Twitterのタイムライン機能改善と「包括的な差別・攻撃のツイート」を禁止するルール

Twitter(ツイッター)のUI(ユーザーインターフェイス)やルールが少しずつ変更されているようです。Twitterの「重要な新着ツイートをトップに表示の機能」がアップデートされて、完全にこの機能をオフにすることができるようになりました。今までは「重要な新着ツイートをトップに表示の機能」をオフにしていても、「最近のハイライト」としてシステムが勝手に重要と思われる著名アカウントのツイートをトップに表示していました。

このアップデートで機能をオフにしておけば、「フォローしているアカウントのツイート」のみを新着順でタイムラインに表示することが可能になるので、人によってはTwitterのノイズを減らすことができるようになります。「最近のハイライト」自体は、Twitter内部で重要と思われるその人に関連するツイートを紹介するもので、それほど邪魔にはならず参考になるという人も多いと思いますが、「フォローしている人の最新ツイート」だけをチェックしたいという人には便利な仕様変更です。

「重要な新着ツイートをトップに表示機能」は、Web版は「設定→ユーザー情報→コンテンツ」から変更でき、スマホ版は「設定とプライバシー→コンテンツ設定」から変更できます。

Twitterの技術者Sara Haiderさんが、Twitterの機能改善として9月初旬に「ユーザーのオンライン状態の表示+リプライのスレッド化」をツイートして話題になっていました。DMを送った時に二人のやり取りがスレッド化すれば、個別の会話状況を混同することがないので便利ですね。「リプライのスレッド化・階層化」によってTwitterのメッセージング機能が向上することになります。

オンライン状態にあるユーザーのアイコンに小さな緑色の丸を表示する機能については、「オンラインかオフラインかを他のユーザーに知られたくない」という意見もあり、この機能はオフにすることもできるみたいです。自分がオンラインであることが分かる状態になっていると、「即レスを期待してのDM」が来やすくなるので、オンラインで作業している人には煩わしい機能と受け取られるかもしれません。

Twitterはウェブ上のセキュリティー強化のため、「荒らし行為・年齢制限違反・誹謗中傷やヘイトスピーチ」に対するアカウント停止措置を強めています。Twitterのポリシーでは「暴言・脅迫・差別的言動」がすでに禁止されていて、この禁止項目には非常に広範な「他者・属性・集団を攻撃するツイート」が含まれるとされています。

このTwitterのポリシーを巡っては「言論・表現の自由」を萎縮させるという反対意見も少なからずありますが、Twitter社は「ネットの情報発信による政治的・人種的・宗教的・性的・病気的・障害的な差別や攻撃のすべて」を禁止したいという強い意向を持っているようです。

この包括的な差別・攻撃のツイートの禁止ルールは、ある種の「ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)」の対応ですが、海外ではネット上のヘイトスピーチや誹謗中傷が起点(原因)になって「政治的暴動・人種差別・民族の抑圧・殺傷事件」なども起こっていますので、SNSの規模と影響力が拡大するにつれて軽視することができなくなったと見ることができます。

Twitterは更に「ポリシー作成における新たな変更」を加えて、「人間性の否定」をする投稿も、暴言や脅迫、差別的言動の一種として禁止しようとしているようです。人間性の否定をするツイートというのは、人間を人間以下の動物・虫・ウイルスなどに例えて表現すること、集団を性別や非人間で機械的に分類して貶めることなどが含まれるとされています。

Twitterのユーザーが不快感・恐怖感・被害感を感じるツイートをすべて排除することが狙いと言えますが、「ウェブ上の表現を巡るSNS各社の自主規制」は今後も進んでいく可能性が高く、SNSの利用者としては多少息苦しい思いをする場面(言いたいことを言いたい表現では言いづらい場面)が増えてくるものと思われます。

ただ他者を傷つける意図や侮辱・畏怖させる目的を持って行われる「暴力的・攻撃的・嫌がらせ的な発言」は、元々完全な正当化ができずそういった不快な表現(他者を不安・不快にさせる表現)を用いなければならない必然性がないので、今後も「相手がどう思おうと好きな表現で攻撃したいだけ攻撃してもいい(政治的・人種的・経済的・性的な理由などで他者を徹底的に叩いたり排除したりしてもいい)」という価値観が表立って認められることはないでしょう。


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