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みんなの「育児」ブログ

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男性保育士に女児の着替えをさせないは男性差別か?:千葉市長の問題提起
男性保育士に女児の着替えをさせないは男性差別か?:千葉市長の問題提起 千葉市の熊谷俊人市長が『男性保育士活躍プラン』を打ち出し、『男性保育士に女児の着替えをさせないでほしい』という保護者の声に代表される『男性保育士に対する偏見の問題』をツイートして話題になっていた。熊谷市長は育児の中で男性だから担える重要な役割があるとして、男性保育士に対する社会の理解を進め、今以上に男性保育士の割合を高めることを目指すようである。 ...続きを見る

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2017/02/09 23:22
発達障害の遺伝要因と養育要因の影響:自閉症スペクトラムの社会階層性・能力特性
発達障害の遺伝要因と養育要因の影響:自閉症スペクトラムの社会階層性・能力特性 現代では、ADHD(注意欠如・多動性障害)や自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)をはじめとする広義の発達障害が急増していると言われる。発達障害の原因は、真面目に愛情をもって子供を育ててきた母親の養育責任や罪悪感を免除するという社会的配慮も含めて、『養育要因(環境要因)』は関係がなく『遺伝的要因・生物学的要因(脳の先天的な成熟障害・機能障害)』のみによって発症維持されると考えられている。 ...続きを見る

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2016/09/15 12:56
埼玉県東松山市の少年殺害事件と思春期・青年期に遷延するギャンググループのリスク
埼玉県東松山市の少年殺害事件と思春期・青年期に遷延するギャンググループのリスク 埼玉県東松山市の都幾(とき)川の河川敷で同県吉見町の井上翼さん(16)の遺体が発見されて、知人の少年5人が殺人容疑で逮捕された。16歳の無職少年が親に付き添われて出頭し殺害・遺棄を認めた。井上さんは5人から集団暴行を加えられた後に、川で泳がされたり頭を押さえつけられたりして溺死したと報じられているが、集団リンチによる残酷な殺人事件である。 ...続きを見る

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2016/08/27 03:30
高畑淳子さんの長男の罪に対する謝罪会見と高畑裕太の短絡的すぎる犯行から考えたこと
高畑淳子さんの長男の罪に対する謝罪会見と高畑裕太の短絡的すぎる犯行から考えたこと NHKの連続テレビ小説『まれ』などの出演で知られる俳優の高畑裕太容疑者(22)が、仕事の撮影のために滞在(連泊)していたビジネスホテルで、40代の従業員女性を強姦して怪我を負わせた罪で逮捕された。これからという大切な時期にある旬の若手俳優が、仕事で宿泊中のホテルにおいて、短絡的で卑劣な強姦致傷罪の事件を起こしたというのは信じられない話で前代未聞だろう。 ...続きを見る

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2016/08/26 21:54
グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』から読み解くグレートマザーの光・影と子供の自我の成長
グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』から読み解くグレートマザーの光・影と子供の自我の成長 ユングが構想したカインコンプレックスは『きょうだい間の憎悪・競争・嫉妬』を材料とした複雑な感情複合体であるが、もちろん、人間のきょうだい間で生成発展する感情のあり方はネガティブなものだけではなく『共感・応援・助け合い・親しみ』などのポジティブなものもある。 ...続きを見る

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2016/07/22 05:24
カインコンプレックスときょうだい間の競争心・嫉妬心:親の愛情・承認を巡る同胞葛藤
カインコンプレックスときょうだい間の競争心・嫉妬心:親の愛情・承認を巡る同胞葛藤 きょうだい間(兄弟姉妹間)に生起する感情コンプレックスを表現する概念として、分析心理学のカール・グスタフ・ユングは『カインコンプレックス』を提唱した。カインコンプレックスというのは『旧約聖書 創世記第4章』のカインとアベルのエピソードに題材を取ったきょうだい間のコンプレックス(同胞葛藤)であり、そのコンプレックスを構成する主な感情は『嫉妬心・競争心・憎悪』である。 ...続きを見る

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2016/07/22 05:21
児童虐待の疑いが過去最多の3万7千件に:親の虐待・施設保護を訴えていた相模原市の男子中学生の自殺
児童虐待の疑いが過去最多の3万7千件に:親の虐待・施設保護を訴えていた相模原市の男子中学生の自殺 子供・高齢者の虐待事件や配偶者・恋人間のDV事件(殺傷事件)などの暗いニュースが続いている。家族(世帯)の少人数化や無縁化(孤独不安)による対人関係への執着を受けて、『親密な人間関係(強い期待や依存の感情)の中で起こり得る虐待事件』というものがクローズアップされやすくなっていることもある。中学生の自殺件数が2007年からの統計では過去最多になったという報道もあった。 ...続きを見る

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2016/03/25 12:50
ストレスやフラストレーションに対処する『大人の適応・成熟』:性格要因が生む精神の脆弱性
ストレスやフラストレーションに対処する『大人の適応・成熟』:性格要因が生む精神の脆弱性 精神状態(人格状態)が発達して『大人としての適応・成熟』を実現するということは、ストレスやフラストレーションに対して効果的な対応を持続的にこなすことができるようになるということです。 ...続きを見る

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2015/08/31 18:29
精神分析のリビドー発達論(固着・退行)やヒステリー性格から見る“子供っぽさ・未熟さ”
精神分析のリビドー発達論(固着・退行)やヒステリー性格から見る“子供っぽさ・未熟さ” ジークムント・フロイトが創始した精神分析では、神経症の心身症状の背後に『無意識的な葛藤の抑圧・隠蔽』を仮定しています。この無意識領域の欲求(願望)の葛藤について『言語化・意識化』することによって、神経症を治癒できると考えるのが精神分析ですが、これは早期発達段階(幼児期)の非適応的な行動パターンへの『固着・退行』について改めて認識することを意味します。 ...続きを見る

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2015/08/31 18:28
甘えられる“子供らしい子供時代”を過ごせる事の精神発達上の価値:甘えの否定と虐待
甘えられる“子供らしい子供時代”を過ごせる事の精神発達上の価値:甘えの否定と虐待 大人になってからも根強く残る“幼稚さ・未熟さ・依存性”は、子供時代に満たされなかった“甘えの欲求(愛されている実感)”や“保護の欲求(受け容れられている実感)”と相関していることが多い。子供時代に十分に親(大人)に甘えたり守られたりした人は、『自己存在の受容感+自然な自己肯定感』と『分離不安の克服+独りでも楽しめる能力』を獲得しやすくなる。 ...続きを見る

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2015/05/04 10:35
川崎市の中学1年生殺害事件と少年の生活態度・交遊関係の変化の兆候:子供の問題の早期発見・早期対応
川崎市の中学1年生殺害事件と少年の生活態度・交遊関係の変化の兆候:子供の問題の早期発見・早期対応 上村さんは友達に『不登校を解消してもう一度学校に通学したい』という意思を語っていたが、不良グループからは『学校には行くな』と脅されていたと報じられている。このことから、グループからの脱退と再登校の意思表明によって『普通の学校生活に戻ろうとする上村さん』に対して、『俺や仲間を置いてけぼりにして自分だけまともな学校生活に戻ろうとでもいうのか』という、ある種の嫉妬・不満(まっとうな学校生活に戻ろうとする上村くんの脚を引っ張らずにいられない感情)が攻撃性に転じた可能性もある。 ...続きを見る

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2015/02/27 16:03
“配偶者控除の見直し”で女性の社会進出や日本の労働供給は高まるか?2:人口減少社会と家族の変容
“配偶者控除の見直し”で女性の社会進出や日本の労働供給は高まるか?2:人口減少社会と家族の変容 配偶者控除や3号被保険者をはじめとする専業主婦・パート主婦の優遇策は、『戦後日本の標準世帯(正規雇用の夫+主婦やパートの妻+二人の子の標準家庭)の再生産』のために実施されていたものであり、『共働き世帯』のほうが多数派になった現状では必要性が乏しくなっているのではないかという見方もある。 ...続きを見る

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2014/04/17 08:57
“配偶者控除の見直し”で女性の社会進出や日本の労働供給は高まるか?1:年収103万(130万)の壁
“配偶者控除の見直し”で女性の社会進出や日本の労働供給は高まるか?1:年収103万(130万)の壁 安倍政権は経済成長戦略や労働力不足対策として『女性の労働力の活用』を訴えているが、これは女性の社会進出を促進することで『世帯所得の上昇+人員不足の業界への労働供給の増加+社会保険料財源の増加』を図ろうとするものである。 ...続きを見る

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2014/04/17 08:54
ドラマ『明日、ママがいない』に対する病院・関連団体のクレームとスポンサー企業のCM放映見合わせ
ドラマ『明日、ママがいない』に対する病院・関連団体のクレームとスポンサー企業のCM放映見合わせ 子役の芦田愛菜さん主演の『明日、ママがいない』は、お母さんから赤ちゃんポストや児童養護施設に預けられた子供達の生活と苦悩、悲しみ、希望などを取り扱った創作的なテレビドラマですが、実際に両親のいない子供や施設に預けられている子供(預けた親)に『精神的なストレス・悪影響』を与えかねないとして慈恵会病院(こうのとりのゆりかご設置の病院)・関連団体・視聴者からクレームが寄せられているようです。 ...続きを見る

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2014/01/31 07:44
アダルトチルドレンの共依存(一体化)と認知療法:“自分の人生”と“親の人生”との境界線を明確化する
アダルトチルドレンの共依存(一体化)と認知療法:“自分の人生”と“親の人生”との境界線を明確化する 認知療法の創始者であるアーロン・ベックは、その人の基本的な認知の傾向を背後で規定している、幼少期から培われてきた信念体系(人間観・世界観の基盤)のことを『認知スキーマ(認知的枠組み)』と呼んだ。そして、アダルトチルドレンの認知スキーマは、『愛情・評価を求める親子関係の反復(自分の言動・存在に対する親の反応)』によってその大枠を規定されてしまっていることに問題があり、大人になってからも親の顔色・批判・皮肉・拒絶などに振り回されざるを得ない心理状態になりがちなのである。 ...続きを見る

