安倍政権のインフレターゲット(物価目標)のリフレと公共事業の経済政策は上手くいくか?:3

インフレ目標を定めるリフレ政策の機序は、政府主導の公共事業あるいは新規の商品開発や市場開拓、投資の原資となる“マネー(お金)”を融資を受けたいとする企業にとりあえずバラまきながら、貨幣価値を希釈して物価を上昇させると同時に、雇用を増やして所得も増やそうとするものである。国債による公共事業や借り入れによる事業・投資の中から、債務を超えるだ…
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安倍政権のインフレターゲット(物価目標)のリフレと公共事業の経済政策は上手くいくか?:2

追加的な金融緩和で通貨を増やして、国債発行で公共事業を次々に発注すれば、短期的に景気は良くなるが、『金融緩和・国債増発・公共事業』に依拠した経済成長は真の経済成長ではなく、累積債務が1,000兆円を超えている日本の財政危機を深刻化させる恐れがある。大型補正予算を組んで公共事業を行うことで景気・雇用を刺激するという政策も、『社会インフラの…
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安倍政権のインフレターゲット(物価目標)のリフレと公共事業の経済政策は上手くいくか?:1

安倍晋三首相が主導する自公連立政権が発足したが、安倍内閣の目玉となる政策は大きく『リフレ・公共事業の経済政策』と『国家安全保障政策(憲法改正・自衛隊の国防軍化など)』に分けられるだろう。安倍首相は日本が今直面している“経済・財政・雇用(生活)”と“外交・安全保障・領土問題(竹島・尖閣諸島)”の継続的な危機を乗り越えていくとして『危機突破…
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人間はなぜ“社会行動・労働と協力”をするのか?2:社会環境における自我承認と自己肯定感の欲求

社会心理学が研究対象とする『社会活動とその欲求』は、人間と他の動物とを区別する特異的な欲求でもあり、『経済行動・統制行動(規範遵守)・性愛と家族の行動・生活行動・精神活動』などさまざまなレイヤー(階層)の体系が積み重なる事によって、社会的存在としての人間の社会活動の欲求が形成されているのである。 自分と他の社会構成員の生命を維持す…
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人間はなぜ“社会行動・労働と協力”をするのか?1:人間の行動を生起させるさまざまな欲求

個人が他者や社会と関わり合う“社会行動”を取る理由には、『積極的な欲求』と『消極的な必要性』の二つがあり、前者は自分がしたいと思う事柄や欲しいと思う物品・金銭、付き合いたいと思う他者(世間に認められたいという欲求)がダイレクトに矛盾なく社会行動を生み出している。一方、後者の『消極的な必要性』によってしか社会行動をしたくないという人は、生…
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『個人の行動』と『集団内における行動』と『メンバーとしての行動』:個人と社会との相互作用

人間の心的過程には『生理的・生物学的なプロセス』と『社会的・対人的なプロセス』とがあり、心理学者や心理学派が唱える理論体系の原理原則もどちらかのプロセスに依拠したものである事が多い。 前回の記事で取り上げた旧ソ連のレフ・ヴィゴツキーは言語発達理論において『社会的・対人的なプロセス』を重視したが、精神分析の創始者であるジークムント・…
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レフ・ヴィゴツキーの『外言(外語)・内言(内語)』の概念を用いた言語発達論と思考力の向上

J.ピアジェの認知発達論の文脈では『過去に子どもが見聞きした大人の行動の模倣・過去の記憶内容をイメージとして思い浮かべられる能力』というのが発達課題として重要視されます。J.ピアジェの理論の眼目は、7歳以下の前操作期にある子どもは『感覚的思考』をするだけで『論理的思考』は殆どできないということにありましたが、この子どもの思考能力の発達観…
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衆院選で自民が294議席、公明が31議席獲得で大勝、民主は57議席で惨敗。選挙制度・死票の明暗。

『第46回衆院選』は、政権運営が混迷してマニフェスト(政権公約)を放棄した“民主党”へ非常に強い逆風が吹き、前衆院選で野党に転落した“自民党”を再び絶対安定多数の基盤を持つ与党へと押し上げた。選挙前から頻りにマスメディアが『自民党優位・単独過半数獲得の世論調査』を伝えていたが、実際に選挙の蓋を開けてみれば“小選挙区制度の仕組みの影響”も…
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“遊びの形態の発達”と“友達関係(仲間関係)の発達”:友達との協同遊びによる集団適応の学習

