超自我の過剰による罪悪感(自己処罰欲求)と自分で自分を不幸にしてしまう道徳的マゾヒズム

精神分析の始祖であるS.フロイトも、超自我が生み出す罪悪感が原因になっている性格障害として、『例外人・罪悪感から罪を犯す人・権威的な集団への同一化(権力欲の強い人)』などを取り上げている。“例外人”というのは現在の悪い状況は、自分のせいではなく、不可避な運命や生まれ落ちた環境のせいであると思い込み主張する人のことであり、“罪悪感から罪を…
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O.フェニケルの精神分析的な性格理論とパーソナリティ障害2:超自我に対する病的行動と罪悪感

O.フェニケルは精神分析のスタンダードな性格理論の類型である、『依存性・自己愛性・愛と無視の両価性の特徴を持つ口愛期性格』『几帳面な強迫性・蓄積するケチ・譲らない頑固・神経質な潔癖の特徴を持つ肛門期性格』『野心・競争心の強化と挫折(去勢)に関係する尿道性格』『自我が強まって自分の自己愛的な願望やジェンダー的な欲求を充足させようとする男根…
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O.フェニケルの精神分析的な性格理論とパーソナリティ障害1:昇華型と反動型の性格傾向

精神分析の人格障害理論(性格障害理論)は、ジークムント・フロイトの『性格と肛門愛(1908)』で肛門期へのリビドーの固着が、“吝嗇(ケチ)・頑固・完全主義・強迫性・秩序志向”の特徴を持つ肛門期性格を生み出すとしたように、発達早期の発達段階への『固着‐退行』によって性格障害を説明しようとした。 『口愛期・肛門期・男根期』などの早期発…
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李明博大統領の竹島上陸・中国の活動家の尖閣諸島上陸で加熱した領土問題と民族感情:3

『反日感情・反日教育・戦中の被害者意識・日本に対する優越願望』は、戦後の中国や大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国民意識の統合・経済軍事の意欲を促進して、国内の政治経済の不満を緩和するガス抜き(政治的なポピュリズムの人気取り)にも用いられてきた。だが、近年は中国や韓国の政府が国民の感情・意識・自己定義をコントロールするために利…
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李明博大統領の竹島上陸・中国の活動家の尖閣諸島上陸で加熱した領土問題と民族感情:2

ポツダム宣言受諾後(連合国に対する降伏後)のロシアによる北方領土の一方的な占領、李承晩(イ・スンマン)の軍事独裁政権が国際法を無視して勝手に設定した『李承晩ライン(1952年1月)』を継承する竹島の占領は、いずれも『国際法上の不法占拠』だが、日本は北方領土・竹島の返還のために冷静な外交交渉を継続しており、不正な実効支配をしているロシアや…
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李明博大統領の竹島上陸・中国の活動家の尖閣諸島上陸で加熱した領土問題と民族感情:1

中韓露との間で『領土問題』を巡る極東情勢が緊張の度合いを強めている。『北方領土・竹島・尖閣諸島』はそれぞれ『北海道・島根県・沖縄県』に含まれる日本固有の領土ではあるが、アジア太平洋戦争の敗戦後の混乱によって、北方領土はロシアに、竹島は韓国に実効支配されてしまい、領土返還の目処が全く立たない。 ある程度の面積がある『北方領土4島(国…
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ノマド(nomad)と現代社会の労働観・人生設計3:仕事のストレスの向き合い方としてのワークスタイル

将来の閉塞感や成長の失速感がある中で、物質的な豊かさの増大にこだわり過ぎると幾ら働いても、お金の収入・モノの所有が増えずに不幸な自己評価に陥ってしまう事があるが、『自由な選択・やりたいこと・好きで突き詰めたいこと・自己決定』といったノマドな価値観を重視できる人であれば、ノマドワーキング(ノマドライフ)によって従来的なスタンダードの価値観…
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ノマド(nomad)と現代社会の労働観・人生設計2:ノマドワーカーに必要な適性と考え方