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2013/06/27 09:50
アダルトチルドレンの悪循環と認知療法:親(相手)を変えようとするより自分の認知を変えてみる
アダルトチルドレンの悪循環と認知療法:親(相手)を変えようとするより自分の認知を変えてみる 他人の考え方や行動を変えようとするよりも、自分自身を変えるほうがより簡単で効果的だという正論の主張は昔からあるが、アダルトチルドレンの特徴として『親の価値観や言動を必死に変えようとする』『親に自分の価値観や生き方を何とか理解させて認めさせようとする』ということがある。 ...続きを見る

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2013/06/27 07:36
ACの親子関係におけるアンビバレンツな“依存・従属”と“反抗・許認可を求める欲求”
ACの親子関係におけるアンビバレンツな“依存・従属”と“反抗・許認可を求める欲求” アダルトチルドレンをはじめとする過去の親子関係(家庭環境)の問題では、それまでの人生で長い時間をかけて身につけてきた自分で自分を不幸にしてしまう『自己認知(自分についての考え方)・他者認知(他人についての考え方)・自己アイデンティティ』をポジティブな方向へと再構築することが目標になる。 ...続きを見る

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2013/06/26 16:28
成育環境と親子関係が“子の性格形成”に与える影響3:子と親の人格の間の境界線の大切さ
成育環境と親子関係が“子の性格形成”に与える影響3:子と親の人格の間の境界線の大切さ 家庭における『基本的な価値観・世界観・人間関係の評価』は世代を超えて親から子、子から孫へと伝達されやすいという『負の連鎖のリスク』を持っています。ですから、子に虐待(愛情のない冷淡な処遇)をした親の責任が減免されるわけではないとしても、その親自身も時間軸と視点を変えれば、『過去の被害者(ネガティブな価値観や人生観を変えるきっかけを掴み損ねた人)』であった可能性は低くないでしょう。 ...続きを見る

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2013/06/11 16:15
成育環境と親子関係が“子の性格形成”に与える影響2:子ども時代の家庭生活から何を学ぶか
成育環境と親子関係が“子の性格形成”に与える影響2:子ども時代の家庭生活から何を学ぶか 親から罵倒や暴力を受けて育った子どもは、深い心的外傷(トラウマ)を負うことで様々な不利益や心身症状を生じやすくなりますが、その虐待体験によって抑圧された『怒り・悲しみ・絶望』にどのように対処していくのかが重要になってきます。抑圧された怒りや悲しみの感情が、『自分を傷つけてきた親』に直接に向けられることは殆どなく、反対に『親の期待に応えられなかった自分』を不当に責めたり自己処罰(自己否定)したりする傾向が見られやすくなります。 ...続きを見る

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2013/06/11 16:11
成育環境と親子関係が“子の性格形成”に与える影響1:自己評価の低下と転移感情
成育環境と親子関係が“子の性格形成”に与える影響1:自己評価の低下と転移感情 子どもの健全な人格形成や適応的な精神発達に対して『親(養育者)の愛情・保護』が与える影響は大きいものがありますが、親から愛情のある養育を受けられずに冷淡(虐待的)な対応をされたとしても、小さな子どもが親を嫌いになる、親との縁を切りたがることは滅多にありません。 ...続きを見る

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2013/06/11 16:06
“遊びの形態の発達”と“友達関係(仲間関係)の発達”:友達との協同遊びによる集団適応の学習
“遊びの形態の発達”と“友達関係(仲間関係)の発達”:友達との協同遊びによる集団適応の学習 前回の記事の続きになりますが、3〜4歳くらいの年齢になってくると、友達と会話をしたり玩具の貸し借りをしたりするようになり、ある程度『自分に合う友達・合わない友達の区別』が生まれてきて、○○君、○○ちゃんが好きというような特定の友達(仲良し)の意識が芽生えてきます。他者を自分の好みや気持ちに応じて選り好みする、A君よりB君と一緒に遊びたいと思うというのは、『社会性の発達』の一面として捉えることができます。 ...続きを見る

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2012/12/09 18:45
“支配的で過干渉な親”はなぜ子どもの自立心を阻害するのか1:子に対するコントロール願望
“支配的で過干渉な親”はなぜ子どもの自立心を阻害するのか1:子に対するコントロール願望 過干渉で支配的な親が、子どもの人生や言動、考え方をコントロールする時には、『直接的なコントロール』と『間接的なコントロール』が行われる。直接的なコントロールとは『暴力・脅迫・条件づけ・褒美(金銭)・否定(罵倒)』などを用いる子どもの言動・考え方のコントロールであり、『もし言うことを聞かなければ罰を与える、放っておいて無視する、もううちの子ではない』などの形式で脅し・不安を与えることで、子どもの行動を影響下に置こうとする。 ...続きを見る

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2012/11/13 22:27
“甘やかす過保護・コントロールする過干渉”が子どもの心身発達や性格形成に与える影響:1
“甘やかす過保護・コントロールする過干渉”が子どもの心身発達や性格形成に与える影響:1 子どもの育児や教育において発達上(適応上)の問題になりやすい関わり方として、『過保護・過干渉・過度の放任・無関心(極端な無干渉)』がある。“過保護”というのは、子どもの発達年齢や自律性・積極性・知識+能力に見合った『自発的な行動・挑戦』を“甘やかし・馴れ合いの行き過ぎ”で阻害してしまうことである。『あなたにはまだ危なくて無理だから,私(親)が代わりにやってあげるから』と言って、子ども自身に『リスクのある行動(傷ついたり失敗したりする可能性もある行動)』をできるだけさせずに過剰に守ろうとする態度な... ...続きを見る

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2012/11/13 22:18
アダルトチルドレンの親子関係の問題点と“親の生き方・考え方”が子どもの状況認知に与える影響
アダルトチルドレンの親子関係の問題点と“親の生き方・考え方”が子どもの状況認知に与える影響 親の生き方や人間性に憧れ・敬意を持つような子どももいるが、一方で、親のようにはなりたくないという反発・否定の思いを持つ子どもも多い。それでも『親の人生の生き方・仕事の捉え方・配偶者との関わり方・他者との関わり方・社会や環境への適応の仕方』などを見て真似して育つという側面を無視できず、親が人生や仕事、人間関係を基本的にポジティブに捉えていれば、子どももポジティブな状況認知(色々なつらい事があっても努力・工夫・考え方によって現状をより良くしていけるはずという認知)を持ちやすくなるのである。その逆のネ... ...続きを見る

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2012/11/06 22:12
子どもを“叱ること”と“怒ること”の違いをどう考えるか:人格形成的・教育的な効果
子どもを“叱ること”と“怒ること”の違いをどう考えるか:人格形成的・教育的な効果 子どもを『叱ること』と『怒ること』の違いは、善悪の区別や他人の気持ちを理解させるために『言語での説諭・叱責』を子どもが納得できるまでするのか、親の上位性や不機嫌を伝達させるために『精神的な恫喝・身体的な痛み』を与えるのかの違いでもある。『感情的に怒ることの問題』は自分よりも強いもの・怖い相手には従うべきだが、自分よりも弱いもの・与しやすい相手には従う必要がないという『間違った弱肉強食(強者従属・弱者虐待の卑屈さ)』の価値観を教えてしまう危険があるという事である。 ...続きを見る

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2012/11/06 22:07
親子関係の悩みに対する“共感的理解・疎外感・転移感情”についてどのように考えるか。
親子関係の悩みに対する“共感的理解・疎外感・転移感情”についてどのように考えるか。 成育環境や親子関係、過去の経験から受ける影響をゼロにすることはできず、誰もが『過去から今までの間に積み重ねてきた経験・知識・人間関係』に少なからぬ影響を受けていて、そういった小さな要素の積み重ねによって現在の人格や価値観、人間観が段階的に形成されていく。両親からの適度な愛情・保護・教育を受けられなかったり、虐待的な環境で成長して大きくなったりしたアダルトチルドレンの人の悩みの深刻さは、他者にその悩みや不満、苦しみを打ち明けにくかったり、打ち明けたとしても『両親に対する愛情と憎悪の葛藤・虐待的な環... ...続きを見る

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2012/11/06 22:05
過去のトラウマや親子関係の偏り(アダルトチルドレンの環境)が精神発達プロセスに与える影響:1
過去のトラウマや親子関係の偏り(アダルトチルドレンの環境)が精神発達プロセスに与える影響:1 幼少期から思春期にかけて受けたトラウマ(心的外傷)が、自己肯定感や自己効力感、集団適応(他者との関係構築)にまつわる性格形成の過程を歪ませてしまう事がある。過去のトラウマになりやすい代表的なものとして、親による児童虐待と同級生によるいじめ(集団生活における疎外・孤立)があるが、明確な虐待やいじめとしての問題がない場合でも、『自分の尊厳・価値・自信・安心を否定されたり揶揄される経験』を重ねる事によって自己評価や自発性が低下して、『生きづらさ・不器用さ・不安感(強い恐れ)・諦めやすさ・意地悪さ』が生... ...続きを見る

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2012/10/26 00:56
赤ちゃんの“記憶・教育・学習能力”と“原始反射・運動機能の発達”:2
赤ちゃんの“記憶・教育・学習能力”と“原始反射・運動機能の発達”:2 新生児の運動の多くは、皮膚や筋、腱に受けた刺激が脊髄に伝わって自動的な筋肉の反応が引き起こされるという『脊髄反射』ですが、新生児期の発達段階だけに特徴的に現れる『原始反射』というものもあります。脳機能の発達がまだ未熟であることによって起こる機械的な新生児の原始反射には、以下のような種類が知られています。 ...続きを見る

