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みんなの「家族」ブログ

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回避性パーソナリティー障害の主体性の喪失はなぜ起こるのか?:親子関係と子への期待・要求
回避性パーソナリティー障害の主体性の喪失はなぜ起こるのか?:親子関係と子への期待・要求 他人に対して抵抗・反発・批判をして、自分の意見を通すこと(相手の非を改めさせること)などとても無理だと感じている回避性パーソナリティーの人は、自分だけが受動的に相手に従うしかないような心理状態に追い込まれやすい。自己主張が強くて要求の多い相手と無理に付き合って、『理不尽な人間関係』にはめ込まれてしまいやすい嫌な経験を重ねているから、他者と距離感を縮めて親しくなることをかなり警戒していて不安に感じることにもなる。 ...続きを見る

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2017/09/23 02:51
回避型・アンビバレンツ型の愛着と回避性パーソナリティー2:他者への関心・共感の有無
回避型・アンビバレンツ型の愛着と回避性パーソナリティー2:他者への関心・共感の有無 『回避型の愛着』になると、『自分ひとりの世界の構築と共感性の欠如・他者と距離を置いて親しくなりたがらない・冷めた態度で他人と一緒に盛り上がることを好まない・自分や他人の感情に対して無関心になる』といった行動パターンになりやすい。回避型の愛着は、長年に及ぶ親(他者)からの愛情欠如や無関心によって、他者に何も求めないこと(他者に関心を持たないこと)で自分の不安定な心理を防衛する戦略を無意識に取るようになっているのである。 ...続きを見る

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2017/07/13 15:43
愛着スタイルと人間関係の行動パターンの相関1:自分・他者に対する基本的信頼感の形成
愛着スタイルと人間関係の行動パターンの相関1:自分・他者に対する基本的信頼感の形成 人に認められたいとか愛されたいとかいう『承認欲求(愛情欲求)』は概ね普遍的な欲求で、誰もが多かれ少なかれ持っているものだが、そういった承認欲求を元にして他者と実際にどのように関わっていくかの行動パターンは人それぞれである。他者と実際に関わっていく場合の基本的な行動パターンを規定する要因の一つとして、乳幼児期の『愛着形成のパターン』がある。 ...続きを見る

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2017/07/13 15:41
松居一代さんの離婚騒動・動画配信:夫への愛憎・過激な個人情報の暴露
松居一代さんの離婚騒動・動画配信:夫への愛憎・過激な個人情報の暴露 松居一代さんと船越英一郎さんの離婚を巡る異常なトラブルが連日報じられているが、本来は『夫婦間・家族間の問題(親族・弁護士が介在するケースはあれど)』として話し合われるべき私的な離婚問題が、『無関係な不特定多数を巻き込む問題』にまで発展してしまったのはネット社会ならではの現象なのだろう。 ...続きを見る

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2017/07/07 08:09
前向きなモチベーションを持続させること1:特定の相手からの評価・承認に依存するリスク
前向きなモチベーションを持続させること1:特定の相手からの評価・承認に依存するリスク 人が何かをやろうとする能動的な動機づけは、大きく『外発的モチベーション(外発的動機づけ)』と『内発的モチベーション(内発的動機づけ)』に分けられる。 ...続きを見る

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2017/05/04 03:40
『精神的ストレス(疲労感)』を感じやすい人の神経過敏・精神的萎縮・ACの要因
『精神的ストレス(疲労感)』を感じやすい人の神経過敏・精神的萎縮・ACの要因 精神的ストレスを感じやすい人と感じにくい人の個人差は大きいが、その主観的なストレス感受性は人生のさまざまな側面(仕事・恋愛・結婚・家族・学校生活・人間関係)の幸不幸の実感にかなり大きな影響を与えている。 ...続きを見る

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2017/04/26 02:29
グリム童話『つぐみの髯の王さま』と女性の持つアニムスの働き1:美貌と自我と男性原理の切断
グリム童話『つぐみの髯の王さま』と女性の持つアニムスの働き1:美貌と自我と男性原理の切断 グリム童話の『つぐみの髯の王さま』ではお姫様のアニムスとして『父親である国王』が機能しているのだが、ユングが自己主張・意思決定としてアニムスの影響が現れるというように『男性の選り好み(あるいはかぐや姫による無理難題のふっかけによる拒絶)』というのも視点を変えればアニムスの働きとして解釈することが可能だろう。 ...続きを見る

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2017/03/14 16:49
ユングのアニマとアニムスの二元論:物語に見る親子関係(父娘)のコンプレックス
ユングのアニマとアニムスの二元論:物語に見る親子関係(父娘)のコンプレックス カール・グスタフ・ユングは男女の性差に関する分析心理学の元型(アーキタイプ)として『アニマ』と『アニムス』を提唱した。 ...続きを見る

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2017/03/14 16:45
『ロマンティックラブ+結婚+経済の結合』が規定していた近代人のライフプランはどう変わるのか?:2
『ロマンティックラブ+結婚+経済の結合』が規定していた近代人のライフプランはどう変わるのか?:2 『恋愛と結婚は別物』という面は確かにあるが、それは『恋愛の非日常的なドキドキ感・イベントや感情交流の高揚感・特別な相手との特別な時間』と『結婚の日常的な人間関係(育児)・衣食住の家庭生活・ルーティンな雑務』とは違うという意味である。 ...続きを見る

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2016/12/01 12:27
『ロマンティックラブ+結婚+経済の結合』が規定していた近代人のライフプランはどう変わるのか?:1
『ロマンティックラブ+結婚+経済の結合』が規定していた近代人のライフプランはどう変わるのか?:1 好きな人と恋愛を経験して夫婦として結びつく『恋愛結婚』が当たり前だった時代が終わり、万人が経験すべき近代の通過儀礼(イニシエーション)のように捉えられていた『恋愛』がしてもしなくても良いものに変わってきているというBLOGOSのシロクマさんの記事を読んだ。 ...続きを見る

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2016/12/01 12:19
72歳の元自衛官による自爆自殺:高齢者の家族(夫婦)・金銭・居場所を巡る問題
72歳の元自衛官による自爆自殺:高齢者の家族(夫婦)・金銭・居場所を巡る問題 23日午前11時40分ごろ、栃木県宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園の駐輪場で72歳の元自衛官の男が、花火から火薬を大量に抜き取って金属を混入した『手製の爆弾』を爆発させて自爆自殺をした。元自衛官の男性は、公園の駐輪場以外にも自宅とコインパーキング(有料駐車場)にとめた車にも爆弾を仕掛け自宅と自家用車を爆破している。その理由の一端は、民事訴訟を起こされて裁判離婚した妻に財産を残したくなかったから(自宅も競売に掛けられることになっていた)だとも伝えられている。 ...続きを見る

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2016/10/27 01:05
千葉県の姉による弟の殺害事件2:騒音トラブル・自分の居場所・家族とプライバシー
千葉県の姉による弟の殺害事件2:騒音トラブル・自分の居場所・家族とプライバシー 25歳の姉はスーパーのアルバイトをしていて、21歳の弟は老人福祉施設の職員として働いていたようだが、姉が弟を殺害した動機は『小さなことで弟ともめ、殺害してしまった』としか報道されていないものの、ネットの情報では『弟の音ゲーの騒音+複数の友達を呼んでの大騒ぎ』をはじめとする『弟の家庭内のルール違反+自宅の所有権の主張』が殺人の引き金になったのではないかと言われているようだ。 ...続きを見る

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2016/09/21 19:25
千葉県の姉による弟の殺害事件1:遺体切断の心理と事件事故から逃げようとする咄嗟の保身
千葉県の姉による弟の殺害事件1:遺体切断の心理と事件事故から逃げようとする咄嗟の保身 9月13日に千葉県酒々井町の一軒家で起きた殺人事件は、25歳の姉が21歳の弟を殺害して遺体を切断するという猟奇的な色彩のある事件だった。遺体を傷つけて損壊や切断をする行為は、強い生理的嫌悪感や倫理的忌避感を引き起こしやすいが、遺体損壊をする人の心理そのものは『加害性・残虐性』よりも『逃避性・(死体・証拠の)隠匿性』の現れであることが多い。 ...続きを見る

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2016/09/21 19:22
ADHD(注意欠如・多動性障害)の発達障害と愛着障害の側面:なぜ先進国で多く途上国で少ないのか?
ADHD(注意欠如・多動性障害)の発達障害と愛着障害の側面:なぜ先進国で多く途上国で少ないのか? 発達臨床心理学・精神医学の専門家の中には、ADHD(注意欠如・多動性障害)を主に遺伝的要因(生物学的要因)によって発症する発達障害の一種として認めない人もいる。その理由は、ADHDの短期間での急増が『数十年のスパンの遺伝子の変異』によって生じたとは考えにくく、ADHDの発症率に『先進国と途上国の間』で大きな差があり、それを『先天的な遺伝子要因の違い』だけで説明することが困難だからだろう。 ...続きを見る

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2016/09/15 13:01
豊かな先進国でなぜ少子化が進むのか?:子供が自立するまでにかかるお金・時間と準備期間による晩婚化
豊かな先進国でなぜ少子化が進むのか?:子供が自立するまでにかかるお金・時間と準備期間による晩婚化 移民政策や婚姻の束縛緩和(未婚カップルの法的承認)などの弥縫策によって若干の出生率の上昇はあるが、近代化を体験して発展した先進国は概ね少子化に陥る。日本もドイツやイタリア、韓国と並んで特に女性特殊出生率が下がっている先進国だが、それはなぜなのだろうか。 ...続きを見る

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2016/09/10 08:01
ユング心理学のグレートマザー(太母)の元型が持つ善悪の二面性:昔話・童話の物語やイメージの分析
ユング心理学のグレートマザー(太母)の元型が持つ善悪の二面性:昔話・童話の物語やイメージの分析 集合無意識(普遍的無意識)を前提とする分析心理学を創始したカール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung,1875-1961)は、集合無意識の内容を典型的に象徴するイメージとして様々な種類の『元型(アーキタイプ)』を考えた。 ...続きを見る

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2016/06/21 07:25
北海道七飯町の小学2年生の置き去り・行方不明事件(無事保護):推測的なストーリーと真相
北海道七飯町の小学2年生の置き去り・行方不明事件(無事保護):推測的なストーリーと真相 北海道七飯町・駒ケ岳山麓に広がる森林の林道で、父親から車から下ろされて置き去りにされた小学校2年生の男児(7歳)が行方不明になっている。5月28日に、家族4人(父・母・長女・長男)で公園に遊びに行った際、行方不明になっている長男(7歳)が車や人に向かって石を投げる悪戯をしたという。それを見ていた父親が(以前にもそういった悪戯・聞き分けのなさなどがあったともいうが)、『しつけ(おしおき)』のために駒ケ岳山麓の森林の林道に置き去りにしたことが事件の始まりだった。 ...続きを見る

