前野隆司『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』の書評:人間はどうすれば幸福を感じられるのか?

現代を生きる人間の目的の中心にあるのが『幸福追求』であり、多くの人が幸福になりたいと願い、不幸になりたくないと不安になっている。主観的な幸福感を実感することだけが、人間の生きる意味や価値なのかというと一義的に定まるものではないと思うが、それでも誰もが『幸福追求のプロセスとその帰結(現状の実感)における迷い・悩み・苦しみ』を背負っているの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ブラック企業問題の増加と会社の共同体性・仲間意識の衰退2:ワーク・ライフバランスの意識

ブラック企業問題が社会問題化した背景にあるのは、『日本型経営(終身雇用・年功賃金・家族主義)の崩壊・非正規雇用の増加』と『社員(公務員)の意識の個人主義の方向への変化・プライベート重視とストレス耐性の低下』である。その結果として、『会社(勤め先)と仕事が第一という自己犠牲ありきの仕事至上主義,会社(勤め先)の不正や理不尽に対して厳しく批…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

ブラック企業問題の増加と日本型経営・家族主義の衰退1:長時間労働の主観的苦痛の増大

今年は『ブラック企業問題』がニュースの話題で取り上げられることが多かった。大手広告代理店の電通で東大卒の女性新入社員が過労・パワハラで自殺をして家宅捜索が行われたり、大手運輸の佐川急便でもパワハラ・いじめで退職を許さず自殺者がでたり交通違反の身代わり出頭を行わせていたりした。チェーン展開するしゃぶしゃぶ温野菜のフランチャイズ店舗で、大学…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

日露首脳会談の成果は共同経済活動・元島民の自由往来が中心に2:安倍首相とプーチン大統領の認識

今回の首脳会談に際して、プーチン大統領が1956年の日ソ共同宣言を『平和条約の基礎となるルール』と位置づけていることは、『条件交渉による二島返還の実現可能性』と『ロシア固有の領土の前提による四島返還の困難性』を示唆している。日本人の元島民の人々の平均年齢が80代になっており、北方領土返還交渉は元島民の人が島に帰れる条件整備という意味では…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日露首脳会談の成果は共同経済活動・元島民の自由往来が中心に1:北方領土問題の歴史

日本の安倍首相とロシアのプーチン大統領の『日露首脳会談』が山口県長門市と東京の首相官邸で行われたが、戦後日本の長年の対ロ(対旧ソ連)の外交目標である『北方領土の返還交渉』はほとんど実質的な内容や時期に踏み込むことはできなかった。 安倍首相の故郷である山口県長門市では、首相行きつけの秘湯の温泉が湧いているという旅館『大谷山荘』にプー…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

成宮寛貴さんが突然の芸能界引退:薬物疑惑・セクシャリティ・報道とプライバシー

写真週刊誌『FRIDAY』のコカイン吸引疑惑報道(プライバシー暴露含む)を受けて、俳優の成宮寛貴さん(34)が9日に、所属事務所を通じて芸能界引退を発表した。成宮寛貴さんは『相棒』『ブラックマンデー』『逆転裁判』『オレンジデイズ』などの代表作があり、表情に濃淡のある容姿と個性的な演技で膨大な映像作品に出演し続けていた。 『相棒』で…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

グリム童話『忠臣ヨハネス』と破壊・創造を担うトリックスター(道化+英雄):2

C.G.ユングは普遍的無意識(集合無意識)の内容である元型(アーキタイプ)を直接に知覚・認識することはできないとしたから、アニマ(アニムス)という元型も直接の認識はできない。 だがアニマ(アニムス)の元型のイメージは、『社会的・文化的・時代的・物語的な共通のヒロイン(ヒーロー)のイメージ』として触れることができたり、『実際に激しく…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

グリム童話『忠臣ヨハネス』と理想的・陶酔的な異性像を示すアニマの元型:1

グリム童話の『忠臣ヨハネス』では、死を目前にした老王が家臣のヨハネスに、『お前が父親代わりになって王子の後見をしてくれれば、安らかな眠りにつくことができる』と語り、ヨハネスを国家の秩序・規範の暫時の継承者に指名するのだが、王はヨハネスに『王子に長廊下の行き止まりにある部屋の中だけは見せてはならない』と遺言した。 だが禁止・禁忌はい…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

C.G.ユングのアニマの元型(アーキタイプ)とジェームズ・フレイザーの『金枝篇』の王殺し

分析心理学を創始したカール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung,1875-1961)は、人類に共通する普遍的無意識(集合無意識)の内容を示すイメージとして『元型(アーキタイプ)』を考えた。 元型にはグレートマザー(太母)やオールドワイズマン(老賢者)、シャドウ(影)をはじめとして色々な種類があるが、人間の人生の生き…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

福岡市の原三信病院にタクシーが突っ込んだ交通死亡事故2:ヒューマンエラーか車の故障か

常識的に考えれば、日本国内で何百万台も走っているプリウス30系の他の車両に類似の事故回避不能な致命的なブレーキトラブル(ブレーキが完全に効かなくなり逆に加速する)が起こっていないことから、運転者の踏み間違えのヒューマンエラーや知覚の錯誤(踏んだペダルを間違って記憶する脳機能の錯覚)、意識状態の変性・喪失を生む何らかの精神疾患・脳機能障害…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

福岡市の原三信病院にタクシーが突っ込んだ交通死亡事故1:ハイブリッドカーの回生調整ブレーキ

福岡市博多区の原三信(はらさんしん)病院のガラス張りのロビーに、64歳の運転手が運転するタクシーが突っ込み10人(うち3人が死亡)が死傷する大きな交通死亡事故が起こった。亡くなられた一人は患者の50代男性で、二人は40代の夫婦で小学生のお子さんが一緒にいる時に突然の事故に巻き込まれてしまったという、ご冥福をお祈りすると共にあまりに深刻な…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

『ロマンティックラブ+結婚+経済の結合』が規定していた近代人のライフプランはどう変わるのか?:2

『恋愛と結婚は別物』という面は確かにあるが、それは『恋愛の非日常的なドキドキ感・イベントや感情交流の高揚感・特別な相手との特別な時間』と『結婚の日常的な人間関係(育児)・衣食住の家庭生活・ルーティンな雑務』とは違うという意味である。 特別に異性として好きな相手やドキドキする魅力のある相手でなくても、確かに結婚生活(衣食住・仕事・育…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『ロマンティックラブ+結婚+経済の結合』が規定していた近代人のライフプランはどう変わるのか?:1

好きな人と恋愛を経験して夫婦として結びつく『恋愛結婚』が当たり前だった時代が終わり、万人が経験すべき近代の通過儀礼(イニシエーション)のように捉えられていた『恋愛』がしてもしなくても良いものに変わってきているというBLOGOSのシロクマさんの記事を読んだ。 「恋愛結婚が当たり前」だった時代の終焉とこれから 恋愛やセックスは面…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more