生物学的本能(エス)と超自我・社会適応・学習との間で葛藤する“精神分析的な人間観”

“人間的な社会性・倫理観・適応力(自立性)”の基盤を獲得するために、『潜伏期(6~12歳頃)の教育活動・人間関係』において他者と相互作用して物事を成し遂げる協働性・連帯感を培ったり、社会経済的な交換原理(何かを得るために何かで貢献するという対価性・互酬性)を経験的に学んだりしているということになるのだろう。 精神分析のリビドー発達…
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精神分析のリビドー発達論における『潜伏期(小学生時代)』と社会性・知識技能の学習期間

文明社会を成り立たせる人間らしい社会的・倫理的・知的な行動様式、それらを身につけるための準備期間のようなものとして、異性への興味関心・コミュニケーションが同性社会(男同士・女同士の仲間関係)の中で抑制されやすい『潜伏期』があるのである。 文明社会参加の心的基盤を築く『潜伏期』:リビドー潜伏と“超自我・教育・人間関係”からの学び …
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文明社会参加の心的基盤を築く『潜伏期』:リビドー潜伏と“超自我・教育・人間関係”からの学び

S.フロイトの精神分析のリビドー発達論では、“性的な成熟”と“社会性の獲得”という二つの発達課題が重視されているが、これは『愛すること(関係性)+働くこと(社会性)』に幸福の条件があるとしたフロイトの言葉とも重なっている。 ダイバーシティの広まりによって、価値観やライフスタイルが多様化・自由化している現代においても、就職・事業によ…
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ホモ・サピエンス・サピエンス(現生人類)の種の存続と進化:過去と未来の絶滅回避

現生人類であるホモ・サピエンス・サピエンスの内部でも、『肌と目の色・顔の彫りの深さ・骨格と筋肉・目の大きさ・髪質などの違い』から『人種』という概念が日常用語で使われていたり、人類の歴史ではアパルトヘイトや白人優位主義、ホロコーストをはじめとして『人種差別(民族差別)・民族虐殺』が深刻な人権問題となってきた。 しかし、DNAのヒトゲ…
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先史時代に人類(ホモ属)が経験したインドネシアの火山大噴火による絶滅危機と環境適応

約7万年前に起こったインドネシアのスマトラ島にある『トバ火山』の超巨大噴火がそれであるが、この噴火は現在火山活動が活発化している日本においても、その破滅的な噴火の威力と影響を想像することは難しい。トバ火山噴火のVEIレベル(火山爆発指数レベル)は8であり、これは有史以降の人類の歴史では未経験の凄まじい噴火である。 1815年に起こ…
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人類(ホモ・サピエンス・サピエンス)の特殊性と“旧石器時代の長い時間・人類絶滅の度外視”

現代の高度で豊かな文明社会を生きている人類というのは、生物の進化の歴史では異端中の異端であるだけでなく、私たちが地球史の最先端で享受している科学技術の便利な道具と無数の情報・娯楽・構造物に囲まれたライフスタイルというものは、『歴史的な時間軸』では正に一瞬、まばたきすらできないほどの一瞬に過ぎないというのは、考えれば恐るべき歴史の足跡であ…
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人類(ホモ・サピエンス・サピエンス)の特殊性と“霊長類を称するヒト”の生態系における特権意識

ホモ・サピエンス・サピエンスという人類(ホモ属)の種は、自己と世界について言語的・数字的に認識できる知能を持ち、自分と他者の間の言葉・文字のコミュニケーションを通して相互に意思疎通できるという極めて特別な種である。 そして、『言語・数学・知能・協働・社会性(協力と競争)・歴史・戦争』などを総動員して、他の動物には作ることが不可能な…
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何によって“やる気”を高めれば良いのか?:外発的・内発的モチベーションと他者との比較の問題点

