ポスト小泉を巡る自民党総裁選の前哨戦がスタート:谷垣財務相が消費税の増税と目的税化を提言

小泉純一郎現首相が初めて内閣総理大臣に指名されたのは平成13年4月26日であり、幾たびかの内閣改造を経て現在は第3次改造内閣で政権が運営されている。 総裁任期は3年で小泉首相の任期が9月末までなので、自民党総裁選まで約2ヶ月を残すばかりとなった。自民党内の支持層の厚さや次期首相に関する世論調査から見ると、自民党総裁選の結果自体は、本命…
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対象関係論の草創期に活躍したクライン、フェアバーンらとカーンバーグの境界例研究

前回の記事で、アンナ・フロイトの自我心理学と対立した対象関係論の始祖メラニー・クラインについて触れましたが、精神分析には大きく分けて『本能的欲求であるリビドーの充足』を精神活動の基本動因とする正統派の自我心理学派と『最適な対象関係の希求』を基本動因とする対象関係論学派(英国独立学派)があります。 前回、対象関係論の中心概念となる理…
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乳幼児の幻想的無意識を構想したメラニー・クラインとエディプス葛藤を重視したアンナ・フロイト

フロイト以後の精神分析には多数の学派があるので、対象関係とは何かという問いについては一義的に回答を返すことは出来ませんが、シグムンド・フロイトからアンナ・フロイトへと継承された自我心理学派では、『プレ・エディパル(pre-oedipal, エディプス・コンプレックス以前)な乳幼児は、自他を区別する“自我”が形成されていないので対象関係を…
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リビドー充足と対象関係を欲求する精神分析の普遍的人間観:『ヒステリー研究』に見る時代風潮と基本原則

シグムンド・フロイトが創始した精神分析の治療方略は、『無意識の意識化』による自我の強化にあると言えますが、フロイトが神経症の原因とした無意識の内容とは『過去に抑圧された情動と欲求』であり『幼児期のエディプス・コンプレックスに関連した外傷的記憶』のことです。 世界の学術や思想に大きな影響を与えたフロイトの精神分析ですが、幼児性欲やエ…
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『無意識の決定論』を前提とする精神分析の合理性とエビデンス・ベースドな精神医療の科学性

19世紀末から20世紀初頭に、宗教的世界観の迷信を打破する科学主義の洗礼を受けたシグムンド・フロイトは、科学的客観性の高い物理学を模範とする自然科学としての心理学を理想として、人間の心理世界を統御する一般法則を発見しようとしていた。 広大無辺な無意識の欲求を中心として構築された精神分析体系は、新たな人間観を提示して世界に知的興奮を…
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ウェブリブログの機能強化についての雑感と『記事の独立性』を意識しやすいブログ構成

7月19日のメンテナンスで、『ウェブリブログの機能強化とサービス体系の一本化』が行われたようですね。 ブログ管理画面に入ってみると、『表示項目設定』の欄に「フリースペース1」と「フリースペース2」が追加されていてブログの上下・左右の二箇所にフリースペースを配置することが可能になっています。 今までウェブリブログのデザイン・テンプ…
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臨床コミュニティ心理学が目指す“共生的な地域社会”とリエゾン精神医学の“協働的な専門家システム”

前回の記事で、有機的な社会システムの一部としての心理臨床活動について触れましたが、心理学以外の専門的な関連領域との協働関係(collaboration)は、クライエントの病態や希望に合わせて多面的かつ総合的であることが望ましいといえます。 クライエントの心理的問題には内面的な苦悩や葛藤と合わせて、重篤な抑うつ感や病的な不安、状況依…
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『対人援助・心理教育・コミュニティ支援』を行う社会資源システムの有効活用とシステムズ・アプローチ