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2016/06/02 23:49
発達障害と愛着障害2:現代で求められる能力・適性のハードル上昇と先進国の家族・夫婦・婚姻の変化
発達障害と愛着障害2:現代で求められる能力・適性のハードル上昇と先進国の家族・夫婦・婚姻の変化 現代社会で発達障害が急激に増えている原因にはさまざまなものがあるが、最も大きな原因は『発達障害の診断・症状・概念に対する社会全般の注目度が上がったこと(精神医学・発達心理学の関係者だけではなく啓発的な書籍などを通して一般の人でも発達障害関連の知識・情報を持つようになり自分も当てはまるのではないかと自己分析して受診するようになったこと)』である。 ...続きを見る

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2016/05/03 14:32
児童虐待の疑いが過去最多の3万7千件に:親の虐待・施設保護を訴えていた相模原市の男子中学生の自殺
児童虐待の疑いが過去最多の3万7千件に:親の虐待・施設保護を訴えていた相模原市の男子中学生の自殺 子供・高齢者の虐待事件や配偶者・恋人間のDV事件(殺傷事件)などの暗いニュースが続いている。家族(世帯)の少人数化や無縁化(孤独不安)による対人関係への執着を受けて、『親密な人間関係(強い期待や依存の感情)の中で起こり得る虐待事件』というものがクローズアップされやすくなっていることもある。中学生の自殺件数が2007年からの統計では過去最多になったという報道もあった。 ...続きを見る

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2016/03/25 12:50
S.フロイトの精神分析(自我心理学)におけるエディプス葛藤と自我の強化:自己の真理を知るストレス
S.フロイトの精神分析(自我心理学)におけるエディプス葛藤と自我の強化:自己の真理を知るストレス S.フロイトの精神分析の目標や効果は、『無意識の意識化・言語化』という概念で語られることが多い。娘のアンナ・フロイトへと引き継がれたオーソドックスな精神分析が『自我心理学』と呼ばれた時期もあるように、その無意識の意識化・言語化は『自我の安定・強化』ともつながっています。 ...続きを見る

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2016/03/07 19:13
東京都渋谷区で同性婚を認めるパートナーシップ条例成立2:リベラルな多様性・寛容性と保守的な秩序感覚
東京都渋谷区で同性婚を認めるパートナーシップ条例成立2:リベラルな多様性・寛容性と保守的な秩序感覚 同性婚に反対する保守派や道徳主義者の中には、『同性婚を認めれば男女が夫婦として結びつく伝統的な結婚制度(家族制度)が衰退する恐れ・法的に認められた同性愛者(子供を産まないカップル)が増加する可能性がある』といった反対の理由を語る人たちもいる。 ...続きを見る

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2015/04/02 15:52
東京都渋谷区で同性婚を認めるパートナーシップ条例成立1:“女性・若年・都市”の賛成傾向
東京都渋谷区で同性婚を認めるパートナーシップ条例成立1:“女性・若年・都市”の賛成傾向 東京都渋谷区の区議会は3月31日に、同性カップルを『結婚・家族に相当する関係(パートナーシップ)』と認める証明書を発行する条例案を賛成多数で可決した。法的強制力を持たない条例とは言え、日本で同性カップルの結婚同等の関係を公的に認める制度が成立したのは初めてである。 ...続きを見る

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2015/04/02 15:51
相手(異性)から愛情・敬意を持って接してもらうためにどうすれば良いか?2:愛情と尊厳の返報
相手(異性)から愛情・敬意を持って接してもらうためにどうすれば良いか?2:愛情と尊厳の返報 自分の素晴らしいポイントや長所・魅力として認めてもらえる特徴を、好きな相手に伝えてそれを承認されたり評価されるだけでも『自然な自信・自尊心の強化』につながる。 ...続きを見る

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2015/03/27 11:19
相手(異性)から愛情・敬意を持って接してもらうためにどうすれば良いか?1:自信と卑屈
相手(異性)から愛情・敬意を持って接してもらうためにどうすれば良いか?1:自信と卑屈 恋愛関係では“母親(父親)のような保護・世話・管理”の役割を引き受けすぎると、男と女の関係から“擬似的な母子関係(父子関係)”に移行しやすくなり、“自己犠牲的な献身・奉仕”を一方的にやりすぎると、自分と相手との間に“役割的な上下関係(してあげる人としてもらう人の区分)”が生まれやすくなる。 ...続きを見る

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2015/03/27 11:15
相手を異性(男・女)として見れない『母子関係の反復・子供扱い』に陥らないためにどうすれば良いか?:2
相手を異性(男・女)として見れない『母子関係の反復・子供扱い』に陥らないためにどうすれば良いか?:2 女性(妻)が、必要以上に男性(夫)の生活の面倒を見てあげたり世話を焼いてあげることには、男性と女性が早期発達関係の居心地の良い状態に退行(固着)するといった意味合いがあり、『相互依存の母子関係の反復』は男女の関係を安定させるという働きもある。 ...続きを見る

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2015/03/10 18:15
なぜ男女(夫婦)は相手を異性として見れない『母子関係の反復・転移』に陥りやすいのか?:1
なぜ男女(夫婦)は相手を異性として見れない『母子関係の反復・転移』に陥りやすいのか?:1 安定した関係や家庭を求める男性に“家庭的な女性”は好かれやすく、特に結婚を目的とする恋愛においては家庭的な女性(家事育児に意欲・適性があって男性の生活面の世話を焼いてくれるような女性)のほうが“本命”になりやすいと言うのは定説のようになっている。 ...続きを見る

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2015/03/09 18:28
名古屋大・女子大生による77歳女性殺害事件:自他の存在のリアリティの希薄化と他害の衝動性
名古屋大・女子大生による77歳女性殺害事件:自他の存在のリアリティの希薄化と他害の衝動性 名古屋大学1年生の女子大生(19)が、宗教の勧誘を受けていた77歳の女性を斧で殺害して、『人を殺してみたかった(誰でも良かった)』という不可解な動機を語っている。少し前にも、一人暮らしをしていた長崎県佐世保市の女子高生が、『誰でも良いから人を殺してみたかった』という同じような理由で同級生を殺害する事件が起こっていた。 ...続きを見る

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2015/01/28 17:33
代理母(代理出産)の『想定外のケース』によって浮かび上がった問題点2:過度の欲求とビジネス化
代理母(代理出産)の『想定外のケース』によって浮かび上がった問題点2:過度の欲求とビジネス化 日本人の20代男性のケースでは『個人の特異な希望・過剰な欲求』だけに基づいて、経済的負担をする以外には自分自身が直接関わって育てるつもりがない子供(安定的な親子関係のある家庭を築くつもりがない前提での子供)を大量に出産させていること、『どうしても子供ができないカップル』の最後の手段としての代理出産ではないことなどが問題になっている。 ...続きを見る

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2014/09/05 17:52
代理母(代理出産)の『想定外のケース』によって浮かび上がった問題点1:子供の授受を巡る争い
代理母(代理出産)の『想定外のケース』によって浮かび上がった問題点1:子供の授受を巡る争い オーストラリア人の夫妻や日本人の20代男性の事例によって、代理母による『代理出産』の倫理的な問題が改めてクローズアップされている。今まで代理母に委託する代理出産といえば、アメリカで代理母を依頼した女優の向井亜紀氏のように、通常の『生殖補助医療(子を欲しいと思う男女の精子・卵子・子宮・母体を用いた不妊治療)』では妊娠・出産が原理的に不可能であるか、著しく困難な夫婦(男女)が利用するものとしてイメージされてきた。 ...続きを見る

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2014/09/05 17:48
佐世保市の事件と加害者の動機・人格を巡る臆測2:人が信じたい仮説と事実・因果の臆測
佐世保市の事件と加害者の動機・人格を巡る臆測2:人が信じたい仮説と事実・因果の臆測 未成年者の凶悪犯罪には、親の育て方や関わり方の道義的責任(監護責任)がどうしても追及されやすくなるが、子供と小さな頃から関わってきた親の気持ちからすれば、その多くは『生まれながらに人を殺すことを楽しむ子供・先天的異常で人を殺傷する運命を背負わされている子供』がいるというのはやはり俄かには信じがたいということもある。 ...続きを見る

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2014/08/08 09:59
佐世保市の事件と加害者の動機・人格を巡る臆測1:遺伝要因と環境要因の分断
佐世保市の事件と加害者の動機・人格を巡る臆測1:遺伝要因と環境要因の分断 長崎県佐世保市で起こった高校一年の少女による猟奇的な同級生殺害事件は、その後のメディア報道の氾濫や加害少女の断片的な供述によって、『事件の原因や少女の動機(性格形成)の推測』を巡って大きく意見が分かれているようだ。 ...続きを見る

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2014/08/08 09:53
長崎県佐世保市の高一女子殺害事件:嗜虐的な残酷性と共感的な想像力の欠如
15歳の高校一年生の女子生徒が、事前にホームセンターで金づち・ノコギリを購入して、一定の計画性を持って同級生の女子生徒を殺害し、遺体の頭部・手首を切断したとされる事件の報道が続いている。 ...続きを見る

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2014/07/29 16:27
“配偶者控除の見直し”で女性の社会進出や日本の労働供給は高まるか?2:人口減少社会と家族の変容
“配偶者控除の見直し”で女性の社会進出や日本の労働供給は高まるか?2:人口減少社会と家族の変容 配偶者控除や3号被保険者をはじめとする専業主婦・パート主婦の優遇策は、『戦後日本の標準世帯(正規雇用の夫+主婦やパートの妻+二人の子の標準家庭)の再生産』のために実施されていたものであり、『共働き世帯』のほうが多数派になった現状では必要性が乏しくなっているのではないかという見方もある。 ...続きを見る

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2014/04/17 08:57
“配偶者控除の見直し”で女性の社会進出や日本の労働供給は高まるか?1:年収103万(130万)の壁
“配偶者控除の見直し”で女性の社会進出や日本の労働供給は高まるか?1:年収103万(130万)の壁 安倍政権は経済成長戦略や労働力不足対策として『女性の労働力の活用』を訴えているが、これは女性の社会進出を促進することで『世帯所得の上昇+人員不足の業界への労働供給の増加+社会保険料財源の増加』を図ろうとするものである。 ...続きを見る

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2014/04/17 08:54
人間関係における“自己主張・目的意識”と“共感・協調性”のバランス2:誰(何)のために生きるか
人間関係における“自己主張・目的意識”と“共感・協調性”のバランス2:誰(何)のために生きるか アダルトチルドレンの親子関係では、『子供のためを思う親の心配・愛情・保護欲求』の現れとしての『失敗や危険の少ない(と親が自分の経験・常識から思っている)無難な人生のコース』が示されるケースがある。 ...続きを見る

