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zoom RSS 恋愛・結婚におけるカップリング(相手選び)の心理学1:年齢段階と人生経験による異性の魅力の多面化

<<   作成日時 : 2011/07/29 07:19   >>

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恋愛では自分が好意や関心を寄せている相手に、会話を投げかけたり食事に誘ったりするアプローチをして、そのアプローチが受け容れられることによって二人の関係が始まります。その男女の関係が恋愛関係にまで進展することもあれば、一度だけの食事や数回のデートだけで終わってしまうこともありますが、多くの男女関係では『何度かの二人きりの食事・会話・外出』を重ねることで、相手への興味関心や信頼感、好意感情を掻き立てられることでカップリングが成立します。

上手くいかないアプローチでは、初めの会話やデートへの誘いから門前払いで拒否されることもありますが、その場合は相手が恋人に求めている容姿やファッション、雰囲気、経済力など何らかの“最低ラインの基準”を自分が満たせていなかったという事になります。

自分が興味を持っている好きな相手が、異性のどういった魅力や特徴に重点を置いているのか、それまでの自分と相手の関係がどのくらい親密だったのかによっても、自分のアプローチが成功するかどうかは変わってきます。“恋人・配偶者に対する最低ラインの基準”が高い人もまた、あの人もダメ、この人も違うといった高望みによって相手が見つかりにくいという悩みが生まれやすくなります。

自分が相手から“恋人”として受け容れられて、自分が相手のことを“恋人”として受け容れることで恋愛関係が始まりますが、恋愛のカップリングの段階では以下のような悩みが多くなってきます。

1.好きになった人にアプローチしたり告白しても、受け容れてもらえず拒否されて振られやすい。

2.色々な人から好意を寄せられて誘われるのだが、自分が憧れたり好きになれる相手からはアプローチされない。

3.自分が好きになれる人や興味関心を持てる人との出会いそのものがない。

好きな人から振られたり拒否されてしまうという悩みや振られるのが怖くてアプローチすることができないという不安は、大多数の人が『思春期』の男女関係で多かれ少なかれ体験する悩みだと言えますが、10代の思春期や20代前半の青年期における異性の魅力の中心は、『容姿・外見・スタイル』など第一印象で瞬時に伝わる魅力に偏りがちであることも影響しています。

近年のウェブでは、10〜20代の若年層を中心にして『ただしイケメンに限る(イケメンでないと好かれない)・男は女の顔(スタイル)しか見ていない』といった恋愛関係における容姿・スタイルのコンプレックスや悩みの表現が目立ちますが、基本的には年齢が若いほど異性の魅力として『容姿・スタイルなど外見的特徴』を重視する比率が高くなります。極端に外見のみを重視する人の場合には、容姿以外の性格の良さや趣味の一致度、経済力や仕事の真面目さ、コミュニケーションの楽しさなどの魅力をほとんど考慮せずに相手を選ぶ人もいます。

10〜20代半ばくらいの若年層で『容姿・スタイルの対人魅力』が突出して重視されやすいという事は、学生時代には異性から告白されるほどにモテる人の人気は一部のカッコいい人や可愛い人に偏っていたり、熱心なアイドルや芸能人のファンになってのめり込む人が他の年齢層よりも多いことなどによっても示されます。

異性のどういった側面や魅力を重視して相手を選ぶかということについては個人差が大きく、その時期に出会う人との関係(その出会いと付き合いによって育まれる価値観)によっても変わってきます。一方で、10代の若い時期には極論すれば、異性の魅力は『かっこいいかかっこ良くないか・可愛いか可愛くないかの単純化された二元論』によって判断されやすい傾向があり、過半数の人は特別にずば抜けてかっこいいわけでも可愛いわけでもないので、恋愛関係における自信・自己評価は『自分の顔やスタイルの○○の部分が気になる』といった形で下がりやすくなります。

特別に自分の容姿や能力、話術、経済力などに自信がある人、ビジネスライクに大勢の異性に気軽にアプローチできる人、既に相手の好意(受容)が十分に実感できている付き合いなどを除いては、『もしかしたら相手から拒否されるかもしれない恋愛』というのは、何歳になっても十分な自信が持ちにくく不安・心配が付きまとうものです。しかし、思春期から年齢を重ねていき、さまざまな特徴や個性を持つ異性と触れ合いながらコミュニケーションをしていく中で、『分かりやすい容姿やスタイルの魅力以外の魅力』にも多くの人が気づき始め、20代半ば以降のカップリング(異性選択)のバリエーションは非常に多様になってきます。

10代〜20代前半頃までは、マスメディアやファッション雑誌、周囲の友人の影響などもあり、どうしても『異性の好み』は芸能人やモデルに代表される画一化・平準化された好みになりやすいのですが、多くの人間関係や恋愛関係を繰り返していく中で、分かりやすい容姿以上に『自分にとってしっくりくる異性のタイプ・一緒にいて落ち着けたり安心できる異性の好み』というものが形成されてきます。

各人の異性の好みが多様化したり、性格的・内面的な魅力の相対的な重要性が高まる中で、『1.好きになった人にアプローチしたり告白しても、受け容れてもらえず拒否されて振られやすい』という悩みは弱まりやすくなります。なぜ弱まりやすいのかというと、多様な異性との出会いや交流を経験していくことで、『自分と相性の良い異性のタイプ(一緒にいて楽しめたり落ち着ける異性のタイプ)』が分かってきて、容姿や外見の魅力を含むとしても、総合的な魅力や特徴のバランスでお互いを選ぶようになってくるからです。






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