アクセスカウンタ

zoom RSS テーマ「心理学」のブログ記事

みんなの「心理学」ブログ

タイトル 日 時
物事はなぜ計画通りに進まないのかの心理学2:統計の外部情報と他人の意図・能力の無視
物事はなぜ計画通りに進まないのかの心理学2:統計の外部情報と他人の意図・能力の無視 極端にリスクや浪費を恐れて未来を悲観する人、今までの成功経験や周囲の支持・賞賛がない自分に自信がない人は、最高責任者や意思決定者にまずなりにくいというのが『楽観バイアスによる計画の錯誤(予算の肥大)』の要因になっているのである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/03/23 19:16
物事はなぜ計画通りに進まないのかの心理学1:計画の錯誤を生む楽観バイアスと専門家の直感
物事はなぜ計画通りに進まないのかの心理学1:計画の錯誤を生む楽観バイアスと専門家の直感 未来を予測することや物事を計画通り(予算通り)に進めることはかなり困難である。教育と訓練を受けていて当該分野に精通しているはずの専門家でさえ、往々にして統計的傾向や確率を軽視して間違ってしまう。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2017/03/23 19:11
やる気・行動力を高める考え方とニヒリズムのリスク2:自分から他者・世界を拒絶せずにやってみる
やる気・行動力を高める考え方とニヒリズムのリスク2:自分から他者・世界を拒絶せずにやってみる 何をやっても意味がないとか、どうせ頑張っても無駄だとかいうニヒリズムは『自分と他者(外界)との切り離し』を行う作用を持つので、必然的に『何事に対しても誰に対しても興味関心をモテない無気力な態度・やる気のない姿勢』につながるのです。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2017/03/15 11:41
やる気・行動力を高める考え方とニヒリズムのリスク1:面白くない・つまらないの決めつけを捨てる
やる気・行動力を高める考え方とニヒリズムのリスク1:面白くない・つまらないの決めつけを捨てる やる気(意欲)がでないや行動力がでなくなるというのはうつ病(気分障害)の中心的な症状ですが、うつ病のような精神疾患の水準の意欲低下・行動力低下でなくても、一般的な悩みとしてやる気がでなくて行動力がないというのは多いものです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2017/03/15 11:40
グリム童話『つぐみの髯の王さま』と女性の持つアニムスの働き2:アニムスと自立・孤独を巡る葛藤
グリム童話『つぐみの髯の王さま』と女性の持つアニムスの働き2:アニムスと自立・孤独を巡る葛藤 女性の持つアニムス(内的な男性像・男らしさ)の強度には非常に大きな個人差があるとされるが、アニムスが強い女性というのは男性主義から自立を成し遂げて大きな成功・活躍(中には歴史的功績の達成)をすることがある一方で、あまりに女性の内面にあるアニムスの影響力が強すぎると『他者を切断して自立するための孤独・能力』や『他者(男性)に寄り掛からない自由のための戦い・不安』で大きな苦労や負担を背負い込むことも多いだろう。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/03/14 16:51
グリム童話『つぐみの髯の王さま』と女性の持つアニムスの働き1:美貌と自我と男性原理の切断
グリム童話『つぐみの髯の王さま』と女性の持つアニムスの働き1:美貌と自我と男性原理の切断 グリム童話の『つぐみの髯の王さま』ではお姫様のアニムスとして『父親である国王』が機能しているのだが、ユングが自己主張・意思決定としてアニムスの影響が現れるというように『男性の選り好み(あるいはかぐや姫による無理難題のふっかけによる拒絶)』というのも視点を変えればアニムスの働きとして解釈することが可能だろう。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2017/03/14 16:49
ユングのアニマとアニムスの二元論:物語に見る親子関係(父娘)のコンプレックス
ユングのアニマとアニムスの二元論:物語に見る親子関係(父娘)のコンプレックス カール・グスタフ・ユングは男女の性差に関する分析心理学の元型(アーキタイプ)として『アニマ』と『アニムス』を提唱した。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2017/03/14 16:45
カール・グスタフ・ユングの外向性・内向性のタイプ論とライフスタイル:元型に見る二元論の思考法
カール・グスタフ・ユングの外向性・内向性のタイプ論とライフスタイル:元型に見る二元論の思考法 分析心理学のカール・グスタフ・ユングは『タイプ論(性格理論)』で人間の性格傾向を大きく、自分の外部にある世界(人・モノ)にリビドーを向ける『外向性(extroversion)』と自分の内面の世界(思考・イメージ)にリビドーを向ける『内向性(introversion)』に分類した。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2017/03/03 05:23
小金井ストーカー刺傷事件とストーカーの心理:被害者保護の再犯予防策・矯正教育の検討
小金井ストーカー刺傷事件とストーカーの心理:被害者保護の再犯予防策・矯正教育の検討 音楽活動をしていた女子大生の冨田真由さん(21)が2016年5月21日に、東京都小金井市で、ファンとされる無職・岩埼宏被告(28)に折りたたみ式ナイフで首など34箇所を刺され重傷を負った事件は、奇跡的に一命は取り留められたもののストーカーによる事件の中でも極めて執拗かつ残酷な事件として印象に残っている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/02/24 15:50
ユング心理学の自己(セルフ)の元型とグリム童話『黄金の鳥』2:父性・イニシエーションの衰退
ユング心理学の自己(セルフ)の元型とグリム童話『黄金の鳥』2:父性・イニシエーションの衰退 グリム童話『黄金の鳥』では、三人の王子の人生・行動の選択や分岐点もテーマになっており、三男の王子は長男・次男よりも『結果として適切な選択だが、一般的に非常識(間違っている感じ)な選択』をすることによって黄金の鳥を手に入れる成功の道を進んでいく。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2017/02/02 04:24
ユング心理学のトリックスターの元型とグリム童話『黄金の鳥』1:最低と最高の交代可能性
ユング心理学のトリックスターの元型とグリム童話『黄金の鳥』1:最低と最高の交代可能性 昔話や物語では『親による子殺し(子による親殺し)のテーマ』として、例外を許さない厳しい契約履行(約束遵守)が表現されることもある。昔話や物語(童話)における『王』は『規範・秩序の体現者』であり、王が悩んだり苦しんだりしている状況を『王子・若者・勇者』などが解決することによって、『規範・秩序の回復』や『旧体制の崩壊による新体制の構築』が展開されることにもなる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2017/02/02 04:22
S.フロイトの精神分析理論における父性原理(男性原理)の影響:切断する父性と包容する母性
S.フロイトの精神分析理論における父性原理(男性原理)の影響:切断する父性と包容する母性 ジークムント・フロイトの精神分析が理論的な説得力としての有効性を弱めた理由の一つとして、『女性原理(母性原理)優位の時代性』がある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2017/02/02 04:20
幸福を感じるための人間関係・つながりの欲求についての考え方2:存在の相互承認の機会
幸福を感じるための人間関係・つながりの欲求についての考え方2:存在の相互承認の機会 近代的自我と競争原理は一般的に、自分と他者の幸せ(目標)を切り離して、自分だけ(自分と深い関わりのある家族や人たちだけ)が幸せになろうとするので、余計に主観的幸福感・人生の意味の実感が低下しやすくなってしまう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2017/01/19 02:41
幸福を感じるための自己実現欲求についての考え方1:自己実現のプロセスと自分にとっての成長感
幸福を感じるための自己実現欲求についての考え方1:自己実現のプロセスと自分にとっての成長感 エイブラハム・マズローの欲求階層説で最上位に置かれている『自己実現の欲求』は、現代の日常的な言葉に直せば自分の潜在的な能力・可能性を発揮して、『なりたい自分になる』ということである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2017/01/19 02:38
時代・仕事・社会の急激な変化に適応を求められる現代人2:経済と精神の豊かさのバランス
時代・仕事・社会の急激な変化に適応を求められる現代人2:経済と精神の豊かさのバランス 真面目で几帳面な勤勉家、秩序を重んじて他者に配慮し過ぎて変化を嫌う人は、うつ病になりやすいリスクを抱えている。『自律的な目標達成・ビジョン設定』は苦手であり、『今までのやり方やルールが変わる大きな変化』に対して不適応を起こしやすい。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2017/01/07 22:21
時代・仕事・社会の急激な変化に適応を求められる現代人1:うつ病の病前性格としての勤勉性・硬直性
時代・仕事・社会の急激な変化に適応を求められる現代人1:うつ病の病前性格としての勤勉性・硬直性 ブラック企業の問題でも、仕事・職場のストレスや苦痛の問題でも、うつ病・パニック障害などの精神疾患の発症やメンタルヘルスの悪化が見られ、最悪のケースでは自殺で生命を落としたり長期の入院生活・自宅療養を余儀なくされることになる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2017/01/07 22:18
前野隆司『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』の書評:人間はどうすれば幸福を感じられるのか?
