“既婚者の出生数の低下”と“若年層の未婚化・晩婚化”による少子高齢化の進展とその要因

厚生労働省の調査機関である国立社会保障・人口問題研究所は、人口動態の統計分析や結婚・出産・家族に関する意識調査を行っているのですが、妻が50歳未満の夫婦の結婚・出産に関する意識を調べた『出生動向基本調査』の結果が公表されていました。 出生動向基本調査:子ども数、急減2.09人 晩婚化の影響--人口問題研・昨年調査 厚生労…
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奈良県高1放火事件:家族関係の再構築の問題と権威性のある父子関係のバランス

奈良県田原本町で16歳になる高校一年生の男子が、母親と弟妹を被害者とする放火殺人事件を起こしたというニュースが報道されていた。 県内有数の進学校に通っていた高校生の少年は早朝の5時頃に一階部分に火を放ち、二階で寝入っていた母親と弟妹は逃げ出すことが出来ず残念な結果となったわけだが、この事件の動機として、学業成績と医学部への進路を巡る父…
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ユーザ定義スタイルシートと代替スタイルシートによるデザイン(配色・フォント)の選択

ウェブサイト構築では、ストリクトなXHTMLとCSSを用いて文書構造とデザインを分離する方式がスタンダードとなってきていますが、ウェブサイトやブログを閲覧するユーザの立場に立つと、ウェブ制作者が指定したCSSのデザイン・配色を見づらいと感じることもあると思います。 そういう時に役立つのが“ユーザー定義スタイルシート”というもので、…
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恋愛関係と結婚(婚姻)の違い・『性愛の自由化』と『男女交際の活性化』がもたらす結婚のモラトリアム

恋愛関係とは、“個人としての男”と“個人としての女”が、恋愛感情・親愛欲求・性的魅力などに基づいて自由に取り結ぶ情緒的関係であり、恋人である二人以外の他者(第三者)の存在を原則として必要としないところに特徴があります。 恋愛の始まりと終わりに際しては、悪質な結婚詐欺や婚約破棄、犯罪行為などの問題がない限り、法的な責務や経済的な補償…
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北朝鮮の“テポドン2号”による恫喝外交と日本の政治状況の変化:秋田の豪憲君殺害事件の所感

数年前にも、北朝鮮が長距離弾道ミサイルの「テポドン2号」をアメリカを遠方に見据えた太平洋側に向けて試射するのではないかという予測がマスメディアから報じられ日米両政府の警戒レベルが高められた。 先月末辺りから、米軍の解像度の高い軍事衛星写真が公開され、北朝鮮が北東部の咸鏡北道花台郡にあるミサイル実験場から再びテポドン2号の発射実験を行う…
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『セリグマンの学習性無力感による意欲減退』と『個人の認知的スキーマを形成する中核的信念』

人間の精神的な苦悩や葛藤の多くは、生活状況や対人関係、記憶情報に関する『悲観的な認知(pessimistic cognition)』によって生起し、実際に経験する様々な欲求の挫折や願望の途絶によって『悲観的な認知が正しい』という学習が強化されます。 自分の希望する目標へと到達する事が出来ないという挫折感や自分が心から求める異性との…
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KDDI(au)とGoogleの提携がユーザにもたらすモバイル検索体験とウェブへの影響

ここ数週間のアクセス解析のデータを見ていたら、今まで滅多になかった携帯電話でのアクセスがポツポツと増え始めているようです。 このブログにせよEs Discoveryのウェブサイトにせよ、携帯専用サイトを作成したことがないという技術的な問題もあってモバイルでのアクセスを殆ど意識せずに作成しているので、アクセスの9割以上がパソコンによるも…
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塩野七生『ローマ人の物語ⅩⅣ キリストの勝利』の書評:ギリシア・ローマの伝統の衰退とキリスト教の台頭

紀元前44年、共和政ローマで絶大な権力を得たガイウス・ユリウス・カエサルは、ブルートゥスとカッシウスらに敢え無く暗殺されることになった。 カエサルが構想した少数の政治的リーダーによって国家を統治する三頭政治(カエサル・ポンペイウス・クラッスス)は、共和政体堅持を主張する元老院との対立の中で自壊していった。 元老院派と民衆派が権力…
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『消費者の有限の時間』を奪い合うメディア間競争と生産者と消費者が重複するウェブコンテンツの面白さ

人々の興味関心を惹き付ける多様なコンテンツを配信し、そのコンテンツに付随する形で宣伝広告を織り込むというのが従来のマスメディアのビジネスモデルであるが、新聞・テレビ・雑誌などのビジネスモデルを基底で支えるのは『膨大な数の視聴者がマスメディアに割く時間』である。 マスメディアの媒体としての魅力は、一定の実力を認められたクリエイターが…
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心理・生理・家族構成・職場環境の変化と関係した中年期のメンタルヘルスと特徴的な症候群

前回、中年期の『体力の低下・人生の有限性』の意識変化という記事を書きましたが、今回は、発達心理学的観点から中年期の男性・女性のメンタルヘルスの問題点を少し詳しく説明していこうと思います。 中年期のライフサイクルの特徴や心理・生理・社会・家庭での変化と関係した中年期に好発する各種症候群についても触れていきます。 現在では、夫婦共働…
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中年期の『体力の低下・人生の有限性』の意識変化:心身機能の低下を予防する柔軟な認知・適度な運動

生涯発達の前提に立つ中年期の発達課題とアイデンティティ・ステイタスの変化に対する適応では、『中年期の精神的危機』を『生活状況と人間関係の変化によるアイデンティティ拡散の危機』として説明しました。 中年期のアイデンティティの基盤が何処にあるのかと考えてみると、社会生活や家庭生活を営む大多数の人が、『社会環境(職場環境)における相対的…
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言説のパラドックスを指摘するデリダの脱構築とロゴス(言語)が構築する世界観への懐疑

ジャック・デリダの戯れの事態は、私たちの日常生活でも多く経験することができ、多くの人は『自分の現在の気持ちを適切に表現できる上手い言葉が見つからない』『言葉にしてしまうと軽薄で安っぽいものになってしまう』『言葉で言い表せるほど、単純な問題ではない』という感覚や感情を経験したことがあると思います。 デリダの思想は、一つ一つの概念や用…
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パロール(話し言葉)とエクリチュール(書き言葉)の本質的差異が生成するジャック・デリダの『戯れ』

人間は、言葉とジェスチュア、表情、雰囲気、状況判断によってコミュニケーション(意志疎通)を行うことが可能だが、やはり、他者と意志疎通し意見交換する場合に中心となるコミュニケーション手段は『言葉(language)』である。 世界に存在するありとあらゆる事象を細分化して分節する精緻な言語体系によって、私たちはエクリチュール(書き言葉…
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村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス 上・下』の書評

夢の世界と現実の世界が歪曲しながら不安定に繋がる不思議な場所、社会における関係や役割から生み出されるリアリティがぐらぐらと揺らぐ独我論的な領域……それが『ダンス・ダンス・ダンス』の主要舞台となる札幌のいるかホテルだ。 村上春樹の『ダンス・ダンス・ダンス』は、『羊をめぐる冒険』の続編としての物語だけれど、本作品だけを読んでも物語の粗…
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