恋愛・結婚におけるカップリング(相手選び)の心理学2:自己評価と美男美女の外見へのこだわり

異性に感じる対人魅力の要因は大きく分ければ、以下の5つに分類することができますが、年齢が若い時期の恋愛のカップリングには『社会経済的要因』はほとんど通用せず、どちらかというと20代半ば以降の結婚を前提としたカップリングにおいて、家庭生活や子育てと直結する社会経済的要因の魅力が強まってきます。 思春期から青年期前期における相手選びの…
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恋愛・結婚におけるカップリング(相手選び)の心理学1:年齢段階と人生経験による異性の魅力の多面化

恋愛では自分が好意や関心を寄せている相手に、会話を投げかけたり食事に誘ったりするアプローチをして、そのアプローチが受け容れられることによって二人の関係が始まります。その男女の関係が恋愛関係にまで進展することもあれば、一度だけの食事や数回のデートだけで終わってしまうこともありますが、多くの男女関係では『何度かの二人きりの食事・会話・外出』…
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福島第一原発事故の被害の広さ・賠償の大きさと収束作業の『ステップ1』の達成:廃炉までの長い道のり

前回の記事の続きになるが、日本各地に電力危機をもたらす直接の契機となった福島第一原発事故は、未だに被害・損失の範囲が広がっており、最終的な事故収束と安全確保(廃炉・封鎖)までの道のりは相当に長い。最近では、野外に積んで放射能に汚染された稲わらを食べた牛の肉から、放射性物質セシウムが検出されて、その牛肉が既に市場に出荷され消費されていたこ…
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“原子力発電を永続させる核燃料サイクルの破綻”と“自然エネルギーの活用促進や技術革新の可能性”

菅政権は火力発電の復旧・増強や節電努力と合わせて、企業の自家発電設備などの『埋蔵電力』も活用すれば、当面の電力不足は耐え凌げると考えているようだが、無理な節電をしなくても安定的に電力を供給できる平時の体制を再構築することは政治の責任であり、『期間を区切った原発の継続活用(代替電源を確保してからの原発削減のプロセス)』も選択肢には含めてお…
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福島原発事故後に続く“電力不足の不安”と菅首相の“唐突な脱原発宣言・エネルギー政策の転換”

前回の記事の続きになるが、韓国は既にEUとFTA(自由貿易協定)を結んでいて、EU諸国の経済圏では日本製品の競争力とシェアが急落しているが、いったん韓国製品のブランド力とシェアが定着してしまうと、後からそのシェアを日本製品の品質とブランド力によって奪い返すのは至難であり、今後の貿易通商政策では貿易産業・農業のメリットとデメリットを比較し…
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続投意欲を示す菅首相に“政策・アイデアの実行力”が問われる:韓国の輸出産業の躍進とTPP構想

サッカーの第6回女子ワールドカップで、澤穂希選手が中心となって結束した“なでしこジャパン”が強豪のアメリカをPK戦で破って見事に初優勝を果たした。ワールドカップでの優勝は男子も女子も含めた初の快挙であり素晴らしいが、なでしこジャパンの表敬訪問を受けた菅首相は『最後まで諦めずに頑張り続けることの大切さを学んだ・やるべきことをやり遂げなけれ…
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福岡伸一『世界は分けてもわからない』の書評4:ラッカーとスペクター、科学界が見たいと思った絵

アメリカのコーネル大学の生化学者エフレイム・ラッカーは、細胞のエネルギー代謝の研究に関する第一人者であり、細胞内でエネルギーとして使われるATP(アデノシン三リン酸)を合成するATP合成酵素の発見という大きな功績を成し遂げていた。ラッカーはエールリッヒ腹水ガン細胞を用いて、『なぜ細胞はガン化するのか』の理由を解明するための研究を精力的に…
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福岡伸一『世界は分けてもわからない』の書評3:秩序の構築と崩壊を説明するエントロピー増大原則

写真家の渡辺剛さんの作品『Border and Sight』で事物の境界線の曖昧さを示して、『TRANSPLANT』で事物の可塑性や交換可能性を示唆しながら臓器移植の考察を進めていくのだが、『第6章 細胞のなかの墓場』では科学的な要素還元主義の限界を問いかけている。全体が部分の総和以上の性質(特性)を見せることを、複雑系の科学などでは『…
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福岡伸一『世界は分けてもわからない』の書評2:マップラバーとマップヘイターの対照的な行動原則

