-
“過去・現在・未来の認知フレーム”で捉えられる時間的構造と心理療法理論の対応
Excerpt: カウンセリングを行う際の前提的知識となってくる人間の心理メカニズムや人生の過程と問題をより良く理解する為には、『人生の時間的構造』と『環境の心理的影響』について知る必要があります。
人間は、基本的に..
Weblog: カウンセリング・ルーム:Es Discovery@WebryBlog
racked: 2005-04-24 23:57
-
認知療法・精神分析・クライアント中心療法の異同と特性
Excerpt: アーロン・ベックやティーズデイル、サルコフスキスなどの認知理論を基盤とする認知療法は、心理療法の中で唯一、薬物療法と同等の効果が実証的に認められている技法です。
エビデンス・ベースド(実証的根拠のあ..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2005-10-30 08:30
-
『採用面接で語られる苦労体験』と『一般社会で求められる共感体験』:企業コミュニティへの適応性
Excerpt: 朝日新聞で「「苦労」語れなくて、若者のノンプア・コンプレックスの壁」という特集記事を読み、現代社会における青年期の生活経験や心理学的な発達段階について考えさせられた。
この記事では、企業の採用担当者..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2005-12-25 01:09
-
ソリューション・フォーカスト・セラピーによる解決法の自己構築と潜在的な可能性への注目
Excerpt: 心理学的知見に基づく問題解決志向のアプローチは、標準化された心理アセスメントの実施と効果的な心理療法(面接技法)の組み合わせによって計画的に行われてきた。現在でも、エビデンスベースドな臨床心理学を前提..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2006-02-21 23:15
-
心理検査(心理テスト)の前提にある人間観2:個人に固有のパーソナリティの総合的・歴史的理解
Excerpt: 行動科学モデルや認知理論モデルといった基礎理論に基づく心理テストの最大の特徴は、『客観的に観察可能な臨床的有効性やカウンセリング効果』を引き出す為の簡略化された質問紙法を採用するということです。
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2006-05-14 23:38
-
対人コミュニケーションのストレスとアサーティブな人間関係:2
Excerpt: 人間の自己主張や自己表現の方法には、『攻撃的な自己表現(自分の意見を主張し他者の意見を否定する方法)』『非主張的な自己表現(自分の意見を抑圧し他者の意見を受け容れる方法)』『アサーティブな自己表現(自..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2006-09-04 20:11
-
精神分析学が“精神現象の解明”に果たした功績とカウンセリングの構成要素
Excerpt: カウンセリング(counseling)とは“健常パーソナリティ”を持つ人の心理的問題に対処する非日常的な人間関係であり支援技術ですが、心理療法(psychotherapy)はカウンセリングよりも臨床的..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2007-08-03 01:53
-
S.フロイトの精神分析の基本原則とC.ロジャーズのクライアント中心療法の共感的態度:2
Excerpt: 精神分析療法を実施する分析家とクライアント中心療法を行うカウンセラーとの基本的態度(基本原則)の違いを原則論的にまとめると以下のようになります。現在のカウンセリングでは、カウチ(寝椅子)で横になったク..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2007-08-08 04:38
-
多様な価値・現実を生成する“社会構成主義”と意味生成的なカウンセリング技法への応用
Excerpt: 主観的な人生観(脚本)の再構成や適応的な認知スキーマの獲得を目指すカウンセリングでは、社会構成主義(social constructivism)の立場が前提とされている。社会構成主義では、『社会的な関..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2007-12-07 10:22
-
『苦痛な体験』をした人でないと他人の痛みは分からないのか?:カウンセリングの共感性と中立性
Excerpt: 自分と同じような『苦痛な体験』をした人や自分と近しい『過酷な境遇』にあった人でないと、自分が直面している苦悩や悲しみを共感的に理解することなどできるはずがないという考え方がある。
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2010-04-23 07:44
-
“人の可能性・話す意欲・リソース”を引き出す解決志向カウンセリングのコミュニケーションスキル
Excerpt: ブリーフ・セラピー(短期療法)や解決志向型カウンセリングでは、クライアントの『内的リソース(心理的資源・能力)』や『問題解決行動の動機づけ』を新たな可能性として引き出そうとする。
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2010-05-18 05:18
-
クライアントの“心的現実性・悩みの中心”を理解するための傾聴技法と転移感情についての自覚化
Excerpt: カウンセラー(心理療法家)の第一の仕事は『クライアントの話を聴くこと』であり、C.ロジャーズのクライエント中心療法ではカウンセラーの基本的態度として『徹底的傾聴』を上げている。クライアントの話を聴くこ..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2010-12-07 21:44
-
“幸福感・充実感・リラックス感”を得るためのカウンセリング的な視点3:今・ここにある幸福への感度
Excerpt: カール・ロジャーズの来談者中心療法(クライエント中心療法)の『徹底的な傾聴』とも重なってくるが、カウンセリング技法の基本中の基本である『傾聴』は聴いて貰う側だけに心理的な効果や支持があるわけではない。..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2011-02-04 05:10
-
メンタルヘルス(こころの健康)と生産的なスローライフ2:流動的思考による認知(考え方)の転換
Excerpt: 前回の記事の続きになりますが、『現在の時点』や『今取り組んでいる事柄』に意識を集中して楽しむこと、極端に義務や忍耐、勤勉さで自分を追い込み過ぎないことは、チクセントミハイのいう『フロー体験』の発生頻度..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2011-04-13 18:54
-
“人間関係の苦手意識”を軽減するカウンセリング要素と“ありのままの自分”の見せやすさ・見せにくさ
Excerpt: 人間の性格(character)には、遺伝・体質気質などの『固定的な部分』と社会的態度・役割行動などの『可変的な部分』とがありますが、特に『その時々の人間関係・社会的環境のコンテクスト(文脈)』によっ..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2011-11-16 02:44
-
Es Discoveryのブログでアクセス数の多かった記事“トップ10”
Excerpt: ウェブリブログの機能強化により、管理画面の中で『記事の参照数(アクセス数)』が多い順に並べ替えることができるようになっていました。12月の『年末のまとめ記事』というわけでもないのですが、2005年から..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2011-12-21 03:44
-
カウンセリングと人間関係における傾聴・共感・信頼1:共感と同情の違いはどこにあるのか?
