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Name:Ryotaro Motomatsu
Work:心理相談&現象・事物・観念の研究考察
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タイトル 日 時
“ウェブの大衆化・リアル化”でハイカルチャーな理想社会・知的生産性のベクトルから逸れたウェブ
“ウェブの大衆化・リアル化”でハイカルチャーな理想社会・知的生産性のベクトルから逸れたウェブ 中川淳一郎さんの『ウェブはバカと暇人のもの』という著作を巡る幾つかの記事を読みましたが、小飼弾さんの『梅田望夫と中川淳一郎の共通点 - 書評 - ウェブはバカと暇人のもの』という記事を読むと、ウェブの凄さを『ウェブが誰のものでもないこと』に求めています。 ...続きを見る

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2009/07/04 05:32
『ネトゲ廃人・インターネット依存症』の心理的要因とバーチャル・コミュニケーションのはまり込みやすさ
『ネトゲ廃人・インターネット依存症』の心理的要因とバーチャル・コミュニケーションのはまり込みやすさ ネットゲームの依存性の強さについてよく話題になっていますが、インターネットが普及する以前から『ゲーム依存症・ゲーム中毒』という状態はあったものの、ゲームにはまり込んでやめられなくなる依存性のレベルでは、ネットゲーム(オンラインゲーム)のほうが圧倒的に高いと言えます。 ...続きを見る

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2009/07/02 02:42
PTSDの発症に関係する神経系・内分泌系の『闘争‐逃走反応』と罪悪感・自責感を生む“凍りつき”の問題
PTSDの発症に関係する神経系・内分泌系の『闘争‐逃走反応』と罪悪感・自責感を生む“凍りつき”の問題 強烈なストレスやトラウマ事態に対する『生理的・身体的な防衛反応(ストレス反応)』は以下のようなメカニズムになっていますが、PTSDでは交感神経系の過剰興奮やコルチゾール(ヒドロコルチゾン)の減少によって『闘争‐逃走反応』の緊張状態を解除することが難しくなります。 ...続きを見る

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2009/07/01 00:38
ユン・チアン『マオ 誰も知らなかった毛沢東 上』の書評:毛沢東はいかにして中国の支配者となったか?
ユン・チアン『マオ 誰も知らなかった毛沢東 上』の書評:毛沢東はいかにして中国の支配者となったか? 共産主義国家を目指す『中華人民共和国』を1949年に建設した中国共産党のリーダー、毛沢東。日本人であっても近代中国の絶対的独裁者として君臨した毛沢東(1893-1976)の名前を知らない人はまずいない。毛沢東が指導して膨大な数の犠牲者を出した無謀な生産倍増計画の『大躍進』や原理主義的な思想改革運動の『文化大革命』についてもよく知られているが、毛沢東がどのようにして中国共産党のトップに上り詰め、蒋介石率いる国民党に勝利したのかの詳細を知っている人は少ないのではないだろうか。本書は、物語形式で読める... ...続きを見る

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2009/06/29 09:43
PTSD(心的外傷後ストレス障害)を形成するトラウマ体験と自律神経系の過剰亢進による身体症状
PTSD(心的外傷後ストレス障害)を形成するトラウマ体験と自律神経系の過剰亢進による身体症状 PTSD(心的外傷後ストレス障害)を誘発するトラウマ(心的外傷)というのは、個人の『ストレス耐性の限界』と『問題対処能力(状況対応能力)の限界』を越えた強烈なショック体験によって刻まれる精神的ダメージのことです。トラウマの精神医学的な定義では、生死の危険を感じるような体験をしたり、他者が生死の危険に陥っている状況を目撃することによって受ける精神的ダメージとなりますが、厳密には『死・傷害の恐怖』だけではなくて『極度の自尊心(自己信頼感)の傷つき』によってもトラウマが形成されます。 ...続きを見る

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2009/06/27 01:57
セブンイレブンの『売れ残った弁当の原価負担』と『弁当の見切り販売(値下げ販売)』のバランス
セブンイレブンの『売れ残った弁当の原価負担』と『弁当の見切り販売(値下げ販売)』のバランス コンビニ最大手のセブンイレブン・ジャパンが、フランチャイズ加盟店の『弁当(惣菜)の見切り販売・値下げ販売』を不当に制限したとして、公正取引委員会から排除措置命令を出されました。セブンイレブン・ジャパン本部が、フランチャイズ店に対して『優越的地位の乱用(本部の意向に逆らえない状況での定価販売の強要)』をしたことが独占禁止法違反に当たると判断されたようです。 ...続きを見る

