時津風部屋の暴行事件とスパルタ教育(しごき)の注意点:“いじめの空間”を拡大するネットいじめの問題

集団による暴行や脅迫、虐待、嫌がらせによって被害者が死亡するという事件が神戸市の私立高校と相撲部屋で6月~7月にかけて相次いで起こった。6月末に大相撲の名門とされる時津風部屋で起こった傷害致死事件は、時津風親方自身が17歳の新弟子・時太山(ときたいざん)に対する暴行の口火(ビール瓶での殴打)を切って主導したという特異な事件である。『閉鎖…
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“記憶力・集中力・モチベーションのアップ”と“仕事・勉強の効率的な進め方”

資格試験や高校・大学の入試などペーパーテストに備える為の勉強の基本は、前回の記事で書いた『記憶力(インプット力)・集中力・理解力・アウトプット力』の4点に集約されます。それらの知的能力をフルに発揮するためにはモチベーション(内発的動機づけ)が一定以上に保たれていなければなりませんが、合格すれば何かが得られるというインセンティブ(外部的な…
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総中流社会と格差社会の違いとは何だったのか?:所得の再分配・機会の平等・労働意欲・セーフティネット

ワーキングプアやネットカフェ難民、日雇いの派遣労働などで問題になることの多い格差社会について、『ジニ係数や生活実感で見る所得格差』のテーマをウェブサイトのコンテンツで取り上げました。このテーマに興味のある方は読んでみてください。 日本の経済格差と財の再分配の問題:格差社会の考察 1980年代頃までは、『日本は貧富の格差が小さ…
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情報革命がもたらした“紙の新聞”の需要減少と“情報コンテンツ”のビジネスの困難:2

収穫物を貯蔵できるようにした『農業革命』は、偶然の要素に頼る部分が大きい狩猟の才能や採集の努力の価値を大幅に下落させました。機械を用いた大量生産と大規模な資本を投下するプロジェクトが可能な『産業革命(資本主義と連動した産業革命)』は、単純な肉体労働(マニュファクチュア)の需要と評価を引き下げ、専門的な頭脳労働(熟練労働)の需要を高めまし…
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情報革命がもたらした“紙の新聞”の需要減少と“情報コンテンツ”のビジネスの困難:1

前回の記事で、RSSリーダによる情報収集や情報処理に費やす一日の時間配分について書きました。私は紙の日刊新聞をほとんど読まなくなって二年以上が経つのですが、『日々のニュースの概略』を理解するという目的に絞るのであれば、『ウェブ上の新聞のRSS』をざっと見て興味を惹かれた項目だけをクリックするほうが効率的だと感じています。実際問題として、…
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RSSリーダーによる効率的な情報収集とGoogle Readerの日本語対応

Google ReaderやGoogle Docs & SpreadsheetsなどGoogleのウェブサービスの日本語対応が進んでおり、機能面でも若干の改良があるようで使いやすくなっています。フィード(更新内容の要約)を簡単に読み込めるRSSリーダはウェブでの情報収集に欠かせないツールとなりつつあり、ブラウザのブックマークを使うユーザ…
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なぜ、資本主義社会では労働者のスローライフが実現しないのか?3:“未来への欲望”を燃やす永久機関

前回の記事では、幾ら経済が成長しても労働者の労働負担が飛躍的に減少することがない理由として、『経済の成長と市場での競争を自己目的化する資本主義の特徴』を考えてきましたが、『世界的な人口の増大・天然資源の有限性・地球環境の悪化』など外的なリスク要因ももちろん関係していると思います。経済には『欠乏のない資源分配=生存可能性の確保』と『消費者…
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なぜ、資本主義社会では労働者のスローライフが実現しないのか?2:持続的成長を義務付けられた経済機構

資本主義経済によって文明生活の利便性や快適性が拡大し始めた20世紀半ばには、国家経済が成長してテクノロジーが進歩すれば、国民の生活が楽になり労働の負担も減っていくというある種の理想郷(ユートピア)が思い描かれていました。資本主義を支える勤勉のエートスとは『未来の進歩や繁栄を実現するために、現在の苦労や不自由に耐える』というところにあり、…
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なぜ、資本主義社会では労働者のスローライフが実現しないのか?1:政党の経済政策と格差社会の問題

前回の記事の続きで『小泉-安倍ラインの新自由主義的な構造改革』について語るわけではないのですが、小泉純一郎元首相は『改革を止めるな』と叫び、安倍晋三首相は『成長を実感へ』とスローガンを唱えました。しかし、国民の少なくとも半数は急進的な構造改革をやめて欲しいと感じ、幾ら痛みに耐えてマクロレベルで経済成長したって少しも生活は楽にならないじゃ…
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安倍首相の突然の辞任と重責・激務に耐える“フィジカルな強さ”の重要性:総裁選では福田康夫が本命に

