埼玉県朝霞市の女子中学生誘拐監禁事件2:ストックホルム症候群・逃げられない心理

女性(未成年者)を監禁する犯罪心理というのは、『自由意思(選択権)を持つ他者と向き合えない小心さ・臆病さ』に由来している。ロリコンの関与した監禁では特に、女性に対する身勝手な支配欲求(主従関係・処女崇拝願望)と並んで、『同世代の女性(その背後にいる恋人の男性との競争)への恐れ・嫌悪』や『対等な立場にある女性に拒絶される恐れ・不快(自尊心…
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埼玉県朝霞市の女子中学生誘拐監禁事件1:順調に見えた国立大卒の容疑者はなぜ罪を犯したか?

2014年3月に埼玉県朝霞市で行方不明になっていた当時中学1年の女子生徒(15)が、約2年ぶりに東京都中野区で無事に保護された。行方不明になってからテレビで、駅の街頭に立つご両親が必死に捜索活動をされている様子を見た記憶があるが、その後も行方不明者を探す報道特番などでこの誘拐された女子中学生が取り上げられていた。トラウマになるような精神…
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マイクロソフトのAI“Tay”のヘイトスピーチ問題:人工知能が自我を備える日は来るか?

マイクロソフトが実験的に運用していた人工知能ソフト(チャットボット)“Tay(テイ)”が、ユーザーとの会話から不適切な言語応答の学習をしてしまい、乱暴な言葉遣いで『人種差別・性差別・ヒトラー肯定・ヘイトスピーチ』をするようになり運用が停止されました。 Tayの言語学習の偏りとヘイトスピーチは、『現時点における人工知能(AI:Art…
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『ベルギー連続爆破テロ』と欧米主導の秩序破壊を狙うIS:反近代・反人権のテロで揺らぐEUの共生理念

ベルギーの首都ブリュッセルで22日朝に発生した『ベルギー連続爆破テロ』は、地下鉄・空港が標的にされて、36名以上の死者、300名以上の負傷者が出る歴史的な大惨事となった。 昨年11月に発生した『パリ同時多発テロ』では、一般市民が集まる劇場・レストラン・カフェ・市街地・スタジアムなどが標的にされて150名以上の死者が出ているが、ベル…
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児童虐待の疑いが過去最多の3万7千件に:親の虐待・施設保護を訴えていた相模原市の男子中学生の自殺

子供・高齢者の虐待事件や配偶者・恋人間のDV事件(殺傷事件)などの暗いニュースが続いている。家族(世帯)の少人数化や無縁化(孤独不安)による対人関係への執着を受けて、『親密な人間関係(強い期待や依存の感情)の中で起こり得る虐待事件』というものがクローズアップされやすくなっていることもある。中学生の自殺件数が2007年からの統計では過去最…
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自閉症スペクトラムの認知機能の典型的特徴と早期療育・接し方の工夫

自閉症の人の青年期は、適切な療育や進路指導、環境調整を受けられなければ、『非行・逸脱・パニック・暴力(キレる)』などの二次障害が起こるリスクの高まる発達段階であるが、現在ではそれぞれの自閉症の人の能力水準・認知特性にフィットした療育・指導・助言・環境調整を行うことによって二次障害が起こりにくくなることがわかっており、青年期以降にもそれぞ…
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ローナ・ウィングの自閉症研究と自閉症児のコミュニケーション(人間関係)のパターン

広汎性発達障害(PDD)や自閉症スペクトラムの不適応問題の中心にあるのは『コミュニケーション(言語機能)の障害+社会性(対人関係)の障害』であるが、アスペルガー障害など知的障害のない高機能群では『知覚過敏(視覚優位)・抽象的な概念の理解の困難・心の理論(他者の心の状態の推測能力)の障害』が目立ちやすくなる。 自閉症スペクトラムの重…
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人間関係の悩みと『自分の責任(相手への影響)』を自覚し対処するメリット:共感・自己開示・尊重の軸