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2009/06/23 19:40
『山本七平の日本の歴史 上』の書評2:後醍醐天皇の皇位の正統性と日本的な下剋上の社会秩序
『山本七平の日本の歴史 上』の書評2:後醍醐天皇の皇位の正統性と日本的な下剋上の社会秩序 天皇中心史観では、一般に建武の新政を瓦解させて室町幕府を創設した足利尊氏は『逆賊』、北畠親房・楠木正成は『忠臣』などとステレオタイプに分類されたりもするが、現実の足利尊氏や北畠親房の実像は『後世における人物の再構成・再解釈』とは大きくかけ離れている可能性が絶えずある。山本七平は歴史記述における『後世における人物・出来事の再構成』に言及して、書き手の思想・感情が反映された『歴史の再構成』が異端審問(思想弾圧)を招く危険性について指摘している。 ...続きを見る

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2009/06/23 19:39
『山本七平の日本の歴史 上』の書評1:夏目漱石の『こころ』から読み解く“去私の人”と“天皇制”
『山本七平の日本の歴史 上』の書評1:夏目漱石の『こころ』から読み解く“去私の人”と“天皇制” 冒頭から延々と夏目漱石の『こころ』に対する独自の文学評論が続けられ、読んでいるうちに日本の歴史と明治文学の『こころ』に一体何の関係があるのかというもどかしい思いにさせられる。だが、『こころ』に登場する“友人K”と“先生”の自殺を読み解く過程において、二人が静かな恋情を寄せていた“お嬢さん”の日本文化に根ざしたパーソナリティの特殊性が次第に明らかになっていく。 ...続きを見る

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2009/06/22 16:47
トマス・ロバート・マルサスの『人口論』と現代社会(消費文明社会)の少子高齢化・出産抑制・生産力の考察
トマス・ロバート・マルサスの『人口論』と現代社会(消費文明社会)の少子高齢化・出産抑制・生産力の考察 マルサスは18〜19世紀前半の時代、産業革命と資本主義経済が本格化する以前の時代を生きた人物であるから、その未来予測能力には自ずから一定の制約がある。マルサスは人間の本能的な性欲に根ざす生殖欲求を“無限”と仮定し、食糧・生活必需品の生産力を“有限”と仮定していたので、文化的娯楽・教養趣味・レジャーの乏しい労働者・貧困者は生殖可能な身体と最低限の賃金という条件があれば、可能な限り子どもを多く設けると考えていた。 ...続きを見る

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2009/06/22 16:42
解決志向ブリーフ・セラピーにおける“心的リソース・前向きな可能性・例外の発見”を引き出す質問法
解決志向ブリーフ・セラピーにおける“心的リソース・前向きな可能性・例外の発見”を引き出す質問法 ブリーフ・セラピーの特徴について書きましたが、ブリーフ・セラピーの効果を生み出す作用機序は『悪循環の切断』と『ユーティリティ(自己の活用性)』にあります。システム論に基づく悪循環というのは、苦痛な心理状態や不適応な状況にはまり込む『繰り返される性格行動パターン+対人関係の様式』のことであり、悪循環の問題は『自己と他者の相変わらずの反応』が定型的に繰り返されることで維持されています。 ...続きを見る

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2009/06/20 10:55
トマス・ロバート・マルサスの『人口論』による人口動態と道徳的反発:食料資源と人口増加の限界
トマス・ロバート・マルサスの『人口論』による人口動態と道徳的反発:食料資源と人口増加の限界 人口が増え続けることの問題は、『食糧・エネルギー資源の不足』や『地球環境の破壊・汚染』、『資源を奪い合う戦争・紛争のリスク』などにまとめることができる。経済的・文化的な生活水準などを度外視すれば、人口増加の限界は『居住可能な土地面積・食糧と水の資源』によって求められるが、地球の土地も食糧も水も有限なので、地球上で現状レベルで生活可能な人口は100億人前後ではないかと推算されている。 ...続きを見る

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2009/06/18 03:23
先進国での少子化問題・人口減少と世界全体における人口増加問題:社会保障制度と相互扶助の道徳
先進国での少子化問題・人口減少と世界全体における人口増加問題:社会保障制度と相互扶助の道徳 『晩婚化‐少子化の問題』というのは、漸進的な『人口減少問題』として認識されがちであるが、正確には人口が減ることが問題であるというよりも、世代別人口(人口ピラミッド)の人口比が偏ることが問題となっている。日本の少子高齢化問題については、その進行を非常に心配して急いで少子化対策を強化すべきという主流派の意見がある一方で、少子化そのものを人口増加を抑制するある種の自然の摂理と見て余り問題視しない意見もある。 ...続きを見る