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2012/10/09 20:06
赤ちゃんの“記憶・教育・学習能力”と“原始反射・運動機能の発達”:1
赤ちゃんの“記憶・教育・学習能力”と“原始反射・運動機能の発達”:1 赤ちゃんにどれくらいの単純な記憶力があるのかを調べる『馴化(じゅんか)‐脱馴化法』では、生まれたばかりの新生児(生後1ヶ月まで)の赤ちゃんにも、数十秒間だけ記憶を保持できる『極短期記憶』がある事が分かっています。馴化‐脱馴化法というのは、ある刺激を与えてそれに慣れさせていくと(馴化させていくと)その刺激に赤ちゃんは反応しなくなるが、別の種類の新たな刺激を与えて前の刺激を忘れさせていくと再びその刺激にも反応するようになるという実験法です。 ...続きを見る

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2012/10/09 20:04
“社会適応・問題解決・能力成長”を目指す精神発達と子どもの育て方に関する児童観・知能発達:2
“社会適応・問題解決・能力成長”を目指す精神発達と子どもの育て方に関する児童観・知能発達:2 思春期から青年期にかけての社会適応課題では、過去のトラウマの要因や現在の劣等コンプレックスの影響、意欲・興味関心の減退などによって、学校に通えなくなったり会社に行けなくなったり、社会参加する気力・意志がなくなってしまったりする可能性が生まれるが、乳幼児期の心身発達課題では何らかの問題がある成育環境や親子関係の情緒的葛藤がない限りは、やる気がないから立ち上がらないとか、心理的原因によって歩いたり話したりできない(心因性緘黙)という事は少ない。 ...続きを見る

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2012/09/07 18:56
“社会適応・問題解決・能力成長”を目指す精神発達とジャン・ピアジェの認知発達論の一般性:1
“社会適応・問題解決・能力成長”を目指す精神発達とジャン・ピアジェの認知発達論の一般性:1 前回の記事では社会環境や時代状況によって発達課題(個人の人生設計)が影響を受けるという話をしたが、『発達段階・発達課題』は現在の発達心理学でもなお有効な概念である。発達段階(developmental period)は、精神的・身体的な発達の非連続性とその区切りとなる分かりやすいステージを示すもので、乳児期から幼児期(幼児期から児童期)への異なる発達段階の移行では『身体能力・心的機能・認知・能力の飛躍的な向上』が見られる。 ...続きを見る

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2012/09/07 18:54
J.ピアジェとE.S.スペルケの“乳児のモノ(対象)の認識”に関する実験2:対象の永続性の獲得
J.ピアジェとE.S.スペルケの“乳児のモノ(対象)の認識”に関する実験2:対象の永続性の獲得 ジャン・ピアジェが行った乳児のモノに対する認識の実験の続きになります。8ヶ月目の乳児は、目の前でモノにカバーを掛ければそのカバーを外すことができますが、何回か『同じ場所』でカバーを掛けて外させた後に、今後は『違う場所』で乳児に見えるようにしてカバーを掛けると、前と同じ場所のカバーを外そうとする『学習行動の習慣性』が見られます。 ...続きを見る

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2011/07/01 22:53
J.ピアジェとE.S.スペルケの“乳児のモノ(対象)の認識”に関する実験1:ピアジェの思考発達理論
J.ピアジェとE.S.スペルケの“乳児のモノ(対象)の認識”に関する実験1:ピアジェの思考発達理論 赤ちゃんの顔認識機能の発達プロセスについては、生後二ヶ月未満の赤ちゃんが持っている本能的な顔認識システムとしての『コンスペック』と、生後二ヶ月以降に発達してくる学習的なシステムである『コンラーン』とが区別されています。コンラーンが形成される生後2ヶ月頃から大脳皮質の活動が開始されますが、過去の記憶情報を元に人の顔を区別できるようになるコンラーンが発達してくると、自分の好きな母親・養育者を見て笑うという『社会的微笑』が起こりやすくなります。 ...続きを見る

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2011/07/01 22:51
赤ちゃん(新生児)の視覚・聴覚の発達とヒトの乳幼児期の特殊性2:脳の発達の早さとメルツォフの実験
赤ちゃん(新生児)の視覚・聴覚の発達とヒトの乳幼児期の特殊性2:脳の発達の早さとメルツォフの実験 モーツァルトやショパンのようなクラシック音楽を聴かせると、胎児の知的発育が良くなったり知能指数(IQ)の上昇率が高くなるという『胎教』もありますが、胎教には比較実験(胎教してない子との比較)・縦断研究(成長後の知能発達の研究)で示されるような科学的根拠はないものの、音楽で母親の心身状態をリラックスさせたり子どもに音の刺激を与えることは、胎内での『赤ちゃんの居心地』を良くするといった効果はあるでしょう。赤ちゃんの脳の発達では、脳波の活動性が妊娠20週目以降に高まり始め、その脳波の動きの発生は『レム... ...続きを見る

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2011/06/29 04:49
赤ちゃん(新生児)の視覚・聴覚の発達とヒトの乳幼児期の特殊性1:ベビーフェイスと保護本能
赤ちゃん(新生児)の視覚・聴覚の発達とヒトの乳幼児期の特殊性1:ベビーフェイスと保護本能 人間の赤ちゃん(新生児)は、他の動物と比べても非常に無力・未熟な状態でこの世界に産みだされますが、A.ポルトマンの生理的早産の理論にあるように、『未熟であるが故の成長可能性(脳機能・認知行動パターンの可塑性)』こそが、ホモ・サピエンス・サピエンス(知恵ある人)である人間の最大の特徴になっています。 ...続きを見る

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2011/06/29 04:45
2010年日本の政治経済の論点1:菅首相のマニフェストの見直しと子ども手当ての趣旨・ジェンダー問題
2010年日本の政治経済の論点1:菅首相のマニフェストの見直しと子ども手当ての趣旨・ジェンダー問題 昨年の日本の政治状況は、民主党政権の混乱と内部対立が深まり、内憂外患の度合いを強めた一年だった。鳩山前首相が沖縄普天間基地での政策判断を誤って政権を投げ出し、民社国の連立も崩壊して衆院での再可決ができなくなり、安定的財源を確保できずに政策の実現が危ぶまれて停滞している。鳩山氏に代わって政権を担うことになった菅首相は、『最小不幸社会』という格差社会の改革の方向性を打ち出したものの、その具体的な実現の方策は曖昧であり、菅首相はマニフェストで掲げた政策の来年度からの見直しを明言した。 ...続きを見る

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2011/01/09 22:18
香山リカ『母親はなぜ生きづらいか』の書評:血縁の親による子育てと社会共同体による子育てのバランス
香山リカ『母親はなぜ生きづらいか』の書評:血縁の親による子育てと社会共同体による子育てのバランス 近代日本のスタンダードな家族像である『父親が外で働き、母親が家で家事・育児をする』という性別役割分担は、共働きの農家が人口の大半を占めていた日本の伝統的な家族形態ではなく、富国強兵を目指す明治政府の国策と社会の工業化(男性のサラリーマン化)によって作られた側面がある。 ...続きを見る

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2010/10/16 02:42
ブレンダ・ボイド『アスペルガー症候群の子育て200のヒント』の書評:育児のトラブルにどう対処するか?
ブレンダ・ボイド『アスペルガー症候群の子育て200のヒント』の書評:育児のトラブルにどう対処するか? アスペルガー症候群(AS)の子どもを持つ親が、日常的な子育てや指導・援助で悩みやすいポイントとその対処法を、実際の育児経験の試行錯誤に基づいてまとめた本です。広汎性発達障害(PDD)の専門書ではないので難解な専門用語や理論的な解説が無くて、『実践的な子育ての方法やアドバイス』にテーマを絞っているので、アスペルガー症候群の子どもやコミュニケーションが苦手な子どもの支え方や教育方法について色々な気づきを得られます。 ...続きを見る

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2010/08/28 16:13
大阪市の二児放置事件とネグレクトを誘発する性格形成・環境要因:母親アイデンティティと児童福祉の問題
大阪市の二児放置事件とネグレクトを誘発する性格形成・環境要因:母親アイデンティティと児童福祉の問題 前回の記事の続きになるが子どもを養育するための十分な収入さえあれば子育てができるはずだから、母子家庭や貧困家庭への経済支援を強化することが大切だというのは重要な指摘ではある。だが、『児童虐待・ネグレクト』は経済的困窮だけで発生する問題ではなく、経済的困窮は人格構造や精神発達の問題に続くかたちで虐待のトリガーとなる二次的な要因としての側面もある。 ...続きを見る

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2010/08/08 02:05
大阪市の二児放置事件と持続的な育児行動を支える要因:判断能力の未熟と現実逃避の自己防衛
大阪市の二児放置事件と持続的な育児行動を支える要因:判断能力の未熟と現実逃避の自己防衛 大阪市西区のマンションで置き去りにされた幼児2人の遺体が見つかった事件で、23歳の母親が死体遺棄容疑で逮捕された。3歳と1歳の2人の乳幼児を長期間にわたって密室に放置し死亡させたという極端な『ネグレクト(育児放棄)』に、メディアやネットでは当然に厳しい非難・罵倒の声が殺到したが、母親への道徳的・人格的な非難とは別に、虐待の最悪の結末(子どもの死)を回避するために親や行政、地域社会(近隣住民)はどうすれば良いのかを考えていかなければならない。 ...続きを見る

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2010/08/08 01:57
“子どもの幸福・成功”を応援できない親の心理的問題と見捨てられ不安:空の巣症候群・境界性人格障害
“子どもの幸福・成功”を応援できない親の心理的問題と見捨てられ不安:空の巣症候群・境界性人格障害 前回の記事の続きになりますが、娘のほうは母親から精神的に自立していて、新たに『自分自身の人生・関係』を選択して生きようとしているのですが、母親のほうが乳幼児期からずっと一緒に生活してきた娘との『母子密着』を上手く解消することが出来ていない状態です。 ...続きを見る

