近代の学校教育制度の本質・役割とは何か?1:ハードな教育理念とソフトな教育理念の比較

『教育(education)』の英単語には『内部にある可能性』を引き出すという原義があるが、近代国家が備える教育制度(義務教育)がその原義に沿ったものかと問われると恐らくそうではないだろう。現在では『生涯学習の概念』が提唱されていることもあり、教育する対象や教育サービスのニーズは『学齢段階の子ども(小中高の学生)』に限らず、学習意欲のあ…
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“家庭・育児の環境要因”は個人の性格形成や知能発達にどれくらいの影響を与えるか?

人間の性格形成や能力向上、精神発達に与える『遺伝要因・環境要因』の影響がそれぞれ何パーセントであるのかを、正確に判断することは難しい。遺伝要因と環境要因の影響を厳密に区別する研究方法(環境条件の統制)には限界があるので、一卵性双生児を用いた『双生児研究(異なる成育環境で成長した双生児の性格・知能・適応の比較)』などの成果を元にして遺伝要…
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“プレビュー機能・Update Ping設定保存・非公開ブログ”のウェブリブログの追加機能について

ウェブリブログ事務局のブログで、ウェブリブログの機能強化が発表されています。 (2/18)プレビュー機能とUpdate Ping設定保存機能を追加しました! (2/18)プレミアムオプションに非公開ブログ機能を追加! 既に『プレビュー機能』がついている無料ブログも多かったのですが、ウェブリブログにも公開前に実際…
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人間の性格や知的水準を規定する“遺伝”と“環境”のバランス:遺伝子・環境の決定論の限界

人間の性格形成や精神発達のプロセスには様々な要因が関係しているが、『生得的な遺伝要因』と『後天的な環境要因』のどちらを重視するかによってスタンスが変わってくる。人間の性格傾向や能力・適性が遺伝(生まれ)によって決まるのか、環境(育ち)によって決まるのかという『氏か育ちか論争』は19~20世紀を通して活発に行われた経緯があるし、現代でも人…
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村上宣寛『心理学で何がわかるか』の書評:科学的心理学のプロセスを重視した丁寧な概説書

医学・医療や健康食品、エコロジーなどの領域では、一見して正統的な科学理論を装っているが、科学的根拠に瑕疵や不備のある『疑似科学』が問題にされることがある。疑似科学にも体験談(目撃談)のみに依拠する杜撰なものから、研究データを細かく例示する精巧なものまで様々なレパートリーがあるが、自然科学と疑似科学との境界線を正確に見極めることは門外漢の…
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『脳内ホルモンのタイプ論』による男女関係のマッチング2:人はどんなタイプを好きになるのか?

どういったタイプの異性を好きになるのかの要因には、自分のパーソナリティを肯定的に強化してくれる相手を好きになる『類似性・同質性』と、自分のパーソナリティに足りない部分を相互的に補完してくれる相手を好きになる『相補性・依存性』とが想定されています。 どんな相手とどんな内容の付き合い方を望むのかは、それぞれのパーソナリティ・タイプによ…
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『脳内ホルモンのタイプ論』による男女関係のマッチング1:各タイプの恋愛・結婚の特徴的パターン

H.フィッシャーの『脳内ホルモンのタイプ論』では、『恋愛関係・結婚生活のマッチング(相性判定)』も分析することができますが、それぞれのタイプは主に以下のような『男女関係・家庭生活の気質的なパターン』を持っています。『他のタイプ』との相性の良し悪しについては、『冒険型‐冒険型・建設型‐建設型・指導型‐交渉型の相性』が良いと考えられています…
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H.フィッシャーの『脳内ホルモンのタイプ論(パーソナリティタイプ)』による性格行動パターン

性格傾向を全体的・直観的に捉えやすい“類型論”には、C.G.ユングの外向性・内向性に基づく『タイプ論』やE.クレッチマーの『体型性格論』、W.H.シェルドンの『発生的類型論』などがありますが、『恋愛関係における特徴・相性』を知る上で役立つパーソナリティ論としてヘレン・フィッシャーの『脳内ホルモンのタイプ論』があります。 ヘレン・フ…
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“無縁社会における自由・孤独”と“有縁社会における安心・不自由”:中年期以降の“縁”との向き合い

高齢者の『孤独死』の問題はゼロ年代の初頭から取り上げられていたが、『無縁死』という新しい造語が作られたことで、現代社会における“中年期以降の孤独の不安”が再認識されたように思う。NHKスペシャルで放送された『無縁社会~“無縁死” 3万2千人の衝撃~』の番組はリアルでもウェブでも大きな反響を呼んだようだが、孤独死にしても無縁死にしても、そ…
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『自分の小さな「箱」から脱出する方法 人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!』の書評

本書でいう『箱』は、『自己欺瞞』のことであると解説される。箱とは『自意識(自己愛)へのこだわり』のことであり『自己中心的な認知(物事の捉え方)』のことでもある。自分が『箱』に入ってしまうことによって、人間関係のトラブルや目的達成の困難などが次々と生まれてくるが、自分で自分が『箱』に入っていることに気づくのは非常に難しい。 業績を急…
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平野啓一郎『ドーン』の書評:“分人主義・顔認証検索・宇宙開発”から予測される近未来

宇宙船ドーン(Dawn)による世界初の有人火星探査の成功、人々のイデオロギー(基本的価値観)の分断を鮮明化するアメリカ大統領選挙、自己アイデンティティが複数化する『分人主義(ディビジュアリズム)』の拡大、地球からは見えないドーン船内の人間関係のドラマ、アメリカの貧困層の兵士化と戦争ビジネス……ハリウッド映画でキャスティングされても違和感…
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恩田陸『不連続の世界』の書評:現代の怪奇と各地の旅情が漂うトラベルミステリー

音楽プロデューサーの塚崎多聞(つかざきたもん)が次々と経験する『少し怖くて不思議な話』を題材とした恩田陸のミステリー短編集。どこか茫洋として憂き世離れした雰囲気のある音楽プロデューサーの塚崎多聞、完璧な経歴と家柄を持つ美人な旧通産省官僚の美加、イギリスの名家の生まれで美加に思いを寄せる証券マンのロバートといった登場人物は共通しているが、…
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アニマル・ライツ(動物の権利)と人間の倫理感覚3:文明社会における“死・苦痛のリアルの隠蔽”

地球の環境問題が本質的に『人類の存続性・資源利用にとっての問題』であり、『地球という物質の集積にとっての問題』ではないように、アニマル・ライツの問題も動物側から権利要請が為されるわけではないという意味において、『人間の良心(罪悪感)に関わる倫理判断の問題』として受け止めることができる。 何の罪もない動物たち(犬・猫・鯨・牛・豚)を…
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