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2009/06/18 03:13
正社員の解雇規制を緩和することによって、雇用問題は改善するか2:企業の年功賃金と人件費のコスト
正社員の解雇規制を緩和することによって、雇用問題は改善するか2:企業の年功賃金と人件費のコスト 労働規制の緩和をして労働市場の流動性を高めることや、新卒採用主義を段階的に改めて中途採用(過去の職務履歴が乏しい人材の採用も含め)を増やすことは大切なことであるが、それと合わせて重要になってくるのが『企業の給与体系の見直し・人件費のコストの適正配分』ではないかと考えている。つまり、年功序列賃金の慣行を改めたり、正社員の給与の上限を低く設定したりすることで、『一定の安定雇用』を維持しながら『雇用の質と量の両立』を模索するということであり、実質的には『賃下げを含むワーキング・シェア』に近い形になる。... ...続きを見る

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2009/06/15 08:38
正社員の解雇規制を緩和することによって、雇用問題は改善するか1:『雇用の量』と『雇用の質』
正社員の解雇規制を緩和することによって、雇用問題は改善するか1:『雇用の量』と『雇用の質』 昨年から『派遣切り・内定取消し』に代表される雇用の急速な減少が問題視されているが、現在も日本経済の有効求人倍率は0.5倍前後を推移していて、雇用の供給が不足している状態である。労働問題には『失業』と『格差(低賃金労働・低待遇)』の二つの側面があるが、不況(GDP減少)で労働需要が減少している経済情勢では、正規雇用と非正規雇用の間にある賃金格差を縮小しつつ、失業も減らすというような妙策は無いと考えられている。 ...続きを見る

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2009/06/15 08:31
佐藤賢一『カルチェ・ラタン』の書評:青年ドニ・クルパンの“自立”に向かう友情と性的成熟の物語
佐藤賢一『カルチェ・ラタン』の書評:青年ドニ・クルパンの“自立”に向かう友情と性的成熟の物語 パリ有数の資産家クルパン水運の次男であり、純情過ぎるが故に女性が苦手なドニ・クルパンとパリ大学神学部が輩出した女好きの俊英マギステル・ミシェルの友情を中心にして、16世紀パリの『キリスト教改革(神学論争)』と『男女の性愛の葛藤』を小説化した作品である。 ...続きを見る

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2009/06/13 07:10
ウェブリブログ(無料ブログサービス)と広告表示の問題、ユーザーが支払い可能なサービスの対価
ウェブリブログ(無料ブログサービス)と広告表示の問題、ユーザーが支払い可能なサービスの対価 ウェブリブログで7月1日から、『BIGLOBEサービス会員』以外の『コンテンツコースのユーザー』は、“広告の非表示設定”を選択できなくなるようだ。つまり、BIGLOBEをプロバイダーとして利用していない無料ユーザーは『広告の表示』が強制になるということだが、この変更は無料ブログサービスの『ビジネスモデル(広告収益)』を考えると、利益を出して安定的な運営を続けるためにはやむを得ない措置とも言える。 ...続きを見る

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2009/06/13 01:34
“人間の苦”を消滅させる『四諦・八正道』と『ブッダのことば スッタニパータ』の感想
“人間の苦”を消滅させる『四諦・八正道』と『ブッダのことば スッタニパータ』の感想 過去の記事の続きになるが、『四諦(したい)』とは、苦の原因と克服についての実践原理であり、『八正道(はっしょうどう)』とは道諦(どうたい)の内容に当たるもので、苦しみを滅却して解脱に至る具体的な実践徳目のことである。 ...続きを見る

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2009/06/09 15:41
反社会的な性嗜好を含むゲームの自主規制と“表現の自由・営業活動の自由”についての雑感
反社会的な性嗜好を含むゲームの自主規制と“表現の自由・営業活動の自由”についての雑感 『表現の自由・言論の自由』と『公共の福祉による自由権の制約』については、過去に『言論・表現の自由と公共の福祉による人権の制限1:個人の自由(権利)と主体的倫理のバランス』という記事で考えてみましたが、今、凌辱系のアダルトゲームの販売規制(業界自主規制による性表現の抑制)が話題になっているようです。『アゴラ』でその話題が取り上げられた意見交換が行われていたので、アダルトゲームの表現規制と表現の自由について少し考えてみます。 ...続きを見る

