近代社会が求める“個人の自立・貨幣経済の自由・自己責任”は人間関係や相互扶助をどう変えるか:2

前回の記事の続きになりますが、地縁血縁が薄れていき誰も親しい他者とのつながりがないという『無縁社会・孤独死の増加』も、ゲマインシャフト(伝統共同体)を段階的に解体していった高度な貨幣経済の浸透と無関係ではないでしょう。大半の事がお金で解決できる便利で計画的な社会(直接的に地縁・血縁・他人に依存して助け合わなくても良い自立した個人が基準と…
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近代社会が求める“個人の自立・貨幣経済の自由・自己責任”は人間関係や相互扶助をどう変えるか:1

人間は他者と全く関係しない『自分自身の利益・快楽』だけでは十分な幸福感・安心感を得られにくい存在であり、その意味において人間は古代ギリシアのアリストテレスが示唆したように『政治的な動物』であり『社会的な動物』と言えます。構造主義の精神分析家として知られるジャック・ラカンは、人間の欲望(desire)の定義を『他者の欲望を欲望すること』と…
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