と日本の安全保障の転換点1:テロとの戦いにどこまで関与するか 1999年に制定された周辺事態法の目的は、日本周辺で『直接の軍事攻撃ではない我が国の平…
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IS(イスラム国)の人質事件と日本の安全保障の転換点1:テロとの戦いにどこまで関与するか

後藤健二さんと湯川遥菜さんが犠牲となるIS(イスラム国)による『邦人人質事件』が起きてから、日本の中東地域における安全保障政策と憲法解釈・自衛隊派遣の指針が大きな転換点を迎えつつある。一つはアメリカ以外の他国軍隊への後方支援の拡大であり、もう一つは在外邦人救出のための自衛隊(特殊部隊)の海外派遣である。 安倍政権の“積極的平和主義…
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和歌山県小5男児殺害事件:“奇行癖”“トラブル”が目撃されていた容疑者

和歌山県紀の川市の住宅地で、市立名手小5年の森田都史君(11)が複数ヶ所を刃物で切りつけられて刺殺された残酷な事件で、被害者の自宅近くに住んでいた無職の中村桜洲(おうしゅう)容疑者(22)が逮捕された。 逮捕時の車内ではカメラから顔を隠すわけではなく、頬を膨らませて指でつつくという仕草を何度も繰り返していたのが印象に残った。この仕…
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『対象の欠如(自分にないもの)』を他者が埋めてくれる幻想と不完全な私の欲望2:ラカンの精神分析

人間は常に『対象の不在』を不安に思ったり恋焦がれたりしているのだが、上記した『自分に欠けている大切なその不在の対象を、他の誰かがきっと持っているはず(他の誰かなら自分に与えてくれるはず)』という確信が、『他者への欲望』や『他者の欲望の欲望』を生み出す構造主義的な仕組みになっているのである。 “差異”と“幻想”によって支えられる欲望…
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『対象の欠如(自分にないもの)』を他者が埋めてくれる幻想と愛情の欲求1:ラカンの精神分析

精神分析では、クライエントが精神分析家に向ける特別な愛情・好意や憎悪・敵対心を『転移(transference)』と呼び、反対に精神分析家がクライエントの転移に影響されて向ける愛情(親近感)や憎悪(抵抗感)を『逆転移(counter-transference)』と呼んでいる。 “差異”と“幻想”によって支えられる欲望とシニフィアン…
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“差異”と“幻想”によって支えられる欲望とシニフィアン(言語):ラカンの理論

『他者の欲望を欲望する』というジャック・ラカンが定義した欲望(desire)のあり方は、言語活動によって象徴的に表現される。欲望は自分以外の『他者』と必ず関わりを持つから、欲望は他者と意思疎通するための『公共的(社会的)なシニフィアン(記号)』に属しているものとして理解することができる。 欲望が公共的・社会的なシニフィアン(記号)…
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後藤健二さんの人質事件は“テロ(警察対応)”か“戦争(安全保障)”か:ISに対する日本のスタンス

後藤健二さんと湯川遥菜さんの邦人人質事件は、『テロ(過激派集団の対個人の犯罪)』なのか『戦争(擬似国家の対国家の挑発)』なのかによって、日本政府の対応や管轄する公的組織(警察・自衛隊)が変わるといった有識者の意見も出されていた。 イスラム国(IS)が後藤健二さん殺害:テロと戦争のマージナルゾーンで発生した邦人誘拐 だが、IS…
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イスラム国(IS)が後藤健二さんを殺害:テロと戦争のマージナルゾーンで発生した人質事件

スンナ派過激組織のイスラム国(IS)が、PMC設立を企図したとされる湯川遥菜さんに続き、国際ジャーナリストの後藤健二さんを殺害した。何の罪もない抵抗もしていない後藤さんを理不尽に処刑し、その遺体が映った残酷動画をネットにアップロードしたことで日本国内に衝撃が走った。 イスラム国(IS)による日本人二人の人質事件:集団的自衛権の日米同盟…
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ラカンの『欲望』と科学技術・市場経済・仮想現実がもたらす他者回避:“愛する事・働く事”による幸福追求

現代思想のキーワードでは、『個人の島宇宙化(他者との共有領域の縮小)・自己完結型の欲望・欲望充足のバーチャル化(仮想現実経由の欲望充足)・人を軽視する資本主義(拝金主義)』などに当てはまるような人間関係や生活様式、価値観が増大しているとも言える。それらは突き詰めれば、科学技術主義や資本主義経済、仮想現実(VR)・生命工学・ロボットの技術…
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人間の『欲求(need)・要求(demand)・欲望(desire)』を区別するラカンの精神分析

精神分析家ジャック・ラカンは、人間の『欲求(need)』と『要求(demand)』と『欲望(desire)』を区別することによって、永遠に完全には満足することのできない人間の精神活動の特性を明らかにした。 欲求(need)……お腹が空いたから食べたい、寒いから暖かい場所にいたい、体が疲れたから寝たいなど、生理的・感覚的な求めで、『…
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