7月の参院選で自民党が惨敗しても政権を続行する意欲を見せていた安倍晋三首相ですが、所信表明演説後の12日に「予期せぬ突然の辞任」を表明して政界と世間を驚かせました。安倍首相のあまりにも急な辞任宣言は、国内のみならず国際的な波紋を広げていますが、不意打ちにも似た政権の投げ出しによって『国民への公約(所信表明)』を空文化しただけでなく『日本…
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双極性障害(躁鬱病)の“Ⅰ型・Ⅱ型”の分類と“軽躁エピソード”が持つ幾つかの問題点:2

前回の記事の続きになりますが、単極性のうつ病や双極Ⅰ型障害と違って双極Ⅱ型障害は、ある意味で活動と静止のバランスが取れた精神疾患であり、軽躁状態をどのように使うのかによって『行動性・衝動性・感情制御の問題の深刻度と性質』が変わってきます。また、躁病エピソードと比較して軽躁エピソードの場合には、『社会的な生産性・発想面の創造性・職業的な適…
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双極性障害(躁鬱病)の“Ⅰ型・Ⅱ型”の分類と“軽躁エピソード”が持つ幾つかの問題点:1

気分障害(mood disorder)や感情障害(affective disorder)というと、抑うつ感・気分の落ち込み・意欲の減退・希死念慮などの精神症状が顕著な『単極性のうつ病』をイメージしやすいですが、実際の症例では抑うつ感と軽度な高揚感が交互に生起する『双極性障害(躁鬱病)』が見られることも少なくありません。躁病相とうつ病相が…
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福岡伸一『生物と無生物のあいだ』の書評2:生命の一回性と適応性がもたらす機械論的生命観への疑念

前回の記事で書いたこと以外に、『生物と無生物のあいだ』を読む楽しみはもう二つある。一つは『生命とは何か?』という根本的な生命感の刷新に関する記述であり、もう一つは『科学史から見落とされやすい地味な研究者』にもう一度スポットライトを当てて「分子生物学の歩みのプロセス」を再確認できることである。更に、分子生物学の研究現場における実際の作業 …
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福岡伸一『生物と無生物のあいだ』の書評1:科学者の研究生活の楽しさと厳しさ

『生物と無生物のあいだ』の帯タイトルには、『読み始めたら止まらない極上の科学ミステリー』と書かれているが、本書の対象とする読者層は、生命の基本的な仕組みあるいは本質に関心がある人であり、自然科学分野の研究者を目指してみたいと漠然と思っている若い人たちではないかと思う。つまり、純粋に『生命とは何か?』という根本命題を考えることが楽しくて仕…
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ジョセフ・マーフィー『マーフィー わずか「1日」ですべてが変わる!』の書評

書店やウェブで『マーフィーの法則』という言葉をよく見かけた時期がありましたが、普段、人生哲学(成功哲学)や自己啓蒙(ポジティブシンキング)に関する本は余り意識しないこともあり、ジョセフ・マーフィー関連の本は一度も読んだことがありませんでした。本書『マーフィー わずか「1日」ですべてが変わる』は、厳密にはマーフィーの法則というものを一つ一…
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効率的な勉強法や仕事のプロセスを構成する要素:なぜ、人は終わりなく仕事や勉強をしようとするのか?

仕事や勉強、作業を滞らせずに効率よく進めるためには、『インプット(情報入力)-モチベーション(内発的動機づけ)-アウトプット(結果の出力)』の3つの要素を重要度や優先度、状況、気分に合わせて効果的に使い分けていく必要がある。一般に一定以上の知的能力(読み書き能力)や専門スキル、コミュニケーションスキルを必要とする仕事では、『集中力・記憶…
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親鸞の浄土真宗と悪人正機の思想2:幸福追求の自助努力へとつなぐ専修念仏

前回の続きになりますが、善人とは、学問・修行・禁欲・利他的な行動などの『意図的な功徳(くどく)』を積んで阿弥陀仏の救済の本願(慈悲)をさらに確実にしようとする者のことです。親鸞は阿弥陀仏の本願は『至上・最大の効果』をもっており、自力本願の功徳によって救済の可能性を上げる必要性などはないと教えました。阿弥陀仏が衆生救済をする無限の慈悲の力…
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親鸞の浄土真宗と悪人正機の思想1:自力本願の功徳から他力本願の救済への転換

浄土真宗の祖である親鸞(1173-1263)は、『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』の作成(1243)によって真宗を立教開宗したとされますが、親鸞の時代には独立した宗教教団としての体制を十分に整えておらず、親鸞自身には旧仏教を否定する新宗派を開設する意志はなかったともいいます。しかし、数十万人以上の規模に信徒数を増やした浄土真宗は、親…
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カール・グスタフ・ユングの人生過程と分析心理学に関するコンテンツ

ウェブサイトで、分析心理学の創始者であるカール・グスタフ・ユングの生涯と思想を大まかにまとめたコンテンツを作成しました。興味のある方は読んでみてください。 カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung, 1875-1961)の思想と生涯 ユングの普遍的無意識や元型、性格理論(タイプ論)については、過去の…
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