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2014/04/13 20:42
子供を産みにくい環境を作るマタハラと認識のギャップから生まれるパワハラ:4
子供を産みにくい環境を作るマタハラと認識のギャップから生まれるパワハラ:4 日本では女性本人が退職(子供が小さい間の専業主婦化)を望むケースもあるが、そうではないケース(本当は今の仕事・職位にまた復帰したいのだが妊娠すると職場に留まりにくくなるケース)も含めて、第一子の妊娠出産で『働いている女性』の6割以上がいったんは完全に退職して無職になってしまう。 ...続きを見る

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2013/12/19 09:34
“自分の人生・行動”を自律的に選んで生きるというアダルトチルドレンや自己喪失の課題:2
“自分の人生・行動”を自律的に選んで生きるというアダルトチルドレンや自己喪失の課題:2 幼少期からの親子関係や自己定義(自己イメージ)の繰り返しによって、親(友人)の欲求を常に優先させることが正しいとか、親(友人)の機嫌を損ねないような付き合い方をすべきだとかいった『自己抑圧的・他者配慮的な認知(対人関係の捉え方)』が自然に作られてしまうこともある。こういった『自己抑圧的な認知』と自分の『不快・苦痛な感情』の結びつきを体感的に知った上で、非現実的かつ非適応的なその認知を段階的に修正していくことが必要になる。 ...続きを見る

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2013/10/18 22:09
“自分の人生・行動”を自律的に選んで生きるというアダルトチルドレンや自己喪失の課題:1
“自分の人生・行動”を自律的に選んで生きるというアダルトチルドレンや自己喪失の課題:1 境界線のない支配的な親子関係では、『見返りを求めない無償の愛情・保護』ではなく『何かをしなければ罰(無視)が与えられるという交換条件のある愛情・保護』によって子供の言動や役割行動がコントロールされている。その事によって“親の人格・人生”と“子供の人格・人生”との境界線が曖昧になってしまい、子供(自分)の判断や行動によって親が不幸な気持ちになったり、自慢できるような人生を歩む子供でないと愛情や関心を示さないという『親子関係の歪み(要求つきの過干渉)』が生まれてしまう。 ...続きを見る

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2013/10/18 22:06
相手が自分に対して持っている“イメージ・期待・要求”に縛られる人間関係の悩み
相手が自分に対して持っている“イメージ・期待・要求”に縛られる人間関係の悩み 家族にしても恋人・友人にしても『他者との人間関係』に疲れ切ってしまったりストレスを溜め込む人は、『他者の持つ自分への期待・要求・イメージ』に敏感であるために、他人と一緒にいると『本当の自分・考え』を見せられずに負の感情を内面化してしまう。 ...続きを見る

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2013/10/18 22:05
機能不全家族の親子間のメッセージの問題点と『許すこと・憎むこと』の二元論で割り切れない心理
機能不全家族の親子間のメッセージの問題点と『許すこと・憎むこと』の二元論で割り切れない心理 親が『自分の人生は自分で決めて生きなさい(あなたの人生は他の誰のものでもなくあなたのものなのだから自分で考えて生きなさい)・自分のやりたい仕事や学びたいことに向けて頑張りなさい・つらくて大変な時にはいつでも帰ってきなさい・一生懸命に目標や進路に向けて頑張るならこっちも応援するよ』などのメッセージを言葉や態度、雰囲気で子に伝えることができていれば、『親の期待や理想に応えるためだけの人生』という重たい義務感を感じずに済み、逆に子供のほうも素直(自然)な気持ちで、良くしてもらった親に感謝して恩返しをし... ...続きを見る

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2013/08/24 00:56
アダルトチルドレンやいじめ体験はなぜその後の性格形成・対人認知に大きな影響を及ぼしやすいのか?
アダルトチルドレンやいじめ体験はなぜその後の性格形成・対人認知に大きな影響を及ぼしやすいのか? 過去の親子関係や友人関係から植え付けられやすい『基本的な自己認識・物事の考え方・世界(現実社会)のあり方』の影響力はとても強い。それらの内容が全て客観的な現実と一致していて、『自分の意欲・尊厳・価値』を貶めないものであれば問題はない。 ...続きを見る

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2013/08/24 00:54
『自分が書きたい人生脚本』と『親(他者)から書かされる人生脚本』の区別による自律性・主体性の強化
『自分が書きたい人生脚本』と『親(他者)から書かされる人生脚本』の区別による自律性・主体性の強化 “家族療法(family therapy)”は家族システム論を前提として、家族間の相互作用に注目したカウンセリングを行うが、それは『問題・症状を起こしている家族(子供・配偶者・兄弟姉妹など)』に対して、他の家族メンバーがどのような影響を及ぼしているのかを考えるということである。 ...続きを見る

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2013/08/24 00:51
アダルトチルドレンの共依存(一体化)と認知療法:“自分の人生”と“親の人生”との境界線を明確化する
アダルトチルドレンの共依存(一体化)と認知療法:“自分の人生”と“親の人生”との境界線を明確化する 認知療法の創始者であるアーロン・ベックは、その人の基本的な認知の傾向を背後で規定している、幼少期から培われてきた信念体系(人間観・世界観の基盤)のことを『認知スキーマ(認知的枠組み)』と呼んだ。そして、アダルトチルドレンの認知スキーマは、『愛情・評価を求める親子関係の反復(自分の言動・存在に対する親の反応)』によってその大枠を規定されてしまっていることに問題があり、大人になってからも親の顔色・批判・皮肉・拒絶などに振り回されざるを得ない心理状態になりがちなのである。 ...続きを見る

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2013/06/27 09:50
アダルトチルドレンの悪循環と認知療法:親(相手)を変えようとするより自分の認知を変えてみる
アダルトチルドレンの悪循環と認知療法:親(相手)を変えようとするより自分の認知を変えてみる 他人の考え方や行動を変えようとするよりも、自分自身を変えるほうがより簡単で効果的だという正論の主張は昔からあるが、アダルトチルドレンの特徴として『親の価値観や言動を必死に変えようとする』『親に自分の価値観や生き方を何とか理解させて認めさせようとする』ということがある。 ...続きを見る

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2013/06/27 07:36
ACの親子関係におけるアンビバレンツな“依存・従属”と“反抗・許認可を求める欲求”
ACの親子関係におけるアンビバレンツな“依存・従属”と“反抗・許認可を求める欲求” アダルトチルドレンをはじめとする過去の親子関係(家庭環境)の問題では、それまでの人生で長い時間をかけて身につけてきた自分で自分を不幸にしてしまう『自己認知(自分についての考え方)・他者認知(他人についての考え方)・自己アイデンティティ』をポジティブな方向へと再構築することが目標になる。 ...続きを見る

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2013/06/26 16:28
成育環境と親子関係が“子の性格形成”に与える影響3:子と親の人格の間の境界線の大切さ
成育環境と親子関係が“子の性格形成”に与える影響3:子と親の人格の間の境界線の大切さ 家庭における『基本的な価値観・世界観・人間関係の評価』は世代を超えて親から子、子から孫へと伝達されやすいという『負の連鎖のリスク』を持っています。ですから、子に虐待(愛情のない冷淡な処遇)をした親の責任が減免されるわけではないとしても、その親自身も時間軸と視点を変えれば、『過去の被害者(ネガティブな価値観や人生観を変えるきっかけを掴み損ねた人)』であった可能性は低くないでしょう。 ...続きを見る

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2013/06/11 16:15
成育環境と親子関係が“子の性格形成”に与える影響1:自己評価の低下と転移感情
成育環境と親子関係が“子の性格形成”に与える影響1:自己評価の低下と転移感情 子どもの健全な人格形成や適応的な精神発達に対して『親(養育者)の愛情・保護』が与える影響は大きいものがありますが、親から愛情のある養育を受けられずに冷淡(虐待的)な対応をされたとしても、小さな子どもが親を嫌いになる、親との縁を切りたがることは滅多にありません。 ...続きを見る

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2013/06/11 16:06
“少子化対策”と“女性の労働力活用”の一石二鳥を狙う政府と男女の人生設計:2
“少子化対策”と“女性の労働力活用”の一石二鳥を狙う政府と男女の人生設計:2 日本政府が少子化対策として出している政策の中心は、『女性が出産後も働きやすい環境や法律を整備すること(0〜2歳の子どもを預けられる保育所を増設して都市部の待機児童を減らすこと)』や『仕事と家庭・育児の両立を支援すること(男性の家事育児の参加率・育休取得率を高めて女性の負担を減らしたり、長く働き続けられる女性の職場環境を整備すること)』、『子育てにかかるコストを可能な範囲で減らすこと』、『出産の前提となっている婚姻率を高めること(晩婚化・未婚化を改善すること)』などである。 ...続きを見る

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2013/05/31 09:11
“少子化対策”と“女性の労働力活用”の一石二鳥を狙う政府と男女の人生設計:1
“少子化対策”と“女性の労働力活用”の一石二鳥を狙う政府と男女の人生設計:1 2000年代には、40代に入る団塊ジュニア世代の女性が“駆け込み出産”をしたことによって、女性の合計特殊出生率は2005年の底(1.26)と比較すれば1.39まで微増したが、全体のトレンドとしては“少子化傾向・人口減少傾向”が続く。年齢別人口階層の人口ピラミッドにおいて、ある程度の数のボリュームを持っている『団塊ジュニア世代(1970年代前半生まれ)』が、出産可能な年齢を超えつつあるため、少子化対策が数十年のスパンで劇的な効果を発揮できる可能性が小さくなったという意見もある。 ...続きを見る

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2013/05/31 09:04
“相手の人格・自由”を否定する言動の繰り返しによる間接的なマインドコントロールと学習性無力感
“相手の人格・自由”を否定する言動の繰り返しによる間接的なマインドコントロールと学習性無力感 優しくて相手に対する配慮の強い人(強く自己主張ができない人)が、『この人には逆らうことができない・自分はこの相手に恩義があるので言うことを聞かないといけない(相手は自分の為を思ってそういう態度を取っているだけなのだ)』といった無意識的な上下関係や立場の違いを認識してしまった時に、マインドコントロールにも似たモラルハラスメントの従属関係ができあがってしまうのです。 ...続きを見る

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2013/03/22 15:37
モラルハラスメントの加害者と被害者の性格行動の特徴1:相手の感情や内面に対する共感性
モラルハラスメントの加害者になってしまう人の『社会的・職業的な属性』はさまざまですが、『自己愛性の強さ・孤独耐性の低さ(見捨てられ不安)・支配欲求の強さ・真の共感性(思いやり)の欠如・デリカシーの無さ(相手が嫌がっている事が分からない極端な鈍感さ)』といった特徴は共通しています。 ...続きを見る

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2013/03/16 18:47
“モラルハラスメントの言動”と“B群のパーソナリティ障害の性格特性”の類似点
モラルハラスメントの加害者になる人は、クラスターBのパーソナリティ障害である自己愛性パーソナリティ障害(NPD)や境界性パーソナリティ障害(BPD)、演技性パーソナリティ障害(HPD)の性格特徴のいくつかを部分的に備えていることが多いようです。 ...続きを見る