前野隆司『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』の書評:人間はどうすれば幸福を感じられるのか? 現代を生きる人間の目的の中心にあるのが『幸福追求』であり、多くの人が幸福になりたいと願い、不幸になりたくないと不安になっている。主観的な幸福感を実感することだけが、人間の生きる意味や価値なのかというと一義的に定まるものではないと思うが、それでも誰もが『幸福追求のプロセスとその帰結(現状の実感)における迷い・悩み・苦しみ』を背負っているのが現代である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/12/30 15:49
マンスプレイニングはどうして男性に多いのか?:男性社会の変化と中高年男性の若い女性との関わり
マンスプレイニングはどうして男性に多いのか?:男性社会の変化と中高年男性の若い女性との関わり 男性が女性に対して“上から目線”で説明・説教するという『マンスプレイニング(Mansplaining)』が、BLOGOSの記事で取り上げられていました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/11/23 08:29
“共感(empathy)”に基づくコミュニケーションの効果と難しさ2:思考の共感・感情の共感
“共感(empathy)”に基づくコミュニケーションの効果と難しさ2:思考の共感・感情の共感 気のおけない親密な間柄や長期の付き合い、強い信頼感があるほど『共感的理解の妥当性・正確さ(自分が相手に共感してもらえているな・相手が自分のことを分かってくれているなと思える実感)』は、やはり上がりやすくはなってくるし、正確でなくてもお互いの信頼関係や依存心、安心感によって当意即妙のやり取りができていると感じやすくもなる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/11/22 19:14
“共感(empathy)”に基づくコミュニケーションの効果と難しさ1:他者の内面は正確には分からない
“共感(empathy)”に基づくコミュニケーションの効果と難しさ1:他者の内面は正確には分からない カウンセリングや心理療法では、カール・ロジャーズのクライエント中心療法(来談者中心療法)をはじめとして『共感(empathy)』が重視されている。共感しながら相手の感情や立場を理解していくという『共感的理解』は、カウンセリングだけではなく良好・親密で安心できる人間関係の基本にもなっている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/11/22 19:12
自閉症スペクトラムの限られた分野の集中力とADHDの新奇性探求:時代・環境で変わる発達障害の適応度
自閉症スペクトラムの限られた分野の集中力とADHDの新奇性探求:時代・環境で変わる発達障害の適応度 児童期前後から競争原理や経済活動に全面的にコミットして、夫婦が共働きで必死に生きていくようになってきている物質的に豊かな先進国では、親が子供に十分に構って上げられる時間やスキンシップ、対話が少なくなりがちである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/11/12 01:10
生物学的原因を重視する発達障害と親子・養育要因を重視する愛着障害:社会階層の影響とADHD
生物学的原因を重視する発達障害と親子・養育要因を重視する愛着障害:社会階層の影響とADHD 幼少期の良好な親子関係の相互性を通した『愛着(attachment)』の形成は、自分の存在を支えて居場所を作ってくれる『対象恒常性』の確立につながりやすい。無条件の愛情を注いで傍にいてくれた『親・養育者』を原型とする対象恒常性は、自分の内面にある安定したイメージであり信頼・安心のある人間関係のパターンである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/11/12 01:07
埼玉県朝霞市の中学生誘拐監禁事件と少女を洗脳しようとした被告の動機・心理の特異性:2
埼玉県朝霞市の中学生誘拐監禁事件と少女を洗脳しようとした被告の動機・心理の特異性:2 この誘拐事件の被告に解離性障害のような意識状態の変性があったのだとしたら、その原因は『自己評価・自己肯定を低下させた過去の愛着障害やトラウマ』と推測されるが、自分自身が『人間扱いされていない・他人から愛されたり尊重されるべき存在ではない』といういじけや拗ね、面白みのなさがあり、そういった他者不信や社会不適応が『少女は非人間的な被験者(人間を冷淡にモノ化した認識)』という異常な対人認知を生み出したともいえる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/11/05 08:59
埼玉県朝霞市の中学生誘拐監禁事件と被告の現実逃避的なパーソナリティー特性:1
埼玉県朝霞市の中学生誘拐監禁事件と被告の現実逃避的なパーソナリティー特性:1 埼玉県朝霞市で当時中学1年生だった女子生徒を誘拐して、千葉市や東京都中野区の自宅で約2年間にわたって監禁し、精神的虐待を行って深刻なPTSD(心的外傷後ストレス障害)を負わせたとされる元千葉大生で就職も決まっていた24歳の容疑者の刑事裁判がさいたま地裁で行われている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/11/05 08:57
昔話『三年寝太郎』はなぜ怠け者がハッピーエンドになるのか?:勤勉(意識)と怠惰(無意識)の相互作用
昔話『三年寝太郎』はなぜ怠け者がハッピーエンドになるのか?:勤勉(意識)と怠惰(無意識)の相互作用 常識的な仕事の訓話として書かれるのであれば、勤勉な働き者がハッピーエンドを迎えるべきである。イソップ童話の『アリとキリギリス』のキリギリスのように、享楽的な怠け者は然るべき罰を受けてひどく困るというバッドエンドが待ち構えているべきでもあろう。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/10/05 03:05
グリム童話『ものぐさ三人息子』『糸繰り三人おんな』で肯定される怠惰と近代の勤勉道徳
グリム童話『ものぐさ三人息子』『糸繰り三人おんな』で肯定される怠惰と近代の勤勉道徳 近代産業社会は勤労の義務や労働規範の強い社会であり、『働き者=善・怠け者=悪』『生産性+消費力の高さ=善・生産性+消費力の低さ=悪』とする二元論の影響が強い。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/10/05 03:02
千葉県の姉による弟の殺害事件2:騒音トラブル・自分の居場所・家族とプライバシー
千葉県の姉による弟の殺害事件2:騒音トラブル・自分の居場所・家族とプライバシー 25歳の姉はスーパーのアルバイトをしていて、21歳の弟は老人福祉施設の職員として働いていたようだが、姉が弟を殺害した動機は『小さなことで弟ともめ、殺害してしまった』としか報道されていないものの、ネットの情報では『弟の音ゲーの騒音+複数の友達を呼んでの大騒ぎ』をはじめとする『弟の家庭内のルール違反+自宅の所有権の主張』が殺人の引き金になったのではないかと言われているようだ。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/09/21 19:25
千葉県の姉による弟の殺害事件1:遺体切断の心理と事件事故から逃げようとする咄嗟の保身
千葉県の姉による弟の殺害事件1:遺体切断の心理と事件事故から逃げようとする咄嗟の保身 9月13日に千葉県酒々井町の一軒家で起きた殺人事件は、25歳の姉が21歳の弟を殺害して遺体を切断するという猟奇的な色彩のある事件だった。遺体を傷つけて損壊や切断をする行為は、強い生理的嫌悪感や倫理的忌避感を引き起こしやすいが、遺体損壊をする人の心理そのものは『加害性・残虐性』よりも『逃避性・(死体・証拠の)隠匿性』の現れであることが多い。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/09/21 19:22
ADHD(注意欠如・多動性障害)の発達障害と愛着障害の側面:なぜ先進国で多く途上国で少ないのか?
