カウンセリングと人間関係における傾聴・共感・信頼2:人間関係の深さに応じたコミュニケーションの工夫

同じ人間関係といっても、職場で挨拶だけ交わすような軽い付き合いから、結婚(恋愛)のように生活時間や感情体験を共有するような深い結びつきまで様々な種類や場面、深さのレベルがあるわけですが、『人間関係の深さのレベル』は大まかに分ければ、『他人→知人→友人→固有の重要な関係性』として考えることができる。 他人……何の関わりもない知らない…
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カウンセリングと人間関係における傾聴・共感・信頼1:共感と同情の違いはどこにあるのか?

カウンセリング(counseling)とは『心理的な問題(悩み)』を抱えた健常者や病態水準の低い人をクライエントとして、その問題・悩みの解決を支援する対人援助技術(面接構造での人間関係)のことです。カウンセリングの手段と目的をまとめれば、人間の行動・心理についての専門知を活用し、言語的コミュニケーションや非言語的コミュニケーションを手段…
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春日武彦『精神科医は腹の底で何を考えているか』の書評:経験をアレンジした100名の精神科医の事例集

精神の不調や不適応な状態、強いストレスの影響があっても、実際に『心療内科・精神科』を受診するまでには至らない人が多く、今でも心療内科・精神科に対して偏見や誤解、無理解を持っている人は少なからずいる。『心療内科』という心の問題や生活適応の悩みを専門に取り扱う診療科の新設も、『精神科』という言葉の持つネガティブなイメージや好ましくない先入観…
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キリスト教の絶対神(普遍性)はどのような思想・信仰や世界観を生み出すか?2:一神教と多神教

世界の創造者や生命の設計者、完全・普遍な実在としての“絶対的な神”は、二千年以上の長い年月にわたって人類に『世界の秩序感覚・集団や民族の目的性・人生の意味の保証・苦しくても生き続ける価値』を与えてきた。だが、キリスト教や西欧市民社会、政治哲学に内在していた『近代化の諸要因』が開花することによって、現実社会の不幸や貧苦、災難が減少すること…
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キリスト教の絶対神(普遍性)はどのような思想・信仰や世界観を生み出すか?1:有神論と無神論

合理主義と経験主義に基づいて近代文明を構築する科学的思考が普及しても、『真の実在・人生の意味・普遍の価値・存在の理由』といった形而上学的な謎に科学が十分に答えることはできず、変化し続けて生成消滅する人間や生物、モノ、世界の背後に『真の実在としての神(絶対者)』を想定することはある種の究極的な合理主義でもある。 客観科学のカテゴリー…
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キリスト教の普遍性を求める世界観とヨーロッパの大航海時代2:プラトンのイデア論と知覚・存在を巡る議論

個人の自由・権利・楽しみを最大限に尊重する“人権思想・自由主義・男女平等”というのは、十分な世俗化を遂げたキリスト教からは生み出されたが、イスラーム圏ではそういった個人レベルの自由や楽しみ(宗教規範の軽視)が認められていない政教一致の国が今でも多い。ケマル・アタチュルクが世俗革命を起こした『トルコ共和国』のような比較的早い段階で世俗化し…
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キリスト教の普遍性を求める世界観とヨーロッパの大航海時代1:ポルトガル・スペインの隆盛期

現代の世界秩序や社会制度の大枠を規定しているのは“近代”の価値観であり、ヨーロッパに発した近代的価値観の多くは『キリスト教』にその起源や原動力を持っている。世俗的な法治主義の古代ローマ帝国を宗教化していったキリスト教の教義・世界観は、千数百年にも及ぶ『中世の迷信的・信仰的な停滞と抑圧』を生み出したとも言われるが、それと同時に“絶対者であ…
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橋下徹・大阪維新の会の『維新八策・大阪都構想』は何を目指すか3:維新八策の総花性とその影響

橋下徹市長が率いる『大阪維新の会』のシステム(体制)を変えるための理念は、『グローバルな市場競争での成長・財政負担や不公正になっている既得権益の破壊・非効率な公的部門の民営化の促進』といったネオリベラリズムの要素を多分に含んでいるが、その一方で相続税を不動産を含めて100%にするとか年金制度を掛け捨て制にして富裕層には給付しないとか、全…
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橋下徹・大阪維新の会の『維新八策・大阪都構想』は何を目指すか2:行政機構改革とトップの権限強化

