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新人は“仕事で分からないこと”をどのように質問したら良いのか?:新人教育と疑問解決の質問力
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2009/11/21 05:34 |
補正予算の執行停止による“3兆円の財源捻出”と地方自治体の反発:民主党の子ども手当て・税制改革
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2009/10/11 06:59 |
民主党鳩山政権の内政・政治改革についての雑感:郵政見直し・高速道路無料化・子ども手当てなど
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2009/09/25 00:03 |
健康に悪いと予測される商品・嗜好品への課税と医療費コストの削減:オバマ政権が炭酸飲料税?
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2009/09/17 07:26 |
“社会保障番号(SSN)”が持つ有用性と問題点:社会保障の負担・給付の合理化とパターナリズム
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2009/09/14 07:32 |
第45回衆院総選挙の感想:民主党が308議席獲得で鳩山政権が誕生、自民・公明は大幅に議席減らす
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2009/08/31 14:35 |
民主党の年金制度の改革案についての雑感2:社会保障(社会福祉)と社会保険の理念の分離を考える
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2009/08/27 10:32 |
民主党の年金制度の改革案についての雑感1:最低保障年金と所得比例年金で負担率は上がるのか?
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2009/08/27 10:24 |
勝間和代『起きていることはすべて正しい 運を戦略的につかむ勝間式4つの技術』の書評
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2009/08/21 05:51 |
民主党と自民党のマニフェスト(政権公約)を読んでの雑感2:経済成長(パイの拡大)と財の再配分の両立
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2009/08/03 13:36 |
民主党と自民党のマニフェスト(政権公約)を読んでの雑感1:育児支援・生活再建・経済政策と財源の問題
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2009/08/03 13:25 |
ベーシックインカムの実現可能性についての思考実験:用途と有効期間を限定した電子マネーによるBI
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2009/07/31 09:55 |
麻生首相が“8月30日の総選挙”を決断。マニフェストを見比べたい自民党と民主党の政権選択選挙
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2009/07/14 12:55 |
竹内裕『日本の賃金――年功序列賃金と成果主義賃金のゆくえ』の書評:賃金制度・企業業績・モチベーション
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2009/07/06 23:13 |
セブンイレブンの『売れ残った弁当の原価負担』と『弁当の見切り販売(値下げ販売)』のバランス
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2009/06/23 19:40 |
トマス・ロバート・マルサスの『人口論』による人口動態と道徳的反発:食料資源と人口増加の限界
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2009/06/18 03:23 |
正社員の解雇規制を緩和することによって、雇用問題は改善するか2:企業の年功賃金と人件費のコスト
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2009/06/15 08:38 |
正社員の解雇規制を緩和することによって、雇用問題は改善するか1:『雇用の量』と『雇用の質』
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2009/06/15 08:31 |
勝間和代『会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く』の書評:終身雇用制の問題とリスク教育
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2009/05/18 04:29 |
“個性と職業のマッチング”を超える“キャリア設計の個別化”を支援するキャリアカウンセリング
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2009/05/05 00:35 |
小飼弾の『仕組み』進化論の書評
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2009/04/28 16:06 |
気楽にモバイルできるケータイ・ネットブックが普及するとパソコン(PC)の需要は減少していくのか?