ADHD(注意欠如・多動性障害)の発達障害と愛着障害の側面:なぜ先進国で多く途上国で少ないのか? 発達臨床心理学・精神医学の専門家の中には、ADHD(注意欠如・多動性障害)を主に遺伝的要因(生物学的要因)によって発症する発達障害の一種として認めない人もいる。その理由は、ADHDの短期間での急増が『数十年のスパンの遺伝子の変異』によって生じたとは考えにくく、ADHDの発症率に『先進国と途上国の間』で大きな差があり、それを『先天的な遺伝子要因の違い』だけで説明することが困難だからだろう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/09/15 13:01
発達障害の遺伝要因と養育要因の影響:自閉症スペクトラムの社会階層性・能力特性
発達障害の遺伝要因と養育要因の影響:自閉症スペクトラムの社会階層性・能力特性 現代では、ADHD(注意欠如・多動性障害)や自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)をはじめとする広義の発達障害が急増していると言われる。発達障害の原因は、真面目に愛情をもって子供を育ててきた母親の養育責任や罪悪感を免除するという社会的配慮も含めて、『養育要因(環境要因)』は関係がなく『遺伝的要因・生物学的要因(脳の先天的な成熟障害・機能障害)』のみによって発症維持されると考えられている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/09/15 12:56
自己愛性パーソナリティーの人の“適応的な能力発揮”と“不適応な挫折・無気力”:自己愛の調整
自己愛性パーソナリティーの人の“適応的な能力発揮”と“不適応な挫折・無気力”:自己愛の調整 超自我の自己規律や自我理想の追求を前提にして自己アイデンティティーを構築していた時代には、超自我・自我理想に見合った自分の人格や人生を築き上げていくことが『自己愛の高まり』につながっていた。だが、現代ではより本能的かつ直接的に『誇大自己(現実の自分を超えた幼児的な全能感の幻想)』が満たされるか否かで『自己愛の高まり』が規定される時代へと変わってきているのだという。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/08/18 00:05
小此木啓吾の“自我理想による自己規律”と“父性衰退の自己愛の肥大”:社会・他者との関係性
小此木啓吾の“自我理想による自己規律”と“父性衰退の自己愛の肥大”:社会・他者との関係性 厳粛な顔をしたミケランジェロのモーゼ像は自己愛の肥大を許さない現実原則の投影である『父性像・父権性(去勢して社会適応するもの)』としても読み解くことができる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/08/18 00:03
フロイトのミケランジェロのモーゼ像の感想とエディプスコンプレックスの去勢:自己愛と自己規律
フロイトのミケランジェロのモーゼ像の感想とエディプスコンプレックスの去勢:自己愛と自己規律 “自己愛(self-love)”とは自分で自分を愛することであり、自分を他者よりも優遇して自己中心的な欲望を何とか満たそうとすることである。人間は乳幼児期には誰もが自己愛に支配されていて、特に産まれて間もない赤ちゃんの時には泣いたりぐずついたりして、自分の自己中心的というか本能的な食欲・親和欲求・不快感の緩和を何とか満たしてもらおうとする。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/08/18 00:01
デビッド・D・バーンズの『武装解除法』のコミュニケーションスキルと相手への共感の伝え方
デビッド・D・バーンズの『武装解除法』のコミュニケーションスキルと相手への共感の伝え方 自分のほうが正しいのだから相手に負けまいとか、相手をやり込めてやろう(困らせてやろう)という構えでいると、どうしても自分の気持ちがオープンにならず、相手につけ込まれないようにと自我防衛機制が過剰に働いてしまいやすくなる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/08/05 12:06
合わないと感じる人間関係を改善させる認知療法的アプローチ:自分の言動が相手にどう受け取られるか
合わないと感じる人間関係を改善させる認知療法的アプローチ:自分の言動が相手にどう受け取られるか 認知療法(cognitive therapy)のメリットは自分の物事の捉え方や解釈である『認知(cognition)』を肯定的に変容させることで、気分・感情を改善させて行動のモチベーションも高まりやすいということである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/08/05 12:04
グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』から読み解くグレートマザーの光・影と子供の自我の成長
グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』から読み解くグレートマザーの光・影と子供の自我の成長 ユングが構想したカインコンプレックスは『きょうだい間の憎悪・競争・嫉妬』を材料とした複雑な感情複合体であるが、もちろん、人間のきょうだい間で生成発展する感情のあり方はネガティブなものだけではなく『共感・応援・助け合い・親しみ』などのポジティブなものもある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/07/22 05:24
カインコンプレックスときょうだい間の競争心・嫉妬心:親の愛情・承認を巡る同胞葛藤
カインコンプレックスときょうだい間の競争心・嫉妬心:親の愛情・承認を巡る同胞葛藤 きょうだい間(兄弟姉妹間)に生起する感情コンプレックスを表現する概念として、分析心理学のカール・グスタフ・ユングは『カインコンプレックス』を提唱した。カインコンプレックスというのは『旧約聖書 創世記第4章』のカインとアベルのエピソードに題材を取ったきょうだい間のコンプレックス(同胞葛藤)であり、そのコンプレックスを構成する主な感情は『嫉妬心・競争心・憎悪』である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/07/22 05:21
人の専門家の判断と統計的アルゴリズムの計算はどちらが未来を正しく予測できるか?:ポール・ミールの研究
人の専門家の判断と統計的アルゴリズムの計算はどちらが未来を正しく予測できるか?:ポール・ミールの研究 『統計的な傾向・事実』というのは信じられないほどに軽視・無視されるものだが、これは人間の認知傾向が基本的に『統計を経験的実感としては理解できないこと』に由来しているとされる。個人的な経験・感覚・自信に基づく印象というのは、一般的に統計的な傾向・事実よりも圧倒的な影響力を持っている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/07/17 18:34
シンプルに信じられることの幸福・自信とファンドマネージャー(専門職)の『スキルの錯覚』
シンプルに信じられることの幸福・自信とファンドマネージャー(専門職)の『スキルの錯覚』 一般的に、人間の脳の認知機能は『もっともらしい物語性・因果関係(結果バイアス・後知恵)』を非常に強く好む傾向があるので、『統計的な平均回帰(偶然・運の要素)』は軽視されるか無視されやすい。『こういう原因があったからこの結果が生まれたのだという納得・理解の快感』は、客観的には『好ましいストーリーを通して物事の真理が分かったつもりになっている』に過ぎないとも言えるが、主観的には『自分は物事や経済の仕組みに精通している』という非常に高い自己評価(自信)や秩序感を与えてくれるのである。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/07/17 02:59
もっともらしい因果関係やストーリーを作り出す人間の脳:結果バイアス・ハロー効果
もっともらしい因果関係やストーリーを作り出す人間の脳:結果バイアス・ハロー効果 高度な教育や特別な訓練を受けた専門家でも、専門分野をはじめとするさまざまな分野の対象について『遠い未来の出来事・今と異なる状況での行動』を正確に予測することは不可能である。『客観的な因果関係』についての人の認識もいい加減な部分が多く、結果を見てから原因のストーリーを創作して納得するという『結果バイアス』が働きやすい。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/07/17 02:56
他者に対する嫌悪・拒絶を生む人間アレルギーと愛情・嫌悪の両価的な愛着障害:2
