なぜ人(女性)は化粧をするのか?2:鏡像・化粧・共感とミラーニューロン

男らしくない男が増えたとか、女らしくない女が増えたとかいう意見も多いが、現代の都市文明はジェンダーフリーが進展すると同時に、『化粧・髪型・ファッション・エステ・美容整形』などをはじめとして他人から自己像を良く見られたいという『ビジュアリティーの時代』としての様相を強めてきているように感じられる。 かつては男性ジェンダーでは特に『外…
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なぜ人(女性)は化粧をするのか?1:“見られる性”としての男女のジェンダーの差異の縮小

『なぜ人は化粧をするのか?』という問いは、基本的には女性に向けられる問いとして解釈される。現代でこそ若い男性の一部に、肌を綺麗に見せる薄化粧(スキンケアの延長的なレベルの化粧)をする人が出てきたとはいえ、マスカラ・口紅・頬紅など『顔全体の印象』を大きく変えるほどの化粧をする人は男性ではまだほとんどいないからである。 化粧をする理由…
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総務省が提唱する『スマートフォンの料金引き下げ案』は誰にメリットがあるのだろうか?

政府(総務省)が家計に占める通信費負担の割合が大きすぎるということで、スマートフォンをはじめとする携帯料金の引き下げ策を検討している。 NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクモバイルの大手携帯キャリア三社のスマホの料金プランだと、iPhoneはAndroid端末よりもやや安めの価格設定になっているが、それでも月額7000円以…
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ショーペンハウアー『幸福について』の書評3:永続的な幸福と他者否定のペシミズム

ショーペンハウアーは脱俗的あるいは非社交的なペシミスト(悲観主義者)であるから、その理想的な人間性は外界や他者に自分の内的世界の充実を邪魔されないという意味での『隠遁生活・孤高の境地』となって具体化されるということになる。 精神的に優れた人間が『隠遁・閑居・孤高』を好む理由として、ショーペンハウアーは才知に富む人間は何よりも苦痛と…
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ショーペンハウアー『幸福について』の書評2:“人のあり方・内部の財産”を強調する幸福論

ショーペンハウアーは完全な健康と身体の好調の価値を賞賛するが、それは健康な乞食が重病で苦しむ王様よりも幸せだということに通じ、『本質的に透徹した価値・魅力のある人間性(内部にあるもの)』に対しては、位階も富もそれに取って代わることができないというのである。 『自分自身の知性・理念・解釈・感情の総体としての人間性(ショーペンハウアー…
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ショーペンハウアー『幸福について』の書評1:人間の運勢の差を生み出す“3つの根本規定”

ドイツの哲学者アルトゥール・ショーペンハウアー(1788~1860)が、人間の精神的(内向的)な幸福追求の手段と可能性を論じたのが『幸福について ―人生論―』であるが、冒頭でまず古代ギリシアのアリストテレスの『人生の3つの財宝』に触れている。 アリストテレスは『外的な財宝・心の財宝・肉体の財宝』の3つを上げたが、ショーペンハウアー…
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又吉直樹『火花(オーディオブック版)』とAmazon運営のAudibleの感想

ドコモでスマホを機種変する際、『スゴ得コンテンツ』なるものに強制加入させられたのだが、通知で又吉直樹さんの『火花』(第153回芥川賞受賞作)がオーディオブックの朗読で聴けるということで聴いてみた。『火花』を朗読してくれている声は俳優の堤真一さんで、渋みと温かみのある声質であり、読む速度もちょうど良い感じでストレスなく物語の世界に入り込む…
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山本七平『勤勉の哲学』から読む石田梅岩の『消費の倫理』3:“名聞・利欲・色欲”の破滅回避と近代的合理

石田梅岩の『斉家論』というのは、家の秩序を整えるための書であり、家を浪費・奢侈・見栄によって破産させないための書でもあるのだが、実際、慶長時代から栄えていた商家・町家(成金)の多くが、分不相応な贅沢・豪勢な生活をして派手な浪費に耽ったことで、江戸初期には没落してしまったのである。 山本七平『勤勉の哲学』から読む石田梅岩の『消費の倫…
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山本七平『勤勉の哲学』から読む石田梅岩の『消費の倫理』2:なぜ散財・贅沢を戒めたのか?

石田梅岩の石門心学において人間の性善説の根拠となる『本心』について、本書では『自分を批判する心(自己反省の内省力)』として解説されており、この本心はS.フロイトの精神分析に置き換えれば『超自我(スーパーエゴ)』としても理解することができるものだろう。梅岩の回心(コンバージョン)による本書で『発明』とも呼ばれる絶対善(赤子のような無智の聖…
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山本七平『勤勉の哲学』から読む石田梅岩の『消費の倫理』1:高尚な学問と日常生活・仕事の統合

山本七平が『勤勉の哲学』で、仏教徒の鈴木正三(すずきしょうさん,1579-1655)に続いて取り上げているのが儒者の石田梅岩(いしだばいがん,1685-1744)である。石田梅岩は賢しらな知識に惑わされない無学者を賞賛する仏教徒と同じく、知識や自意識に左右されない『無智の聖人・赤子の心・自然悟道(しぜんごどう)』を人間の性善説の現れであ…
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人間関係の対立を招きやすい認知の歪み:『服従‐支配+依存‐分離』の図式と自尊心・役割意識

夫婦や恋人、親友との間の『親密な人間関係』で、“自己正当化と他者非難(他者否定)の認知”を元に行動すると、さまざまなトラブルや対立・報復を引き起こすことになる。自分と親密に付き合いを続けたい相手(配偶者・恋人・親友)との対人関係に大きな影響を与えることのある心理的要因には以下のようなものがある。 愛情(好意・信頼)の強さ・深さ・示…
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なぜ人は“自己正当化と他者非難(他者否定)の認知”に陥りやすいのか?:他人を非難する心理的メリット

さまざまな人間関係で喧嘩や対立が起こる時には、お互いが『相手に責任がある・自分は悪くない・相手が謝罪すべき・自分からは何もしなくて良い・相手は物事の道理が分からないバカである・自分は状況や物事をしっかり理解している』という“自己正当化と他者非難(他者否定)の認知”にはまりこみやすい。 競争社会やスピード社会の現代では、交通事故で先…
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