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2009/04/28 11:26 |
キャリアカウンセリングと終身雇用の安定的キャリアの崩れ:働き方(生き方)の多様化の利点・欠点
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2009/04/23 15:06 |
職業相談からキャリアカウンセリング(キャリアガイダンス)への移行:キャリア概念とは何か?
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2009/04/23 15:03 |
高齢者はなぜ繰り返し報道される“振り込み詐欺”に騙されてしまうのか?消費の効用と高齢者マーケティング
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2009/03/22 09:12 |
シティやAIGの経営悪化を受けた金融危機再燃と世界同時株安。金融の本質と不良債権処理の問題
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2009/03/05 09:52 |
G7で景気対策・雇用創出の共同声明、アメリカでも景気対策法案が可決:保護主義の誘惑と日本経済の課題
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2009/02/15 16:00 |
バラク・オバマ大統領の誕生とアメリカ国民の熱狂:経済・外交の試練を超えてアメリカ再生の契機を掴めるか
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2009/01/24 15:01 |
景気対策としての“定額給付金の不評”と麻生内閣の支持率低下:労働者派遣法の規制強化とセーフティネット
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2009/01/13 00:02 |
明けましておめでとうございます。世界経済の混迷と雇用不安、時代の閉塞感を乗り越える意志と知恵を求めて
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2009/01/01 18:06 |
『ブログ気持ち玉,テーマタブ』の機能強化について雑感・コンビニチェーンが百貨店の年間売上高を追い抜く
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2008/12/21 10:03 |
米国大手ビッグスリーの公的支援・新卒者の内定取消しの問題と門倉貴史『貧困大国ニッポン』の書評:2
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2008/12/06 18:01 |
非正規雇用の不安定雇用・経済格差のもたらす消費への影響と門倉貴史『貧困大国ニッポン』の書評:1
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2008/12/05 13:25 |
なぜ、株式市場において株価が上がったり下がったりするのか? 資本主義と株式市場の基本的な仕組み
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2008/12/02 08:12 |
1990年代にミリオンヒットを量産した音楽プロデューサー小室哲哉の事件と音楽についての雑感
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2008/11/07 17:20 |
麻生内閣の『生活対策』を掲げた総合経済対策の雑感:全世帯への“定額給付金”と消費税増税の問題
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2008/11/04 09:52 |
仕事や勉強に対するモチベーション向上のポイントと経済的・心理的インセンティブ:仕事のやる気と人間関係
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2008/10/18 09:29 |
社会主義的な『大きな政府』とF.A.ハイエクの『隷属への道』:計画経済と市場経済が生み出すもの
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2008/10/16 23:05 |
グローバルな金融危機の拡大とG7の公金投入を核とした危機対策:規律と信用を失った金融システムの問題
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2008/10/13 16:37 |
小飼弾・山路達也『弾言 成功する人生とバランスシートの使い方』の書評
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2008/10/11 12:38 |
国家の徴税権・統治構造の基盤にある“国民の安全・生活の保障”:税制改革と“税の中立性”の問題
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2008/10/02 23:30 |
“社会適応”と“個性教育”を目的とする学校教育の問題点2:自己アイデンティティと思春期挫折症候群
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2008/10/01 00:47 |
麻生内閣発足についての雑感:大幅な財政出動による景気対策の問題と暫定的な選挙管理内閣
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2008/09/26 06:19 |