他者に対する嫌悪・拒絶を生む人間アレルギーと愛情・嫌悪の両価的な愛着障害:2 人間アレルギーに対する即効性の対処法は『拒絶反応を感じる相手から距離を取ること・物理的にも心理的にも離れること』であるが、苦手意識や拒絶感を感じた相手のすべてを遠ざけているばかりでは、仕事関係や社会生活が上手くいかないことも多い。だから岡田尊司氏は著書『人間アレルギー』の中で、人間アレルギーを悪化させないための対応策というか心理的能力として『共感性』と『自己省察力』を上げている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/07/03 14:54
他者に対する嫌悪・拒絶を生む人間アレルギーと他者の悪意を推測してしまう認知の歪み:1
他者に対する嫌悪・拒絶を生む人間アレルギーと他者の悪意を推測してしまう認知の歪み:1 人間アレルギーでは些細なやり取りがきっかけとなって、『異質性・違和感を感じた他者』に対する嫌悪感・拒絶感が強まり、その相手との人間関係(コミュニケーション)を維持できなくなってしまう。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/07/03 14:50
グレートマザー(太母)の示すネガティブな女性性と河合隼雄のグリム童話『トルーデさん』の分析
グレートマザー(太母)の示すネガティブな女性性と河合隼雄のグリム童話『トルーデさん』の分析 ユング心理学を専門とした河合隼雄氏は『昔話の深層 ユング心理学とグリム童話』において、グレートマザー(太母)をはじめとする女性性(母性性)の持つアンビバレンツを反映したグリム童話の物語として『トルーデさん』『蛙の王様』『黄金の鳥』などを上げて説明している。特に、殺さなければならない何の理由もない女の子を棒切れに変えて暖炉の火の中に投げ込んでしまう『トルーデさん』は、グレートマザーの非合理的かつ恣意的な恐ろしい悪母・魔女のイメージとして取り上げられている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/06/21 07:27
ユング心理学のグレートマザー(太母)の元型が持つ善悪の二面性:昔話・童話の物語やイメージの分析
ユング心理学のグレートマザー(太母)の元型が持つ善悪の二面性:昔話・童話の物語やイメージの分析 集合無意識(普遍的無意識)を前提とする分析心理学を創始したカール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung,1875-1961)は、集合無意識の内容を典型的に象徴するイメージとして様々な種類の『元型(アーキタイプ)』を考えた。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/06/21 07:25
岡田尊司『人間アレルギー なぜ「あの人」を嫌いになるのか』の書評2:過剰な異物認識
岡田尊司『人間アレルギー なぜ「あの人」を嫌いになるのか』の書評2:過剰な異物認識 人間アレルギーの根本原因として、『愛されず虐げられてきた過去のトラウマ(不信・怒り・憎悪の鬱積と再現)』と『愛着障害による他者との距離感の混乱』を上げている。幼少期から現在に至るまで他者からの愛情・優しさ・保護を受けた感情記憶が殆どない場合(あるいは親も含めた他者から攻撃・拒絶・否定・侮辱を受けた記憶が多い場合)には、他者全般を基本的に『近づくべきではない危険な存在』とする認知の偏りや歪みが生じやすくなるというのは説得力のある論理展開だ。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/06/14 19:06
岡田尊司『人間アレルギー なぜ「あの人」を嫌いになるのか』の書評1:異質な他者への拒絶・嫌悪
岡田尊司『人間アレルギー なぜ「あの人」を嫌いになるのか』の書評1:異質な他者への拒絶・嫌悪 人間には“自己”と“異物”を区別して異物を攻撃・排除する『免疫応答反応』が備わっていて、この免疫によって細菌・ウイルスの感染症から自分の身を守っているが、免疫反応が不適切にアレルゲン(原因物質)に過剰反応してしまうと『アレルギー』が起こってしまう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/06/14 19:04
舛添要一都知事の“メンタル最強”と“自己特別視・客観視・脱人格化”の心理メカニズム
舛添要一都知事の“メンタル最強”と“自己特別視・客観視・脱人格化”の心理メカニズム 舛添知事の『メンタル最強(膨大な数の非難・否定に折れない平常心)』を実現している心理メカニズムを推測するとすれば、『自己特別視』『客観視(傍観者意識)』『脱人格化』などを上げることができるのではないかと思う。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2016/06/12 21:37
ロバート・ザイアンスの単純接触効果と馴れたものに安心・好意を感じる動物
ロバート・ザイアンスの単純接触効果と馴れたものに安心・好意を感じる動物 精神状態がリラックスしていて気分・機嫌が良い時の問題は、システム1の認知容易性と相関した直感性・創造性が優れやすくなる代わりに、緊張感・警戒心が弱まるために『物事を疑って深く思考すること(システム2による努力と集中を要する思考)』ができなくなるということである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/06/02 20:56
認知容易性(分かりやすさ)による直観的な判断:馴染みがあるものほど信じやすい
認知容易性(分かりやすさ)による直観的な判断:馴染みがあるものほど信じやすい プライム(先行刺激)によって、人間の認知・行動は『プライミング効果』の無意識的な影響を受ける。先行刺激のプライムを与えられることによって『認知容易性(見慣れていることによる認知のしやすさ)』が高まるのだが、あまり深く考えなくてもすぐに認識できるという『認知容易性(cognitive ease)』は思われている以上に人の直感・思考・判断・行動に影響を与えている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/06/02 20:53
プライミング効果と人間の自由意志の懐疑:お金のプライムで個人主義化・利己化する人
プライミング効果と人間の自由意志の懐疑:お金のプライムで個人主義化・利己化する人 本人が『何でもない言語・感覚の刺激(プライム)』と思っているものが、自分の想定を超えた『連想活性化の作用=プライミング効果』をもたらすことがある。プライミング効果の実際に確認できる効果は、事前の心理状態やパーソナリティーによって個人差がある上に、効果自体もかなり小さなものではある。だが、プライム(先行刺激)が言葉の連想や行動の変化に一定の影響を与えること自体は否定できない事実としてある。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/05/21 14:58
連想活性化の脳機能と連想記憶ネットワーク:精神分析の無意識の言語化の仕組み
人間の認知には“ある言葉(観念)”から“別の言葉(観念)”が自動的に連想されて、更に別の言葉(観念)が呼び起こされて次々につながっていくという『連想活性化(連合心理学の観念連合)』の機能がある。連想活性化は、自動的かつ反射的に働く“システム1”の脳機能であり、人間の持つ言語や観念のメカニズムをかなり強く規定している。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/05/21 14:55
弁護士の局部切断事件と妻の心理状態に関する記事2:男女の性愛・愛着における怒りと傷つきやすさ
弁護士の局部切断では、妻が合意の上で浮気をしたことがバレたというのではなく、勤務先の上司である国際弁護士から言い寄られて肉体関係を強要されていると夫である被告に伝えたので、被告の男は妻(パートナー)を責めるのではなく弁護士(妻にセクハラや性行為を強要していると決めつけた浮気男)に怒り・攻撃を向けたのだと解釈することはできる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/05/17 14:15
弁護士の局部切断事件と男女の嫉妬心・独占欲の現れ方1:肉体と精神の裏切りのどちらにより傷つくか
去年8月に起こった猟奇性の強い『局部切断事件』は、元プロボクサーで慶応大のロースクールの大学院生だった被告男性(25)が、妻に肉体関係を強要したと激高して、妻の上司である国際弁護士(42)を複数回殴りつけて気絶させ、枝切りばさみで局部を切断してトイレに流したというものである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/05/17 14:12
セルフコントロールと認知能力の相関とシステム2:努力・意志を必要とせずに課題をこなすフロー