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2010/06/28 23:16
現代社会における“無償の子育て”と“親孝行の倫理”:親の子に対する愛情・期待の強度と過干渉
現代社会における“無償の子育て”と“親孝行の倫理”:親の子に対する愛情・期待の強度と過干渉 子どもは親にどのくらい献身的に尽くさなければならないのかという倫理的な問いかけは、現代社会の都市部では『老後の介護問題』などを除いては殆ど問われることが無くなってきました。当然、親孝行はしないよりもしたほうが良いのですが、子どもの人生設計(仕事・結婚・家計など)を大幅に犠牲にしてまで親孝行をして欲しいと望む親はかなり少なくなっており、『できるだけ子どもに迷惑を掛けたくないという親世代』が増えている傾向があります。 ...続きを見る

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2010/06/28 23:08
増田ユリヤ『新しい「教育格差」』の書評2:学力・学歴競争への過剰適応は“孔雀の羽”なのか?
増田ユリヤ『新しい「教育格差」』の書評2:学力・学歴競争への過剰適応は“孔雀の羽”なのか? 学校教育に競争原理をどれくらい持ち込むべきなのかという問いについては、『成績上位のトップ層を伸ばす教育理念』か『成績下位のボトム層を引き上げる教育理念』かによって賛否は分かれると思います。著者の増田ユリヤ氏は『児童期の学校環境の均質化(自分と類似した学力や生活態度の他者としか関わらないこと)』によって、『異質な他者』を理解・受容できない人が増えるのではないかという懸念を述べています。 ...続きを見る

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2010/06/22 05:36
増田ユリヤ『新しい「教育格差」』の書評1:“いじめ・校内暴力・疎外感”を誘発する各種の要因
増田ユリヤ『新しい「教育格差」』の書評1:“いじめ・校内暴力・疎外感”を誘発する各種の要因 増田ユリヤの『新しい「教育格差」』では、第一章と第二章で『学校と生徒(子ども)の学力格差』がテーマにされていますが、第三章では生徒を教える側の『教員・教師の格差』が取り上げられています。第四章と第五章では『校内暴力・ネットいじめに見られるモラルと共感力の格差』がテーマになっていますが、学校・学力や教師の格差についての定量的な分析と比べるとやや分析がラフであり、『情報化社会・携帯電話の弊害』に重点を置いているので保守的な印象を受けやすいかもしれません。 ...続きを見る

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2010/06/20 02:25
“教育格差”は何が問題なのか?:経済格差と教育格差の連動による階層化と活力・意欲の低下
“教育格差”は何が問題なのか?:経済格差と教育格差の連動による階層化と活力・意欲の低下 ここ数年は『格差社会』が社会構造や経済状況を表現するキーワードになっていて、特に『雇用・所得・官民の経済格差』に注目が集まってきました。2000年代には派遣切りや非正規雇用、ワーキングプア、ニート、負け組など『階層的な経済格差』を示す言葉が頻繁にメディアで踊ることになり、学生にとっての新卒採用の重要性が再確認されて、大手企業への採用を目指す就活が更に過熱しました。 ...続きを見る

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2010/06/20 02:21
子どもの火遊び対策としての“ライター回収”と行政の裁量範囲:衝動制御障害としての火遊び
子どもの火遊び対策としての“ライター回収”と行政の裁量範囲:衝動制御障害としての火遊び ここ1ヶ月ほど『子どものライターを使った火遊び』を原因とする火事の報道が続いたことで、使い捨てライターの安全管理が問題視されている。統計上では使い捨てライターによる火事件数が近年、増加傾向にあるというわけではないが、『使い捨てライターによる火事』は見過ごすことのできない問題であるということで、マスメディアが規制の必要性を前提とした報道姿勢を強めているようである。 ...続きを見る

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2010/04/16 10:22
“子どもの働く意欲・職業意識”を高める親子間のコミュニケーションと仕事に向かう4つのプロセス
“子どもの働く意欲・職業意識”を高める親子間のコミュニケーションと仕事に向かう4つのプロセス 前回の記事の続きになるが、『親子間の敵対行動・言い争い(罵倒や非難)』といった不毛な悪循環を繰り返すだけになると、『家庭』に居場所がなくなり『家族』がそれぞれを追い詰める敵になり『精神状態』も不安定になるが、そこから導き出される結論は『家出・反社会的行動(犯罪)・家族間の暴力(事件)・当面の就職』といったものになってくる。 ...続きを見る

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2010/04/14 05:41
“働かない・働けない子ども”に親はどう向き合い、どのようなメッセージを伝えるべきか?:就業困難の要因
“働かない・働けない子ども”に親はどう向き合い、どのようなメッセージを伝えるべきか?:就業困難の要因 12日の深夜、北海道北見市で23歳の青年が、両親を刃物で殺傷する事件が起こった。両親を殺傷した理由について青年は『日ごろから親から働けと言われ、うっぷんがたまっていた』と供述しており、現代社会における『ニート・働かない若者(働けない若者)の問題』が事件になってしまった事例であるが、この種の『働いていない子の就労を巡る親子間の殺傷事件』は子の年齢を問わず時折発生している。 ...続きを見る

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2010/04/14 05:31
近代の学校教育制度の本質・役割とは何か?3:子どもの社会化と能力向上の個性教育のバランス
近代の学校教育制度の本質・役割とは何か?3:子どもの社会化と能力向上の個性教育のバランス 体罰指導によるレスポンデント条件づけというのは『動物の調教』と同じ原理であり、『善悪の判断基準に対する理解・納得』がそこに伴わないので、危険行為の緊急回避など限定された目的がない限りは、『教育手段としての有効性』は乏しいと言わなければならない。 ...続きを見る

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2010/03/04 00:26
近代の学校教育制度の本質・役割とは何か?2:教育の強制性・義務性とサービス業化の問題
近代の学校教育制度の本質・役割とは何か?2:教育の強制性・義務性とサービス業化の問題 義務教育というのは言うまでもなく、大人が子どもに学校教育・集団訓練を受けさせるものであって、子どもが自発的に学校で学び先生に指導されることを選択(希望)するわけではないので、原理的に『強制性・作為性』をそこから完全排除することはできない。 ...続きを見る

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2010/03/01 20:54
近代の学校教育制度の本質・役割とは何か?1:ハードな教育理念とソフトな教育理念の比較
『教育(education)』の英単語には『内部にある可能性』を引き出すという原義があるが、近代国家が備える教育制度(義務教育)がその原義に沿ったものかと問われると恐らくそうではないだろう。現在では『生涯学習の概念』が提唱されていることもあり、教育する対象や教育サービスのニーズは『学齢段階の子ども(小中高の学生)』に限らず、学習意欲のある大人も教育の対象に含まれる。 ...続きを見る

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2010/02/27 09:00
“家庭・育児の環境要因”は個人の性格形成や知能発達にどれくらいの影響を与えるか?
人間の性格形成や能力向上、精神発達に与える『遺伝要因・環境要因』の影響がそれぞれ何パーセントであるのかを、正確に判断することは難しい。遺伝要因と環境要因の影響を厳密に区別する研究方法(環境条件の統制)には限界があるので、一卵性双生児を用いた『双生児研究(異なる成育環境で成長した双生児の性格・知能・適応の比較)』などの成果を元にして遺伝要因と環境要因の大まかな比率を推測するしかないからである。 ...続きを見る

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2010/02/25 03:15
民主党政権の『子ども手当て・税制改正大綱』と『控除から手当てへの転換』についての雑感
民主党の税制改正の大枠が固まってきましたが、子ども手当て(月額2万6千円・初年度1万3千円)により『子ども(15歳以下)がいる世帯』と『子どもがいない世帯・単身者』の税負担率の差が開く改正となり、総額では1兆円規模の増税となる見込みのようです。『高校の実質無償化』のマニフェストも含めると、子どものいる世帯が受ける恩恵は大きくなりますが、追加的な出産数の増加にどこまでつながるかが一つの焦点となるでしょう。 ...続きを見る

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2009/12/23 05:07
“他者・社会とのコミュニケーション”と切り離せない自己アイデンティティの確立:精神分析と適応
前回の記事では、エディプス・コンプレックスとコミュニケーションスキルの相関について考えてきたが、エディプス期(幼児期)のコミュニケーションは『親子間・幼稚園(保育園)の友達』に限定されたシンプルなものである。人間がコミュニケーションする範囲は、“精神の発達(関心領域の拡大)”と“環境の変化(所属する場所)”の双方の影響を受けて段階的に拡大していくが、最も大きな人間関係(コミュニケーション)の変化は18歳以降の『青年期』に起こってくると言える。 ...続きを見る

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2009/10/26 09:28
補正予算の執行停止による“3兆円の財源捻出”と地方自治体の反発:民主党の子ども手当て・税制改革
民主党政権は『子ども手当て・高速道路無料化』などマニフェストで公約した政策の実現のために、『補正予算の見直し』で3兆円の財源を作ろうとしている。当初は無駄遣いの削減や不要不急の事業の見直しで、3兆円規模の予算を比較的スムーズに作れると見積もっていた政府だが、『地方自治体の補正予算の執行停止に対する反発』は思いのほか強く、何とかぎりぎりまで絞り込んで2兆7500億円まで財源を捻出した状況である。 ...続きを見る

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2009/10/11 06:59
アダルトチルドレンの原因となる“慢性的な見捨てられ不安・喪失感”と“情緒的なネグレクト”の関係
アダルトチルドレンとしての過去を持つ人は、『抑圧・否認・隔離・投影・合理化・解離』といった防衛機制によって自分の悲しみや痛み、絶望を覆い隠そうとする認知パターンを持っています。何かつらいことがあった時に頭の中に思い浮かんでくる典型的な“自動思考”として、『このくらいのことは大したことではない・自分は傷つけられることには慣れている・自分には他人から大切にされるだけの価値がないから仕方ない』といった自己否定的な思考パターンがあります。 ...続きを見る