リーマン・ブラザーズの経営破綻とアメリカ金融の業界再編:複雑化・高度化する金融商品と金融危機のリスク
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2008/09/17 12:41 |
19世紀的な古典的自由主義に基づく“夜警国家”と20世紀的なリベラリズムに基づく“福祉国家”
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2008/09/15 09:03 |
近代的な労働規範・社会保障制度とホームレスやニートに対する排除意識の問題:ファシズムと民主主義
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2008/09/12 09:29 |
資本主義の発展に果たした“贅沢・利己心・恋愛”と“禁欲・勤勉”の役割:ヴェーバーとゾンバルトの視点
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2008/08/29 15:07 |
“政府(強制)からの自由”を目指す古典的自由主義と“貧困からの自由”を目指すリベラリズムについて:2
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2008/08/28 17:43 |
“政府(強制)からの自由”を目指す古典的自由主義と“貧困からの自由”を目指すリベラリズムについて:1
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2008/08/28 17:37 |
不合理な人間を前提にする行動経済学と“利得・損失・リスク”に対する曖昧な価値判断
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2008/08/22 14:15 |
ロシアとグルジアの南オセチア自治州を巡る対立とアメリカの世界覇権の衰退:石油利権とロシア経済の構造
停戦に合意した後もロシア軍がグルジア領内からなかなか撤退する動きを見せない。8月12日にロシアのメドベージェフ大統領が署名した6項目の『停戦・和平合意案』では、ロシアに『追加的安全措置』を取ることが認められていると報道されているが詳細は公開されていない。いずれにしても、ロシア軍はこの追加的安全措置の条項を根拠にして南オセチア自治州近郊の『暫定的安全地帯』に小規模なロシア軍を置いて情勢を監視するとフランスのサルコジ大統領に伝えている。グルジア近郊に拠点を残したいロシアと完全撤退を要求する欧米の対立... ...続きを見る |
2008/08/22 08:24 |
日本経済の景気後退と福田内閣の景気対策2:資本主義経済における技術革新と経済成長
『前回の記事』の続きですが、福田内閣が打ち出している予算規模の大きな景気対策は、景気を浮揚させる『景気対策』というよりも生活に困窮している労働者層を救済する『経済生活支援(社会保障)』というべきものです。そのため、事業総額745億円にものぼる漁業関係者への原油高対策にしても『一時的な支援策』であるという認識を持つことが大切になってきます。福田内閣のこうした景気対策・経済政策が『バラマキ政策』であるか否かという論点はそれほど重要ではないと思いますが、自力で継続困難な事業や産業に『お金』だけを与える... ...続きを見る |
2008/08/14 15:50 |
日本経済の景気後退と福田内閣の景気対策1:国内消費の低迷と雇用格差の問題
トヨタやソニーといった大企業の業績も振るわず、戦後最長と言われた輸出産業を中軸とした『景気拡大局面』が終わりを迎えようとしていますが、グローバルな規模の外需を鈍化させるきっかけになったのはアメリカ発のサブプライムローン問題でした。住宅バブルによる債権回収を前提に置いた低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)を、無数に金融商品化して世界中の金融機関やファンドにばら撒いたことが問題の発端でしたが、このサブプライムローンの破綻によってアメリカ経済だけでなく世界経済の景気が長期的に減速することになり... ...続きを見る |
2008/08/12 06:02 |
マイケル・J・モーブッシン『投資の科学』の書評2:学際的研究による株式市場の予測とラプラスの悪魔
第9章『すべての鍵はタッパーウェアパーティーにあり』では、営業・勧誘やマーケティングで他者の行動をコントロールする心理的テクニック(行動形成に対する影響力)をまとめたロバート・チャルディーニの『影響力の武器』をもとにして、投資家がはまりやすい心理的な罠について考察している。ロバート・チャルディーニは『影響力の武器』の中で、他者の言動に自分の意思決定が左右されたり合理的な意思決定が困難になる要因として、以下の6つの行動性向を上げている。 ...続きを見る |
2008/07/07 08:54 |
マイケル・J・モーブッシン『投資の科学』の書評1:投資行動における確率と期待利益のバランス
マイケル・J・モーブッシンの『投資の科学』は、マーケットにおける最適な投資行動について各種の科学的知見を集めたオムニバス形式の書籍である。本書の内容は、株式市場や金融市場で利益(利回り)を得るための『投資行動の分析・予測・アドバイス』だけに留まるものではなく、より良い人生を生きるための効果的な意思決定と最善の問題解決法について多くの示唆を与えてくれる。結果を予測することが不可能な市場や事業に資金を投入する『投資(investment)』は、リスクのある『ギャンブル(gamble)』とは似て非なる... ...続きを見る |
2008/07/07 08:49 |
情報化社会における著作権・知的財産権の問題4:リバタリアニズムと功利主義の視点から見る著作権の正当性