心理学者のキース・スタノビッチとリチャード・ウェストが、人間の脳機能を『自動的・直感的に働く脳機能(システム1)』と『意識的・理性的に働かせる脳機能(システム2)』に分けて考える認知モデルを初めて提唱したが、このモデルは人間の認知的な間違いやすさを上手く説明してくれる。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/04/20 13:36
人間の脳はなぜ間違えるのか?:システム1の自動的な印象・バイアスとシステム2の知識・努力
システム1の脳機能は衝動的な自動反応であり、システム2は意識的なセルフコントロールである。システム2はシステム1の何も考えていない衝動を、『知識・努力・計画・注意力』などを働かせながら、より状況適応的な行動へと調整していくと考えることができる。システム2のセルフコントロール(自己制御)やセルフモニタリング(自己監視)が機能していなければ人間は社会的・知的な動物としてお互いに配慮し合うような行動ができないということになってしまうだろう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/04/12 08:46
ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』と人の二段階の脳機能:自動反応と努力を要する知的作業
プロスペクト理論で知られる行動経済学者・心理学者のダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman,1934)の『ファスト&スロー』では、『自動的に働く脳機能(システム1)』と『意識的に働かせる脳機能(システム2)』を分類することによって人間の行動形成を認知科学的に説明している。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/04/12 08:43
埼玉県朝霞市の女子中学生誘拐監禁事件2:ストックホルム症候群・逃げられない心理
女性(未成年者)を監禁する犯罪心理というのは、『自由意思(選択権)を持つ他者と向き合えない小心さ・臆病さ』に由来している。ロリコンの関与した監禁では特に、女性に対する身勝手な支配欲求(主従関係・処女崇拝願望)と並んで、『同世代の女性(その背後にいる恋人の男性との競争)への恐れ・嫌悪』や『対等な立場にある女性に拒絶される恐れ・不快(自尊心・女性の幻想を傷つける恐れのあるリスクの回避)』が影響していることが多く、自分以外の男の魅力や価値を積極的に認めて選んでいく同世代の女性への一方的な憎悪・嫉妬のよ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/03/30 22:40
埼玉県朝霞市の女子中学生誘拐監禁事件1:順調に見えた国立大卒の容疑者はなぜ罪を犯したか?
2014年3月に埼玉県朝霞市で行方不明になっていた当時中学1年の女子生徒(15)が、約2年ぶりに東京都中野区で無事に保護された。行方不明になってからテレビで、駅の街頭に立つご両親が必死に捜索活動をされている様子を見た記憶があるが、その後も行方不明者を探す報道特番などでこの誘拐された女子中学生が取り上げられていた。トラウマになるような精神的な傷つきや中長期的な心身への悪影響の心配はあるが、身体的には大きな怪我や病気がなく、無事に両親と再会することができたのは本当に良かったと思う。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/03/30 19:23
苦手(嫌い)と思った人との関係はなぜ改善しづらいのか?2:他人に対する要求と自分の接し方
きちんと話す機会があれば、本当はそれほど嫌い(苦手)にならずに済んだ相手でも、『自分とは合わない・苦手なタイプ・表情(態度)が気に入らない・生意気で偉そう(卑屈で暗い)』というような印象を持ってしまうと、『相手の本当の性格・本音の考え方』に触れられるコミュニケーションまで敢えて進まないような態度を取ってしまう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/02/19 16:07
苦手(嫌い)と思った人との関係はなぜ改善しづらいのか?1:ネガティブな想像・決めつけの相互作用
第一印象の良かった相手とは、会う度にその人の『長所・美点(人柄の良さ)』が目について更に好き(好意的)になっていくことが多い。第一印象の悪かった相手とは、会う度にその人の『短所・欠点(人柄の悪さ)』が目について更に嫌い(苦手)になっていくことが多い。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/02/19 16:02
自己アイデンティティーと価値基準・生き方の個別性2:自分と他人の違いを受け容れて生きる
繊細な感受性を持っていて他人の気持ちをいつも慮ってしまう神経過敏な性格の人が、小さなことを気にせず、自分の言動で他人が傷ついてもお構いなしに『タフ・貪欲な人』になろうとしてもなれるものではなく、かえって精神的に疲れきってしまうのです。勉強にあまり興味がなくて机に座っているだけでも苦痛な人が、敢えて知識労働のデスクワークを目指しても、その仕事を長く続けることができず収入が良くても主観的な満足も得られないでしょう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/02/12 18:26
自己アイデンティティーと価値基準・生き方の個別性1:優劣や上下の競争にこだわる弊害
精神分析家のE.H.エリクソン(1902-1994)が、社会的精神発達論で掲げた青年期の発達課題として『自己アイデンティティーの確立』があります。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/02/12 18:24
『青い鳥症候群』と今ここにない理想の自分・幸福へのとらわれ:自分の弱さとの向き合い方
見せかけのプライドや虚栄心にこだわり過ぎている人は、『他人の目(他人の評価)が気になって仕方ない・他人の判断によって自分の人生の選択や方向さえ変わってしまう』という他律的な神経症的パーソナリティーを持つ人であり、他人が自分のことを四六時中考えているはずがないという当たり前の現実に気づけずに苦しんでいる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/01/15 04:31
理想と現実のギャップをどう埋めるか2:ありのままの自分・現実から始める
使いきれないほどに稼ぐお金持ちになりたい、ずば抜けた性格も良い美人(イケメン)から好かれて一緒になりたい、一流のプロスポーツ選手(ノーベル賞受賞者・人気アーティスト・有名作家等)になって富と名声を得たい、首相や大企業の社長などに出世して権力を得たい、見た目も能力も地位もどこにも隙がなくて大勢の他人に認められる人でありたいなどという理想は、そこに自分の能力・適性・幸運の積み重ねがあって、具体的なプロセスをどう進めていくかのロードマップができていない限り、『非現実的な夢・理想』であり、そこにしがみつ... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/01/15 04:28
理想と現実のギャップをどう埋めるか1:断念の術(運命の受容)からの前向きな生き方
人の自己肯定感や挫折感にまつわる悩みは『理想自我』と『現実自我』のギャップから生まれることが多い。“かくありたい”と願う理想自我と“こうである”という現実自我との落差が大きければ大きいほど、自己肯定感が低下して挫折感や空虚感が強まってしまうわけだが、結論からいうと人は現実の自分と理想自我を完全に一致させることはどうやってもできない。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/01/15 04:25
雑談(会話)が上手な人と下手な人はどこが違うか2:話題を広げるアクティブ・リスニング
雑談(会話)が上手な人というのはどんな人かを考える時に浮かんできやすいイメージとして、『話題の引き出しが多くてどんな話題にもついていける人』『自分の体験・知識・発想を元にして面白おかしく話ができる人』『あまりしゃべらずにうんうん頷いている聞き上手な人』というものがありますが、これらのイメージをあまりにストレートに受け止めすぎると、独りよがりな会話スタイルにはまり込んでしまうこともあります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/01/05 05:53
雑談(会話)が上手な人と下手な人はどこが違うか1:コミュニケーション能力と相手への関心
現代社会では、自分一人で何かを知っていたり何かをできたりする能力・技術と同等以上に、他人に何かを伝えて同意してもらったり他人と良好な人間関係を作ったりする『コミュニケーション能力』が有効な場面が増えていると言われます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/01/05 05:50