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2013/03/13 17:49
自分自身の人生設計や幸福追求を前提にした“人生脚本の書き換え”と“親子間の境界線”
人生脚本の内容を段階的に規定していく基本的な物事の考え方は、直接的な言葉・会話・指示で与えられる『言語的なメッセージ』だけではなくて、間接的な態度・行動・扱いでほのめかされる『非言語的なメッセージ』で与えられるので、子どもがリアルタイムでそのメッセージの具体的な内容や人生に対する影響を知ることは殆ど不可能です。 ...続きを見る

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2013/03/05 15:18
“親の基本的な考え方・世界観”に影響されやすい子どもの人生脚本とアダルトチルドレン
家庭内での親子関係やそこでやり取りされるメッセージは、交流分析でいう『人生脚本(Life Script)』を段階的に書き上げていきますが、この人生脚本というのは自分の人生がどのようなものであるのか(喜び・幸せが多いのか苦しみ・不幸が多いのか)、自分がその人生でどういった役割を果たすことになるのかという大まかなあらすじが書かれたものです。親や教師、友人との双方向的なコミュニケーションの積み重ねで書かれていく人生脚本は、『自己暗示的な作用・誘導的な行動選択』を及ぼす力を持っています。 ...続きを見る

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2013/03/01 10:58
なぜ“家庭・学校・企業”の閉鎖的環境で心理的問題(関係性の被害)は起こりやすいか?:2
家庭の虐待も学校のいじめも会社のパワハラ(労基法違反の過労)も、自分ひとりだけでは上手く解決することが難しいので、『内部の利害関係・独自のルール』に左右されない外部の第三者の理解や支援を受けるほうが大きな被害を軽減しやすくなるというメリットはあると思われます。 ...続きを見る

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2013/02/27 02:09
なぜ“家庭・学校・企業”の閉鎖的環境で心理的問題(関係性の被害)は起こりやすいのか?:1
家族療法では、家族のメンバーがそれぞれの役割の中で相互に影響を及ぼし合っている『家族システム』を前提として、その家族システムを正常化させるための働きかけを考えます。家族システムの影響力にはもちろん、“愛情・喜び・安心・励まし・支え・癒し・居場所”を他の家族メンバーに与えるような正(プラス)の好ましい影響もあり、通常はそういった『正の影響』のほうが大きいために、人は自分の家族を作って一緒に生活しようとするのです。 ...続きを見る

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2013/02/27 02:06
目に見えない精神的暴力とモラルハラスメント:罪悪感・自己否定・不安感の植え付けによる支配
暴力を受けた子どものほうが、『体罰・虐待』を正当化してしまう心理には、前述した親(先生)の愛情や熱意があったと信じたいがための『認知的不協和の是正』があるが、もう一つの心理は『共依存』と呼ばれるものである。『共依存(co-dependency)』とは、子どもをコントロール(支配)しようとする親と親からコントロールされている子どもが相互に依存し合っていて、『身体的・精神的』な虐待や拘束を受けている子どものほうが、むしろそういったコントロールを引き出すような言動をしてしまう事を言う。 ...続きを見る

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2013/01/23 00:32
子どもの教育・しつけと体罰の問題2:物事の善悪や社会規範を学習するプロセス
親の必要性をアピールする過干渉な親子関係では、親は『善意による干渉』の外見を示しているので、子がそれを受け入れずに自分のことを自分でやろうとすれば『純粋な親の善意・保護・寂しさ』を裏切ったような罪悪感を感じやすくなる。更にそういった不快なジレンマ(ダブルバインド)を生み出す親の態度に、『フラストレーションの怒り』を溜め込みやすくなってしまい、自分がコントロールされたのと同じやり方で他者をコントロールしようとする衝動にも駆られやすくなる。 ...続きを見る

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2013/01/23 00:29
子どもの教育・しつけと体罰の問題1:閉鎖的環境における他者のコントロール欲求
大阪市立桜宮高校では、自殺者を出したバスケットボール部の苛烈な体罰が問題となって、橋下徹市長の指示で同校の体育科の入試が中止にされた。事件と無関係な新入生が不利益を受けることになる一方的な入試中止の是非はともかく、『学校・家庭・企業』といった外部の第三者の目線や仲裁が入りにくい閉鎖的な環境では、『体罰・虐待・パワーハラスメント・モラルハラスメント』などがしつけや教育、指導を名目にしてエスカレートしやすくなる。 ...続きを見る

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2013/01/23 00:26
“支配的で過干渉な親”はなぜ子どもの自立心を阻害するのか2:親子の人生の境界線の混乱
間接的な子どもの言動のコントロール法としては、『断りにくい善意・援助の形をした過剰な干渉』や『寂しくて可哀想な親(子どもから取り残されて佇む親)のイメージの演出』、『家庭内の特殊な慣習やルールの押し付け』などがある。いずれの方法も子どもに自分のほうが間違っていて悪い、親に対して申し訳ない冷たいことをしているという『罪悪感・自己否定感』を刺激する方法になっている。 ...続きを見る

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2012/11/13 22:29
“支配的で過干渉な親”はなぜ子どもの自立心を阻害するのか1:子に対するコントロール願望
過干渉で支配的な親が、子どもの人生や言動、考え方をコントロールする時には、『直接的なコントロール』と『間接的なコントロール』が行われる。直接的なコントロールとは『暴力・脅迫・条件づけ・褒美(金銭)・否定(罵倒)』などを用いる子どもの言動・考え方のコントロールであり、『もし言うことを聞かなければ罰を与える、放っておいて無視する、もううちの子ではない』などの形式で脅し・不安を与えることで、子どもの行動を影響下に置こうとする。 ...続きを見る

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2012/11/13 22:27
“甘やかす過保護・コントロールする過干渉”が子どもの心身発達や性格形成に与える影響:2
自分で善悪や損得を判断して、自分で自分の人生の進路や価値観を選択できるようになってくる『思春期以降の発達段階』においては、親は相談相手になってアドバイスをしたり経験に基づく意見をしたりする役割が期待されるが、(子どもの犯罪行為や反社会的勢力への参加を抑止するケースなど特殊な場合を除いて)『私の言う通りにしなさい・お前の考え方は間違っている・言うことを聞かなければ切り捨てる』というような強制・支配まではすべきではないのである。 ...続きを見る

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2012/11/13 22:22
“家族ペット”と近代家族の揺らぎ5:“人の家族”と“ペットの動物”に期待するものしないもの
自立可能な能力を持ち独自の意志や欲求を抱えている人間は、ある意味では馴れているペットの動物(いつも自分を慕って必要としてくれる犬・猫)以上に『次の行動・発言を予測できない存在』であり、確率的には自分を傷つけたり裏切ったり、不快にさせたりする可能性を少なからず持っているとは言える。ペットの動物がなぜ『癒し・安心感』を生むのかの理由のひとつは、『時間や都合によって態度(反応)の変化がない・いったんなついたら基本的には死ぬまでその関係が続く』からだろうが、これは理想の家族の条件でもある『交換不能な唯一... ...続きを見る

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2012/02/11 18:14
“家族ペット”と近代家族の揺らぎ4:ペットはどうして“家族”として認識されるようになったのか?
山田昌弘の『家族ペット』では、ペットを飼っている複数の飼い主の事情やペットに対する心理をリサーチしているが、ペットは自我(エゴ)と言葉を持っておらず自分の欲求・期待を相手に押し付けてくることもないため、飼い主は自分の『理想の対象・関係性』を簡単にペットの動物に投影してしまうことができるのだ。だから、ペットは配偶者の代わりにもなれれば、恋人や愛人の代わりにもなれるし、子どもの代わりにだってなれるという『内的世界における万能性・融通性』を潜在的に持っており、その自分の理想像や期待を一方的に投影できる... ...続きを見る

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2012/02/05 01:24
“家族ペット”と近代家族の揺らぎ3:家族の役割分担意識と婚姻規範の変化。未婚化や離婚増加
現在、社会保障制度の持続性との関係で問題になっている『少子高齢化・未婚化・人口減少』の原因の一つも、直系家族から核家族への変化に伴う『子どもの教育費増加の高コスト化・自立時期の遅れ(22歳以上までの扶養・働けない子やパラサイトシングルの増加)』であり、現代では30〜40代までの子どもは基本的には直接に親を支援・扶養してくれる存在ではなくなっている。 ...続きを見る

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2012/02/05 01:22
“家族ペット”と近代家族の揺らぎ2:直系家族から核家族への変化と主観的家族としてのペット
人はなぜペットを飼うのかという問いに対する一般的な答えは、『癒しの体験・寂しさの緩和・生活の充実・子どもの情操教育(生命尊重と思いやりの感覚)』を求めてというものだが、最近読んだ山田昌弘の『家族ペット ダンナよりもペットが大切!?』という社会学に関連した書籍では、“主観的家族論”によって『ペットを飼う理由』が説明されている。 ...続きを見る

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2012/02/05 01:20
“家族ペット”と近代家族の揺らぎ1:人間と動物(ペット・家畜)との関係性。動物が持つ癒し
近年は“ペットブーム”で犬や猫、ウサギなどのペットを飼う人が増えているが、大切に飼われているペットは『動物』であっても擬人化されやすく、『家族』に近い存在という認識が持たれるようになっている。戦前戦後の時代と比べると『ペットの動物』だけに限らず、哺乳類をはじめとする動物は随分と大切に取り扱われるようになったし、20世紀後半の生命倫理学では動物の生命にも人間に近しい価値があり、その権利をできるだけ守るべきだという『アニマル・ライツ(動物の権利)』の思想も生まれてきた。 ...続きを見る

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2012/02/03 19:45
桐野夏生『優しいおとな』の書評:大人に守られなくなった子ども達と家族的なものを模索する物語
日本経済が衰退して社会福祉が切り捨てられ、東京の至るところに途上国にいるようなストリートチルドレンが溢れている。経済格差が絶望的に拡大したことで、貧困層の児童遺棄(捨て子)が増大するようになり、“親のいない子ども達”は劣悪な生活環境の児童保護センターに収容されるか、自力で街を彷徨いながら犯罪も厭わずにサバイバルするかのどちらかの厳しい選択を迫られる。近未来の希望が萎んだ東京を舞台にして、子どもの権利も福祉も守られなくなった貧困な社会の非情さ・不平等を描きながら、『人間らしく生きるための条件』をテ... ...続きを見る

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2011/08/03 08:40
尽くし過ぎて上手くいかない男女関係とマンネリ化を緩和する工夫3:相手のために努力しようという動機づけ
『彼氏(彼女)と過ごす時間以外の充実した時間』を持っていなかったり、自分のスケジュールの全てを『彼氏(彼女)の都合・希望』に合わせて変更したりすると、彼氏(彼女)があなたに向ける敬意や配慮、努力はどうしても少なくなってしまいがちです。 ...続きを見る