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2009/10/05 17:38
幼少期のトラウマティックな成育環境とアダルトチルドレンの防衛機制:自己確認を求める依存症
幼少期に両親からの『愛情・関心・保護』を十分に受け取れないことで、精神発達や対人適応、認知様式に何らかの問題が起こってくることがありますが、それらの問題の根底にあるのは『自己評価の低さ・基本的信頼感の欠如』です。家庭における虐待・暴力・ネグレクト(育児放棄)などの過酷な問題も含めて、子どもが成育過程において『自分は親から愛されていない・自分には人から大切にされる価値がない・自分は自分の意見や考えを話してはいけない』というような自己否定感や精神的な圧迫感を慢性的に感じることによって、精神発達や対人... ...続きを見る

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2009/07/09 09:51
子どもに愛情を感じる“生得的本能”と子どもの育児方針(養育態度・虐待リスク)に影響する“モデル学習”
母親と父親は、『子どもの安全と健康』に最大限の配慮をするのが当たり前という社会的認識は相当に強く、子どもを虐待するという行為は極めて特殊でイレギュラーなことだと思われています。そのため、子どもを虐待する親は『一般的・平均的な親』とは異なる特別な性格や背景を持った親と見なされやすく、『児童虐待』は大多数の親とは無関係な遠い場所で起こっている問題、非常識で未熟な親だけが起こす稀な問題と認識されがちになります。 ...続きを見る

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2009/05/01 18:32
子どもに対する“遊戯療法”と“自由な遊び”によるカタルシス効果・内的世界の投影
霊長類である人間は『知恵ある人』や『言葉(概念)を用いる人』であると同時に、『遊ぶ人(ホモ・ルーデンス)』でもあります。チンパンジーやボノボ、ニホンザルなどのサル類も遊びますが、人間の『遊び』ほどレパートリーやルールの深さがなく、人間以外の動物は成体(大人)になると生活上の必要性が薄い『遊び』の頻度が大きく減少します。サル類以外の各種の哺乳類も、『生存維持(食料確保)・繁殖行動』に役立つ知識や技術、コミュニケーションを『遊び』の中で学習する傾向はありますが、いったんそれらの適応能力を身に付けると... ...続きを見る

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2009/04/01 13:52
中学生・高校生のヘアスタイルや制服はなぜ規制されるのか?“外観の自由”と“生徒の自己管理能力”
ヘアスタイルや服装などを画一化する『学校の校則』が何のために存在するのかという理由については、『工場労働者やサラリーマンとしての社会適応(集団協調のための規律訓練)』という観点から、過去に『でたらめな仕組みで動く社会』の正当性や根拠にまつわる考察という記事を書いた。 ...続きを見る

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2009/03/17 03:54
家庭環境(親子関係)が性格形成に与える影響と“社会性”の始点としてのエディプス・コンプレックス
A.ポルトマンの生理的早産の記事では、人間の行動・認知パターンの可塑性(変化可能性)の高さの要因として『未熟な状態で産まれてくること・自立までの期間が長いこと』を上げた。人間(ヒト)は身体的・精神的に極めて未熟な状態で産まれ、他者(親)の世話や保護を長期間にわたって必要とすることで『生得的な遺伝的要因』よりも『後天的な環境的要因』の影響を強く受ける余地(伸びしろ)を備えている。同一の遺伝情報を持ち外観的な差異が乏しい一卵性双生児でも、成育される環境や与えられる情緒体験・教育の内容によって『資質・... ...続きを見る

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2009/01/07 21:08
子どもの気質と母親の養育態度から形成される“愛着の質”:愛着行動と抗ストレスホルモンの分泌
乳幼児の精神発達では、生後5ヶ月頃から母親と知らない他人を区別して『人見知り不安(stranger anxiety)』を見せるようになり、人見知り不安は生後8ヶ月頃に最も強くなる。人見知り不安は『母親との愛着形成』や『シャイネス(回避的な恥ずかしがり)の強さ』と関係する心理反応であり、安定した愛着(attachment)が形成されていてシャイネス(shyness)が極端に強くなければ、1歳以降に人見知り不安は徐々に低下していく。母親のような養育的な他者に接近してくっつきたいとか情緒的に甘えたいと... ...続きを見る

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2008/08/25 11:47
早期母子関係の発達プロセスと“愛着行動・探索行動”のバランス:ハーローの代理母実験
産まれたばかりの赤ちゃんは『泣き』によって『自分の不快(飢え)・不満(排泄)・淋しさ(孤独)』を母親に訴えて適切な世話や保護をしてもらうが、『泣き』と同様に重要な赤ちゃんのコミュニケーション行動が、新生児微笑や自発的微笑(生理的微笑)と呼ばれる『笑い』である。産まれたばかりの赤ちゃんが見せる『新生児微笑』は外界の刺激とは無関係に発生する生理的微笑であるが、生後2〜3週間後には人間の声かけなどに反応して反射的に笑うようになる。生後2〜3ヶ月頃には、周囲の大人の顔やあやす声に明確に反応して笑う『社会... ...続きを見る

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2008/08/15 00:04
児童虐待の問題から考える『家庭(家族)の養育機能・教育機能』と『外部の相談機関・支援制度』の重要性
児童虐待(child abuse)とは『無力な子どもに対する心身両面の暴力・育児放棄・性的搾取』のことであり、児童虐待は子どもの生命・身体の安全を脅かすだけではなく、人間(他者)に対する基本的信頼感を破壊したり自分に対する自尊感情を傷つけたりする。児童虐待の心理的な悪影響は非常に大きなものであり、境界性人格障害や心因性のうつ病、PTSD、自傷癖(リストカット・過量服薬のOD)、社会不安障害、パニック障害(恐慌発作)、解離性障害(離人症)、嗜癖(ドラッグ・アルコール・性行為の依存症)などに虐待のト... ...続きを見る

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2008/08/09 13:34
『不登校』の小中学生児童の増加と義務教育段階で習得しておくべき最低限の能力・知識
全国の国公私立の小中学校3万3680校を対象にした不登校調査で、小中学生の不登校児童は06年度より2360人多い12万9254人になったという。統計的に不登校児童の推移を見ると、2001年度に過去最多の13万8722人を記録して以降は目立った変化は無いのだが、ここ二年間は連続して増加傾向を示したためにニュースで取り上げられたようだ。 ...続きを見る

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2008/08/09 10:35
乳幼児期の心身発達のプロセスと『モノ・他者とのかかわり方(関係性)』の変化:他者認知から自己認知へ
前回の記事の続きになるが、赤ちゃん(乳幼児)が他者とかかわろうとする社会的行動の発達は『微笑』や『泣き』などの本能的動作から始まり、段階的に『言語的コミュニケーション』へと移行していく。人間(ヒト)の赤ちゃんが極めて簡単な『単語(マンマ・ねんね等)』を話し始めるのは生後10ヶ月〜1歳前後であり、それ以前の発達段階では『クーリング(生後2ヶ月頃〜)』や『バブリング(生後6ヶ月頃〜)』といった無意味な言葉を反復的に話しているだけである。アウーンとかウゥーンとか言うクーリングには言語的な意味はなく、近... ...続きを見る

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2008/08/05 14:16
“他者の心(内面)”を推測する『心の理論』と“自己の心”に関心を向けるヒト固有の知性(自意識)
乳幼児(赤ちゃん)の精神発達とは、母親や養親を『安全基地』として外部世界への関わりを増やしていくプロセスだと考えることができる。人間に限らず哺乳類や鳥類、爬虫類といった動物も、外部世界を構成する『他者(仲間・外敵)』の存在を認識できるが、鏡像となって映る統合的な自己像を『自己』として認識できるのはヒトと高等類人猿(ホミノイド)に限定される。人間にとって『自分が自分であること・他者とは異なる自己(自我)があること』は極めて自明の事実であるが、自己認知という精神機能は動物界においては極めて特殊で高度... ...続きを見る

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2008/08/05 09:15
青年期の精神的成熟(安定)を支援する家族関係と社会環境のあり方:対人ネットワークと社会的孤立
前回の記事の続きになるが、これらの事件に共通する親子関係の要素として、『自分を理解してくれない(本当の自分の考えや希望を親と話し合う機会がもてなかった)・相談に乗ってくれない(今の自分のことを心配してくれない)・親の期待を押し付けてくる(期待に応えなければ切り捨てられる)』といったことが浮かび上がってくる。一昔前の発達心理学的な自立モデルであれば、こういった依存的な要求や甘えは20歳以上の成人が親に訴えることは少ないとされていたが、学生期間の長期化やフリーター化などで平均的に『自立の時期』が遅滞... ...続きを見る

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2008/07/29 10:19
仕事を通した社会的アイデンティティ確立の問題と子どもの労働意欲・職業選択を促進する家族関係
茨城県土浦市で起きた事件では、フリーターの加害者が父親から『仕事(正社員の定職)に就け』と責められていたことが“逆切れ”につながったという報道がありましたが、20〜30代で職業選択・就職活動で躓いた場合の就労サポートや仕事に対するモチベーション(勤労意欲)の向上は、非常に困難の多い課題になっています。加害者の男性は、バイトではなく定職に就けという父親の就労刺激に対して、頻繁に家の中のモノに当たる家庭内暴力をしていたようです。しかし、思春期以降も小動物に対する虐待や対人コミュニケーションの困難など... ...続きを見る

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2008/04/01 14:49
“道具としての外国語(英語)”の学習とL.S.ヴィゴツキーの内言・外言による言語の発達観
前回の記事の続きになりますが、太田雄三の『英語と日本人』という書籍では、日本人が外国語の日常会話がなかなか出来るようにならない理由として、『一つの言語体系を完全にマスターしようとするような無謀な完全主義欲求(ネイティブであっても完全に自国語の言語体系を完全にマスターしている人などはいない)』について言及されています。 ...続きを見る