著作権の財産権としての部分はその意味でも自然権的な権利ではなく、システム(ビジネスモデル)や複製技術、マーケティング、法律制度によって担保される人工的な権利としての特色を持ちます。自然権から承認される私的財産権の大半には、税率の議論はあっても利益配分・権利の強さに対する議論の余地は殆どありません。一方で、無体財産権としての著作権については『利益還元率をどれくらいにすべきか・どれくらい強く複製を禁止すべきか』といった議論があるのですが、その理由としては、著作物(創作物)から獲得できる利益の大きさと... ...続きを見る |
2008/05/25 01:21 |
情報化社会における著作権・知的財産権の問題3:著作権ビジネスとマスメディアが生んだ創作物の経済価値
アダム・スミスの『国富論(諸国民の富)』では個人の利己的な利益追求が結果として全体的な利益(分業促進・技術開発)につながるという理想的な自由市場経済のモデルが語られますが、経済政策で干渉しない自由市場経済(市場原理)に富の偏在や格差拡大、景気の悪化といった問題があるとしても、私的所有権(私有財産権)には明らかに功利主義的(帰結主義的)な社会全体のメリットがあると考えられています。しかし、無体物に対する知的財産権である著作権の場合には、ロックの労働所有論から所与(当たり前)のものとしての著作権を取... ...続きを見る |
2008/05/23 02:31 |
情報化社会における著作権・知的財産権の問題2:文化発展の目的性と私的所有権を導く自己所有権の原則
著作権と聞いて一般的にイメージされるのは『著作者・著作権者の権利(利益)の保護』ですが、著作権法第1条の理念に示される立法趣旨には『著作者等の権利の保護』と『文化の発展』という二つの要素が示されています。一般的に著作権を守ろうという主張をする場合には『社会全体の文化活動の発展』と『著作者(創作者・アーティスト)のモチベーションの維持』が掲げられることが多いのですが、現実的な問題で対立点となるのは著作権の財産権としての部分をどれくらい強く守るのが公正なのかということでしょう。著作権には自分の作品を... ...続きを見る |
2008/05/20 18:29 |
情報化社会における著作権・知的財産権の問題1:著作権の排他的独占性とインターネットの影響
インターネットの普及とIT機器の発達は、個人の知的生活の効率性を加速させる一方で、グーテンベルク以降の出版印刷技術を遥かに凌駕する『複製技術の進歩』をもたらしました。パソコンを利用した“テキストのコピー&ペースト”や“音楽・映像のダウンロード(保存)&複製”は、個人の情報生活環境と知的生産効率を劇的に変化させた要因であると同時に、情報コンテンツの創作者が持つ独占的な権利であり“富の源泉”である『著作権(コピーライト)』との衝突を引き起こしました。 ...続きを見る |
2008/05/20 18:10 |
セス・ゴーディン『ダメなら、さっさとやめなさい!』の書評:仕事や勉強で価値を生み出す努力の方向性
『勝間和代のインディペンデントな生き方』の書評で、経済活動としての仕事(職業)では『努力の方向性』が重要になるという話をしました。セス・ゴーディンの『ダメなら、さっさとやめなさい!』は、何に時間や労力のリソースを振り向けるべきなのかという問題意識に絞って書かれたコンパクトな本です。冒頭の『古くからの格言は間違っている』という前書きの中に、『この目標は、本当に骨を折るだけの価値があるのか?』という言葉がありますが、私たち一人一人に与えられた人生の時間と能力は有限ですから、限られた時間を何に重点的に... ...続きを見る |
2008/04/16 01:09 |
トニー・フィッツパトリック『自由と保障 ベーシック・インカム論争』の書評2:未来の社会保障の論点
勤労意欲維持の観点から、日本をはじめとする現代の先進国の多くで無条件に給付されている『労働と相関しない給付』は、少子化対策のための児童給付・育児支援金だけであるといっても過言ではない。むろん、国民に直接的にお金を支給しない『社会福祉・行政サービス・社会インフラ』というのは無数にあるのだが、資本主義国家の多くでは財政状況に関わらず『現金の給付』を嫌い『課税所得の税額控除』を好む傾向がある。それは、労働と所得との相関を厳しく維持しなければ国民が働かなくなるのではないかという『怠け者(レージー)の前提... ...続きを見る |
2008/04/09 06:24 |
トニー・フィッツパトリック『自由と保障 ベーシック・インカム論争』の書評1:労働と所得の倫理的結合
資本主義に駆動される市場経済では『労働』と『所得』を切り離すことが出来ないと考えられているが、市場経済ではどうしても市場の勝者と敗者の区分が生まれ、全人口の数%は様々な要因(失業・病気・連鎖的貧困・世帯主の死亡など)によって労働からの自立的な所得を獲得することが困難になる。『所得の再分配・社会保障制度』を伴わない原理的な資本主義(市場経済)はいずれにせよ現代社会にそのまま適用することが困難であり、国民の大部分は生存と安心を確保するために『一定レベルの社会保障・社会福祉』を要請することになる。市場... ...続きを見る |
2008/04/07 20:22 |
サブプライムローン問題から続くアメリカの金融不安と『円高ドル安・株安・物価上昇』の同時進行
日本の政治がポスト福井俊彦の日銀総裁人事を巡る政局で混乱している中、世界経済が大きな変化を見せ、アメリカドルの暴落、日本円の急騰が続いている。17日の外国為替相場で遂に円(対ドル)が100円を大幅に割り込み、12年7カ月ぶりとなる1ドル=95円台の円高・ドル安水準となった。日本とアメリカでの相乗的な景気悪化が起こり、世界の投機筋からドルが叩き売りされ、日本株式市場もアメリカ株式市場も大幅下落の全面安をマークしているが、アメリカのサブプライムローンの不良債権問題から発した世界経済の悪化に立ち直りの... ...続きを見る |
2008/03/18 01:21 |
『勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド』の書評:経済的・精神的自立と個人の幸福追求
本書は2006年1月に勝間和代氏が書いた『インディでいこう!』のリメイク版ということですが、基本的には、これから就職活動をしようという女性に向けて『職業キャリア(人生設計)の大まかなビジョン』を提示した自己啓発的な内容になっています。前書きでも、20〜30代の女性向けに書いた本とされており、雇用情勢や将来保障が不安定になる中でインディペンデント(自立的・自律的)な生き方をするにはどうすれば良いのかをテーマにしているとあります。一般的な新書と比較してもページ数が少ない薄手の本なので、通勤途中や講義... ...続きを見る |
2008/03/13 11:21 |
ソフトバンクの学生を対象にした「ホワイト学割」・厚生労働省が2011年に導入目指す「社会保障カード」
■ソフトバンクの学生を対象にした「ホワイト学割」 ...続きを見る |
2008/01/22 07:39 |
勝間和代『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』の書評:2
前回の書評の続きになりますが、第2章『金融商品別の視点』ではその他にも外債投資・外貨預金の特徴や利率についての説明があり、金融資産としての住宅・REIT(不動産投資信託)についても解説されています。勝間氏は各金融商品の特徴を比較した上で、投資の初心者が最も安定的に資産を増やせる可能性が高い金融商品として『ノーロード(売買手数料無料)の投資信託』を上げています。一方、銀行の最大の収益源でありリテール(個人顧客)部門のゴールである『住宅ローン』については、『他の金融資産に投資できなくなること』や『今... ...続きを見る |
2008/01/14 02:32 |
勝間和代『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』の書評:1
『お金は銀行に預けるな』は、慶応大学商学部に在籍中の19歳で公認会計士試験に合格しJPモルガンやマッキンゼーでキャリアを積んだ勝間和代が、『金融・投資の基礎中の基礎』について分かりやすく解説した入門書です。そのため、本書を最も読むべきなのは『今まで普通預金・定期預金以外の金融商品(リスク資産)に手を出したことがない人』であり、『これから車や住宅のローンを組もうかどうか悩んでいる人』であり、『金融の基本的な仕組みを大まかに知っておきたい人』であると言えます。あるいは、働いて得る“勤労所得”以外の“... ...続きを見る |
2008/01/12 05:07 |
グローバル化と情報革命による“産業構造の転換”と“崩れかけた年功序列制”の下で閉塞する若者たち
前回の記事で、労働所得が極端に低いワーキングプア(働く貧困層)の問題を取り上げましたが、非正規雇用者(フリーター)や無職者が増大したマクロ経済的な要因として『産業構造の転換・バブル経済の破綻・新興工業国の台頭・経済活動のグローバル化・労働市場の流動性の低さ』などを考えることが出来ます。一億総中流社会と呼ばれた日本を支えたのは、労働集約性(大勢の労働者)を必要とする第二次産業(工業)の製造業・建設業であり、高コストな生産施設を抱えて規格型工業製品を大量生産する大企業が手厚い福利厚生によって従業員を... ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 12 / コメント 0 |
2007/12/14 00:53 |
石油高騰による生活コストの増大と労働市場・教育機会から取り残されるワーキングプアの問題
アメリカのサブプライムローン(低所得者向け住宅融資)の破綻が金融市場の収縮に結びつき、イラク戦争の戦後処理の拙劣さや新興国(中国・インド)の石油需要の増大、先物取引市場への投資マネーの流入が原油高騰を招いています。石油高騰の主要原因は、数十兆円以上のマネーを呑み込んでいたサブプライムローンの証券市場とその周辺市場の崩壊(信用不安)によって、世界市場の中で行き場を失った莫大な投資マネーが一気に石油関連市場(石油関連の金融商品)に流れ込んでいるからです。世界各地のヘッジファンドや金融機関が『将来、石... ...続きを見る |
2007/12/13 06:26 |
ロバート・P・マイルズ『バフェット 投資の王道』の書評:企業価値への長期集中投資と株式市場の軽視
世界の富豪や株式投資の戦略などのジャンルでは必ず出てくる人物として、20世紀で最も成功した投資家のウォーレン・バフェット(1930-)がいる。フォーブスで公開される世界の長者番付では微妙な順位の変動があることもあるが、マイクロソフトの会長ビル・ゲイツに続く世界第二位の富豪としてバークシャー・ハサウェイのCEOのバフェットの名は知られている。Wikipediaの記事では、2006年度の世界長者番付で世界第二位、個人資産は約460億ドル(5兆3800億円)とあるので、未だ破格の資産を持つ機関投資家と... ...続きを見る |
2007/12/09 05:44 |
総中流社会と格差社会の違いとは何だったのか?:所得の再分配・機会の平等・労働意欲・セーフティネット
ワーキングプアやネットカフェ難民、日雇いの派遣労働などで問題になることの多い格差社会について、『ジニ係数や生活実感で見る所得格差』のテーマをウェブサイトのコンテンツで取り上げました。このテーマに興味のある方は読んでみてください。 ...続きを見る |
2007/09/25 09:34 |
情報革命がもたらした“紙の新聞”の需要減少と“情報コンテンツ”のビジネスの困難:2
収穫物を貯蔵できるようにした『農業革命』は、偶然の要素に頼る部分が大きい狩猟の才能や採集の努力の価値を大幅に下落させました。機械を用いた大量生産と大規模な資本を投下するプロジェクトが可能な『産業革命(資本主義と連動した産業革命)』は、単純な肉体労働(マニュファクチュア)の需要と評価を引き下げ、専門的な頭脳労働(熟練労働)の需要を高めました。産業革命では、工場で規格化された製品や情報コンテンツ(音楽・映像)の市場は拡大し、社会全体に画一的な情報を発信できるマスメディア(新聞・ラジオ・テレビ)の権威... ...続きを見る |