Excerpt: カウンセリング(counseling)とは『心理的な問題(悩み)』を抱えた健常者や病態水準の低い人をクライエントとして、その問題・悩みの解決を支援する対人援助技術(面接構造での人間関係)のことです。カ..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2012-04-27 12:45
-
人間関係の悩みと“他者の愛情・承認”を求める普遍的な欲求4:非指示的カウンセリングと自己開示
Excerpt: 自分の感情的な呼びかけ(話しかけ)に対して、適切に望むような形で応答して欲しいという『応答可能性に対する欲求』は親和欲求や愛情欲求として括られることもあるが、人間にとって相当に本質的かつ不可避的な欲求..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2012-05-18 12:09
-
NLPではコミュニケーションをどう考えるか1:非言語的メッセージと失敗の経験の活用
Excerpt: 問題解決志向のカウンセリングであるNLP(神経言語プログラミング)は、認知行動療法(CBT)と同じように『客観的な現実(出来事)の内容』よりも『客観的な現実(出来事)の受け止め方・対処の仕方』のほうを..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2013-07-03 11:32
-
NLP(神経言語プログラミング)におけるコミュニケーションの持つ意味とキャリブレーションの観察技法
Excerpt: コミュニケーションの擦れ違いや誤解は、『相手の言葉・表情・態度・身振りの意味』を読み間違えることによって起こるが、NLP(神経言語プログラム)ではコミュニケーションの本来の意味を『お互いが相手から受け..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2013-09-06 23:19
-
“自分の人生・行動”を自律的に選んで生きるというアダルトチルドレンや自己喪失の課題:2
Excerpt: 幼少期からの親子関係や自己定義(自己イメージ)の繰り返しによって、親(友人)の欲求を常に優先させることが正しいとか、親(友人)の機嫌を損ねないような付き合い方をすべきだとかいった『自己抑圧的・他者配慮..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2013-10-18 22:09
-
V.E.フランクルと登山(ロッククライミング)2:人はなぜ登山やスポーツをするのか?
Excerpt: V.E.フランクルのロゴセラピーはカール・ロジャーズの『クライエント中心療法』のように人に共感的理解を示したり無条件の肯定的受容を与えれば自然に問題が解決されるという風には考えない。ある意味で人間をス..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2014-04-28 14:42
-
カウンセリング・マインドと徹底的な傾聴1:相手が話したい内容・感情に沿って聴く難しさ
Excerpt: カウンセリング・マインド(counseling-mind)とは、カール・ロジャーズのクライエント中心療法の基本的態度に依拠した心・態度であり、対話する他者の潜在的な自己回復力や精神的な成長力を促進する..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2016-01-25 12:08
-
“共感(empathy)”に基づくコミュニケーションの効果と難しさ1:他者の内面は正確には分からない
Excerpt: カウンセリングや心理療法では、カール・ロジャーズのクライエント中心療法(来談者中心療法)をはじめとして『共感(empathy)』が重視されている。共感しながら相手の感情や立場を理解していくという『共感..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2016-11-22 19:12
-
境界性パーソナリティー障害(BPD)の『理想化・こきおろし』とM.クラインの妄想-分裂ポジション
Excerpt: 境界性パーソナリティー障害(BPD)の人に対する家族(周囲にいる人)の接し方は、『相手の激しい感情・気分・行動(自傷行為)に振り回されすぎないようにすること』と『相手のペースに巻き込まれて自分のメンタ..
Weblog: カウンセリングルーム:Es Discovery
racked: 2017-09-05 07:23