宮城谷昌光『三国志 第一巻』の書評:楊震・曹騰の目線を通した後漢王朝の斜陽と外戚・宦官の跋扈

宮城谷昌光の描く三国志の世界は『正史』に基づく重厚さと背景描写の緻密さがあるので、中国の古代史に一定の関心を持った人でないと読み続けることが困難になるかもしれない。第一巻では人口に膾炙する曹操も劉備も孫権もその名前すら殆ど出てこないのだが、三国時代に入る前の『後漢王朝の斜陽期の政治・人物』が入念に正確に描写されていて興味深い。 漢…
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ブレンダ・ボイド『アスペルガー症候群の子育て200のヒント』の書評:育児のトラブルにどう対処するか?

アスペルガー症候群(AS)の子どもを持つ親が、日常的な子育てや指導・援助で悩みやすいポイントとその対処法を、実際の育児経験の試行錯誤に基づいてまとめた本です。広汎性発達障害(PDD)の専門書ではないので難解な専門用語や理論的な解説が無くて、『実践的な子育ての方法やアドバイス』にテーマを絞っているので、アスペルガー症候群の子どもやコミュニ…
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