2007/09/23 00:58 |
情報革命がもたらした“紙の新聞”の需要減少と“情報コンテンツ”のビジネスの困難:1
前回の記事で、RSSリーダによる情報収集や情報処理に費やす一日の時間配分について書きました。私は紙の日刊新聞をほとんど読まなくなって二年以上が経つのですが、『日々のニュースの概略』を理解するという目的に絞るのであれば、『ウェブ上の新聞のRSS』をざっと見て興味を惹かれた項目だけをクリックするほうが効率的だと感じています。実際問題として、全国紙の新聞を丁寧に隅々まで読んでいないと世間の話題についていけないとか政治経済の流れが分からなくなるということがないので、『読まないなら読まないで済むニュース』... ...続きを見る |
2007/09/22 23:34 |
なぜ、資本主義社会では労働者のスローライフが実現しないのか?3:“未来への欲望”を燃やす永久機関
前回の記事では、幾ら経済が成長しても労働者の労働負担が飛躍的に減少することがない理由として、『経済の成長と市場での競争を自己目的化する資本主義の特徴』を考えてきましたが、『世界的な人口の増大・天然資源の有限性・地球環境の悪化』など外的なリスク要因ももちろん関係していると思います。経済には『欠乏のない資源分配=生存可能性の確保』と『消費者の需要充足=成長の持続』という二つの側面がありますが、前者の『生きていく為の経済』に限って言えば、世界の資源が不足なく分配できるような『世界人口の規模』を調整して... ...続きを見る |
2007/09/20 08:33 |
なぜ、資本主義社会では労働者のスローライフが実現しないのか?2:持続的成長を義務付けられた経済機構
資本主義経済によって文明生活の利便性や快適性が拡大し始めた20世紀半ばには、国家経済が成長してテクノロジーが進歩すれば、国民の生活が楽になり労働の負担も減っていくというある種の理想郷(ユートピア)が思い描かれていました。資本主義を支える勤勉のエートスとは『未来の進歩や繁栄を実現するために、現在の苦労や不自由に耐える』というところにあり、例えば、公的年金制度などにしても気力・体力が充実している若いうちに一生懸命働いて、老後はのんびりと自分の好きなことをして生活するという人生設計が根底にあります。 ... ...続きを見る |
2007/09/17 16:38 |
なぜ、資本主義社会では労働者のスローライフが実現しないのか?1:政党の経済政策と格差社会の問題
前回の記事の続きで『小泉−安倍ラインの新自由主義的な構造改革』について語るわけではないのですが、小泉純一郎元首相は『改革を止めるな』と叫び、安倍晋三首相は『成長を実感へ』とスローガンを唱えました。しかし、国民の少なくとも半数は急進的な構造改革をやめて欲しいと感じ、幾ら痛みに耐えてマクロレベルで経済成長したって少しも生活は楽にならないじゃないかと強い不満を抱えているように見受けられます。参院選における自民党の大敗と民主党の躍進は、国家レベルの政策や大企業重視(あるいは富裕層重視)の経済改革ばかり掲... ...続きを見る |
2007/09/16 00:46 |
保田隆明『なぜ株式投資はもうからないのか』の書評2:求められる公正な投資環境の整備と将来不安
前回の記事で触れた『金融市場における格差』についてであるが、第2章『株式投資の理想と現実、そしてワナ』の冒頭でずばり、株式市場は『金持ち(上得意)優位の世界』であると述べ、『金融・株の勉強をすれば儲かる』という理解の落とし穴を指摘している。金融・財務・経営・投資の専門的な高等教育を受けていない素人の個人投資家が、雑誌や書籍のみを頼りに勉強を進めても、一般知識レベルで到達できるレベルには一定の限界がある。金融取引にまつわる最高の教育を長年受け、特別な人脈(情報網)を多く持っている金融分野のエリート... ...続きを見る |
2007/08/22 00:52 |
保田隆明『なぜ株式投資はもうからないのか』の書評1:米国サブプライムローンの焦げ付きと株式市場の下落
世界経済は昨年来概ね好調に推移していたが、8月初めにアメリカの低所得者向け住宅ローンであるサブプライムローンの焦げ付きによる信用不安が起き、日欧米の世界同時株安が進行している。日米欧の主要銀行は非常事態宣言を発して、即座に40兆円以上の巨額資金を金融市場に投入することで事態の鎮静化を図ったが、下落した株価や投資信託、REIT(不動産投資信託)の基準価額はなかなか回復しない。 ...続きを見る |
2007/08/20 19:21 |
“音声言語による電話のコミュニケーション”と“文字言語によるウェブのコミュニケーション”
前回の記事に書いた『カスタマーサポートの話題』に関連するコンテンツが『コールセンターブログ』にいろいろと掲載されています。以下に引用した記事では、アメリカの顧客マーケットでは1回の電話で、「対応に出たコミュニケーター」が問題状況を解決できなければ、その企業の商品・サービスの利用を辞めるという厳しい調査結果が出ているとあります。 ...続きを見る |
2007/07/28 18:41 |
“電話を使った顧客対応のカスタマーサポート”に必要なスキルと“電話営業(アウトバウンド)”への適性
商品・サービスを販売する企業のカスタマーサポートの中心は「電話対応」と「メール対応」ですが、電話と電子メールというコミュニケーション・メディアの特性の違いによって、カスタマーサポートに必要とされる「技術・経験・能力」は自ずと異なってきます。電話やメールを利用したコールセンターのカスタマーサポートに専従する人をコミュニケーターと呼びますが、コミュニケーターは企業への第一印象を大きく左右する「企業の顔」であると同時に、口コミや営業実績に関係する「顧客対応(営業販売・アフターサービス・疑問点のサポート... ...続きを見る |