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2008/03/19 22:48
近代的な結婚観に基づく“目的論的な家族像”の衰退と個人の自由選択に任された“結婚・出産・育児”の問題
女性の妊娠出産や家庭での育児を巡る問題は、『近代的な家族像・結婚観の変化』や『ジェンダー(社会的性差)の変化』と深く関係しています。ある人にとっては出産育児の決断はそれほど悩むべき問題ではなく、むしろ自分が父親・母親となって子どもを持つことを『人生の主要な目的』だと考えています。ある人にとっては出産育児の決定は深刻な悩むべき問題となり、自分が父親・母親となって子どもを持つことを『人生の重要な選択』だと考えているかもしれません。 ...続きを見る

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2008/03/09 10:57
乳幼児期の言語発達(ことばの発達)と“話し言葉・書き言葉”の学習プロセスの違い
『英語と日本人の書評』では話し言葉と書き言葉の学習方法の違いについて述べましたが、実際に、子どもが『母語としての言語』を覚えていく場合にも話し言葉と書き言葉の学習は異なる特徴を持っています。『乳幼児期の言語発達』では、生後2ヶ月頃から単純な発声である『喃語(なんご・赤ちゃんの単純な発声)』を出し始め、生後8ヶ月頃になると喃語がやや高度化して『言語としての意味』はないものの『うーうぅ・ああ〜う・ままぁ』など自分勝手に音を色々と組み合わせ始めます。 ...続きを見る

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2008/03/07 11:17
家庭生活(夫婦・育児)と仕事の両立に関係する多重役割の受容とポジティブ・スピルオーバー
現代的な核家族における母親の育児不安について、過去の記事でワーク・ライフバランスの観点から書きました。一般的に、育児不安を構成する要素は以下の6点に集約されますが、子どもを持つDEWKS(double employed with kids)の世帯では特に『母親・父親の多重役割(multiple role)の受容』の問題が立ち上がってくることがあります。 ...続きを見る

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2008/03/05 07:07
育児・子どもへの苦手意識に対する母性神話の影響:母親アイデンティティの受容と間接的な承認欲求
保育・教育政策の話から育児不安の話題に戻りますが、もし子どもに何かあったら私の責任(自分の育て方の間違い)にされてしまうのではないかという母親の養育責任に対する不安は、夫が育児に関与せずに『お前に全部子どものことは任せている』というような態度を取るほど強くなります。子どもに何か問題が起きたらという不安は、子どもが乳幼児の時には『健康上(病気や事故)・発達上(言語や知能の発達)・しつけ上(マナーや行儀)の問題』について感じ、子どもが児童期以上の年齢になってくると『学校の成績や不登校・友達との関係(... ...続きを見る

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2008/02/26 23:37
夫婦のワーク・ライフスタイルの多様化に対応した児童福祉・幼児教育・育児支援の模索
前回の記事の続きになりますが、仕事でも育児でも、『しっかり丁寧に集中してやるべき部分=ミスが許されないところ』と『少し手を抜いてゆったりやってもよい部分=完璧でなくても良い部分』との区別をつけて毎日の行動にメリハリをつけることが大切です。周囲の人に協力してもらってほんの短い時間であっても、自分の身体と気持ちを休められる時間を作れるようにすると、『大変な時には夫(家族)が手伝ってくれる』という安心感を持つことができます。反対に、夫が自分の問題(仕事・趣味)にしか関心がなく育児の全てを妻に丸投げして... ...続きを見る

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2008/02/10 07:26
少子化時代の母親の育児ストレス(育児不安)と社会成員の子育てに対する認識・協力の多様化
育児には他の行為とは比較にならないような多くの喜びと幸福がある一方で、毎日、小さな子どもと向き合って献身的に世話をする母親(父親)には精神的にも時間的にも大きな負担がかかります。政治的な少子化対策や育児支援は段階的に進められていますが、日常生活における精神的ストレスや育児不安を和らげるような支援を公的な枠組みで行うことは難しく、『夫婦・親族の協力』や『地域社会の育児に対する対人的な理解・支援』が必要になってきます。しかし、核家族化が進んでいる現在では、実質的に配偶者以外の人から育児の協力を得られ... ...続きを見る

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2008/02/06 00:33
“子に対する親の保護・支援”の過大評価と子どもの独自性の尊重:家族・個人の“生きるという前提”
前回の記事では、『親と子の自他融合感(心理的境界線の曖昧化)』が強くなり過ぎて、子ども独自の人生(生命)を尊重できなくなる危険について書きました。しかし、一定の年齢に達した子どもに対して『この子は、私がいないと何も出来ない』というほど過保護・過干渉ではなくても、『暫くの間は、私たち(親)の経済生活面での支援がないと、経済力のない子どもが路頭に迷ってしまうのではないか』というような心配をしている親は多いでしょうし、それは養育責任を果たそうとする健全な意志(愛情)の現れでもあります。子どもが学齢期(... ...続きを見る

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2007/07/08 00:57
子どもを自己(親)の苦境に巻き込む家族病理:親と子が段階的にそれぞれの道を生きるという認識
加害者にとっても被害者にとっても余りに救済のない事件、日本文化の『親子の情誼(子に対する親の責任意識)』や小此木啓吾の阿闍世コンプレックスとの関係性が深い事件として親子心中の問題があります。人生に絶望した親が子や配偶者を道連れにする心中事件が起こるのは当然日本だけではありませんが、少なくとも『親は親の人生を生き、子は子の人生を生きる』という個人主義の影響が強い欧米文化圏では心中事件が発生する頻度は極めて少ないようです。 ...続きを見る

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2007/07/07 23:56
自己存在のリアリティ(現実性)を喪失する離人症と相補的な拘束作用の働く家庭環境の問題
常識的に考えてその環境から逃げ出すことが望ましいと思われる場合に逃げ出せない理由として、『アダルトチルドレンに絡む関係の静止性の問題』と『暴力・懐柔・経済的依存によるマインドコントロール』が二重三重に組み合わさっている可能性を考えることが出来ます。過去の記事の後半で取り上げた東京都足立区の元妻殺害の事件に限らず、『元配偶者のいる不遇な環境』に半ば自発的に支配拘束されてしまうケースというのは少なからずあります。 ...続きを見る

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2007/06/22 20:50
乳幼児の精神発達と言語獲得のプロセス2:『人間の顔』に対する認知と社会的微笑
新生児は産まれながらに大人や外界の刺激に対して微笑む『生理的微笑』のシステムを持っているが、生後2ヶ月以上くらいになってくると大人の表情を意識して微笑む『社会的微笑』をするようになる。つまり、生後2ヶ月以降の乳児は、『人間の顔』と『人間の顔ではないもの』を弁別して認識するようになり、人間の顔や表情に対して選択的に微笑むようになるが、一般的に生後6〜8週目以降になると『音声の聴覚刺激(母親の声)』よりも『顔の視覚刺激(母親の顔)』に対する反応が良くなっていく。 ...続きを見る

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2007/06/21 16:59
乳幼児の精神発達と言語獲得のプロセス1:新生児の音声の知覚と反射的な模倣
乳幼児は『然るべき時期』に『必要な刺激(愛情)』を与えてあげれば、健全な心身発達と能力の発現を示すことになる。特に、言語機能が完成に近づく『新生児〜幼児期(0〜5歳)の期間』の言語環境・視覚環境は(感覚器官を傷める余りに過剰な刺激は逆効果だが)豊かであればあるほどに良いといえる。自然環境から人工環境まで含めてありとあらゆる対象を指差して質問する子供には、『共感的な声かけ』と『モノの名指し(名前・概念を教えて上げるコミュニケーション)』が言語発達にとって非常に重要な効果をもたらす。 ...続きを見る

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2007/06/21 16:32
『自立』と『依存』を巡るアダルトチルドレンの対人葛藤と『状況の変化』を拒否する心理
アダルト・チルドレンは、『機能不全家族(非保護的環境・愛情剥奪環境)で育てられて大人になった人』という意味で用いられます。子ども時代に独特な偏った方法で家族関係に適応していたアダルト・チルドレンは、感情認識や感情の言語化が困難になるアレキシシミア(失感情言語症)や過剰適応による精神疾患、ストレス回避的な嗜癖(共依存的な人間関係)を発症するリスクが高くなると考えられています。 ...続きを見る

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2007/06/16 10:21
『自分のために生きること』と『誰かのために生きること』のバランスの崩れと機能不全家族の問題
過去の記事では、現代の日本をはじめとする先進国のように、子どもの人権が確立されて子どもが親よりも道徳的・実際的に優位に立ちやすい社会では、積極的に複数の子どもを持とうとするモチベーションが高まりにくいといった話をしました。『子どもの成長・教育・幸福』のために親が全身全霊を注いで尽くす度合いが大きい(過去と比べて)過保護な傾向がある社会では、育児に掛かる心理的・経済的コストが一般に大きくなり、子どもの心理社会的自立に擁する時間は20年以上かかることが珍しくなくなります。国家や地方自治体の育児支援は... ...続きを見る

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2007/06/09 11:07
結婚生活・子どもの育児に対する過度のセキュリティ意識と完全主義欲求:自己責任原理によるストレスの増大
出産・育児に対する夫婦の責任は、子どもを産むか産まないか(妊娠するか否か)の選択権が女性及びカップル(夫婦)に実質的に与えられ、子どもの基本的人権が認められたことによって過去の時代よりも格段に重いものになりました。確実性の高い避妊だけではなく人工妊娠中絶を合法的に行える日本のような社会では、「本当は子どもが要らなかったけど、出来てしまったから仕方なく育てている(自分には子どもを育てる覚悟と能力がないと分かっていたけど、妊娠したから産むしかなかった)」という言い訳は通用せず、子どもを産み育てること... ...続きを見る

