戦争を巡る価値観と原始的な脳・理性的な脳2:集団と自己を区別できる“個人”の特殊性と経済発展

ポール・マクリーンの脳の三層構造論で陥りやすい誤謬として、“脳の構造の複雑化”を“種の優越性の証明”とする進歩主義があると以前に指摘したことがあるが、『戦争・紛争・テロの頻発する地域』に生まれた人々は、大脳辺縁系の情動判断が優位だから(進化論的な退行に陥っているから)兵士になったりテロを起こすのではなく、合理的な思考や人道的な判断を行っ…
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戦争を巡る価値観と原始的な脳・理性的な脳1:大脳辺縁系の情動判断と大脳新皮質の学習の影響

人間には発生学的に原始的な構造を持つ『大脳辺縁系(情動反射の中枢)』と理性的・計画的な高次脳機能を生み出す『大脳新皮質(思考・学習・意志の中枢)』とがあるが、戦争や犯罪を起こす人間は、“大脳新皮質(攻撃性及び本能行動を抑制する前頭前葉)の機能”が弱いからなのだろうか。 絶対に人を殺さないとする平和主義者(人道主義者)と、罪悪感を感…
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新人は“仕事で分からないこと”をどのように質問したら良いのか?:新人教育と疑問解決の質問力

新入社員(新人)がどうして『自分が分からないこと』を質問に来ないのかという以下の記事がありましたが、仕事をしながら技術や知識を学ぶ“OJT”では『先輩の教育業務に対する意欲・適性・方法論』と『後輩の学習意欲・理解力・質問力』によってその教育の成果に大きな差が出てくると思います。 なぜ新人は聞きに来ないのか? ググるな危険…
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ウェブリブログの“全ユーザーの広告掲載必須化”と“プレミアムオプション”について

ウェブリブログで『運営側の広告表示』をしなければならないブログの範囲が段階的に拡大していたが、12月21日からは有料の接続コース(プロバイダ)を利用しているBIGLOBE会員のブログにも広告掲載が必須化されるようである。 (11/20)広告掲載必須化のお知らせ 2007年10月22日より、ブログに広告を掲載させていただい…
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土井隆義『友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル』の書評2:“言葉の力”と“つながりの身体感覚”

『前回の記事』の続きになるが、何人かが集まる形式的な友達関係があったとしても、数ヶ月以上の時間が経過する中で、共通の話題や関心事が乏しくなって、何となく『友達同士で集まっていても退屈で面白みがないという倦怠感・違和感』を感じやすくなる。友達と一緒にいても話すことが無くなったり、何となく居心地が悪くなったりすると、『優しい関係(見せ掛けの…
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土井隆義『友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル』の書評1:“優しい関係”と“いじめ問題”

現代社会で生きる人たちにとって『友達とは何なのか?』という問いに対する答えは様々であり、友達が多くいることに安心感や自己肯定を感じる人もいれば、友達から私生活に干渉されることに煩わしさや面倒くささを感じる人もいる。学校・会社の所属が同じだったり、人脈をつなぐ必要性からとりあえず付き合っている『見せ掛けの友達(ビジネスライクな友達)』と、…
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“非定型うつ病の特徴”と“うつ病の特徴”の比較:非定型うつ病のストレス反応性・過眠過食・疲労感

現在では、古典的な大うつ病性障害(メランコリー親和型性格に由来するうつ病)の症例が減って、『精神運動制止(一切の活動性の喪失)・自責感・自罰感情・罪悪感』の症状がほとんど見られない軽症うつ病(プチうつ)や新型うつ病が増えているといわれます。無理して仕事をしている時やストレスを感じる嫌なことをしている時にだけ、状況反応的なうつ状態に陥る新…
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twitterのアカウントを取得

ウェブリブログの機能強化でtwitterと連携したということで、以下のtwitterのアカウントを取得しました。 https://twitter.com/es_discovery ウェブリブログを更新した時に、自動的にブログのタイトルとURLがTwitterに投稿されるということで、当面は『ブログの更新通知』のための利用がメ…
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うつ病の古典的病因論と“気分変調性障害・気分循環性障害”の慢性化の問題について

うつ病(気分障害)には、病因論や重症度、循環性(双極性)などに基づく分類がありますが、うつ病全般に共通する基本症状として以下の2つが典型的なものとしてあります。 1.今まで楽しめていた趣味や熱中できていた事柄にまるで興味が持てなくなるという『興味・喜びの喪失』 2.気分がふさぎ込んでしまい自己否定的な認知(ネガティブな考え方…
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福岡伸一『できそこないの男たち』の書評:男女の性差を巡る生物の歴史と弱き者としての男性の誕生

本書で語られる『できそこないの男』というのは、社会環境に適応できない男や道徳的に間違ったことばかりする男のことではなく、生物学的あるいは発生学的に不完全で脆弱な男のことである。男性と女性を比較すると、筋肉量が多く戦闘に適していて政治経済的な力を掌握している割合が多い男性のほうが女性よりも優位のように見えるし、有史以後の人類の歴史は基本的…
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藤本ひとみ『皇帝ナポレオン 上』の書評:皇帝としてのナポレオンと私人としてのナポレオンの対照性

フランス革命の後に第一帝政を敷いたナポレオン・ボナパルト(1769-1821)の公私を含めた実像を、新聞記者のモンデールがいろいろな関係者へインタビューすることで再現しようとする筋書きの小説。コルシカ島生まれの朴訥な青年に過ぎなかったナポリオーネ・ブオナパルテが、どのようにして並み居る将軍(元帥)のライバルを押しのけて皇帝ナポレオンとな…
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34歳女性の婚活サイトを悪用した結婚詐欺についての考察3:虚構のセレブ生活と歪められた承認欲求

34歳の女性が結婚詐欺にのめりこんでいった動機は、表面的には『虚構のセレブ生活を維持するため』であり『散財で増え続けた借金を返済するため』であるが、1億円以上の金銭を軽々と飲み込んでも尚(なお)満たされない『セレブ生活への憧憬』や『派手な消費への渇望』の根源はいったいどこにあるのであろうか。ただ贅沢で華美なライフスタイルを維持したいため…
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34歳女性の婚活サイトを悪用した結婚詐欺についての考察2:結婚詐欺の心理とバランス理論

人間はカタログを見ていて『どの異性が理想のタイプか?』と直観で選ぶ時の判断基準と『自分の配偶者(恋人)としてどの相手が望ましいか?』を現実的に選ぶ時の判断基準が必ずしも一致しないことがあり、現実的な異性選択では『自分の魅力・能力・属性・社会的評価との釣り合い』を無意識的に考えている。男性でも女性でも基本的な傾向として、『自分と同程度の魅…
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34歳女性の婚活サイトを悪用した結婚詐欺についての考察1:事件報道の概略と自殺偽装の嫌疑

東京都豊島区に住む34歳の女性が起こしたとされる『婚活詐欺(結婚詐欺)』と『練炭を用いた連続殺人の疑惑』がマスメディアやインターネットで話題になっている。過去にネットオークションを悪用したPC販売の受注詐欺をしたともされる容疑者の34歳女性は、婚活サイトを使って『結婚・ホームヘルパー(介護)の約束』を交換条件に男性をおびき寄せ、総額1億…
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