四十年に一度と言われる大寒波の九州上陸の雑感:久しぶりに街の雪景色を見た

北極上空にある極渦(きょくうず)の“ポーラー・ボルテックス”という寒気が拡大した影響で、昨日は四十年に一度という大寒波に日本全土が見舞われた。 ここ20年ほどは、九州地方は山岳部や峠道を除いては滅多に積雪することがないが、昨日は福岡県の都市部でも10センチ近い積雪と凍結が見られた。珍しい雪を喜ぶ子供達が、路上に出てきて雪だるまを作…
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“カウンセリング的・非日常的な理想の人間関係”と“思い通りにならない現実の他者への適応”

カウンセリングは『理想的な共感・受容のある非特異的な人間関係や面談空間』をいったん人為的に作り上げた上で、そこでの自分の生き方や感情・記憶・欲求にまつわる気づき(自己成長の要因・認知行動パターンの変化のきっかけ)を得て、『現実的なお互いの意図・感情・欲求が作用し合う特異的な人間関係や社会生活』にも応用していけるようにするというのが一つの…
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カウンセリング・マインドと現実の人間関係のシビアさ2:オープンな自分語りの傾聴・受容

日常的な人間関係やコミュニケーションでは、『話し手』と『聴き手』の役割関係が分担されているわけではないので、親しい相手であればある程度までは相手の心情・話題に合わせて応答してくれるが、『共感的な理解・肯定的な受容(積極的な尊重)』は無条件の前提とまでは言えません。 お互いへの共感・肯定は部分的なものであり相互的なものですから、自分…
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カウンセリング・マインドと徹底的な傾聴1:相手が話したい内容・感情に沿って聴く難しさ

カウンセリング・マインド(counseling-mind)とは、カール・ロジャーズのクライエント中心療法の基本的態度に依拠した心・態度であり、対話する他者の潜在的な自己回復力や精神的な成長力を促進する効果があるとされます。 カール・ロジャーズは『徹底的な傾聴』をカウンセリングの中心的な技法として提唱しましたが、カウンセリング(特に…
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“マスク症候群・マスク依存症”とは何か?:常にマスクをしないと落ち着かない心理とマスクの持つ効果

近年、若い人たちを中心にマスクをしている人(マスクをしている状態のほうが過ごしやすいという人)が増えてきたという経験的な印象があり、必要がないのにマスクを依存的にするという『マスク症候群(伊達マスク症候群)・マスク依存症』という言葉(正式な精神病理学的な概念ではない)が生まれたりもしている。 スギ花粉やインフルエンザウイルスが飛散…
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『青い鳥症候群』と今ここにない理想の自分・幸福へのとらわれ:自分の弱さとの向き合い方

見せかけのプライドや虚栄心にこだわり過ぎている人は、『他人の目(他人の評価)が気になって仕方ない・他人の判断によって自分の人生の選択や方向さえ変わってしまう』という他律的な神経症的パーソナリティーを持つ人であり、他人が自分のことを四六時中考えているはずがないという当たり前の現実に気づけずに苦しんでいる。 『他人が自分の仕事の価値や…
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理想と現実のギャップをどう埋めるか2:ありのままの自分・現実から始める

使いきれないほどに稼ぐお金持ちになりたい、ずば抜けた性格も良い美人(イケメン)から好かれて一緒になりたい、一流のプロスポーツ選手(ノーベル賞受賞者・人気アーティスト・有名作家等)になって富と名声を得たい、首相や大企業の社長などに出世して権力を得たい、見た目も能力も地位もどこにも隙がなくて大勢の他人に認められる人でありたいなどという理想は…
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理想と現実のギャップをどう埋めるか1:断念の術(運命の受容)からの前向きな生き方

人の自己肯定感や挫折感にまつわる悩みは『理想自我』と『現実自我』のギャップから生まれることが多い。“かくありたい”と願う理想自我と“こうである”という現実自我との落差が大きければ大きいほど、自己肯定感が低下して挫折感や空虚感が強まってしまうわけだが、結論からいうと人は現実の自分と理想自我を完全に一致させることはどうやってもできない。 …
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雑談(会話)が上手な人と下手な人はどこが違うか2:話題を広げるアクティブ・リスニング

雑談(会話)が上手な人というのはどんな人かを考える時に浮かんできやすいイメージとして、『話題の引き出しが多くてどんな話題にもついていける人』『自分の体験・知識・発想を元にして面白おかしく話ができる人』『あまりしゃべらずにうんうん頷いている聞き上手な人』というものがありますが、これらのイメージをあまりにストレートに受け止めすぎると、独りよ…
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雑談(会話)が上手な人と下手な人はどこが違うか1:コミュニケーション能力と相手への関心

現代社会では、自分一人で何かを知っていたり何かをできたりする能力・技術と同等以上に、他人に何かを伝えて同意してもらったり他人と良好な人間関係を作ったりする『コミュニケーション能力』が有効な場面が増えていると言われます。 コミュニケーション能力の重要性が高まっている一方で、『反応が予測困難と感じる他人との会話・雑談・交渉・営業(売り…
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慰安婦問題の『日韓合意』で最終的かつ不可逆的な解決に至れるか?:過去の歴史問題と向き合う難しさ

安倍政権の外交的決断のサプライズによって、日韓の歴史認識問題を象徴していた『従軍慰安婦問題』に政治的な最終解決がもたらされることになった。安倍晋三首相は『戦後レジームの転換・自虐史観の訂正・改憲(自主憲法制定)・集団的自衛権』などのイメージもあって、『韓国・中国との間にある歴史認識の対立』に対しても厳しい姿勢を取る保守派の政治家としての…
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ショーペンハウアーの『幸福について』の書評5:現実の苦痛回避と社交(他者)を避ける隠棲主義

幸福や快楽を心理作用が織り成す一時的な幻想と見なす悲観主義者のショーペンハウアーは、『欠乏・疾患・困難などの不幸』を除去した状態を幸福と定義しており、できるだけ危険(リスク)や災厄を避けて生きたほうがいいというわけである。 『積極的な幸福という実体なき幻想』を追い求めることによって、逆に『現実的・積極的な不幸』に見舞われるリスクが…
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ショーペンハウアーの『幸福について』の書評4:人にどう思われるかを気にする名声欲の解釈

アルトゥール・ショーペンハウアー(1788~1860)の著書『幸福について』は、“自分の外側(他者)”にではなく、“自分の内側(自己承認)”に幸福の原因を求めることを推奨する幸福論の本である。 外向的な他人(社会)に認められる幸福というものは、一般的な幸福として羨望されやすいものだが、他人から愛されるとか社会から評価されるとか経済…
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