2007/07/27 02:19 |
『税の効率性』を示唆するラムゼイ・ルールと消費税の課税対象による『税の公平性』の問題
日本では「直接税の比率が大きい」という直間比率(直接税・間接税の比率)の是正の議論が多いのですが、政府の税収が一定である限り、消費税(間接税)でとっても直接税(所得税)でとっても労働意欲や消費活動(国内需要)に与える影響は変わらないという「等価定理」があります。しかし、日本では「課税最低限の所得額」が比較的高いことと各種控除が多いことで、厳密には等価定理は成り立たず、消費税を増税すれば所得税負担が元々小さい(所得税減税の余地が乏しい)中流階層以下の家庭の消費は冷え込むでしょう。 ...続きを見る |
2007/07/26 00:51 |
『自分(親)の為の子作り』と『子どもの為の子作り』:少産少死の現代社会における親子関係と社会道徳
前回の記事では、自己愛性人格障害の投影(projection)の防衛機制について説明しましたが、自分の存在意義を強める自己愛(self-love)が発達早期の家族関係を通して傷ついた場合に、アダルト・チルドレン(Adult Children)という概念が用いられることがあります。アダルト・チルドレンには、その語感から連想される「精神発達の未熟な子どもっぽい人」というような誤解もありますが、見捨てられ不安に根ざす他者への強い依存性や支配性を持っている点や「自己と他者の区別の認識が弱い」という意味で... ...続きを見る |
2007/05/19 08:15 |
リアル経済を動かす物理的欲求とウェブ経済を動かす知的好奇心:検索エンジンと貨幣(お金)のアナロジー
前回の記事の続きになりますが、パーソナライズド(個人化)されたポータルサイトの可能性でも、Googleは「iGoogle(旧:Google パーソナライズドホーム)」という新基軸を打ち出してきていて、MSNよりもパーソナライズ性(カスタマイズ性)とユーザビリティで優れていますね。特に、Gmailやカレンダー、(Googleデスクトップの)ガジェットを利用している人であれば、iGoogleを自分のホームページ(ブラウザを立ち上げた時に初めに表示されるページ)に指定しておくと「ウェブ上の作業」を同時... ...続きを見る |
2007/05/13 09:02 |
所得の再分配をする累進課税制と労働意欲の抑制効果(負の誘因効果)の問題について
前回の記事で消費税と財源の問題について書きましたが、間接税としての消費税や直接税としての所得税の持つ特徴と課税対象について少し書いておきたいと思います。 ...続きを見る |
2007/05/06 14:12 |
「消費税16%」を求める経済同友会と格差社会における社会保障:福祉目的税化した消費税の負担と効果
小泉政権では景気回復の足を引っ張るとして増税論議は見送られたが、安倍政権では本年度中にも増税を基調とする税制改革論議が本格化すると見られている。日本の財政赤字(債務残高)は国と地方を合わせて1,000兆円を越える天文学的な数字になりつつあるが、この財政赤字を今すぐどうにかする必要はなくてもいずれは財政再建に有効な対処を示す必要が出てくるだろう。 ...続きを見る |
2007/05/01 11:54 |
キャリアデザインと主観的選好を巡る大企業志向とベンチャー志向の価値認識の差異
梅田望夫さんの『My Life Between Silicon Valley and Japan』の「好きを貫く」ことと大企業への就職から始まる『大企業への就職とベンチャーへの挑戦』を巡る一連の記事を読みました。今は4月の入社・入学のシーズンを迎えているので、新卒時の職業選択や個人(学生)の職業適性についてリアルタイムで考えている人には、正に時宜を得たエントリーだと言えるでしょう。 ...続きを見る ブログ気持玉 0 / トラックバック 12 / コメント 0 |
2007/04/04 07:04 |
堀江被告の実刑判決とライブドア事件がもたらしたもの2:法律の網と株式分割の錬金術
近鉄買収やフジサンケイグループ買収など派手なM&A戦略によって知名度を上げたライブドアは、新興経済層を代表する企業となり、『勝ち組企業』の急先鋒になった。ライブドアのCEOであるホリエモンこと堀江貴文氏は、時代の寵児としてマスメディアで持てはやされ、ヒルズ族と呼ばれる新興企業の経営者の中でも一際目立つ存在となっていた。景気が底を打ち格差社会が意識され始める中で『勝ち組・負け組』という二項対立図式が立ち上がってきたのも、ヒルズ族やライブドアが台頭してきた時代と重なる部分がある。 ...続きを見る |
2007/03/20 00:10 |
堀江被告の実刑判決とライブドア事件がもたらしたもの1:株式市場のグローバル化の流れ
ライブドアの前社長であった堀江貴文被告に、東京地裁は執行猶予無し懲役2年6ヶ月の実刑判決を言い渡したが、証券取引法違反の罪状にしては異例の重い判決となった。堀江貴文被告の証券取引法違反の内容は、偽計取引と風説の流布、粉飾決算(有価証券報告書の虚偽記載)であり、直接的に断罪されたのは、投資事業組合を経て得た「自社株売却益」と「架空の売上利益」を売上げ高に付け替えた粉飾決算(偽装会計)である。 ...続きを見る |
2007/03/19 21:48 |
“生きるための定常型経済”と“稼ぐための資本主義経済”:利潤と蓄積を行動原理とする経済人
前回の記事では、『働かなくても食べていける社会』の理念とその可否について考えてみたが、『働かざる者、食うべからず』の伝統的な労働道徳を基点にして、経済社会の歴史的な変遷を略述してみたいと思う。 ...続きを見る |
2007/02/02 02:24 |
“働かなくても食べていける社会”と“働けば生活と老後に困らない社会”:高収益企業と社会格差
アンカテ(Uncategorizable Blog)の『働かなくても食っていける社会がもうすぐやってくるよ』という記事を読んで、人間の労働の価値と経済の原理について考えてみたいと思う。 ...続きを見る |