なぜ人(女性)は化粧をするのか?2:鏡像・化粧・共感とミラーニューロン
男らしくない男が増えたとか、女らしくない女が増えたとかいう意見も多いが、現代の都市文明はジェンダーフリーが進展すると同時に、『化粧・髪型・ファッション・エステ・美容整形』などをはじめとして他人から自己像を良く見られたいという『ビジュアリティーの時代』としての様相を強めてきているように感じられる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/12/26 14:17
なぜ人(女性)は化粧をするのか?1:“見られる性”としての男女のジェンダーの差異の縮小
『なぜ人は化粧をするのか?』という問いは、基本的には女性に向けられる問いとして解釈される。現代でこそ若い男性の一部に、肌を綺麗に見せる薄化粧(スキンケアの延長的なレベルの化粧)をする人が出てきたとはいえ、マスカラ・口紅・頬紅など『顔全体の印象』を大きく変えるほどの化粧をする人は男性ではまだほとんどいないからである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/12/26 04:00
人間関係の対立を招きやすい認知の歪み:『服従‐支配+依存‐分離』の図式と自尊心・役割意識
夫婦や恋人、親友との間の『親密な人間関係』で、“自己正当化と他者非難(他者否定)の認知”を元に行動すると、さまざまなトラブルや対立・報復を引き起こすことになる。自分と親密に付き合いを続けたい相手(配偶者・恋人・親友)との対人関係に大きな影響を与えることのある心理的要因には以下のようなものがある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/12/02 12:10
なぜ人は“自己正当化と他者非難(他者否定)の認知”に陥りやすいのか?:他人を非難する心理的メリット
さまざまな人間関係で喧嘩や対立が起こる時には、お互いが『相手に責任がある・自分は悪くない・相手が謝罪すべき・自分からは何もしなくて良い・相手は物事の道理が分からないバカである・自分は状況や物事をしっかり理解している』という“自己正当化と他者非難(他者否定)の認知”にはまりこみやすい。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/12/02 12:08
他人を変えるためのコミュニケーションと心理的な対立構造2:相手の言い分・感情を傾聴すること
『心理的な対立構造(拒絶の壁)を作らないこと』と『相手よりも自分のほうが正しい(相手が間違っている)と必死に主張して争わないこと』は、“2.お願い・真摯さ・共感で他人を変える”という相手の行動の変え方の方法論の一つとしても考えることができます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/15 10:23
他人を変えるためのコミュニケーションと心理的な対立構造1:相手を肯定的に見ること
人生哲学や処世訓ではよく『自分と現在(未来)は変えられるが、他人と過去は変えられない』と言われます。自分の行動と認知(物事の捉え方・他人についての解釈)を変えることによって、自分の気分・感情を調整していきより望ましい結果を得られるようにするというのが『認知行動療法』の基本ですが、他人と過去については『それをどのように肯定的に解釈するか・自分が苦痛や後悔を感じすぎないようにどのように受け止めるのか』といった対処が中心になります。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/11/15 10:21
人はなぜ自分の欲求・真実を偽ることで苦しむのか?:超自我+噂話による自己規制・自己欺瞞(防衛)の限界
本来の欲求が満たされないことによる『自我の傷つき・欲求不満(フラストレーション)の苦しみ』から自分を守るための『自我防衛機制』は、動物的な防衛行動よりも複雑で種類が多いものですが、その本質は自分で自分を騙してその欲求が初めから無かったことにしようとする『自己欺瞞(エスの隠蔽・隔離・解釈)』です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/11/10 10:55
S.フロイトの快感原則と現実原則:社会生活・人間関係へ適応するための欲求の満たし方
ジークムント・フロイトが考案した精神分析の精神病理学では、『現実原則への不適応』と『無意識的願望(エス)の過剰抑圧』が神経症(身体表現性障害)をはじめとする慢性的な精神疾患を生み出すとされます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/11/10 10:47
V.E.フランクルの“意味・使命”をベースにした幸福観:幸福追求と幸せへの気づきの違い
オーストリアの精神科医V.E.フランクル(Viktor Emil Frankl, 1905-1997)は、ナチスドイツの強制収容所における明日殺されるかもしれない限界状況で生き残った人ですが、フランクルの『生きる意味』を問うロゴセラピー(実存療法)の特徴は、『自分(自我)が人生に意味を問う』のではなく『人生の側から意味が問いかけられている』と意味の主体を転換したことでした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/22 15:48
自我・欲望の肥大(幸福追求の執念)によって苦悩する人:A.マズローの欲求階層説と仏教の知足
仏教の創始者の釈迦(ゴータマ・シッダールタ)は、人間社会の真理を示す四法印で『一切皆苦』と『諸法無我』という苦悩の原因と対処を説きましたが、これはトランスパーソナル心理学的(あるいは実存療法的)な苦悩に対する解決法とも似通った部分があると感じます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/10/21 18:51
C.G.ユングの“シンクロニシティ”とミハイ・チクセントミハイの“フロー”:必然的な偶然による流れ
J.D.クランボルツの『計画された偶発性理論(Planned Happenstance Theory)』では、何かをやってみようとする“意識的な行動”が、意図していなかった思いがけない“偶然の出来事・出会い”をもたらすことが仮定されている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/10/16 01:00
J.D.クランボルツの『計画された偶発性理論』:行動主義と偶然の幸運の引き寄せ
自分で自分がどのような人間になりたいか、どんな仕事や活動をしたいか、どんな相手と人間関係を深めていきたいか、何を実現して達成したいのかといった『目的意識・具体的な計画』を持ち、それに向けて努力や工夫を積み重ねていくというのが、『人生の幸福・成功』を実現するための王道であることは今も昔も変わらない。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/10/15 15:55
三重県伊勢市の高三女子殺害事件:希死念慮による嘱託殺人・感情伝染か別の動機があるのか
三重県伊勢市の山林で高校3年生の女子生徒(18)が、同じ高校に通う同級生の男子生徒(18)に殺害された事件は、男子生徒の供述では、加害者側の殺意悪意(怨恨・目的)によって殺されたものではなく、女子生徒の側から『殺してほしい』と要求されての犯行だったとされています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/10/02 13:21
生物学的本能(エス)と超自我・社会適応・学習との間で葛藤する“精神分析的な人間観”
“人間的な社会性・倫理観・適応力(自立性)”の基盤を獲得するために、『潜伏期(6〜12歳頃)の教育活動・人間関係』において他者と相互作用して物事を成し遂げる協働性・連帯感を培ったり、社会経済的な交換原理(何かを得るために何かで貢献するという対価性・互酬性)を経験的に学んだりしているということになるのだろう。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/09/30 01:41
精神分析のリビドー発達論における『潜伏期(小学生時代)』と社会性・知識技能の学習期間
文明社会を成り立たせる人間らしい社会的・倫理的・知的な行動様式、それらを身につけるための準備期間のようなものとして、異性への興味関心・コミュニケーションが同性社会(男同士・女同士の仲間関係)の中で抑制されやすい『潜伏期』があるのである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/09/30 01:39
文明社会参加の心的基盤を築く『潜伏期』:リビドー潜伏と“超自我・教育・人間関係”からの学び