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2011/06/25 17:45
尽くし過ぎて上手くいかない男女関係とマンネリ化を緩和する工夫1:軽視されるリスクと尊重される振る舞い
恋人との交際期間が長くなってきたり、結婚して現実の生活や子育てに向き合う時間が長くなると、恋人・配偶者との関係がマンネリ化してきたり一緒にいるのが当たり前になってきて、『自分を大切にしてくれない・自分(家族)のために努力やサービスをしてくれなくなった・言葉遣いや態度が粗雑になってきた・ロマンティックな要素がなくなり異性としての魅力がゼロになった』などの悩みがでてきやすくなります。 ...続きを見る

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2011/06/24 19:01
現代日本ではなぜ“恋愛・結婚の活動性”が低調なのか3:ジェンダーフリーと男らしさ・女らしさ
前回の記事の続きになるが、日本経済の高度成長期やバブル期が終わった事で、男性の『終身雇用・年功序列賃金・正社員の勤労道徳』に支えられた平均的な雇用待遇の良さが崩壊して、戦後日本の『会社員の夫・専業主婦(パート)の妻・二人の子ども』というモデル世帯が減少し、フリーターや失業者、無業者の増加など自分ひとりが生きていくだけでも大変な層が増えたことも影響している。女性の社会進出や雇用待遇の改善が進んだり、産業構造の転換によって男性的な腕力体力を要する仕事の優位性が低下したりしたことで、性別役割分担やジェ... ...続きを見る

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2011/03/03 07:31
現代日本ではなぜ“恋愛・結婚の活動性”が低調なのか2:二元論的な結婚観と男女の容姿の選好性
前回の記事の続きになるが、最近では確かに、ウェブ上で『ただしイケメンに限る・会話や気配りの上手い男がモテる』など男性の容姿面やコミュニケーション面のコンプレックスも女性同様に取り上げられやすくなってはいるが、こういった男女関係の魅力の認知の変化は何を意味するのだろうか。 ...続きを見る

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2011/03/03 07:27
現代日本ではなぜ“恋愛・結婚の活動性”が低調なのか1:恋愛と結婚に求めるものの違いと現実生活
現代の男女関係(恋愛関係)のあり方や結婚にまつわる心理には、1980年代までとは違うさまざまな変化が起こっていて、過去において“当たり前”とされていた適齢期の婚姻規範や恋愛・家族形成への欲望などが通用しないケースが増えている。その背景には、『男らしさ・女らしさ』と関係するジェンダーアイデンティティの変容や『男女の雇用の質・男性の経済的役割』など社会経済情勢の変化も関係しているが、晩婚化・未婚化に加えて、恋愛をしていない男女が増えているという指摘もある。 ...続きを見る

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2011/03/03 07:25
老後の判断能力・意志表示能力の低下にどのように備えるか1:老年期のメンタルヘルスの課題
老後の悩みの典型として『お金』と『健康』がありますが、近年は公的年金など社会保障制度の持続性が疑われる中で、貯蓄して十分なお金さえ持っていれば安心とする価値観もあります。しかし、老後の生活のQOL(生活の質)を高めるためには、必要限度の収入・貯金だけではなくて、『身体と精神の健康』がとても重要になってきます。老化・疾患によって身体が不自由になったり、人間関係(家族関係)の変化や孤独感・寂しさによってメンタルヘルスが悪化したり、認知症や寝たきりになって意志表示が困難になったりするリスクは、お金だけ... ...続きを見る

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2010/12/26 00:30
茨城県JR取手駅で発生したバス襲撃事件について1:不安定雇用・繰り返された転職と対人関係からの孤立
茨城県取手市のJR取手駅で17日に、無職の27歳男性がバス内で中高生ら14人を無差別に包丁で切り付ける事件が起こりましたが、加藤被告が起こした東京の秋葉原無差別殺傷事件や金川死刑囚が起こした茨城県土浦市の無差別事件とも類似の構造を持っているように感じます。 ...続きを見る

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2010/12/21 00:52
認知症の人にとってのコミュニケーションと主観的な現実感:“環境世界の共有”による癒し
前回の記事の続きになるが、敬意を持った声掛けや明るい笑顔での挨拶、認知症の人の話を興味を持って聞こうとする姿勢、スキンシップを交えた簡単な会話などによって、ポジティブな情動の共有が起こりやすくなる。 ...続きを見る

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2010/09/15 05:57
男女平等社会における男女関係・結婚生活の幸福観と水無田気流『無頼化する女たち』の雑感
この記事は、現代日本における“女性のアイデンティティの錯綜”と“仕事・結婚・消費の価値認識”:1からの内容を踏まえたものとなります。1980年代は女性のアイデンティティが多様化して、規範的なジェンダーが拡散した時期であり、メディアが“キャリアウーマン的な生き方”を“専業主婦的な生き方”よりもカッコ良いと賞賛することで、女性が社会的生産に参加する『女性の労働者化・男女共同参画社会化』が進んだ時期でもあった。 ...続きを見る

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2010/09/03 23:00
現代日本における“女性のアイデンティティの錯綜”と“結婚の個人化・自己責任化”:2
前回の記事の続きになるが、1970年代以前には30代の結婚率が90%を超えていた。そのこともあって、『結婚』はしたければするというような個人の選択の問題ではなくて、基本的にはしなければならない社会的義務(することが当たり前の常識)に近いものであったと言える。健康な男女が30代になって結婚していないと、偏見の目で見られたり会社の出世に差し障りがあったのが1970年代以前の日本社会だったが、この時代はお見合い結婚も多く残っており、20〜30代の若者を結婚させようとする家族・地域社会の圧力(お節介)も... ...続きを見る

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2010/09/03 22:53
現代日本における“女性のアイデンティティの錯綜”と“仕事・結婚・消費の価値認識”:1
現代日本では『肉食女子・草食男子』などのキーワードで、女性のバイタリティの高さと比較した男性の元気の無さが強調されたりするが、戦争のない平和で安定した時代には女性原理が優位になりやすい。自由で民主的な近代社会が成熟してくると、高等教育を受けた大多数の人がサラリーマンとして企業・組織に雇用されるようになり、市場に供給される商品やサービスが等比級数的に増大して『消費社会』が到来する。 ...続きを見る

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2010/09/03 22:49
仙台市泉区の高校教諭殺害について:夫婦関係(家庭生活)の悪化のプロセスと相互の感情・役割の変化
宮城県仙台市泉区で56歳の私立高校教諭が、44歳の妻と共謀した男性二人(会社役員・寿司職人)に殺害された事件が報道されている。38歳の会社役員の男性と27歳の寿司職人の男性は、以前から高校教諭の家族と親しく交際しており、夫と会社役員の容疑者が勤めていたことのある『学習塾・家庭教師業』を通して家族との人間関係が深められていったようだ。 ...続きを見る

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2010/08/18 11:57
大井玄『「痴呆老人」は何を見ているか』の書評:認知症に対する恐怖感を生む自我中心の現代社会
認知症(Dementia)は主に老年期に発症する脳の器質的障害で、『知能・記憶力・見当識・判断力の低下』をはじめとする様々な精神症状(認知障害)を発症して、重症化すれば『食事・着替え・排泄』といった基本的な日常生活動作も困難になってきます。 ...続きを見る

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2010/08/12 13:00
大阪市の二児放置事件とネグレクトを誘発する性格形成・環境要因:母親アイデンティティと児童福祉の問題
前回の記事の続きになるが子どもを養育するための十分な収入さえあれば子育てができるはずだから、母子家庭や貧困家庭への経済支援を強化することが大切だというのは重要な指摘ではある。だが、『児童虐待・ネグレクト』は経済的困窮だけで発生する問題ではなく、経済的困窮は人格構造や精神発達の問題に続くかたちで虐待のトリガーとなる二次的な要因としての側面もある。 ...続きを見る

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2010/08/08 02:05
大阪市の二児放置事件と持続的な育児行動を支える要因:判断能力の未熟と現実逃避の自己防衛
大阪市西区のマンションで置き去りにされた幼児2人の遺体が見つかった事件で、23歳の母親が死体遺棄容疑で逮捕された。3歳と1歳の2人の乳幼児を長期間にわたって密室に放置し死亡させたという極端な『ネグレクト(育児放棄)』に、メディアやネットでは当然に厳しい非難・罵倒の声が殺到したが、母親への道徳的・人格的な非難とは別に、虐待の最悪の結末(子どもの死)を回避するために親や行政、地域社会(近隣住民)はどうすれば良いのかを考えていかなければならない。 ...続きを見る

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2010/08/08 01:57
高齢者の所在不明問題と生存確認方法の曖昧さ:“家族・地域・福祉”で高齢者の生活や命をどう見守るか
100歳以上の高齢者で所在不明の人たちが全国で70名以上もいたというニュースが連日報道されているが、この問題は『公的年金の不正受給』と『家族関係の希薄化(高齢の親・祖父母への無関心)』という二つの視点から考えることができる。 ...続きを見る

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2010/08/07 22:26
“子どもの幸福・成功”を応援できない親の心理的問題と見捨てられ不安:空の巣症候群・境界性人格障害
前回の記事の続きになりますが、娘のほうは母親から精神的に自立していて、新たに『自分自身の人生・関係』を選択して生きようとしているのですが、母親のほうが乳幼児期からずっと一緒に生活してきた娘との『母子密着』を上手く解消することが出来ていない状態です。 ...続きを見る

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2010/06/28 23:16
現代社会における“無償の子育て”と“親孝行の倫理”:親の子に対する愛情・期待の強度と過干渉
子どもは親にどのくらい献身的に尽くさなければならないのかという倫理的な問いかけは、現代社会の都市部では『老後の介護問題』などを除いては殆ど問われることが無くなってきました。当然、親孝行はしないよりもしたほうが良いのですが、子どもの人生設計(仕事・結婚・家計など)を大幅に犠牲にしてまで親孝行をして欲しいと望む親はかなり少なくなっており、『できるだけ子どもに迷惑を掛けたくないという親世代』が増えている傾向があります。 ...続きを見る

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2010/06/28 23:08
男女関係における“性格・経済力・容姿の魅力のバランス”:なぜ最終的に性格的魅力が重要なのか?
どんなタイプの異性が好きかという質問に対しては、“優しさ・誠実さ・真面目さ・責任感・面白さ”などの『性格的魅力』を挙げることもあれば、“美しさ・かっこ良さ・可愛さ・高身長”などの『身体的魅力』を挙げることもある。結婚する相手の条件という質問では、より現実的に“職業・年収・地位・学歴”など家計や経済生活に直結した『社会的・経済的能力』が重視されることが多い。 ...続きを見る

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2010/06/07 20:42
どうして、“恋愛・結婚”で自分が不幸せになりそうな相手(状況)を選んでしまうことがあるのか?
男性でも女性でも、好きな相手に求める属性・特徴の上位には『誠実さ・真面目さ・信頼感・温厚な優しさ』などが上がってきますが、これらは総じて『性格の良さ』という風にまとめることができます。反対に、『誠実ではない・不真面目である・信頼できない・暴力的である』などの属性を持った性格に問題のある異性を、初めから求めているという人は滅多にいないわけですが、実際には性格・人格に大きな問題のある相手と繰り返し付き合ってしまうという人も少なくありません。 ...続きを見る