2007/02/01 17:07 |
構造改革としての郵政民営化の是非とグローバル化に対応する政治のリーダーシップ
前回の記事で書きかけていた郵政民営化法案の展開と安倍政権の『小泉路線の継承性』について考えてみたいと思う。2007年4月1日には、『5つの郵政関連企業(日本郵政株式会社・郵便局・郵便事業・郵便貯金銀行・郵便保険)』が発足する予定となっているが、その5つの株式会社は表面的には民間企業であっても、国が日本郵政株式会社の1/3以上の株を保有するので、政府は依然として郵便貯金と郵便保険をある程度コントロールする権限を維持する可能性が高い。ちなみに、日本郵政株式会社は、発足当初には他の4社全ての株を保有す... ...続きを見る |
2007/01/20 06:01 |
トーマス・フリードマン『フラット化する世界・上下』の書評3:人類の未来を分かつイマジネーション
2.インターネットの普及と、接続の新時代 ...続きを見る |
2007/01/04 09:29 |
トーマス・フリードマン『フラット化する世界・上 経済の大転換と人間の未来』の書評:2
『フラット化する世界』とは、発展と成長を目指して絶えず状況と需要が変化し続ける世界のことであり、集団(国家・企業)に対して個人の影響力がより大きくなる中で、現状のまま安定して時間が過ぎる可能性が低くなる世界のことである。相対的に時間の流れるスピードが加速されて速くなり、今まで新しかったことがすぐに古くなり、今まで適応的で有効だった戦略がすぐに無効な戦略となってしまう世界と見ることも出来る。 ...続きを見る |
2007/01/04 09:23 |
トーマス・フリードマン『フラット化する世界・上 経済の大転換と人間の未来』の書評:1
15世紀から16世紀に掛けての大航海時代は、アフリカ大陸廻りのインド航路を発見しようとしたポルトガルのエンリケ航海王子(1394-1460)によって幕を開けた。ポルトガル王室のジョアン2世から資金援助を受けたヴァスコ・ダ・ガマ(1469?-1524)は、バルトロメウ・ディアス(1450?-1500)の業績を受け継いでアフリカの喜望峰廻りでインドに到達した。 ...続きを見る |
2007/01/03 20:01 |
業績が回復しても多くの企業がフリーターの正社員採用に消極的であるという問題:経団連調査より
一部上場企業や大手都市銀行をはじめとして史上最高益を出す企業が相次ぎ、日本経済はマクロな次元では堅調な回復軌道を示しているが、競争力の弱い中小零細企業や財務状態の悪い地方銀行にまでその恩恵は延びてきていない。 ...続きを見る |
2006/08/26 16:52 |
ポスト小泉を巡る自民党総裁選の前哨戦がスタート:谷垣財務相が消費税の増税と目的税化を提言
小泉純一郎現首相が初めて内閣総理大臣に指名されたのは平成13年4月26日であり、幾たびかの内閣改造を経て現在は第3次改造内閣で政権が運営されている。 総裁任期は3年で小泉首相の任期が9月末までなので、自民党総裁選まで約2ヶ月を残すばかりとなった。自民党内の支持層の厚さや次期首相に関する世論調査から見ると、自民党総裁選の結果自体は、本命の安倍晋三官房長官の当選がほぼ確実な趨勢のようだ。 安倍晋三官房長官が首相になる可能性が濃厚であるとしても、党内から政策理念や将来ビジョンの異なる複数の立候補者... ...続きを見る |
2006/07/31 01:03 |
“既婚者の出生数の低下”と“若年層の未婚化・晩婚化”による少子高齢化の進展とその要因
厚生労働省の調査機関である国立社会保障・人口問題研究所は、人口動態の統計分析や結婚・出産・家族に関する意識調査を行っているのですが、妻が50歳未満の夫婦の結婚・出産に関する意識を調べた『出生動向基本調査』の結果が公表されていました。 ...続きを見る |
2006/06/29 11:52 |
ライブドア事件初公判の雑感。登録者数1,000万に迫るUSENのGyaOと『ネットの中立性』の問題
偽計取引や粉飾決算など証券取引法違反(有価証券報告書虚偽記載等)の罪状をかけられたライブドア事件の初公判が行われて、ライブドアの前CEO堀江貴文被告と前FEO宮内亮治被告の主張の食い違いによる対立図式が鮮明になってきている。 ...続きを見る |
2006/05/31 11:46 |
『他者との差異の快楽』を目指して循環する記号論的な消費経済:景気回復の中に埋没する格差問題
『構造主義の始点となったソシュール言語学』では、世界記述と意志疎通(コミュニケーション)、社会構築を行うホモ・サピエンスのツールとしての言語に焦点を当てました。 ...続きを見る |
2006/05/26 02:17 |
盛者必衰の理とせめぎ合うアメリカの経済的文化的ダイナミズム:アジアの域内貿易振興とBRICsの台頭
前回の記事で、アメリカ経済と双子の赤字の話をしたが、アメリカの貿易赤字の原因としては、かつて経済先進国の枠組みに入っていなかった中国やインドの急速な経済成長が考えられる。 ...続きを見る |
2006/03/24 23:23 |
アメリカの『双子の赤字』の拡大の深刻化:好調な日本経済の抱える格差の問題
アメリカは、20世紀以来長期にわたって財政赤字と経常赤字の『双子の赤字』に悩まされてきた。財政収支とは、国家の歳出と歳入の差であり、経常収支とは、外国との経済取引(貿易・サービス)の収支のことだが、アメリカでは両方の収支が恒常的に赤字となっていて長年の経済的課題となっている。 ...続きを見る |
2006/03/22 00:12 |
経済を理解するための基礎知識:サイトの更新
資本主義の経済現象を大まかに理解する為の、『経済の基礎知識』をウェブサイトで公開しました。 個人・法人の税制に関する基本的な理解を進めるために調べている事柄についても、時間が出来たらまとめていこうかと考えています。 ...続きを見る |
2006/03/14 12:20 |