S.フロイトの精神分析のリビドー発達論では、“性的な成熟”と“社会性の獲得”という二つの発達課題が重視されているが、これは『愛すること(関係性)+働くこと(社会性)』に幸福の条件があるとしたフロイトの言葉とも重なっている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/09/30 01:37
何によって“やる気”を高めれば良いのか?:外発的・内発的モチベーションと他者との比較の問題点
人間が頑張って学んだり働いたりしようとするモチベーション(意欲の動機づけ)は、大きく『外発的モチベーション』と『内発的モチベーション』に分けられます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/09/12 23:02
『嫌いな人と関わらなければならない悩み』と悪い第一印象(欠点探し)の固定化:2
自分が苦手・嫌いとか顔を合わせたくないと思っている相手は、かなりの確率で相手の側も自分に対してそう思っていたりします。具体的な根拠の乏しい曖昧な苦手意識・嫌悪感の多くは『第一印象(数回のやり取りの印象)の悪さ』を引きずっていたり、『短所・欠点の意識化(焦点化)』によって相手の良い部分がまったく見えなくなっていたりするので、そこから『相手の印象・評価』を良い方向に変えていける可能性もあるのです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/09/12 23:01
『好きな人と分かり合えない悩み』と相手に対する役割期待の肥大:1
人間関係の悩みには『好きな人と分かり合えない悩み』と『嫌いな人と関わらなければならない悩み』がありますが、好きな人と分かり合えない悩みには『初期の対人評価(好意的な印象)の変化+相互の役割期待の変化』が関係しています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/09/12 22:59
現代はなぜ『大人としての成熟・子供の心からの離脱』が難しいのか?:反復される行動・関係のパターン
消費中心の経済社会の拡大や便利な科学技術(ウェブ社会)の発達といった特徴を持つ『現代社会』は、他者に合わせて自分の行動や欲求を自己規制するというかつての『社会規範(共同体の同調圧力)』が弱まりやすく、機械・コンピューターを相手にしているとすぐに自分の欲求が満たされて当たり前という『フラストレーション耐性の低さ(すぐに結果がでないと待てない・我慢できない・怒りっぽい)』に陥りやすい傾向があります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/08/31 18:31
ストレスやフラストレーションに対処する『大人の適応・成熟』:性格要因が生む精神の脆弱性
精神状態(人格状態)が発達して『大人としての適応・成熟』を実現するということは、ストレスやフラストレーションに対して効果的な対応を持続的にこなすことができるようになるということです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/08/31 18:29
精神分析のリビドー発達論(固着・退行)やヒステリー性格から見る“子供っぽさ・未熟さ”
ジークムント・フロイトが創始した精神分析では、神経症の心身症状の背後に『無意識的な葛藤の抑圧・隠蔽』を仮定しています。この無意識領域の欲求(願望)の葛藤について『言語化・意識化』することによって、神経症を治癒できると考えるのが精神分析ですが、これは早期発達段階(幼児期)の非適応的な行動パターンへの『固着・退行』について改めて認識することを意味します。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/08/31 18:28
大阪府の中学1年生殺害事件の容疑者逮捕:犯人の反社会的パーソナリティーと夏休みの子供の居場所
前回の記事を書いたその日の夜に、福島県の除染作業員(契約社員)の山田浩二容疑者(45)が道路上で緊急逮捕された。物流会社の駐車場に遺棄された中学1年生の平田奈津美さん(13)と一緒に行動していた星野凌斗さん(12)の生存を大勢の人が願っていたが、犯人逮捕のニュースと同時に星野さんの遺体発見という悲しい事実も伝えられることになった。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/08/24 19:14
呼吸の瞑想を通したシンプルなマインドフルネス:思考・雑念に振り回されない集中できる知覚体験の重視
呼吸(息)は人間をはじめとする動物(animal)の生命原理であり存在原理でもあるから、『自分の呼吸に気づくことのできる機会』は無限にあるはずなのだが、普段は自律神経系で無意識にコントロールされているので、敢えて意識して注意を向けて気づくようにしないと気づけないという自己矛盾を孕んだ行為でもある。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/08/20 14:45
マインドフルネスと“思考・判断へのとらわれによるストレス”:頭脳労働の効率性追求の適応圧力
今・ここに意識を心地よく集中するというマインドフルネスの考え方の面白さは、近代的価値の根本にある『思考・判断の有効性』を和らげたことにある。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/08/20 14:41
カウンセリングマインドと人間関係:下心がある人からのご機嫌取り(お世辞)の誘惑
実際には、他人を批判してばかりの人や他人のやっていることにケチをつけてばかりの人というのは、“自分は相手よりも優れているつもり”にはなれても“他者からの評価・承認・賞賛”は得られない。人から認められないために、常に人間関係において『自分は実力の通りに認めてもらえない(本当は自分には能力も魅力もあるのに他人が認めてくれない)』というフラストレーションや不遇感・劣等感を抱え込みやすい。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/08/14 07:38
カウンセリングマインドがある人とない人:他者に対する関心・共感の示し方と会話
カウンセリングマインドは、カウンセリングや心理療法といった特別な環境設定・対話構造の中でだけ専門的に発揮されるものではない、ごく日常的な友達関係・異性関係・家族関係・他者とのふれあいの中で、誰もがあまり意識することなく発揮し合っている心理や態度である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/08/14 07:37
カウンセリングマインドとは何か?:自己一致から生まれる純粋性・率直性・話の楽しさ
カウンセリングマインド(counseling-mind)というのは、カール・ロジャーズの来談者中心療法(クライエント中心療法)をベースにした『他者に素直に共感して他者の存在を受容することのできる安定した心理状態(心的能力)』のことである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2015/08/14 07:35
マインドフルネス(mindfulness)とは何か?:注意散漫(過剰な思考)から離れた心と体の調和
私たちが自分自身の心の状態を改めて振り返って内省してみると、『今、目の前で起こっている出来事』や『今、そこにいる相手とのコミュニケーション』や『今、自分がしていること』だけに十分な意識・注意・感覚を向けきれていないことが多いことに気づく。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/07/25 10:37
マインドフルネスと認知行動療法:“今・ここにいる自分の感覚・意識”に集中すること
フリッツ・パールズとローラ・パールズのゲシュタルト療法では『今・ここの原則』が重視されるが、心理的問題を解決に近づける心理療法の本質の一つは、“過去への執着”と“未来への不安”に過度に囚われないようにすることである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/07/25 10:33
“人から嫌われるマウンティング型の自慢話”と“人の興味を惹きつけるシェア型の自慢話”:2
マウンティング型の自慢では意識的にせよ無意識的にせよ『相手に嫌な気分(屈辱・不遇・惨めさ等)』を与えるようなやり取りが含まれていることが多く、分かりやすい自慢話ではなくても『相手が聞かれたくないこと(劣等感・恥ずかしさに触れること)が分かっている項目・事柄』について敢えて質問したり確認したりするような意地の悪いところが見られたりする。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/07/20 06:51
“人から嫌われるマウンティング型の自慢話”と“人の興味を惹きつけるシェア型の自慢話”:1