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2007/06/04 04:46
個人主義的なプライバシーの尊重と結婚制度を巡る認識の多様化:コミュニティの社会的圧力の観点から
過去の記事では、現代社会で子どもを持つことの責任や意義について触れましたが、現代社会では『育児の喜び・育児の負担・家庭(夫婦)の安定・経済生活の安定』のバランスが崩れているところに種々の問題が起こってきている印象があります。未婚化・晩婚化・核家族化が進み子どもを産み育てることが必ずしも標準的な人生の課題でなくなりつつある社会では、子どもの出産・育児に対する責任を地域社会や親族・友人で緩やかに分有することが困難になります。大多数の人が近い将来に出産・育児をすることが確実であれば、『相互的依存(お互... ...続きを見る

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2007/06/04 04:24
配偶者間・恋人間のDV(ドメスティック・バイオレンス)と共依存的なパートナー選択の問題
前回の記事では、地域社会のコミュニティの衰退と児童虐待の問題について書きましたが、家庭内問題としてのDV(Domestic Violence)や親密な関係にあるパートナーとの間で起こる恋人間暴力について補足しておきます。通常、DVには配偶者ではない恋人(パートナー)からの暴力も含みますが、配偶者間や恋人間の感情的なトラブル(別離・結婚・金銭・浮気などを巡るトラブル)が元となって、室内や車内で相手に激しい暴力を振るうという事件は毎年頻繁に起こります。こういった親密な人間関係の中で突発的に起こる事件... ...続きを見る

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2007/05/26 18:18
ゲマインシャフト(地域共同体)の衰退と家族問題(DV・児童虐待)の非社会的な密室化
過去の記事では、多産多死の前近代的社会と少産少死の近代社会における妊娠出産にまつわる『養育責任の重圧感の違い』に焦点を合わせました。現代の日本社会では、若年夫婦が子どもを産み育てることを賞賛していますし政治的な少子化対策にも国民の関心が集まっていますが、『児童虐待・育児放棄(ネグレクト)・親の責任感や社会的スキルの欠如』が大きな問題となっています。政府が一旦打ち出そうとして辞めた親業マニュアルにしても、『標準的な育児方法のテンプレート(雛形)』を示すことで、(内容には、多少時代に適合しない部分も... ...続きを見る

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2007/05/26 16:51
素直な傾聴(受容)による自己の行動変容の難しさ:儒学の奨学精神と文民優位主義の偏り
前回の記事では、自分自身の存在価値を否定する自暴自棄(自尊心の放棄)が、他者の権利の侵害や社会秩序の脅威になるということや賞罰によるオペラント条件づけによる善悪判断(倫理観)の限界について書きました。 ...続きを見る

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2007/05/24 14:35
『自分(親)の為の子作り』と『子どもの為の子作り』:少産少死の現代社会における親子関係と社会道徳
前回の記事では、自己愛性人格障害の投影(projection)の防衛機制について説明しましたが、自分の存在意義を強める自己愛(self-love)が発達早期の家族関係を通して傷ついた場合に、アダルト・チルドレン(Adult Children)という概念が用いられることがあります。アダルト・チルドレンには、その語感から連想される「精神発達の未熟な子どもっぽい人」というような誤解もありますが、見捨てられ不安に根ざす他者への強い依存性や支配性を持っている点や「自己と他者の区別の認識が弱い」という意味で... ...続きを見る

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2007/05/19 08:15
三歳男児が預けられた熊本市・慈恵病院の赤ちゃんポスト:家族の変質と養育責任の所在
熊本県にあるカトリック系の慈恵病院(蓮田晶一院長)で、5月10日から子どもの生命保護を目的とした「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の運用が始まりました。運用初日に、赤ちゃんポストへの委託が想定されていなかった3歳の男児が預けられたということで、早くも赤ちゃんポストの存在が安易な養育放棄の助長になるのではないかという道徳的批判が起きているようです。 ...続きを見る

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2007/05/16 00:58
学校教育システムの機能不全の露呈と生徒が所属する集団(グループ)の発達変遷過程
愛国心や規範意識、学校再建、教員教育(教員免許更新制)などの問題を巡る教育基本法改正の議論が盛んになっているこの時期に、いじめや学級崩壊、世界史の履修不足、保護者の非常識な振る舞い、教員の指導力不足といった学校教育が抱える諸問題が一気に噴出してきて現場と世論が紛糾している。 ...続きを見る

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2006/11/13 07:17
福岡県筑前町と北海道滝川市のいじめ問題2:教師の言動が生徒に与える影響と学校心理臨床の課題
前回、『福岡県筑前町と北海道滝川市のいじめ問題1:教師・生徒・親の信頼関係の再生といじめ対処の見直し』という記事を書いたが、福岡県の三輪中学校のいじめ事例で担任教諭が被害者児童にいじめ行為をしていた問題とその心理的背景について補足的に考察しておきたい。自殺問題にまで発展するか否かは別として、教育者が調子に乗り過ぎてしまい生徒を皆の前で揶揄したりからかったりして悪ふざけするという状況は、十年以上前から割とありふれた学校の風景としてあった。 ...続きを見る

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2006/10/17 17:56
福岡県筑前町と北海道滝川市のいじめ問題1:教師・生徒・親の信頼関係の再生といじめ対処の見直し
福岡県筑前町の三輪中学校2年生だった男子生徒(13)が、いじめを受けたという遺書を残して自殺した事件が取りざたされているが、このいじめに学級の担任教師が関与していたことが大きな問題となっているようだ。この福岡県のいじめ事件の前にも、去年の9月に、北海道滝川市で江部乙小学校6年生の女児が、いじめを苦にして教室で首を吊るという事件があり、一年近くに及んで、学校側と遺族側がいじめの存在の有無を巡って意見の食い違いを見せていた。 ...続きを見る

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2006/10/17 14:16
ニート(NEET)と発達障害に相関はあるのか?:ニートの定義の曖昧さと発達障害の問題の多様性
『ニートに「発達障害」の疑い、支援に心理専門職も』という新聞報道では、仕事も通学もせず、職業訓練も受けていない15〜34歳の若年層であるNEET(ニート)に発達障害の疑いのある者が少なからず存在していると伝えられている。 前回の記事の最後で書くといっていたニートと発達障害の保有率の問題についての記事を書いてみようと思う。 ...続きを見る

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2006/08/26 17:28
福島県の児童虐待事件と大阪府のマンション監禁事件から考える地域社会の衰退と日常生活の不安
連日35度前後の猛暑の真夏日が続いているが、秋田県の男児殺害事件以降夏に入っても、陰鬱なというか常軌を逸した児童虐待がエスカレートした殺害事件や猟奇的な監禁事件など暗いニュースが続いている。 ...続きを見る

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2006/08/06 19:58
“既婚者の出生数の低下”と“若年層の未婚化・晩婚化”による少子高齢化の進展とその要因
厚生労働省の調査機関である国立社会保障・人口問題研究所は、人口動態の統計分析や結婚・出産・家族に関する意識調査を行っているのですが、妻が50歳未満の夫婦の結婚・出産に関する意識を調べた『出生動向基本調査』の結果が公表されていました。 ...続きを見る

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2006/06/29 11:52
奈良県高1放火事件:家族関係の再構築の問題と権威性のある父子関係のバランス
奈良県田原本町で16歳になる高校一年生の男子が、母親と弟妹を被害者とする放火殺人事件を起こしたというニュースが報道されていた。 県内有数の進学校に通っていた高校生の少年は早朝の5時頃に一階部分に火を放ち、二階で寝入っていた母親と弟妹は逃げ出すことが出来ず残念な結果となったわけだが、この事件の動機として、学業成績と医学部への進路を巡る父親の厳格な教育方針への不満とストレスが大きく取り上げられている。 ...続きを見る

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2006/06/26 10:53
心理・生理・家族構成・職場環境の変化と関係した中年期のメンタルヘルスと特徴的な症候群
前回、中年期の『体力の低下・人生の有限性』の意識変化という記事を書きましたが、今回は、発達心理学的観点から中年期の男性・女性のメンタルヘルスの問題点を少し詳しく説明していこうと思います。 中年期のライフサイクルの特徴や心理・生理・社会・家庭での変化と関係した中年期に好発する各種症候群についても触れていきます。 ...続きを見る

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2006/06/08 10:05
子ども社会のいじめの心理と大人社会のモラル・ハラスメント:集団内での示威と防衛の葛藤
以前の『いじめの頻度依存性に関する記事』の補足で、傍観者のいじめに対する行動選択の話とは別に、心理的問題に原因を帰属する観点での記事を書きかけていました。 ある程度、内容がまとまったので記事をアップしておきます。 ...続きを見る

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2006/04/18 06:58
『子どもの教育環境の調整による能力開発』が直面するモチベーションと社会的学習の問題
うつ病や全般性不安障害、強迫性障害、適応障害など人間の精神障害を構成する基本要素として、『情緒障害=情緒の制御困難・情緒の過剰亢進と異常抑制』を想定することが出来ます。 ...続きを見る

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2006/04/10 23:44
頻度依存行動として発生するいじめ現象:『望ましい行動』を取るコスト・リスクによる葛藤
前回の記事で書いた『心でっかちな日本人―集団主義文化の幻想―』の感想の続きを書きながら、集団の中で起こる個人の相互作用について考えてみます。 ...続きを見る

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2006/03/31 13:03
青年期危機説と青年期平穏説:学校・企業・家庭の環境への適応と社会的自立の問題
心理学者のエリクソン(E.H.Erikson 1902-1994)は、ライフサイクル理論において、青年期の発達段階を『自我アイデンティティの確立』におきました。 ...続きを見る

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2006/03/19 00:01
『厳格さと寛容さのバランスの取れた親子関係』で家族への信頼感と他者(外部)への欲求を育む
過去に、『青年期のアイデンティティ拡散と非社会性の問題:搾取から保護への子どもの権利獲得の歴史』という記事を書きましたが、子どもの発達段階における青年期の自立と家族関係について少し補足しておきます。 ...続きを見る

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2006/03/14 12:22
自立心と依存心の葛藤によって表出する思春期〜青年期の『家庭内暴力・怒りの感情』の問題
前回、『個別的な多様性を見せるトラウマの影響』という記事を書き、トラウマとなる外傷体験の個別的な心身への悪影響と、性的逸脱など自傷的な意味合いを持つ行動の心因について考えて見ました。 ...続きを見る

