“A群~C群のパーソナリティ障害”に見られる中心的な性格傾向と正常とされるパーソナリティ特性について

パーソナリティ障害はその中心的な性格傾向と行動様式に基づいて、『A群・B群・C群(クラスターA・クラスターB・クラスターC)』に分類されていますが、A~C群で見られる中心的な性格傾向と問題行動はその程度を弱めれば、誰もが多かれ少なかれ持っている性格上の要素ではあります。それぞれのパーソナリティ障害(人格障害)の詳細な内容と診断基準を知り…
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境界性パーソナリティ障害(BPD)の“発達的な原因論”と“対象恒常性の形成‐欠如の考え方”

前回の記事の続きですが、思春期の学校生活における友達関係への馴染みにくさや孤立感・疎外感の長期の継続、いじめられるトラウマ体験なども、『自己愛・承認欲求・自己防衛・人間不信の過剰』を伴う人格構造の変化に影響を与えると考えられています。しかし、物事・過去の受け止め方としての『認知』には大きな個人差があるので、同じような体験をしたからといっ…
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境界性パーソナリティ障害の性格行動パターンの特徴と早期母子関係に注目する原因論の移り変わり

『感情・気分・行動・人間関係・自己アイデンティティの不安定性』を特徴とする境界性パーソナリティ障害(BPD)の人に見られやすい“行動・対人関係のパターン”には、以下のようなものがあります。 1.『自己』と『他者』との境界線(区分)が揺らいでいるため、『適切な距離感』のある人間関係を築くことが難しく、相手に対して不適切な要求を突きつ…
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パーソナリティ障害における“問題状況(不適応)のパターン化”と“主観的な悩み・他者への影響”

パーソナリティ(人格)とは発達過程の各種の要因によって形成される『一貫性と持続性のある思考・感情・行動・コミュニケーション・対人関係のパターン』です。日常生活や人間関係の中で“その人らしい性格特徴・行動様式・感情表現・考え方・物言い”として周囲に認識されているものがパーソナリティですが、臨床心理学(心理療法)・精神分析ではそのパーソナリ…
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Es Discoveryのブログでアクセス数の多かった記事“トップ10”

ウェブリブログの機能強化により、管理画面の中で『記事の参照数(アクセス数)』が多い順に並べ替えることができるようになっていました。12月の『年末のまとめ記事』というわけでもないのですが、2005年からコツコツと継続的にブログを書いてきましたが、今まで書いてきた記事をアクセス数の多い順番に並べてみると、以下のような順番になるようです。 …
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“ブログ衰退論”とこれからのブログの使われ方4:ストックとしてのブログと読まれるブログへの欲求

『はてなブログ』のような新規のブログサービスにどれくらいの需要が生まれるのかは未知数ですが、ブログからSNSやTwitterへの移行が進んだのは『ブログの更新に時間と労力がかかるから・SNSのほうが日記が読まれやすく反応も多いから・Twitterのほうが140文字で更新が楽ちんだから』という理由だと思います。 しかし、今、SNSや…
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“ブログ衰退論”とこれからのブログの使われ方3:ブログ・SNS・Twitterの長所と短所の分析

前回の記事で書いてきた内容も踏まえて、“ブログ・SNS(facebook, mixi)・Twitter”の分かりやすい長所と短所、適したユーザー像を考えると以下のようになると思います。 ブログの長所 1.『文字数の制限』を気にせずに、自分が表現したい意見や伝えたい内容を自由に書くことができる。『人間関係』にも影響されにくいの…
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“ブログ衰退論”とこれからのブログの使われ方2:なぜ今、『はてなブログ』が開発されるのか?

ブログブームから現在までに閉鎖・終了したブログサービスも多くあり、ブログサービス間の淘汰も進んでいる状況がありますが、このままブログが衰退し続けるのか、ブログを使うユーザーがどんどん減っていくのかというと、必ずしもそうではないのではないかと思います。ブログは確かに一時期のような流行にはならないだろうし、トラックバックで激しく意見や主張を…
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“ブログ衰退論”とこれからのブログの使われ方1:個人向けプラットフォームの変遷とブログブームの盛衰

近年では、ウェブ上で個人が情報発信をしたりコミュニケーションをするツールやサービスには色々なものが登場していますが、個人が誰でも気軽に情報発信ができるきっかけになったウェブサービスは、2004~2005年頃にイノベーターからの広がりを見せた『ブログ(ウェブログ)』だったと思います。ブログの登場以前には、HTMLファイルを自分でコーディン…
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貴志祐介『悪の教典 上・下』の書評

生徒や同僚の教師から信頼されて好かれている爽やかな英語教師が、他人の苦痛や恐怖に共感できず合理的な損得計算だけをする『サイコパス(精神病質)』だったらという前提で書かれたサイコサスペンスのホラー小説。小説全体の雰囲気や流れからすると、同じ学校内での殺戮を題材にした高見広春の『バトルロワイヤル』にもどこか似ているが、貴志祐介の今までの作品…
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桐野夏生『ポリティコン 上・下』の書評2:唯腕村の村内闘争と高浪東一の権力と愛・性への欲望

旧世代の村民のサボタージュとボイコットの結果、唯腕村の『世代交替』が急速に進み始めるのだが、それは東一にとってはうるさい老人たちを退かせる渡りに舟の変化でもあり、父親の素一の後を襲って理事長の座に就いた東一は、唯腕村を『自分の王国(自分に都合の良い村)』に変革するために、北田・スオンら・メディアの力を借りて村内改革を進めていくことになる…
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桐野夏生『ポリティコン 上・下』の書評1:理想的で閉鎖的な農業共同体としての唯腕村の歴史と現状

慌しくストレスの多い資本主義・企業経済の世界から脱け出して生きていきたいという欲望の現れとして、『自給自足的・非貨幣的なコミュニティの形成』がある。心から信頼して助け合える同志と呼べるような仲間と一緒に汗水を流して懸命に働けば、『お金・企業・市場に束縛されない人生』の道が切り開けるのではないか、『仲間・共同体のための労働』ができるのであ…
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新型うつ病の“選択的なストレス反応”と先進国に共通する“労働・仕事の不適応問題”の時代的要因:6

新型うつ病(非定型うつ病)では、自分が好きなことやストレスのない活動をしている時にはうつ病の心身症状が出なくて、自分の嫌なことやストレスの多い仕事をしている時に症状が出やすいという特徴がありますが、このことはアパシーシンドロームや退却神経症の問題とも重なっています。そして、新型うつ病やアパシーシンドローム(意欲減退症候群)をはじめとする…
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新型うつ病の労働適応とポストモダンの環境管理型権力5:精神医学的な正常‐異常の基準・働く事の本質

前回の記事の続きになりますが、ポストモダン(後期近代)の社会では、教育制度や命令規則によって行動基準を内面化させる“規律訓練型システム(権力)”に代わって、本人が操作されていると気づかないうちに環境条件の調整によって本人の行動選択を無意識的に誘導するという“環境管理型システム(権力)”が中心になると考えられています。しかし、労働の動機づ…
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