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2009/06/09 15:29
勝間和代のクロストーク『早婚の勧め』に関する雑感:現代日本における晩婚化・少子化・社会保障の問題
勝間和代のクロストーク『早婚の勧め』に関する雑感:現代日本における晩婚化・少子化・社会保障の問題 『少子化・晩婚化・社会保障制度の維持』などの諸問題を解決する一つの方策として、勝間和代氏が『早婚の勧め』を提唱されていますが、読者から多数のコメントが寄せられているので、現代日本の婚姻や少子高齢化の事象を多角的に考察する視点を得ることができます。 ...続きを見る

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2009/06/05 01:09
“ユーティリティの向上・悪循環の切断・例外の発見”を目指すブリーフ・セラピー(短期療法)
“ユーティリティの向上・悪循環の切断・例外の発見”を目指すブリーフ・セラピー(短期療法) メラニー・クラインの対象関係論に依拠する病因論は、『発達早期への退行・固着』のメカニズムを説明したものでかなり複雑な構成となっています。少なくとも、精神分析や対象関係論にまったく触れたことのないクライアントに対して、S.フロイトやM.クラインの『基本的な人間観(リビドーの発達過程と病理形成)』を理解してもらうのは簡単なことではありません。 ...続きを見る

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2009/06/04 21:11
薬事法改正によるコンビニ,スーパーの大衆薬販売の規制緩和と通信販売(ネット販売)の規制強化
薬事法改正によるコンビニ,スーパーの大衆薬販売の規制緩和と通信販売(ネット販売)の規制強化 厚生労働省が『第1類(H2ブロッカーや発毛剤などOTC医薬品)』と『第2類(風邪薬や解熱鎮痛剤など一般的な医薬品))』の医薬品の通信販売(ネット販売含む)を禁止する省令を出して、『医薬品の通信販売の可否を巡る議論』が起こっていました。 ...続きを見る

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2009/06/01 15:56
リアルタイムのコミュニケーションを促進する“Google Wave”はSNSやIMの代替になるか?
リアルタイムのコミュニケーションを促進する“Google Wave”はSNSやIMの代替になるか? 広告出稿者がウェブサイトのアクセス情報を分析して、広告出稿の可否を検討できる“Google Ad Planner”というサービスを紹介しましたが、今度はコンシューマー向けの総合的なコミュニケーション・ツールとして“Google Wave”というサービスが公開されています。 ...続きを見る

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2009/06/01 15:47
佐藤賢一『小説フランス革命U バスティーユの陥落』の書評2:人権宣言と憲法制定で紛糾する議会
佐藤賢一『小説フランス革命U バスティーユの陥落』の書評2:人権宣言と憲法制定で紛糾する議会 武装蜂起の英雄に瞬時に担ぎ上げられたカミーユ・デムーランは、パリ市民に対して『武器をとれ』と呼びかけたものの、実際には正規の軍隊に敵対して戦えるような小銃・火器などの武器はほとんど無かった。『武装』といっても実際には、家庭にある包丁やナイフ、農具などを持ってきているだけだったり、軍隊に投げつけるために拾った瓦礫(石つぶて)を集めているだけであった。こんな貧弱な武器で本当に、『銃器・刀剣・騎馬・大砲』で重武装して訓練された国王の軍隊・傭兵と戦って勝利することなどできるのだろうかという不安を抱きつつ... ...続きを見る

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2009/05/30 14:53
佐藤賢一『小説フランス革命U バスティーユの陥落』の書評1:第三身分の市民の武装蜂起
佐藤賢一『小説フランス革命U バスティーユの陥落』の書評1:第三身分の市民の武装蜂起 西欧諸国に自由化・民主化をもたらす起爆剤となった『1789年のフランス革命』を題材にして書かれた佐藤賢一氏の小説である。フランス革命に主要な役割を果たした人物たちの心理描写が実に繊細で迫真的に描かれており、特に、自己の臆病と卑屈を乗り越えて『民衆の武装蜂起』を指導する青年弁護士カミーユ・デムーランの感情の揺れや興奮の高ぶりを書き記す滑らかな筆致は見事である。 ...続きを見る