大気中に漂っている微生物やモノ・身体に付着した微生物の増殖活動によって、食物の腐敗現象が起こりますが、人類は微生物による腐敗現象を抑制する化学物質として『防腐剤・保存料』を発明した。本書では、サンドイッチ・弁当などに使われるポピュラーな保存料のソルビン酸の作用について説明されるが、ソルビン酸は本来の栄養素(リンゴ酸・乳酸など)の囮物質と…
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福岡伸一『世界は分けてもわからない』の書評1:パワーズ・オブ・テンによる世界の拡大と縮小

生命・生物の仕組みや研究者のエピソードを題材にした福岡伸一の本は、科学的な内容を文学的なメタファーを駆使して解説しているので、読み物としても楽しめるところが良い。過去に、生命の本質を動的平衡性に見出した『生物と無生物のあいだ』や生物の雌雄分離・有性生殖の起源を物語的に書いた『できそこないの男たち』を読んだが、この『世界は分けてもわからな…
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ひきこもりに対する“システムズ・アプローチ”と“心的成長・転機を期待する意味論の視点”:2

ひきこもり問題に対する家族療法のような『システムズ・アプローチ(システム論的なアプローチ)』では、“個人システム―家族システム―社会システム(医療・心理臨床・支援制度)”の間の相互的なコミュニケーションの可能性を回復することが優先事項であり、個人システムの心的外傷や不適応状況、自己アイデンティティの拡散を改善していくか、社会システムにあ…
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ひきこもりに対する“システムズ・アプローチ”と“自己アイデンティティの変容・生き方の見直し”:1

家族療法やブリーフセラピーでは、社会的ひきこもりの問題を『システム論』の見地から見て解決法を模索することが多くなるが、システム論というのはひきこもりの問題を『複数のシステム間(構成要素間)の相互作用や断絶』が形成して維持しているという考え方である。 社会的ひきこもりの維持や解消に相関している複数のシステムというのは、『個人―家族・…
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社会的ひきこもりの定義と心理行動パターン2:非社会的問題行動と相関する心理社会的な要因の分類

人間の『生の本能』を有効活用する『森田療法』を創始した森田正馬(もりたまさたけ)は、他人から見られたり他人と話す場面において、自分が他人に不快な影響を与えないか、相手から自分がバカにされないかという過剰な不安が生じ、その結果として対人関係から逃避してしまう神経症的病理を『森田神経質』と名づけた。 ひきこもりの問題の幾つかにも、森田…
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社会的ひきこもりの定義と心理行動パターン1:他者に対する優越感・劣等感と思春期的な挫折体験

現代の日本では、社会活動や職業活動に参加しない“非社会的問題”としてのひきこもりが増えていると言われる。ひきこもりの人の数は、自宅・自室から全く一歩も出られないような重症例の人は数万人~10万人程度とも言われるが、軽度のうつや対人不安、自信喪失、モラトリアム、就労拒否、アパシーなど『買い物や遊びでの外出・親しい周囲の人間関係』には適応で…
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J.ピアジェとE.S.スペルケの“乳児のモノ(対象)の認識”に関する実験2:対象の永続性の獲得

ジャン・ピアジェが行った乳児のモノに対する認識の実験の続きになります。8ヶ月目の乳児は、目の前でモノにカバーを掛ければそのカバーを外すことができますが、何回か『同じ場所』でカバーを掛けて外させた後に、今後は『違う場所』で乳児に見えるようにしてカバーを掛けると、前と同じ場所のカバーを外そうとする『学習行動の習慣性』が見られます。 常…
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J.ピアジェとE.S.スペルケの“乳児のモノ(対象)の認識”に関する実験1:ピアジェの思考発達理論

赤ちゃんの顔認識機能の発達プロセスについては、生後二ヶ月未満の赤ちゃんが持っている本能的な顔認識システムとしての『コンスペック』と、生後二ヶ月以降に発達してくる学習的なシステムである『コンラーン』とが区別されています。コンラーンが形成される生後2ヶ月頃から大脳皮質の活動が開始されますが、過去の記憶情報を元に人の顔を区別できるようになるコ…
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