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2010/06/07 20:34
男女共同参画社会の構想とジェンダーフリー・性別役割の論点2:ジェンダーによる規範性と適応行動
前回の記事の続きになるが、ジェンダーフリー思想については、男女の『社会的・文化的・心理的性差』を完全に中性化する思想という風に考えるならば、その理念としての正しさはともかく、現実的な運用可能性としてはその運用は極めて困難だろう。ジェンダーフリーをどこまで原理主義的に捉えるかによってもその思想の現実的有効性は変わってくるが、『男らしさ・女らしさに強制的な規範性や社会的な差異待遇を認めない』というレベルのジェンダーフリーであれば、北欧諸国を中心としてある程度まで実現している国はある。 ...続きを見る

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2010/05/02 17:41
男女共同参画社会の構想とジェンダーフリー・婚姻制度の論点1:選択的夫婦別姓と伝統的家族観
政府の『男女共同参画会議』が、来年度からの次期基本計画の骨格になる中間整理案(計画案)を発表したが、現代日本は『伝統的な家族観・男女観の動揺期』に差し掛かっており、選択的夫婦別姓やジェンダーのあり方、標準世帯のモデルについて、保守的な主張と革新的な主張とが拮抗している。 ...続きを見る

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2010/04/30 19:34
“子どもの働く意欲・職業意識”を高める親子間のコミュニケーションと仕事に向かう4つのプロセス
前回の記事の続きになるが、『親子間の敵対行動・言い争い(罵倒や非難)』といった不毛な悪循環を繰り返すだけになると、『家庭』に居場所がなくなり『家族』がそれぞれを追い詰める敵になり『精神状態』も不安定になるが、そこから導き出される結論は『家出・反社会的行動(犯罪)・家族間の暴力(事件)・当面の就職』といったものになってくる。 ...続きを見る

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2010/04/14 05:41
“働かない・働けない子ども”に親はどう向き合い、どのようなメッセージを伝えるべきか?:就業困難の要因
12日の深夜、北海道北見市で23歳の青年が、両親を刃物で殺傷する事件が起こった。両親を殺傷した理由について青年は『日ごろから親から働けと言われ、うっぷんがたまっていた』と供述しており、現代社会における『ニート・働かない若者(働けない若者)の問題』が事件になってしまった事例であるが、この種の『働いていない子の就労を巡る親子間の殺傷事件』は子の年齢を問わず時折発生している。 ...続きを見る

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2010/04/14 05:31
発達心理学の歴史とフィリップ・アリエスの『子どもの誕生』3:“臨床・発達・教育”の視点
発達心理学の歴史がどのように展開していったのかについて定説はありませんが、19世紀には自然科学(進化生物学)の発展に影響を受けた『比較心理学』という分野が生まれており、人間と類人猿の行動・心理を比較したり、人間の大人と子どもの行動・心理を比較したりする研究が行われていました。 ...続きを見る

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2010/01/18 01:09
慈恵病院の“赤ちゃんポスト”の検証結果と匿名の相談体制についての雑感:子どもの福祉と大人の倫理
熊本市の慈恵病院が運営している『こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)』の利用状況・意義を検証した熊本県の最終報告書が公表されましたが、赤ちゃんポストに子どもを預ける理由は『戸籍に入れたくない・生活困窮(経済的理由)・不倫・未婚・世間体・性犯罪の被害』などが上げられていました。自分の子どもを育てられない理由として、常識的にイメージされるのは『仕事がなかったり所得が極端に少なかったりという経済的理由』ですが、『戸籍に入れたくない』という理由が一位に来ていることはやや意外な印象を受けます。 ...続きを見る

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2009/12/01 02:55
アダルトチルドレンの原因となる“慢性的な見捨てられ不安・喪失感”と“情緒的なネグレクト”の関係
アダルトチルドレンとしての過去を持つ人は、『抑圧・否認・隔離・投影・合理化・解離』といった防衛機制によって自分の悲しみや痛み、絶望を覆い隠そうとする認知パターンを持っています。何かつらいことがあった時に頭の中に思い浮かんでくる典型的な“自動思考”として、『このくらいのことは大したことではない・自分は傷つけられることには慣れている・自分には他人から大切にされるだけの価値がないから仕方ない』といった自己否定的な思考パターンがあります。 ...続きを見る

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2009/10/05 17:38
“選択的夫婦別姓の導入”と“婚姻制度・家族形態の変質”について
民主党が来年の通常国会に『夫婦別姓』を認める民法の改正案を提出するようです。男女が結婚した場合に『同姓』を名乗っても良いし『別姓』を名乗っても良いとする『選択的夫婦別姓』ですので、実質的に法律によって別姓(同姓)にせよという強制があるわけではありませんが、1947年に制定された民法の大幅改正となります。この改正案では、男女が結婚できる年齢も同じ“18歳”で揃えられるようです。 ...続きを見る

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2009/09/28 12:24
幼少期のトラウマティックな成育環境とアダルトチルドレンの防衛機制:自己確認を求める依存症
幼少期に両親からの『愛情・関心・保護』を十分に受け取れないことで、精神発達や対人適応、認知様式に何らかの問題が起こってくることがありますが、それらの問題の根底にあるのは『自己評価の低さ・基本的信頼感の欠如』です。家庭における虐待・暴力・ネグレクト(育児放棄)などの過酷な問題も含めて、子どもが成育過程において『自分は親から愛されていない・自分には人から大切にされる価値がない・自分は自分の意見や考えを話してはいけない』というような自己否定感や精神的な圧迫感を慢性的に感じることによって、精神発達や対人... ...続きを見る

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2009/07/09 09:51
トマス・ロバート・マルサスの『人口論』と現代社会(消費文明社会)の少子高齢化・出産抑制・生産力の考察
マルサスは18〜19世紀前半の時代、産業革命と資本主義経済が本格化する以前の時代を生きた人物であるから、その未来予測能力には自ずから一定の制約がある。マルサスは人間の本能的な性欲に根ざす生殖欲求を“無限”と仮定し、食糧・生活必需品の生産力を“有限”と仮定していたので、文化的娯楽・教養趣味・レジャーの乏しい労働者・貧困者は生殖可能な身体と最低限の賃金という条件があれば、可能な限り子どもを多く設けると考えていた。 ...続きを見る

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2009/06/22 16:42
トマス・ロバート・マルサスの『人口論』による人口動態と道徳的反発:食料資源と人口増加の限界
人口が増え続けることの問題は、『食糧・エネルギー資源の不足』や『地球環境の破壊・汚染』、『資源を奪い合う戦争・紛争のリスク』などにまとめることができる。経済的・文化的な生活水準などを度外視すれば、人口増加の限界は『居住可能な土地面積・食糧と水の資源』によって求められるが、地球の土地も食糧も水も有限なので、地球上で現状レベルで生活可能な人口は100億人前後ではないかと推算されている。 ...続きを見る

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2009/06/18 03:23
先進国での少子化問題・人口減少と世界全体における人口増加問題:社会保障制度と相互扶助の道徳
『晩婚化‐少子化の問題』というのは、漸進的な『人口減少問題』として認識されがちであるが、正確には人口が減ることが問題であるというよりも、世代別人口(人口ピラミッド)の人口比が偏ることが問題となっている。日本の少子高齢化問題については、その進行を非常に心配して急いで少子化対策を強化すべきという主流派の意見がある一方で、少子化そのものを人口増加を抑制するある種の自然の摂理と見て余り問題視しない意見もある。 ...続きを見る

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2009/06/18 03:13
勝間和代のクロストーク『早婚の勧め』に関する雑感:現代日本における晩婚化・少子化・社会保障の問題
『少子化・晩婚化・社会保障制度の維持』などの諸問題を解決する一つの方策として、勝間和代氏が『早婚の勧め』を提唱されていますが、読者から多数のコメントが寄せられているので、現代日本の婚姻や少子高齢化の事象を多角的に考察する視点を得ることができます。 ...続きを見る

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2009/06/05 01:09
子どもに愛情を感じる“生得的本能”と子どもの育児方針(養育態度・虐待リスク)に影響する“モデル学習”
母親と父親は、『子どもの安全と健康』に最大限の配慮をするのが当たり前という社会的認識は相当に強く、子どもを虐待するという行為は極めて特殊でイレギュラーなことだと思われています。そのため、子どもを虐待する親は『一般的・平均的な親』とは異なる特別な性格や背景を持った親と見なされやすく、『児童虐待』は大多数の親とは無関係な遠い場所で起こっている問題、非常識で未熟な親だけが起こす稀な問題と認識されがちになります。 ...続きを見る

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2009/05/01 18:32
高齢者はなぜ繰り返し報道される“振り込み詐欺”に騙されてしまうのか?消費の効用と高齢者マーケティング
『振り込み詐欺』の続発から『高齢者マーケティング』の潜在需要を想像している下記の記事を読みましたが、高齢者が振り込み詐欺に騙されやすい心理とシニア向け市場で積極的に消費をしようとする心理というのはかなり異なると思われます。 ...続きを見る

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2009/03/22 09:12
家庭環境(親子関係)が性格形成に与える影響と“社会性”の始点としてのエディプス・コンプレックス
A.ポルトマンの生理的早産の記事では、人間の行動・認知パターンの可塑性(変化可能性)の高さの要因として『未熟な状態で産まれてくること・自立までの期間が長いこと』を上げた。人間(ヒト)は身体的・精神的に極めて未熟な状態で産まれ、他者(親)の世話や保護を長期間にわたって必要とすることで『生得的な遺伝的要因』よりも『後天的な環境的要因』の影響を強く受ける余地(伸びしろ)を備えている。同一の遺伝情報を持ち外観的な差異が乏しい一卵性双生児でも、成育される環境や与えられる情緒体験・教育の内容によって『資質・... ...続きを見る

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2009/01/07 21:08
ギャンブル依存症と家族関係の問題の相関における類型:ジャック・ラカンの欲望の概念と意味への意志
ギャンブル依存症から離脱できないテクニカルな要因として、『勝利の快感・興奮が忘れられないという正の強化』と『今までの損失を忘れて“損切り”することができないという合理的判断の欠如』の二つを上げることができる。依存症が重症化すると『ギャンブルをするためにギャンブルをする(勝つか負けるかは二の次で毎日ギャンブルさえ出来ればそれで良い)』という悪循環のループにはまり込んでしまうが、ギャンブル依存症から回復できない根本的要因は『人生の方向感覚の混乱・生き甲斐の実感の喪失』にあると考えられる。 ...続きを見る

