東日本大震災の復興支援とPTSD・苦悩感に対するメンタルケア:災害心理学から考える心理的支援

東日本大震災(東北地方太平洋沖大地震)では約40万人以上の人たちが、物資・食品・暖房(燃料)・医薬品が乏しく衛生環境も厳しい避難所で、不便な避難所生活を余儀なくされている。今、被災者の方たちに最も必要なのは毎日の生活に必要な物資・食品・医療品を十分に準備して上げて、快適かつ衛生的にトイレをしたり入浴できたりする設備を整えて上げることであ…
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東日本大震災の被害と福島第一原発事故3:計画停電による都心機能の麻痺と今後のエネルギー政策

福島第一原発の事故がもたらしたもう一つの影響として、『農作物の放射能汚染による出荷停止措置・水道水への放射性物質の混入』があります。政府はただちに健康に被害が出るレベルの放射性物質の付着はないとしながらも、食物摂取による内部被曝(特に乳幼児・妊婦の内部被曝)のリスクを考え、福島、茨城、栃木、群馬の4県のホウレン草やかき菜、牛乳などに対し…
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東日本大震災の被害と福島第一原発事故2:原発の安全神話崩壊と放射線被曝の確率的影響

甚大な被害をもたらした東日本大震災(東北地方太平洋沖大地震)では、『大地震・大津波による被害』と『福島第一原発の事故』という二つの大きな危機的事態に直面することになりました。 福島県東部の海岸にある福島第一原発は、地震・津波の被害を受けて、原子炉を冷やす冷却システムが故障して非常用ディーゼル電源も起動しませんでした。絶対に事故が起…
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東日本大震災の被害と被災地の復興救助支援1:国内・世界からの善意の支援と道路物流網の改善

3月11日午後2時46分頃、三陸沖を震源として発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖大地震)は、マグニチュード9.0の驚異的なエネルギーで地震と津波を引き起こし、未曾有の悲惨な被害を日本にもたらしました。現在伝えられている死者と行方不明者は計2万4千名を越えており、2005年の阪神淡路大震災の被害規模を超えて、1923年の関東大震災に迫…
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“戦いに対する反応”と“自分の負け・下位”を認める服従ディスプレイ:身分の上下から敬意の表現へ

武器(凶器)を用いた戦闘では、どちらかが鈍器・刃物や銃器によって死亡するリスクがあり、それは即ち自分もしくは相手が重犯罪者として検挙・処罰されることにつながるので、争いで武器を持ち出す人は殆どいない。武器で攻撃すれば敵対者に致命傷を負わせることが多くなり、個人対個人の争いであれば『報復の危険性』はなくなるが、武器の強力化や軍事兵器(火器…
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人間はなぜ“威嚇・敵視”されるよりも笑われたほうが怒るのか?:対等な相手に見られたい心理

攻撃行動のディスプレイや威嚇的な言動から分かることは、人間も他の動物種と同じように、実際に相互が傷ついたり死んだりするリスクのある『戦闘・戦い』をできるだけ避けようとして、『威嚇・虚勢・攻撃のディスプレイ』によって直接的に戦わずに自他の優劣関係や譲歩の確認をしようとしているということである。誰かと激しい対立をした時に、大声で凄んでみたり…
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人間は敵と“実際の戦い・喧嘩”を回避するためにどうするか?:攻撃ディスプレイと異指向ジェスチャー

前回の記事の続きになるが、実際に殴ったり蹴ったりの暴力を振るわなくても、『間接的な威嚇・集団的な威圧』によって相手の行動や判断の自由を制約できるというのは経験的に了解できることであるが、これは『相手の社会適応性や良識・倫理観の有無』や『暴力行為と事後的な法的処分とのスピード』の問題としても考えられる。人間は通常かなり好戦的で倫理観がない…
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人間社会の“原始的な暴力”と“制度的な仕組み”による秩序形成2:現代のメリトクラシーと戦いの物語

前回の記事の続きになるが、近代社会では『学歴・職業・所得・資産・地位』などに、自分の能力や努力、事績が反映されやすいという『機会の平等に基づくメリトクラシー(能力主義)』の前提が置かれている。学歴や職業、所得というのは、競争して優位に立てば上昇するという機会の平等の前提が置かれているため、自尊心・自己アイデンティティと相関しやすい傾向を…
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人間社会の“原始的な暴力”と“制度的な仕組み”による秩序形成1:個人と国家の強制力とその制御

人間社会の“秩序形成原理”は、時代の進展と共に暴力や権力、宗教から離れて平和的(経済的・合理的)なものになってきたが、S.フロイトの『人はなぜ戦争をするのか』にあるように、原始的な上下関係のある集団秩序は無意識的本能としてのエスと身体的な暴力(腕力の強弱)によって形成されてきた。人間は個人間の関係性において『協調・競争(闘争)・無関心』…
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現代日本ではなぜ“恋愛・結婚の活動性”が低調なのか3:ジェンダーフリーと男らしさ・女らしさ

前回の記事の続きになるが、日本経済の高度成長期やバブル期が終わった事で、男性の『終身雇用・年功序列賃金・正社員の勤労道徳』に支えられた平均的な雇用待遇の良さが崩壊して、戦後日本の『会社員の夫・専業主婦(パート)の妻・二人の子ども』というモデル世帯が減少し、フリーターや失業者、無業者の増加など自分ひとりが生きていくだけでも大変な層が増えた…
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現代日本ではなぜ“恋愛・結婚の活動性”が低調なのか2:二元論的な結婚観と男女の容姿の選好性

前回の記事の続きになるが、最近では確かに、ウェブ上で『ただしイケメンに限る・会話や気配りの上手い男がモテる』など男性の容姿面やコミュニケーション面のコンプレックスも女性同様に取り上げられやすくなってはいるが、こういった男女関係の魅力の認知の変化は何を意味するのだろうか。 戦前戦後の日本において『女性が男性に求めていた魅力・要素』と…
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現代日本ではなぜ“恋愛・結婚の活動性”が低調なのか1:恋愛と結婚に求めるものの違いと現実生活

現代の男女関係(恋愛関係)のあり方や結婚にまつわる心理には、1980年代までとは違うさまざまな変化が起こっていて、過去において“当たり前”とされていた適齢期の婚姻規範や恋愛・家族形成への欲望などが通用しないケースが増えている。その背景には、『男らしさ・女らしさ』と関係するジェンダーアイデンティティの変容や『男女の雇用の質・男性の経済的役…
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