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2006/01/12 19:48
青年期のアイデンティティ拡散と非社会性の問題:搾取から保護への子どもの権利獲得の歴史
現代社会では、身体的・精神的な児童虐待によって傷つけられる子どもの存在がある一方で、大多数の子どもは親から愛情を受けて幸福に健康になるようにと大切に育てられます。 日々のニュースの中では、子どもを虐待して殺害してしまった親やパチンコや異性関係などの遊興に耽溺して育児を放棄する親が取り上げられたりする機会が多くありますが、それでもやはり大部分の親は子どもが元気に幸せに成長してくれることを願って自分の子どもの生命や権利を大切にしています。 ...続きを見る

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2005/12/28 10:41
ジャン・ピアジェの発生的構造主義と思考機能の発達仮説
前回、認知療法と他の技法の異同と特性についての記事を書きましたが、認知療法の実際的な構造化面接についても少しずつ説明していこうと思います。 今回は、認知療法の具体的な内容に入る前のピアジェの理論や世界観の説明が長くなってしまったので、ジャン・ピアジェの発達段階説や構造主義の概観を示すことで、『スキーマの主体的な変容の可能性』について考えてみます。 ...続きを見る

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2005/11/10 22:07
『父・母・子どもの三者関係』を取り巻く幻想と現実のヴェール
エディプス・コンプレックスの時代制約性や社会規定性が、何故生まれるのか。また、人間の感情や行動や態度のメカニズムを探求する理論は、どうして客観性や一般性を保ち難いのかを考えてみる。 人間が正に自分固有の主観的な感情を持ち、社会的な諸条件によって制限を加えられるという自明の前提を置いて考えると、純粋に物理的な運動・現象を検証して構築された自然科学理論でない限り、(人間関係の心理や行動を分析する理論は)理論負荷性による観察結果の偏向を免れ得ないということではないだろうか。 ...続きを見る

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2005/08/18 20:25
精神分析とうつ病・大人の無意識的願望と子どもの憂鬱感
20世紀初頭、フロイトを始祖とする精神分析は、近代精神医学に比類なき大きな影響を与え、人間の精神現象の理解にパラダイム・シフトをもたらしました。 かつて、精神療法の代名詞でもあった精神分析学は、人間の精神構造の仮説(無意識・前意識・意識)を打ちたて、精神病理のメカニズムを臨床経験を通して解釈して、独自の精神療法体系を築き上げました。 しかし、精神分析の無意識と自我構造論を前提とした精神病理学には、科学的方法論を用いていない故の限界があることもまた事実です。 ...続きを見る

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2005/08/15 01:37
赤ちゃんの精神発達と『母親からの分離・個体化期』の重要性
人生全体のライフ・サイクル(生活周期)の発達段階をエリクソンの理論を通して大まかに眺めてきましたが、人間の発達早期(乳幼児期)の母子関係を中心に子どもの発達を研究した精神科医にM・マーラーがいます。 M・マーラーは、実際に多くの小児を観察して発達理論を考案したわけではないシグムンド・フロイトやエリクソンとは異なり、実際の小児精神科臨床の経験を通して、『分離・個体化』の母子関係の変遷概念を中核とする“乳幼児の発達理論”を構築しました。 ...続きを見る

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2005/08/14 01:05
エリクソンの“心理社会的発達理論”と過去に束縛される“アダルト・チルドレンの苦悩”
過去の記事において、『自己愛と対象愛の発達』と『正常な自己肯定感としての自己愛』について説明しましたが、人間の精神発達理論の古典として最も著名で簡潔にまとめられたものに、精神分析学者エリク・エリクソンのライフ・サイクル理論というものがあります。 ...続きを見る

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2005/08/09 00:09
子どもを持って親になることによる『心理的な成長と人格上の成熟』について
子どもを持ち親になることによって、人間は心理的に成熟するとか人間的に成長するとよく世間一般では言われます。 あるいは、結婚と出産を組み合わせてみるような保守的な価値観の持ち主である場合には、結婚して子どもを育ててこそ一人前の大人であるといった発言が為されることがあります。 ...続きを見る

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2005/08/03 22:46
“包み込む母性原理”と“切断する父性原理”:エディプス・コンプレックスと阿闍世コンプレックス
人間の“パーソナリティ(personality)”は、その人を他者とは異なるものとして規定する“人格構造”であり、その人独自の環境適応パターンを示すと同時に精神の全体的な傾向や特性を意味するものである。 パーソナリティ(personality:人格)は、キャラクター(character:性格)と類似した概念であるが、人格は性格よりも高次の総合的な“精神と身体の相互関連システム”で、性格は人格と比較して他者への感情表現や物事を選択・判断する意志、反復される人間関係のパターンなどに重点が置かれてい... ...続きを見る

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2005/08/01 00:10
『大人の体罰による躾の問題』と『子どもの暴力・衝動性の問題』
『少子化社会の不確定なジェンダーと核家族の子育て』と銘打った一連の記事では、母性と父性が衰微する現代での子育て方法と親として生きる大人たちの不安定なジェンダーについて書いてきました。 ...続きを見る

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2005/07/31 00:20
少子化社会の不確定なジェンダーと核家族の子育て:3
7.子どもに対して嫌味や皮肉を用いた遠まわしの批判をしない ...続きを見る

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2005/07/30 00:15
少子化社会の不確定なジェンダーと核家族の子育て:2
ここで、育児や心身発達に関する全般的な説明や助言をすることなどは出来ませんが、子どもの心身の成長に関する発達心理学的なポイントと、神経心理学的・生物学的な原因から生じる問題への対処も含めて幾つか実践的な育児方法について私見を述べてみます。 ...続きを見る

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2005/07/27 00:35
少子化社会の不確定なジェンダーと核家族の子育て:1
現代社会でよく聞かれる悩みの一つに『育児の困難(育児方法の混乱・育児内容の誤り・育児意欲の低下・教育方針を巡る葛藤)』があります。 その原因として考えられるのは、急速な社会的価値観と家族構造の変化であり、ジェンダー(社会的性差)の認識の違いによる家族観と育児方針の多様化です。 ...続きを見る

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2005/07/25 00:23
『オイディプス王』の悲劇と家父長的な家族神話の観念的葛藤
人間の背負う暗く深き宿業の悲劇を描写した古代ギリシア悲劇の最高傑作『オイディプス王』のテーマは、近親相姦と父親殺害であり、このギリシア古典がフロイトが家族間に見られる『普遍的な無意識的願望』としたエディプス・コンプレックスの原型である。 『オイディプス王』(オイディプス三部作『ライオス』『オイディプス』『テーバイを攻める七人の将軍』)の悲劇の作者はソフォクレスで、アイスキュロスとエウリピデスと並んでギリシア三大悲劇詩人の一翼を担う人物とされている。 ...続きを見る

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2005/07/23 00:27
フロイトのエディプス・コンプレックスとコフートの自己対象との共感的関係
伝統的な精神分析と自己心理学派の赤ちゃんの精神構造のモデルも全く異なるもので、フロイトは赤ちゃんを、自他未分離で本能的欲求である“エスの人格構造”に支配された存在と見ていました。 エスとは、動物的本能や原始的欲求が混沌として渦巻く善悪の分別がない領域であり、破壊衝動や攻撃欲求の原資となるリビドーの源泉でもあります。しかし、エスで生み出されるリビドーは、破壊欲求のエネルギーとして利用されるだけではなく、成長過程で社会性や道徳観を学習していくにつれて、創造的な行動や建設的な欲求のエネルギーとしても... ...続きを見る

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2005/07/22 00:36
『でたらめな仕組みで動く社会』の正当性や根拠にまつわる考察
はてなを運営している近藤淳也さんの『新ネットコミュニティ論 世の中はでたらめな仕組みで動いている』を読み、人間社会のルールと倫理規範、政治権力、市場経済などの仕組みや根拠などについて漠然と考えたので、それを少し文章化して残しておきます。 近藤さんのお話にインスパイアされてこの記事を書いたのですが、近藤さんの述べたいと考える趣旨から相当に脱線していますので、私のモノローグ的な記事として読んでください。 ...続きを見る

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2005/07/18 16:08
明徳義塾の生徒刺傷事件2:傷つきやすい青年期の自己愛とその回復の方略
誰でも、他人と喧嘩になって、いらだちが数日の間おさまらなかったり、他人と口論して、不機嫌なイライラした心理状態が一定期間継続するといった経験をしたことはあると思うが、通常、その攻撃欲求が物理的な殺意として行動化されることはまずない。 彼が何故、実際に相手を刺してしまったのかという本当の心理的な変化の過程は明らかにする術はないが、精神病理による錯乱や興奮といった問題を除けば、『心の内を忌憚なく話せる友人・家族・恋人といった他者』がいなかったことが攻撃欲求を自然に緩和し消滅させられなかった一つの原... ...続きを見る

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2005/07/06 00:04
明徳義塾の生徒刺傷事件:復讐・報復としての殺人の原理的な無意味性
高校野球の名門として知られる明徳義塾高校において、3年生の男子生徒が同級生を刃物で刺傷するという傷害事件が発生し、連日、ニュース報道が為された。 少し前には、山口県の光高校で、3年生の男子生徒が教室に爆発物を投げ込み、大勢の同級生を負傷させるという爆発事件が起きて、インターネットにおける危険な有害情報の流通などの問題と共に社会を騒然とさせた。 ...続きを見る

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2005/07/04 00:16
傷ついた自己愛の防衛と補償のメカニズムと母子一体感からの脱却
自己愛と対象愛の相補性や自己顕示的な自己愛と社会的行動の発生について、前の記事で述べましたが、今回は、“病的な自己愛”と“健全な自己愛”の差異についてハインツ・コフートの自己心理学を元にして書いてみたいと思います。 ...続きを見る

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2005/07/03 18:53

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