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2008/10/09 09:56
児童虐待の問題から考える『家庭(家族)の養育機能・教育機能』と『外部の相談機関・支援制度』の重要性
児童虐待(child abuse)とは『無力な子どもに対する心身両面の暴力・育児放棄・性的搾取』のことであり、児童虐待は子どもの生命・身体の安全を脅かすだけではなく、人間(他者)に対する基本的信頼感を破壊したり自分に対する自尊感情を傷つけたりする。児童虐待の心理的な悪影響は非常に大きなものであり、境界性人格障害や心因性のうつ病、PTSD、自傷癖(リストカット・過量服薬のOD)、社会不安障害、パニック障害(恐慌発作)、解離性障害(離人症)、嗜癖(ドラッグ・アルコール・性行為の依存症)などに虐待のト... ...続きを見る

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2008/08/09 13:34
『不登校』の小中学生児童の増加と義務教育段階で習得しておくべき最低限の能力・知識
全国の国公私立の小中学校3万3680校を対象にした不登校調査で、小中学生の不登校児童は06年度より2360人多い12万9254人になったという。統計的に不登校児童の推移を見ると、2001年度に過去最多の13万8722人を記録して以降は目立った変化は無いのだが、ここ二年間は連続して増加傾向を示したためにニュースで取り上げられたようだ。 ...続きを見る

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2008/08/09 10:35
重松清『カシオペアの丘で 上・下』の書評
“シュン・トシ・ミッチョ・ユウちゃん”の4人の幼馴染みが、人工衛星ボイジャーを見るために親に内緒で夜中に抜け出しカシオペアの丘にのぼった。1977年に小学校4年生だった彼らの頭上に広がる北海道・北都市の夜空は、雲ひとつない見渡す限りの満点の星空……4人はこのカシオペアの丘に遊園地ができればいいと声を揃えて語り、その夢は十年以上あとに赤字財政を積み重ねる北都市の公共事業として実現する。その『カシオペアの丘』と名づけられた遊園地の園長になったのは、子ども時代の事故がきっかけで車椅子に乗るようになった... ...続きを見る

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2008/08/02 08:46
青年期の精神的成熟(安定)を支援する家族関係と社会環境のあり方:対人ネットワークと社会的孤立
前回の記事の続きになるが、これらの事件に共通する親子関係の要素として、『自分を理解してくれない(本当の自分の考えや希望を親と話し合う機会がもてなかった)・相談に乗ってくれない(今の自分のことを心配してくれない)・親の期待を押し付けてくる(期待に応えなければ切り捨てられる)』といったことが浮かび上がってくる。一昔前の発達心理学的な自立モデルであれば、こういった依存的な要求や甘えは20歳以上の成人が親に訴えることは少ないとされていたが、学生期間の長期化やフリーター化などで平均的に『自立の時期』が遅滞... ...続きを見る

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2008/07/29 10:19
東京八王子市の通り魔事件と現代社会における人格的成熟(精神的自立)の遅滞傾向の問題
愛知の高速道路PAで山口県の14歳の少年がバスジャック事件を起こし、先日は、東京都八王子市の駅ビル内の書店で33歳の会社員(試用期間の社員)が2人の女性を刺して女子大学生が死亡するという事件が起きた。この二つの事件は加害者の年齢も生活状況も全く異なるものだが、動機の共通点として『親への不満(親を困らせてやりたかったという動因)』があり、両親と真剣に話し合えるような信頼関係が成立していなかったという指摘ができる。精神の発達水準を考えると、未成年の14歳少年の『親への依存性・甘え』は一般的なものであ... ...続きを見る

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2008/07/27 07:22
河野稠果『人口学への招待 少子・高齢化はどこまで解明されたか』の書評3:人口転換論が示す人口動態
『第4章 人口転換−「多産多死」から「少産少死」へ−』では、人口統計学のグランドセオリーである『人口転換論』についてイギリスの事例などを元に解説しているが、人口転換論とは簡単に言えば『経済活動の発展・教育水準の向上・安定秩序の確立』によって多産多死の段階が終わって少産少死の段階へと転換するという理論である。人口転換論では、政治・経済の近代化に成功して経済的に豊かになった社会は必然的に『死亡率の低下→出生率の低下』という人口動態の変化を経験することが示唆されているが、工業化・都市化・教育制度の発展... ...続きを見る

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2008/07/25 00:49
河野稠果『人口学への招待 少子・高齢化はどこまで解明されたか』の書評2:人口モメンタムの加速度
『第2章 生命表とその応用』では、形式人口学の始祖のグラントとハレー彗星の発見者ハリーが作成した『生命表(死亡表)』の読み方と意味合いについて書かれているが、生命表とは人口減少の直接的原因となる『死亡モデル(死亡率の年齢別推移の統計データ)』のことである。生命表には『年齢別・男女別・年次別の生存率・死亡率・平均余命』がまとめて記載されているが、生命表はコーホート(同じ年次に産まれた出生集団)の10万人の死亡データとして統計的に処理されている。 ...続きを見る

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2008/07/22 14:59
河野稠果『人口学への招待 少子・高齢化はどこまで解明されたか』の書評1:人口爆発と人口減少の動態
若年層の未婚化・晩婚化の傾向と少子化の進展は密接に結びついているが、『少子化による人口減少のトレンド』は西欧・北欧の先進国をはじめとする世界各地に広まりを見せており、日本一国だけの特殊な現象ではない。本書は『なぜ、少子高齢化が進むのか?なぜ、人口は増減するのか?』という疑問について、『人口学』の基礎知識や方法論を参照しながら解説した新書であり、903円という新書価格を超える豊かな知見と鋭い指摘を得ることができる。 ...続きを見る

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2008/07/20 22:57
“安全安心の欲求”−“所属の欲求”−“承認欲求”の相互的なつながりと他者に承認されない孤独感の認知
人間が安定した精神状態で幸福感や充実感を感じるためには、基本的な衣食住の条件のほかに『安全安心の欲求・所属の欲求・承認欲求』が満たされている必要がありますが、これらの欲求の充足は『養育環境における親子関係』や『社会環境に対する適応能力』、『対人的なコミュニケーション能力(相手の承認欲求を満たすコミュニケーション)』と一定の相関を持っています。 ...続きを見る

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2008/07/03 19:10
重松清『トワイライト』の書評:積み上げてきた過去の時間と揺らぐ中年期の自己アイデンティティ
家族や子どもを持つようになった39歳の元同級生の男女が、夕刊の告知面を見て小学生時代に校庭に埋めたタイムカプセルを開封するために同窓会に集まる。たまがわニュータウンの団地に住んでいた彼らが通っていた長山西小学校が廃校になることが決定し、40歳になって開封する予定だったタイムカプセルを1年半ほど前倒しして開けることになった。当然、30年近い時間が流れている状況でクラスメイトの全員が集まるはずもなく、小学生時代の思い出や人間関係に郷愁を感じる少数のメンバーだけが集まった。 ...続きを見る

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2008/06/20 11:55
秋葉原の無差別殺傷事件から考えたこと1:家族との情緒的な結びつきと社会と向き合う精神的自立のプロセス
6月8日、東京・秋葉原の歩行者天国で7人を死亡させ10人に重軽傷を負わせるという戦後稀に見る無差別殺傷事件が発生しました。加藤智大容疑者(25)はレンタルした2トントラックを歩行者天国の横断歩道に突っ込ませた後に、ダガーナイフを振りかざして多くの人を殺傷しましたが、事件後の加藤智大容疑者の供述とネット(ケータイサイトの掲示板)への書き込みによって浮かび上がってきた人物像は『異性・友人・社会からの肯定的評価』を執拗なまでに求める孤独な男性の姿でした。 ...続きを見る

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2008/06/13 01:05
桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』の書評2:結婚と労働の規範性の相対化と現代の自由社会を生き抜く覚悟
人々に共有される社会規範としてあった一定の年齢で男女が結婚をして子供を産み育てるという『共通のゴール』が現代からは失われつつあり、男女の役割も相対化が進んできているため、現代では『こうすれば大丈夫・この選択のほうが望ましい・このようにすべきだ』という社会(多数派)の側からの価値の承認というのが極めて弱くなっている。その分、『他人と違う属性(結婚・出産・就労・性愛にまつわる少数派の属性)』を持つということに対する『世間の抑圧感(偏見・差別)』から個人はかなり解放されたが、そのメリットと引き換えに『... ...続きを見る

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2008/05/18 23:06
桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』の書評1:戦後から現代に至る社会の世相を反映した“三世代の女性”の物語
桜庭一樹という作家の小説は今まで読んだことがなかったが、『赤朽葉家(あかくちばけ)の伝説』は日本社会の規範と世相(流行)の変化を『三代の女の歴史』を通して描いた小説で結構楽しく読むことができた。戦後間もない時代を生きた女性から、現代を生きる女性へと移り変わる歴史は、『戦後の貧しさとイエ制度の名残・高度経済成長と女性の専業主婦化・政治(全共闘)の季節の終わり・記号的な消費文明と性道徳の緩和・男女同権と価値基準の多様化』によって目まぐるしい価値観の変化を体験させられた歴史であった。今でも昔ながらの結... ...続きを見る

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2008/05/17 16:59
仕事を通した社会的アイデンティティ確立の問題と子どもの労働意欲・職業選択を促進する家族関係
茨城県土浦市で起きた事件では、フリーターの加害者が父親から『仕事(正社員の定職)に就け』と責められていたことが“逆切れ”につながったという報道がありましたが、20〜30代で職業選択・就職活動で躓いた場合の就労サポートや仕事に対するモチベーション(勤労意欲)の向上は、非常に困難の多い課題になっています。加害者の男性は、バイトではなく定職に就けという父親の就労刺激に対して、頻繁に家の中のモノに当たる家庭内暴力をしていたようです。しかし、思春期以降も小動物に対する虐待や対人コミュニケーションの困難など... ...続きを見る

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2008/04/01 14:49
茨城県土浦市の無差別殺傷事件の報道に対する雑感と人生・家族関係に対する行き詰まり感の問題
3月23日に茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅周辺で8人を殺傷する悲惨な事件が起こりましたが、24歳の容疑者男性の就労状況や趣味娯楽、生活態度、成育歴などに対するメディアバイアス(メディア報道における偏った印象形成)が大きくなっており、事件と加害心理の本質から遠ざかっているように感じます。容疑者男性の趣味であるゲームやオタク的な生活態度が突発的にキレた原因だとか、コンビニでフリーター(アルバイト)をしていて定職に就いていないことが問題だとか、加害行動の安直な因果関係をラベリング(レッテル貼り)の方... ...続きを見る

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2008/03/26 08:06
中年期以降の自己アイデンティティの再体制化:“性的な自我意識”と結びついた承認欲求・見捨てられ不安
どの年代でもどちらかが別れたくない場合の『別れ話』では男女間トラブルがつきものだが、年齢差の大きなカップルの場合には年齢が上の相手のほうが心情的に弱い立場に追い込まれやすい。莫大な財産を所有しているとか常に複数の愛人がいるとか極めて特殊な事例を除いて、数十歳も年齢が上の人物のほうが『次の恋愛機会の獲得』という面で不利であり、『対象喪失の不安(孤独感)』が大きくなるからである。大多数の中高年男性には若い女性との恋愛機会はそうそうないので、『こんな年齢になって未練がましい痴話喧嘩をするなんて情けない... ...続きを見る