人間が頑張って学んだり働いたりしようとするモチベーション(意欲の動機づけ)は、大きく『外発的モチベーション』と『内発的モチベーション』に分けられます。 外発的モチベーション……自分の外部にある『対価(報酬)・評価(賞賛)・利益(便宜)』などを求めることで、やる気を高める動機づけ。 内発的モチベーション……自分の内部にある『好…
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『嫌いな人と関わらなければならない悩み』と悪い第一印象(欠点探し)の固定化:2

自分が苦手・嫌いとか顔を合わせたくないと思っている相手は、かなりの確率で相手の側も自分に対してそう思っていたりします。具体的な根拠の乏しい曖昧な苦手意識・嫌悪感の多くは『第一印象(数回のやり取りの印象)の悪さ』を引きずっていたり、『短所・欠点の意識化(焦点化)』によって相手の良い部分がまったく見えなくなっていたりするので、そこから『相手…
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『好きな人と分かり合えない悩み』と相手に対する役割期待の肥大:1

人間関係の悩みには『好きな人と分かり合えない悩み』と『嫌いな人と関わらなければならない悩み』がありますが、好きな人と分かり合えない悩みには『初期の対人評価(好意的な印象)の変化+相互の役割期待の変化』が関係しています。 恋愛の情緒的関係や結婚の共同生活では特に、その初期には『相手が笑顔で一緒にいてくれるだけでも良い』という甘めの対…
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マイナンバー制度導入によるメリットとリスク2:マイナンバーと金融情報の結合+負担と給付の公正性

欧米諸国でも『社会保障番号(ソーシャルセキュリティ・ナンバー)』が既に普及しているが、国家が出生と同時に付与した固有ナンバーによって人生が死ぬまで管理され続けるという『心理的圧迫感・思想的対抗心』を別にすれば、その『利便性・効率性』は『コスト・リスク』を上回る可能性が高い。 現時点においても、年金番号・運転免許証番号などの個人に割…
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マイナンバー制度導入によるメリットとリスク1:生涯変わらない固有番号の割り当てと行政の効率化

日本国内に居住するすべての人に『固有の12桁の番号』を割り振る『マイナンバー制度』の改正法案が国会で可決され、10月にはマイナンバーの数字が記載された『マイナンバー通知カード』が自宅にまで郵送されてくる。 実際の運用は2016年1月からで、1月になると申請すればICチップが搭載された『マイナンバーカード(個人番号カード)』を受け取…
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中国の『抗日戦争勝利70周年の式典』と日中韓の外交関係・日本の技術協力の戦後賠償:3

戦後70年の『安倍談話』は、普段の安倍首相のコワモテな国家主義的・民族主義的なイデオロギーを抑制した論調と見解になっており、『侵略・植民地支配に対する反省・おわび』に言及しながらも、『戦争と直接に関わりのない子孫世代まで歴史的な怨恨・罪悪感の継承』をさせないようにしたいという内容になっている。 確かに、戦争で被害を与えた側の日本が…
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中国の『抗日戦争勝利70周年』の軍事パレードと『力の論理(力による現状変更)の懸念:2

中国共産党が日中戦争の勝利を大々的に祝賀するのも微妙にずれているように感じるが、国際社会の平和や東アジア地域の安定を推し進めていくのであれば、中国も日本も韓国も北朝鮮も『過去の戦争の勝敗』に拘泥するのではなく、『未来志向の非軍事的(非ファシズム的)な対話交渉による問題解決』を常に心がけていかなければならない。 中国の『抗日戦争勝利…
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中国の『抗日戦争勝利70周年』の軍事パレードと過去の戦争の歴史解釈のあり方:1

中国が『抗日戦争勝利70周年』の記念式典と軍事パレードを北京・天安門広場で開催したが、ロシアのプーチン大統領、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領らが参加して、安倍首相、オバマ大統領ら日欧米の先進主要国首脳が参加しないという『中国の示威的軍拡の賛否を巡る図式』が鮮明に分かれた式典でもあった。 高度経済成長を背景とした中国の急速な軍拡は…
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