人間関係を悪化させて対立を深めたり、気分をネガティブに落ち込ませたりする原因の一つとして、『他者非難(他者についての認知の歪み)』と『自己非難(自己についての認知の歪み)』というものがあります。 他者非難には『あいつはダメな人間だ・あの人は何一つ良いところがない・すべてあいつが悪いからこんな事になってしまう・あの人の性格的な欠点が…
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人間関係の悩みにおける3つの選択肢と相手を非難するデメリットの多さ

人間関係の悩みやトラブルの難しさは、『自分は変わりたくない・相手のほうが変わるべきだ(自分は悪くない・相手が悪い)』と思いやすいところにあります。人間関係がひどく悪化していたり相手と喧嘩(言い合い)を繰り返していたりする時には、人は『自己正当化・自己防衛の欲求』と『他者否定の欲求・相手の責任追及(謝罪要求)』にはまりこみやすくなっている…
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天皇・農村と境界領域に生きた非農業民:日本史における神聖なるものと卑賤なるものの距離

生活共同体の互助から外される村八分を恐れるのが『有縁(農民)の世界』であるが、縁切り寺を象徴的なものとする『無縁(漂白民・宗教勢力)の世界』においてはむしろ『縁・絆から生まれる束縛・強制・不自由』から人を解放する作用のほうが重視されたりもした。 網野善彦の百姓論と柳田国男の常民論と戸籍・徴税:日本史における擬制的な親子関係 …
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網野善彦の百姓論と柳田国男の常民論と戸籍・徴税:日本史における擬制的な親子関係

日本は『神の国』だという森喜朗元首相の発言が過去の天皇主権体制を意図しているのではないかということで物議を醸したこともあったが、『神の国』というのは『瑞穂(米作)の国』と並ぶ日本の画一的・伝統的にそう思われてきた国家観の一つであると言って良い。 網野善彦の非農業民に注目した百姓論と日本の地域の多様性:日本人観のステレオタイプ …
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網野善彦の非農業民に注目した百姓論と日本の地域の多様性:日本人観のステレオタイプ

日本の国土の大部分で米作りの稲作(水田農耕)が行われてきたという『瑞穂の国』の伝統的な日本観は、古代ヤマト王権にまで遡る江戸時代以前の時代に日本人の一般庶民の大半が『百姓(ひゃくしょう)』と呼ばれる農民だったという単一農耕民族(定住民たる農民)の伝説を作り上げてきた。 水田の稲作に適しているのは一部の棚田を除けば『平野部』であり、…
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S.フロイトの精神分析(自我心理学)におけるエディプス葛藤と自我の強化:自己の真理を知るストレス

S.フロイトの精神分析の目標や効果は、『無意識の意識化・言語化』という概念で語られることが多い。娘のアンナ・フロイトへと引き継がれたオーソドックスな精神分析が『自我心理学』と呼ばれた時期もあるように、その無意識の意識化・言語化は『自我の安定・強化』ともつながっています。 『自我の安定・強化』というと、常識的なイメージでは人間関係の…
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ドナルド・トランプかヒラリー・クリントン、バーニー・サンダースか:アメリカ大統領選の混迷

『排外主義(移民排斥)・人種差別・反イスラム』の攻撃的な主張を繰り返す共和党のドナルド・トランプ氏が、大統領選の山場となるスーパーチューズデーの指名選挙で過半数の州で勝利した。 エンターテイメント性の強い『劇場型政治』を駆使するトランプ氏は、外交・内政・経済の現状に大きな不満を持っているアメリカの有権者の感情を巧みに扇動している。…
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クラウドワークスの決算と働き方としてのクラウドソーシングの可能性:在宅で月収20万は元々簡単ではない

クラウドソーシング大手のクラウドワークス社が公開した決算情報(2016年9月期 第1四半期)から、ユーザー数79.5万人のうち月20万円以上稼げる人が“111人(全体の0.014%)”しかいないことが話題になっていた。 クラウドソーシングは『働き方革命』だとか『未来の自由な働き方』だとか言われていたが、実際は従来からある単価の安い…
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