迫るリビアのカダフィ独裁体制の終焉。中東の民衆デモの過熱と若年人口問題・物価高騰・情報革命

リビアで41年もの間、権力を握っている独裁者ムアンマル・カダフィ(1942-)は、国家の最高指導者でありながらも『大佐・革命家』を自称して公式な国家元首としての肩書きを持たない特異な人物である。カダフィの国家統治理念と思想性は『ラディカルな反欧米主義・名前だけの直接民主主義』に根ざしている。カダフィの語る国際情勢認識や自国の困窮・失政の…
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チュニジアのジャスミン革命・エジプトのムバラク政権崩壊を受けて揺れる中東の独裁政権:2

チュニジアのジャスミン革命にしてもエジプト革命にしても、軍が『権力者の軍隊(体制を守る軍隊)』ではなく『国民国家の軍隊(国民を守る軍隊)』として既存の法制・指揮権に反して機能したことで成就した側面がある。“現代のファラオ”と呼称されて30年間の独裁を行ったホスニー・ムバラク(1928-)も、専制権力によるエジプト軍の統制と巨額資産による…
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チュニジアのジャスミン革命・エジプトのムバラク政権崩壊を受けて揺れる中東の独裁政権:1

チュニジアでジャスミン革命が起こってベンアリ大統領がサウジアラビアに亡命し、エジプトでもエジプト革命(エジプト動乱)と呼ばれる民衆デモの拡大によってムバラク大統領の30年に及ぶ長期政権が2月11日に瓦解した。生活に困窮した一青年の抗議的自殺を発端とするジャスミン革命の余波が、中東・北アフリカの長期独裁政権を揺らがしている。 リビア…
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堀江貴文『君がオヤジになる前に』の書評:思考停止によるオヤジ化と価値認識による生き甲斐創出

堀江貴文の『君がオヤジになる前に』では、自身の経験も含めたオヤジ化しない思考形態や価値認識、ライフスタイルのあり方を模索し、『前進・進歩・成長・上昇』といった成功(達成)のベクトルに軸足を置いた提言をしていますが、本書でいうオヤジ化は『思考停止・現状維持・責任転嫁(愚痴不満)』に象徴化される主体性の放棄として定義されています。 現…
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堀江貴文『“本物のお金持ち”と結婚するルール』の書評:結婚に求めるものと男女の魅力のバランス

『“本物のお金持ち”と結婚するルール』も『君がオヤジになる前に』も、“超個人主義”といっても良い私個人の幸福とメリットの観点から功利的に書かれた本なので、日本人の保守的な倫理観や一般的な社会適応性からはかなりズレています。その“常識とのズレ”を自分自身の人生に何らかのかたちで応用したいと思う人もいれば、現代的な読み物や一つの価値観として…
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自分の感情を認識するための自己知覚・原因帰属2:生理的興奮と情動のラベリングによる感情の意識化

前回の記事の続きになりますが、『シャクター=シンガー理論』とも呼ばれる『シャクターの情動二要因説』は、社会心理学者のスタンレー・シャクターとジェローム・シンガーによって提唱されたものです。シャクター=シンガー理論では、生理学的興奮(身体的変化)とその原因の事後的認知によって、喜怒哀楽などの『情動の種類』が自覚されるとしますが、ここでは生…
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自分の感情を認識するための自己知覚・原因帰属1:認知的不協和の動機づけと情動の中枢神経説

前回の記事では、スペリーとガザニガらの分割脳実験と右脳(非言語性半球)の潜在的認知プロセスを参考にして、自分自身でも知ることのできない『自分の心理状態・行動の原因』について考えてみました。古代ギリシアのデルフォイのアポロン神殿には『汝自身を知れ』というスローガンが掲げられていたと言いますが、哲学史・宗教史では『主客問題・自我・実存主義・…
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自分で自分の行動・判断についてどのくらい正しく知る事ができるか?:スペリーとガザニガの分割脳実験

自分の心理状態や知的能力については自分自身が一番良く分かっていると思いがちですが、『脳が情報処理していること』と『自分が分かっていること(意識化・言語化できること)』の間に大きなズレがあることが、幾つかの脳神経科学の実験によって明らかになっています。ある課題を遂行するために、脳が大脳皮質で情報処理を行っていても、自分自身はその情報処理の…
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Facebookは日本で普及するか?2:ソーシャルネットワークに何を求めてアクセスするのか。

リアルとリンクしたソーシャルグラフを生かすFacebookの魅力や面白さは、当たり前のことであるが、『リアルの人間関係の量・質』に多くを依存するので、『リアルの人間関係』をウェブ上でも再現して楽しくやり取りしたいと思える人でないと、ソーシャルグラフを作成してコミュニケーションする価値は乏しくなりやすい。あるいは、『コミュニケーションの面…
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Facebookは日本で普及するか?1:Facebookとmixiのソーシャルグラフや利用方法の違い

Facebookの創設者であるマーク・ザッカーバーグの学生時代を題材にした映画『ソーシャル・ネットワーク』の感想を書いたが、昨年半ば頃からFacebook関連のITニュースやブログをよく目にするようになった。日本でSNSといえばmixiやgree、モバゲータウンがよく知られているが、greeとモバゲータウンはオンラインのソーシャルゲーム…
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“幸福感・充実感・リラックス感”を得るためのカウンセリング的な視点3:今・ここにある幸福への感度

カール・ロジャーズの来談者中心療法(クライエント中心療法)の『徹底的な傾聴』とも重なってくるが、カウンセリング技法の基本中の基本である『傾聴』は聴いて貰う側だけに心理的な効果や支持があるわけではない。前回の話題の続きになるが、相手の話を集中して丁寧に聴いているカウンセラーの側のほうにも、他者を理解しようとすることの喜びや自己を客観視して…
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“幸福感・充実感・リラックス感”を得るためのカウンセリング的な視点2:人間関係の悩みの捉え方

『前回の記事』の続きだが、『急がなきゃ急がなきゃ。このままじゃ間に合わない』という自分を急き立てるような切迫感は、確かに稀にではあるが、尻に火がついた事でモチベーションと仕事の処理速度を引き上げることがある。だが、それはやらなければならない仕事量が、『スケジューリングの時間枠』の中に何とか収まっていて、自分の能力・意欲を最大限に発揮すれ…
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“幸福感・充実感・リラックス感”を得るためのカウンセリング的な視点1:マルチタスクの焦燥感の改善

肩に力の入り過ぎた緊張感を和らげることができれば、緩やかなリラックス感を得ることができるし、自分の立てた目標・計画を思い通りにこなすことができれば、自分が物事を上手くやり遂げたという充実感を感じることができる。不安や気がかりの原因となっている問題や物事を首尾よく完璧に解決することができれば、長く続く安心感を得ることもできる。そして、一般…
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