大阪や国の『体制(仕組み・システム)』を根本的に刷新しようとする“維新”とは何かについて、ブレーンの堺屋太一は『国鉄のJRへの分割民営化・電電公社のNTTへの分割民営化の成功事例(赤字から黒字転換・サービス水準の向上)』を引き合いにだし、橋下徹は『コンピューターのOSのバージョンアップの必要性(古いOSでは新しいソフトウェアは動かない)…
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橋下徹・大阪維新の会の『維新八策・大阪都構想』は何を目指すか1:人事・政策よりシステム変革を優先

自民党政権を終わらせた民主党の政権交代によっても『日本の政治・経済・国民生活・外交・教育・文化』の目だった改善は見られず、国民に公約で約束したはずの『マニフェストの看板政策』もその多くを実現することができなかった。『強力な行財政改革=行政のコスト削減(無駄遣いの徹底排除)』によって政策に必要な財源を捻出することができ、4年間の民主党政権…
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橋下徹大阪市長の人気と地方政治(地方首長)の台頭2:マスメディア・世論と維新の会のビジョン

橋下氏は、制度的に“間接民主制(議会政治)”で議決すべきとされている政策課題に、“直接民主制(直接投票)”に近い有権者の感情的な力学を働かせることに長けている。自身の掲げている改革の反対勢力に対しては、『民意を無視してでも今の制度や慣習を守るつもりなのか』というプレッシャーをかけていき、結果的に『民意を背景にした改革案』が通ることが多く…
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橋下徹大阪市長の人気と地方政治(地方首長)の台頭1:中央の政治の混乱と橋下徹の政治手法

『消費税増税の是非』を巡って民主党で党内分裂の混乱が続き、連立相手の国民新党でも増税反対の亀井静香代表を排除しようとする政争が起こっている。 税と社会保障の一体改革や震災復興事業、原発事故の後処理で中央政府の足元がぐらぐらと覚束ず、民主党が弱気な自民党との『大連立(妥協的な政策調整)』を模索するような情勢下で、橋下徹大阪市長が率い…
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いつも同じような相手と似たような恋愛を繰り返しやすいのはなぜか?:初期体験・親子関係・役割意識

『異性の好みのタイプ』について自分と似ているか異なっているかという観点から考えてみましたが、どういったタイプの異性を好きになりやすいかには『恋愛行動(相手選び)のパターン化・親子関係のコンプレックス・初期体験のインプリンティング(刷り込み)』なども関係してきます。 いつも同じようなタイプ(性格傾向・考え方)の相手と、似たようなトラ…
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自分と異なる性格・特徴を持つ異性に魅力を感じるのはなぜか?:相補性の原理とコンプレックス解消

人間には誰でも『長所と短所』『得意な分野と苦手な分野』『強い要素と弱い要素』があり、『自分に欠けている長所・強み』を持っている影(シャドウ)に近いような異性に魅力を感じやすい部分もあります。論理的な思考を重視して計画的にかっちり人生を生きている人は、感情優位で自分の気分の赴くままに生きているような人が『影(シャドウ)』として機能し、そう…
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自分と似た人を好きになるか、自分と異なる人を好きになるか2:ユングの影(シャドウ)と恋人選び

『自分と似た特徴を持つ人を好きになりやすい人』というのは、上記した類似性・自己愛・生活適応などの要因を踏まえて、ある程度『今の自分自身の特徴や状況が好きで満足している人』である可能性が高いのですが、自分の特徴や現状がそれほど好きでないにしても、自分と類似した特徴や状況にある相手のほうが気兼ねなくリラックスして付き合えるという良さはかなり…
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自分と似た人を好きになるか、自分と異なる人を好きになるか1:類似性の原理と自己肯定の強化

異性を好きになる時の要因は、『自分と似た特徴を持つ人を好きになりやすい要因』と『自分と異なる特徴を持つ人を好きになりやすい要因』とに分かれます。自分と似た特徴や傾向を持っている人を好きになりやすい要因は『類似性の原理・自己愛の強化』で説明されますが、街中を歩いている夫婦やカップルを見ていると雰囲気だけでなく外見(容姿・ファッションなど)…
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