ノマドワーキングの適性というのは、『自己決定できる自由を最大の価値にできる・仕事を趣味的あるいは自己研鑽的なライフワークとして捉えられる(オンとオフの境目が曖昧でも苦にならない)』という事にあり、生産性が高くて社会的認知もあり収入も多いハイパーノマドを目指す場合には、『ノマドになる以前の実績・能力・顧客・知名度』を十分に積み重ねておいて…
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ノマド(nomad)と現代社会の労働観・人生設計1:従来のスタンダードな価値観とノマド

ノマドワーキングの持つ意味というのは、『従来の時間割に従うライフスタイル(ワークスタイル)の変革・常識的なライフデザインに関する価値観の転換』であり、自己実現的なワーク・ライフバランスを確立できるかもしれないという部分にあるのであって、ただ屋外のカフェや店舗で仕事ができればいいというものではない。 ただオフィス(会社)ではない場所…
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ノマドワーキングという“ワーク‐ライフスタイル”が持つ魅力と限界3:職種によるノマドの可能性

同じノマドワーキングであっても『会社員の雇われているノマド』なのか、『フリーランス(自営業)の雇われていないノマド』なのかによってもその働き方や時間資源の使い方、ノマドによるデメリットは変わるし、ノマドワーキング自体が『可能な職業』もあれば『不可能な職業』もあるのである。 ウェブ・情報技術の進歩や終身雇用・年功賃金の崩れによって、…
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ノマドワーキングという“ワーク‐ライフスタイル”が持つ魅力と限界2:仕事観と理想化されるノマド

しかし、バブル崩壊後の日本経済では、絶対に潰れないとされていた大企業・銀行が経営破綻したり、業績悪化による派遣切り、規模縮小によるリストラが行われたり、もっとも安定していると信じられていたインフラ事業者の東京電力が福島原発事故で実質的に破綻したりといった事態が起こり、『企業(会社)に対する労働者一般の信用・安心』がかつてよりも格段に落ち…
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ノマドワーキングという“ワーク‐ライフスタイル”が持つ魅力と限界1:ノマドが可能となった時代背景

一箇所に定住しない遊牧民を意味する“ノマド(nomad)”という言葉が、“場所・時間の自由な選択”を重視する働き方やライフスタイルに対して用いられるようになってきている。ノマドは、会社・役所に就職して毎日オフィス(現場)に通勤して働くという『定住的・安定的な従来の働き方』から脱け出したいとする自由志向の欲求を包摂した概念のようだ。一般的…
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自己愛障害の視点から見た境界性パーソナリティ障害(BPD)とダブルバインドのコミュニケーション

自己愛(self-love)の発達過程や病理を研究した自己心理学のハインツ・コフートの理論を参照すれば、クラスターBの境界性パーソナリティ障害(BPD)と自己愛性パーソナリティ障害(NPD)は共に『自己愛障害(自己愛の肥大・萎縮)』として解釈することができる。自信過剰や傲慢な振る舞い、共感の欠如(他者の利用)が見られる自己愛性パーソナリ…
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過去の親子関係(人間関係)のコンプレックスと投影同一視が生む“パラタクシス(並行的)な二重の関係”

父親から大きな愛情を受けていた人やその父親を早い段階で亡くしてしまった人は、『父親に近い年齢・外見・態度の男性』に対して、過度に馴れ馴れしく接して甘えたり頼りにしたりすることもある。反対に父親からの愛情や保護を知らずに育ってきて、父親というものに反発心を持っている人も、『父親に近い年齢・外見・態度の男性』に対して必要以上に攻撃的になった…
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境界性パーソナリティ障害(BPD)の“気分・感情の不安定性”とアダルトチルドレンの要素

境界性パーソナリティ障害(BPD)では『感情・気分の不安定性』が症状の中心となって、それ以外の分野の不安定性を相互に強め合っている図式があり、『感情・気分の適度なセルフコントロール』が認知行動療法(CBT)における目標として設定されることが多い。 感情・気分が不安定になってしまう代表的な精神疾患は、言うまでもなく気分障害(感情障害…
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