前回の記事の続きになりますが、3~4歳くらいの年齢になってくると、友達と会話をしたり玩具の貸し借りをしたりするようになり、ある程度『自分に合う友達・合わない友達の区別』が生まれてきて、○○君、○○ちゃんが好きというような特定の友達(仲良し)の意識が芽生えてきます。他者を自分の好みや気持ちに応じて選り好みする、A君よりB君と一緒に遊びたい…
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“表象(イメージ)・記憶・見立ての能力”を応用した子どもの遊び方:自我・自己主張の芽生え

『見立て』の心理機能を応用したごっこ遊びや演技的な役割配置をできるようになることで『社会性の発達』が促進されることになります。乳幼児期の遊び方の発達は以下のように整理することができます。 1.0~1歳頃……身体感覚や単純な事物(出来事)への接触による遊びが中心であり、モノ・玩具を触ったり口に入れたりして遊ぶ。『いない、いない、バー…
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J.ピアジェの認知発達理論とモノ(事物)を別の何かに見立てる『見立て』の能力

スイスの心理学者ジャン・ピアジェの認知発達理論(思考発達理論)は、思考の道具としての言語と表象操作がどのように発達していくのかを明らかにしたものですが、基本的には『感覚的・具体的なもの→形式的・抽象的なものへの発達過程』を示しています。 『思考・認知の発達』というのは、具体的なモノや相手がいないと思考が成り立たない初期の段階『感覚…
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乳幼児期の“言葉・遊びの発達過程”と言語獲得の相互作用説:2

1~2歳以上の乳幼児の多くは、『耳で聞いて理解することができる言葉の数』と『実際に話すことができる言葉の数(発語可能な言葉の数)』との間に違いがあるのが普通ですが、実際には大人が思っているよりも多くの語彙を持っていて、話すことはできないが大まかな意味が分かるという言葉を多く知っています。 ノーム・チョムスキーの言語学(言語哲学)の…
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乳幼児期の“言葉・遊びの発達過程”とノーム・チョムスキーの普遍文法(UG)の仮説:1

乳児期の赤ちゃんや幼児期の子どもは『探索行動・遊び』を通して発達していきますが、発達早期(12ヶ月未満)の赤ちゃんは、興味を覚えるモノへの接触や快の感覚を得られる行動を単純に繰り返す傾向が見られます。“いないいない、バー”などの遊びを楽しんで理解できるようになってくると、こうしたらこうなるだろうという『物事の発生の順序・因果』が何となく…
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“GALAXY NOTEⅡ”などに見るスマートフォン(情報端末)のディスプレイの大型化と用途の変化

『通話・メール』をメインにしたフューチャーフォン(従来の携帯電話)と『ウェブ・アプリ』をメインにしたスマートフォン(高機能携帯電話)の分かりやすい外観上の違いは、“ディスプレイ(画面)の大きさ”である。スマートフォンの普及を強力に牽引したApple社のiPhone(最新版のiPhone5)のディスプレイサイズは“4インチ”であるが、これ…
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境界性パーソナリティ障害(BPD)の自己アイデンティティ拡散の問題:ユングのシャドウとペルソナ

境界性パーソナリティ障害(BPD)の性格構造の形成は、“アダルトチルドレンとしての成育歴(機能不全家族の親子関係による傷つき)”と相関していることも多いが、それは『親の偏ったイメージの固定化+そのイメージが生むネガティブ(非適応的)な影響』として理解することができる。 実親に育てられたにせよそうでないにせよ、『親の愛情・評価を求め…
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境界性パーソナリティ障害(BPD)に対する構造化されたカウンセリングの適応・効果

前回の記事の続きになるが、世界的に著名な認知療法家であるアーロン・ベックやデビッド・D・バーンズ、マーシャ・リネハンなども、境界性パーソナリティ障害(BPD)の治療戦略として『激しい情動と極端な言動の認知的コントロール(なぜその出来事に対してそんなに激しく怒ったり悲しんだりする必要があるのかの探求と調整)』に重点を置いており、BPDを些…
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