男女のセクシャリティの違いが恋愛や結婚に与える影響1:なぜ男女関係は非対称になりやすいのか?

草食男子や女子の恋愛離れ(パートナーのいない若年層の増加)などのキーワードで、現代における『恋愛・結婚の不振(未婚化・少子化との相関)』が語られることがありますが、その最大の要因は社会学的には『男性の雇用情勢の悪化と平均所得(労働意識)の低下・男女の性別役割意識の影響』だと推測されることが多くなっています。それと合わせて、“性的魅力・外…
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認知療法の“認知の歪み”から見た“感情的な苦悩”:どういった考え方で気分が落ち込むのか?

認知行動療法がクライアントにとって有効に機能するか否かは、クライアントが『思考と気分・感情との直接的なつながり』を深く実感できるかどうかに掛かっているといっても過言ではなく、カウンセラーは『悲観的・自己否定的な認知』をより機能的で役に立つ認知へと修正するプロセスを支援していくことが仕事になります。 認知行動療法では自動思考記録表と…
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認知行動療法における“自動思考”と“中間的信念・中核的信念”との関係性:ABC理論に基づく作用機序

短期療法(ブリーフセラピー)を実際に適用する技法の多くが『認知行動療法(CBT:Cognitive Behavioral Therapy)』になってきているように、短期療法では“認知的変容+行動的変容”が作用機序になっていて、ネガティブな認知(自分や物事の捉え方)と不適切な行動を減らして改善していくことに重点が置かれています。 認…
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短期療法(ブリーフセラピー)で重視される“時間的・コスト的な効率性”と“解決志向の戦略性”

短期療法(brief therapy)には『短期間の心理療法・カウンセリング』というイメージが持たれやすいのですが、これは無意識・夢を言語化するセッションに何年間も掛けるような古典的な精神分析に対して短いというだけで、必ずしも終結までの時間が短く回数が少ないという事を意味しません。短期療法の理想は当然にその名前が示すように『できるだけ短…
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恋愛心理と“市場経済・進化心理学”の視点による異性関係の解釈3:類似性と相補性による異性の選択

どういった異性に魅力を感じてアプローチするか、どういった異性からの誘いを受け容れて付き合ったり結婚するかは、概ね上記した自分と相手とが感じている魅力がほぼ釣り合っている時に付き合おうとするという『社会的バランス理論(社会的交換理論)』によって説明できますが、その場合にも“類似性による選択”と“相補性による選択”の違いがあります。 …
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恋愛心理と“市場経済・進化心理学”の視点による異性関係の解釈2:世代ごとの異性としての魅力の変化

『前回の記事』の続きになりますが、恋愛・結婚の一般的な目的は、自分にとって大切な一人の異性(長く付き合える信頼できる異性)を愛して愛されることができるか、お互いに助け合ったり励ましあったりして生きていけるか、協力して二人の子どもを育て上げていけるかという事にあるので、大勢の異性と付き合ったり関係を持つことは、特に女性にとっては殆ど価値を…
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野田政権の政治的課題と“復興増税議論の難航・経済成長と財政再建の両立は可能か?”:6

野田政権では震災復興財源と社会保障財源を確保するための増税、公的債務を減らして財政再建を進めるための増税に国民の注目が集まっており、『増税政策・国民の痛みの是々非々』が語られる場面が増えてくると予測されます。しかし、野田首相自らが述べているように『徹底した歳出削減・政官財の自腹を切る負担』を先に実施しないと、持続的な増税政策に対する有権…
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野田政権の政治的課題と“小宮山厚労相のタバコ増税論・前原政調会長の武器輸出規制の緩和論”:5

政権を取る前の民主党は『行政の無駄や特別会計の余剰を削って公務員制度改革(公務員人件費削減)を断行すれば、マニフェスト実現に必要な財源は簡単にできる』と主張していましたが、現実の政権運営の中で10兆円以上の『恒久財源』を捻出することができなかったため、復興財源の必要性も考えれば『マニフェストの見直し』は回避し難いとは思います。 『…
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野田政権の政治的課題と“小沢グループとの党内融和・マニフェストの全面的見直しの是非”:4

野田佳彦首相は党内人事・閣僚人事においては、『党内融和・挙党一致態勢』を最優先して、『親小沢派』と『反小沢派』の対立を和らげる“均衡型の人事”を行い、党の財政資金を掌握する幹事長ポストに小沢一郎に近い輿石東(こしいしあずま)氏を据えました。 党内人事では幹事長に親小沢の輿石東、国会対策委員長に鳩山由紀夫側近の平野博文、政調会長に反…
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野田政権の政治的課題と“庶民宰相のキャラクター・日中韓ロのアジア外交が抱える難点”:3

第95代の内閣総理大臣に任命された野田佳彦氏は、激することの少ない温厚な性格で堅実で真面目という印象を持たれやすい政治家(余り突出して目立つ言動をすることのない政治家)ですが、外交・国家観は民主党内では同じ松下政経塾出身の前原誠司氏と似てかなり保守的な傾向を持っているようです。中国に対する外交認識も、前原氏と同じく『中国脅威論』の立場を…
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野田政権の政治的課題と“減原発のエネルギー政策・菅前政権の政策ビジョンの取捨選択”:2

原発は圧力容器内の核燃料を物理的な五重の壁によって厳しく隔離し、『制御棒(緊急時に核分裂反応を停止させる)』『ECCS(緊急炉心冷却システム)』『非常用ディーゼル電源(どんな事態でも電源を供給できる)』の三重の安全システムによって原発事故を確実に防ぐという安全設計が強調されてきましたが、福島第一原発事故によって巨大地震発生時における耐震…
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野田政権の政治的課題と“東日本大震災の復旧復興・福島第一原発事故が残したスティグマ”:1

9月2日に菅内閣に代わって野田佳彦内閣が発足しましたが、就任直後の内閣支持率は祝儀的な支持率の影響もあり、60%前後でまずまず順調な滑り出しのようです。菅政権の末期には、不信任決議回避のために辞職宣言をした菅首相がいつ辞めるのかを巡って、『与野党の対立による政治空白』が生まれました。野田政権ではその政治空白による政策の遅れをどう取り戻し…
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池上永一『テンペスト 上下』の書評2:男としての孫寧温と女としての真鶴の人生の交錯と琉球王国の命運

喜舎場朝薫は6歳より漢文を読み始めた神童であり、科試を受験する段階において自他共に認める『琉球第一の並ぶ者なき逸材』であるはずだったのだが、それまで全く無名であった孫寧温と出会い、自分を大きく超える知性と国際認識に人生で初めて遭遇して驚愕する。しかし、精神に潔さを持つ喜舎場朝薫は、孫寧温を謀略で追い落とそうとするのではなく、良きライバル…
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池上永一『テンペスト 上下』の書評1:宦官の男としての人生を生き始める孫寧温と琉球王朝の危機

現在の沖縄県は紛れも無く、日本の九州地方に帰属する47都道府県の1つの自治体であるが、日本本土と陸続きではない沖縄には、北海道のアイヌと同様に独自の民族文化圏があった。近代日本は明治維新の前後において、北と南に支配領域を拡大して、異民族・異文化を『日本の一部』として併合して組み入れた。 沖縄県そして先祖代々の沖縄県民の前身は、アイ…
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