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2009/05/30 14:48
Google Ad Plannerのサイト解析機能,Android搭載のグーグル携帯HT-03A
Google Ad Plannerのサイト解析機能,Android搭載のグーグル携帯HT-03A Googleが、広告主が『広告を出稿しようとするウェブサイト』のアクセスデータを解析できる“Google Ad Planner”というサービスを日本でも使えるようにしたみたいです。アメリカでは2008年6月頃から使えたサービスですが、広告出稿先の候補となるウェブサイトのURLを入力するだけで、そのサイトのPV(ページビュー)やUU(ユニークユーザー数)などを知ることができるというなかなか面白いサービスです。 ...続きを見る

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2009/05/26 19:19
韓国の盧武鉉前大統領の不正資金疑惑と自殺,北朝鮮の危機演出外交としての『核実験』について
韓国の盧武鉉前大統領の不正資金疑惑と自殺,北朝鮮の危機演出外交としての『核実験』について ネット民主主義の台頭や若年層の支持などで韓国の政治のトップにまで上り詰めた盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が、自宅近くの山から転落して死亡したが、側近の証言や遺書が残されていたことから自殺と見られている。盧武鉉前大統領の自殺の原因は遺書には直接書かれていないが、現在の李明博(イミョンバク)政権の指揮下で最高検察庁は、盧武鉉氏の在任時の『不正資金疑惑・親族の収賄疑惑』を捜査しており逮捕が間近に迫っているとも伝えられていた。 ...続きを見る

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2009/05/26 19:12
S.フロイトの“エディプス・コンプレックス”とM.クラインの“原始的防衛機制”に基づく発達的な病因論
S.フロイトの“エディプス・コンプレックス”とM.クラインの“原始的防衛機制”に基づく発達的な病因論 『前回の記事』では、S.フロイトの無意識概念に基づく精神分析の病因論と作用機序を考えてみたが、精神分析の病理学の特徴はエミール・クレペリンの生物学主義を否定して『精神症状の心理学的意味(欲求の抑圧のメカニズム)』を探求したところにある。フロイトは『偶然の産物・脳神経系の機能異常』に過ぎないとも解釈できる『失錯行為・夢・神経症(精神疾患)』のすべてに独自の理論体系に基づく意味を求めたが、これは『自然な病的過程・生物学的な原因』に批判的なスタンスであった。 ...続きを見る

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2009/05/25 21:04
S.フロイトの精神分析における“無意識の原因論”と“欠如した物語性の回復”:幼少期記憶の位置づけ
S.フロイトの精神分析における“無意識の原因論”と“欠如した物語性の回復”:幼少期記憶の位置づけ S.フロイトの精神分析は神経症(精神疾患)の原因論として『幼児期のトラウマ・抑圧されたエス(本能的衝動)』を仮定し、夢分析や自由連想といった技法は、それらの否定的な記憶・感情の想起(言語化)を目指すものである。抵抗や苦痛があって自分では思い出すことができなかった『無意識の内容』を意識化(言語化)することによって、心身症状が軽減・回復するというのが精神分析療法であるが、想起される過去の不快な記憶や苦痛なトラウマは必ずしも客観的な現実とは限らない。 ...続きを見る

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2009/05/25 20:57
吉本隆明『超恋愛論』の書評:現実の生活・役割を超えた「終わらない理想の恋愛」は可能か?
吉本隆明『超恋愛論』の書評:現実の生活・役割を超えた「終わらない理想の恋愛」は可能か? 吉本隆明の古くて新しい恋愛論で、『文明・文学の進歩水準(欧米と近代日本のズレ・近似)』に焦点を合わせた味わいのある語り口が軽妙である。『恋愛・結婚・家族・子育て・三角関係』などのテーマを経験に裏打ちされた自在な姿勢で論じているのだが、その内容・意見は一読すると極めて保守的でスタンダードな響き、純愛的な一夫一婦制を必然とする流れを持つようにも感じられる。 ...続きを見る

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2009/05/21 06:57
村上龍『半島を出よ 上下』の書評
村上龍『半島を出よ 上下』の書評 村上龍の大部の長編小説だが、北朝鮮の特殊部隊である『高麗遠征軍(こうらいえんせいぐん)』が近未来(2011年)の日本に解決困難なテロリズムを仕掛けてくるという政治サスペンスである。北朝鮮のミサイル実験や核開発問題などを考慮するとタイムリーな物語設定であるが、北朝鮮の兵士ひとりひとりの人物像と心の揺れの詳細な描写により、単純な勧善懲悪の筋書きにはなっていない。必ずしも極東の軍事情勢のみを主題に置いているわけではなく、村上龍の『人物描写を掘り下げる労力』は日本人の登場人物よりも北朝鮮軍人の登場人物に... ...続きを見る

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2009/05/20 06:35

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