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2008/03/11 14:12
50歳代の校長(教師)と生徒(教え子)の交際とその破滅的な訣別:中年期の危機に起こる男女間のトラブル
埼玉県川口市立川口高校で、50歳代後半の校長が、交際していた元教え子の女性会社員(20歳代)に執拗に復縁を迫り、『脅迫的な文言のメール・手紙』を繰り返し送付して逮捕された。メール(手紙)だけではなく電話でも女性の交際相手に危害を加えるという内容の脅迫を行っているが、校長の学校での評判は、生徒との恋愛などをイメージさせない真面目な人物、職務に対して責任感のある校長といったもので、何処の学校にでもいる標準的な50歳代の校長(学校管理職)のイメージから大きく外れるものではない。このニュースを聞いた大半... ...続きを見る

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2008/03/11 13:10
近代的な結婚観に基づく“目的論的な家族像”の衰退と個人の自由選択に任された“結婚・出産・育児”の問題
女性の妊娠出産や家庭での育児を巡る問題は、『近代的な家族像・結婚観の変化』や『ジェンダー(社会的性差)の変化』と深く関係しています。ある人にとっては出産育児の決断はそれほど悩むべき問題ではなく、むしろ自分が父親・母親となって子どもを持つことを『人生の主要な目的』だと考えています。ある人にとっては出産育児の決定は深刻な悩むべき問題となり、自分が父親・母親となって子どもを持つことを『人生の重要な選択』だと考えているかもしれません。 ...続きを見る

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2008/03/09 10:57
家庭生活(夫婦・育児)と仕事の両立に関係する多重役割の受容とポジティブ・スピルオーバー
現代的な核家族における母親の育児不安について、過去の記事でワーク・ライフバランスの観点から書きました。一般的に、育児不安を構成する要素は以下の6点に集約されますが、子どもを持つDEWKS(double employed with kids)の世帯では特に『母親・父親の多重役割(multiple role)の受容』の問題が立ち上がってくることがあります。 ...続きを見る

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2008/03/05 07:07
育児・子どもへの苦手意識に対する母性神話の影響:母親アイデンティティの受容と間接的な承認欲求
保育・教育政策の話から育児不安の話題に戻りますが、もし子どもに何かあったら私の責任(自分の育て方の間違い)にされてしまうのではないかという母親の養育責任に対する不安は、夫が育児に関与せずに『お前に全部子どものことは任せている』というような態度を取るほど強くなります。子どもに何か問題が起きたらという不安は、子どもが乳幼児の時には『健康上(病気や事故)・発達上(言語や知能の発達)・しつけ上(マナーや行儀)の問題』について感じ、子どもが児童期以上の年齢になってくると『学校の成績や不登校・友達との関係(... ...続きを見る

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2008/02/26 23:37
“閉鎖的な人間関係”における対人トラブルを生む“非社会的な自己愛”の高まり
前回の記事の続きになりますが、他者に危害を加える『反社会性』と自己愛の過剰による『利己性』とは必ずしも相関しません。他人に関心が向かないほどに自己愛(ナルシシズム)が極端に強くて、自分自身に関係する事柄にしか興味がないような人は、内的世界(内向的行動様式)に退却して社会適応性が低下することはありますが、他人を攻撃するような反社会性が高いとは言えないからです。自己愛や利己主義が強い場合には、外的世界において他者の行動や財産を力ずくで不当に支配しようとする『反社会性』として問題が現れることもあります... ...続きを見る

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2008/02/14 23:12
夫婦のワーク・ライフスタイルの多様化に対応した児童福祉・幼児教育・育児支援の模索
前回の記事の続きになりますが、仕事でも育児でも、『しっかり丁寧に集中してやるべき部分=ミスが許されないところ』と『少し手を抜いてゆったりやってもよい部分=完璧でなくても良い部分』との区別をつけて毎日の行動にメリハリをつけることが大切です。周囲の人に協力してもらってほんの短い時間であっても、自分の身体と気持ちを休められる時間を作れるようにすると、『大変な時には夫(家族)が手伝ってくれる』という安心感を持つことができます。反対に、夫が自分の問題(仕事・趣味)にしか関心がなく育児の全てを妻に丸投げして... ...続きを見る

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2008/02/10 07:26
少子化時代の母親の育児ストレス(育児不安)と社会成員の子育てに対する認識・協力の多様化
育児には他の行為とは比較にならないような多くの喜びと幸福がある一方で、毎日、小さな子どもと向き合って献身的に世話をする母親(父親)には精神的にも時間的にも大きな負担がかかります。政治的な少子化対策や育児支援は段階的に進められていますが、日常生活における精神的ストレスや育児不安を和らげるような支援を公的な枠組みで行うことは難しく、『夫婦・親族の協力』や『地域社会の育児に対する対人的な理解・支援』が必要になってきます。しかし、核家族化が進んでいる現在では、実質的に配偶者以外の人から育児の協力を得られ... ...続きを見る

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2008/02/06 00:33
“子に対する親の保護・支援”の過大評価と子どもの独自性の尊重:家族・個人の“生きるという前提”
前回の記事では、『親と子の自他融合感(心理的境界線の曖昧化)』が強くなり過ぎて、子ども独自の人生(生命)を尊重できなくなる危険について書きました。しかし、一定の年齢に達した子どもに対して『この子は、私がいないと何も出来ない』というほど過保護・過干渉ではなくても、『暫くの間は、私たち(親)の経済生活面での支援がないと、経済力のない子どもが路頭に迷ってしまうのではないか』というような心配をしている親は多いでしょうし、それは養育責任を果たそうとする健全な意志(愛情)の現れでもあります。子どもが学齢期(... ...続きを見る

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2007/07/08 00:57
子どもを自己(親)の苦境に巻き込む家族病理:親と子が段階的にそれぞれの道を生きるという認識
加害者にとっても被害者にとっても余りに救済のない事件、日本文化の『親子の情誼(子に対する親の責任意識)』や小此木啓吾の阿闍世コンプレックスとの関係性が深い事件として親子心中の問題があります。人生に絶望した親が子や配偶者を道連れにする心中事件が起こるのは当然日本だけではありませんが、少なくとも『親は親の人生を生き、子は子の人生を生きる』という個人主義の影響が強い欧米文化圏では心中事件が発生する頻度は極めて少ないようです。 ...続きを見る

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2007/07/07 23:56
自己存在のリアリティ(現実性)を喪失する離人症と相補的な拘束作用の働く家庭環境の問題
常識的に考えてその環境から逃げ出すことが望ましいと思われる場合に逃げ出せない理由として、『アダルトチルドレンに絡む関係の静止性の問題』と『暴力・懐柔・経済的依存によるマインドコントロール』が二重三重に組み合わさっている可能性を考えることが出来ます。過去の記事の後半で取り上げた東京都足立区の元妻殺害の事件に限らず、『元配偶者のいる不遇な環境』に半ば自発的に支配拘束されてしまうケースというのは少なからずあります。 ...続きを見る

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2007/06/22 20:50
乳幼児の精神発達と言語獲得のプロセス1:新生児の音声の知覚と反射的な模倣
乳幼児は『然るべき時期』に『必要な刺激(愛情)』を与えてあげれば、健全な心身発達と能力の発現を示すことになる。特に、言語機能が完成に近づく『新生児〜幼児期(0〜5歳)の期間』の言語環境・視覚環境は(感覚器官を傷める余りに過剰な刺激は逆効果だが)豊かであればあるほどに良いといえる。自然環境から人工環境まで含めてありとあらゆる対象を指差して質問する子供には、『共感的な声かけ』と『モノの名指し(名前・概念を教えて上げるコミュニケーション)』が言語発達にとって非常に重要な効果をもたらす。 ...続きを見る

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2007/06/21 16:32
『自立』と『依存』を巡るアダルトチルドレンの対人葛藤と『状況の変化』を拒否する心理
アダルト・チルドレンは、『機能不全家族(非保護的環境・愛情剥奪環境)で育てられて大人になった人』という意味で用いられます。子ども時代に独特な偏った方法で家族関係に適応していたアダルト・チルドレンは、感情認識や感情の言語化が困難になるアレキシシミア(失感情言語症)や過剰適応による精神疾患、ストレス回避的な嗜癖(共依存的な人間関係)を発症するリスクが高くなると考えられています。 ...続きを見る

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2007/06/16 10:21
『自分のために生きること』と『誰かのために生きること』のバランスの崩れと機能不全家族の問題
過去の記事では、現代の日本をはじめとする先進国のように、子どもの人権が確立されて子どもが親よりも道徳的・実際的に優位に立ちやすい社会では、積極的に複数の子どもを持とうとするモチベーションが高まりにくいといった話をしました。『子どもの成長・教育・幸福』のために親が全身全霊を注いで尽くす度合いが大きい(過去と比べて)過保護な傾向がある社会では、育児に掛かる心理的・経済的コストが一般に大きくなり、子どもの心理社会的自立に擁する時間は20年以上かかることが珍しくなくなります。国家や地方自治体の育児支援は... ...続きを見る

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2007/06/09 11:07
結婚生活・子どもの育児に対する過度のセキュリティ意識と完全主義欲求:自己責任原理によるストレスの増大
出産・育児に対する夫婦の責任は、子どもを産むか産まないか(妊娠するか否か)の選択権が女性及びカップル(夫婦)に実質的に与えられ、子どもの基本的人権が認められたことによって過去の時代よりも格段に重いものになりました。確実性の高い避妊だけではなく人工妊娠中絶を合法的に行える日本のような社会では、「本当は子どもが要らなかったけど、出来てしまったから仕方なく育てている(自分には子どもを育てる覚悟と能力がないと分かっていたけど、妊娠したから産むしかなかった)」という言い訳は通用せず、子どもを産み育てること... ...続きを見る

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2007/06/04 04:46
個人主義的なプライバシーの尊重と結婚制度を巡る認識の多様化:コミュニティの社会的圧力の観点から
過去の記事では、現代社会で子どもを持つことの責任や意義について触れましたが、現代社会では『育児の喜び・育児の負担・家庭(夫婦)の安定・経済生活の安定』のバランスが崩れているところに種々の問題が起こってきている印象があります。未婚化・晩婚化・核家族化が進み子どもを産み育てることが必ずしも標準的な人生の課題でなくなりつつある社会では、子どもの出産・育児に対する責任を地域社会や親族・友人で緩やかに分有することが困難になります。大多数の人が近い将来に出産・育児をすることが確実であれば、『相互的依存(お互... ...続きを見る

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2007/06/04 04:24

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