過去にカウンセリングの広範多岐な適応領域に関する記事を書きましたが、『心理学的アプローチによる対人援助(問題解決の支援)』を企図する心理臨床活動(カウンセリング活動)を、社会システムの内部と周縁に分けて考えてみたいと思います。 まず、『社会環境の内部に有機的なシステムとして取り込まれた心理臨床活動』を社会システムの内部とし、『社会…
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多民族国家フランスの帝国列強の歴史:アルジェリアの民族解放闘争とアラブ・ナショナリズム

前回の記事でワールドカップの決勝戦の話をしましたが、そこから少し話を敷衍して、フランスとアルジェリアの歴史の概略と植民地政策の崩壊の流れをまとめておきたいと思います。 日本人がフランスという国名から受けるイメージにアフリカ系フランス人のイメージは殆どないと言ってよく、どちらかというと西ヨーロッパに先住していた白人(ケルト系・ラテン…
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ワールドカップ決勝戦でのジネディーヌ・ジダンの頭突きの理由を色々と推測する各国メディア

サッカー・ワールドカップ決勝戦の『イタリア対フランス』の試合はキックオフ直後から、両チームがフィジカルな衝突を繰り返しながら敵陣突破を図る激しい試合展開となった。 見事に優勝の栄冠を手にしたイタリア代表は、主将のカンナバッロを基軸とした鉄壁の守備だけでなく、リッピ監督が志向した前線にスピーディーに押し出す攻撃的サッカーへの転換も順…
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国家の栄光・挫折の歴史の情動的継承と国民アイデンティティ:靖国神社参拝が象徴する理念的価値

第二次世界大戦の戦勝国を中心とした国際秩序を維持する国連のパラダイムは、安保理常任理事国に大権を与えることで敗戦国や途上国との差異化を図ってきたわけだが、国連憲章第2条第1項に鑑みても『主権国家の平等性』に配慮した改革が必要な時期になっているのかもしれない。 詰まるところ、国際秩序の維持という『国際的な集団安全保障』と国益の確保と…
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北朝鮮のミサイル発射問題と国連決議による集団安全保障システムの実効性

6月に北朝鮮のテポドン2号発射を懸念する『北朝鮮の“テポドン2号”による恫喝外交と日本の政治状況の変化』という記事を書いたが、その懸念が7月5日の7発の弾道ミサイル発射実験で現実のものとなり日朝関係を中心に極東アジアの緊張が高まっている。 北朝鮮と日本の間にある政治的緊張は、強制力のある制裁に慎重な中国とロシアの態度表明如何では若…
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島田雅彦『エトロフの恋』の書評:“現在・過去・未来”を永劫回帰する情愛の記憶と表象

島田雅彦が自身の作家としての命運を懸けたという無限カノン三部作の第三部『エトロフの恋』を読み、無限に循環するエロスの喪失と再来の物語が、現世では克服不可能な恋の障碍を飛越していく展開に心を打たれた。 異性に寄せる情愛や同性に抱く親愛に終わりがないように、繰り返される日常の喜びと悲しみも絶え間なく回帰し続ける……終焉のない精神の暗黒…
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『家族システムの機能的な正常化』と『家族間の相補的なコミュニケーション』を志向する家族療法

精神の健全性や情緒の安定性は、家族間の相互的な人間関係や自立・依存を巡る精神力動と密接に関係しているが、健康な心身や幸福な日常を実現する為にどういった家族関係が最適なのかという単一の正答を出すことは難しい。 家族病理を対象とした心理臨床活動や家族間関係のトラブルを取り扱うカウンセリングでは、一応の目的として『家族システムの再機能化…
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Google Desktop3のインストールによる効率的な情報検索・ウェブの自由と権力による情報検閲

ブログやサイトを介してインターネットで情報や知識をアウトプットする際に、私はメモ帳などのエディタを使って下書きをしてからブログのコンテンツをアップしています。その為、コンテンツを更新し続ければし続けるほど、ローカルと言われるPCのHDD(ハードディスクドライブ)にデータが蓄積してデータベースが膨大な容量になってきます。 数年前まで…
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