“相手からの注目・関心・賞賛を得たい”という気持ちは『承認欲求』として誰もが持っているものだ。だが、承認欲求の満たし方が一方的で自己顕示的(競争的)になると、他者に不快感・嫌悪感を感じさせることで人間関係が上手くいかなくなることも多い。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/07/20 06:48
自己愛性格の“自己の特別視”と“他者との比較・嫉妬”が生む不遇感2:アドラー心理学の共同体感覚
アルフレッド・アドラーが創始した“アドラー心理学”では、人間が幸福になるために最も必要なものとして『共同体感覚』を上げている。この共同体感覚を平たく言い直せば、『仲間と思える他人がいること(仲間である他人の成功・幸福を素直に喜んで祝えること)』であり、『仲間である他人のために何か貢献したいと思うこと』である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/07/11 23:35
自己愛性格の“自己の特別視”と“過剰な競争心”が生む不遇感1:ありのままの自己の否定と優越欲求
自己愛性パーソナリティー障害(過度の自己愛性格)の人は、『自己の特別視』と『際限のない成功・幸福の欲求』によって、絶対に他者には負けられないとか常に自分が特別に認められていないと気が済まないとかいった『非現実的な競争心』に駆り立てられる。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 5 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/07/11 23:33
“相手の変化に気づくこと(相手への興味関心)”によって得られる親密さ・安心感・ふれあい
それなりの関係性がある相手の『髪型・服装・装飾品やメイク・表情・顔色・雰囲気』などの変化に気づいて言葉にしたり肯定的に評価して上げることで、『相手の自分に対する好意・関心・信頼』は高まりやすい。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/07/02 13:42
“愛情”と“依存心・執着心”の混同がもたらすもの2:理想化された他者・母を求める退行と精神的成長
“愛すること”や“愛されること”は『愛情と義務に規定される閉じた関係』において人間を不幸・苦悩に追いやってしまうことがあるが、それは『自己完結的な自分の都合だけの愛情・思いやり』を相手に一方的に押し付けて、自分が主役になって幸せになっていくという物語性に自己陶酔してしまいやすい(その自己陶酔は必ず思い通りにはならない相手によって失望・虚しさに変わってしまう)からである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/06/21 15:14
“愛情”と“依存心・執着心”の混同がもたらすもの1:エゴイスティックな愛
夫婦でも恋人でも、愛されるよりも愛したいと思わなければ関係が上手くいかなくなることが多く、相手と一緒になることで楽になりたいと思うよりも、相手と一緒ならどんな苦労や困窮も乗り越えていけると思えなければわずかな挫折・貧苦によって別れることになってしまう。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/06/21 15:10
“オープンで気楽な関係”と“愛情と義務に規定される閉じた関係”:一人の孤独+他者といるつらさ
会いたい時に会って会いたくない時には会わなくも良いという関係、二人以外にも第三者がオープンに介入しやすい関係は『オープンで気楽な関係』である。オープンで気楽な関係には『何かをしなければならない負担感・責任感の重圧』はないが、その代わりに『相手との付き合いの持続性・相手との実際的な生活上の相互扶助』に何らの保障・安心といったものがない。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/06/21 15:08
“自分がやりたいこと・欲しいもの”と“相手がやりたいこと・欲しいもの”の混同による愛情のすれ違い
愛とは何かという問いには、『相手の立場に立って相手が求めているものを与えてあげること(相手の味方になり相手のニーズや欠乏を満たしてあげること)』や『相手の立場に立って相手のこれからの人生や成長に役立つものを与えてあげること(相手の成長や充実の促進)』という二つの側面から考えて答えることができる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/06/09 12:14
“自己愛・依存心・執着心”によって歪められやすい対象愛(他者への愛)と見返りを求める心理
人間は精神発達段階を経験して各段階の発達課題をクリアすることで、“基本的信頼感+自律性+積極性+共感性(想像力)”に裏打ちされた『対象愛(他者への愛)』を実践しやすくなると考えられている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/06/09 12:12
“ナルシシズムとしての自己愛”と“セルフラブとしての自己愛”:無条件の愛の要求と対等な人間関係の困難
自分で自分を愛する“自己愛”には『自己肯定感・自信』につながる良い側面もあれば、『他者の軽視・共感性の欠如』につながる悪い側面もある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/06/02 16:36
“何でもしてあげる無条件の愛”と“何でもしてもらいたい無条件の愛の要求”による満足できない男女関係
幼少期の親子関係の歪み(甘やかし)や成育途中の人間関係における傷つき(自惚れ)によって、自分をどのくらい好きか、自分をどのくらい肯定的に見るかという『自己愛』の強度は変化しやすい。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/05/25 16:25
自己評価が低すぎる人はなぜ“自分を軽視する相手”を選びやすいのか2:自己無価値感と虚無感の影響
自己評価が低すぎて自分に価値がないと思っている人の根本にある確信的認知は、『自分には愛される資格がない・自分はここに存在していてはいけない・自分が一緒にいると他人に迷惑や不快を与える』といった自分についてのネガティブな見方である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/05/16 16:08
自己評価が低すぎる人と自己評価が高すぎる人の人間関係の特徴1:自他の魅力のバランス感覚の歪み
恋愛関係や友人関係では、必ずしも『自分を大切にしてくれる人(自分を肯定したり支持してくれたりする人)・一緒にいて自分に自信が持てたり元気になるような人』ばかりを選んで付き合うとは限らないというのは、誰しも人生の中で一度は経験することではないかと思う。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/05/16 16:06
“他人から好かれたい欲求”と“他人を羨ましがらせたい欲求”の混同:一人の時間を楽しめる心理
『聞き上手が好かれる』というのは、端的には『相手への好意的な興味を持つということ』とほぼ同義である。聞き上手というのは、ただひたすら一方的に相手に話させれば良いというのとは少し違っていて、『相手の話したいと思っている話題・感情・体験』などを気持ちよく引き出して上げるような好意的な関心を示すことであり、会話の途中で良いタイミングで効果的な質問・意見を加えていくことなのである。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/05/04 10:41
“大人の甘え”の間接的な伝え方の問題:“優越感・虚栄心”によって上手くいかない人間関係
みんなに優しくしてもらいたい、褒めてもらいたい、チヤホヤしてもらいたい、もっと自分の価値(存在)を認めて欲しいなど『直接的な甘えの欲求』は非常に分かりやすいものだが、大人になればそういった直接的な甘えを誰彼構わず表現すれば、あまりに幼稚で未熟な人間(要求の多い面倒な人間)だと思われ、逆に他者からの愛情や尊敬、支援は得られにくくなってしまう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/05/04 10:39
甘えられなかった人たちの表層的な自立心・愛情飢餓:他人を甘えさせられる人への成長
発達早期において“甘え”を抑圧されて“愛情”を剥奪されるという体験は、強烈な『愛情飢餓(優しさ・思いやり・甘やかしへの飢え)』を生み出す原因となる。しかし、そのことを直接的に認めてしまうことは、自分の過去の親子関係(家庭環境)や今までの人生の価値観そのものを全否定することにつながるので、『愛情飢餓があること(甘えたり受け容れられたりしたいこと)』は無意識の領域に抑圧されて本人にも気づかれない事が多い。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/05/04 10:37
甘えられる“子供らしい子供時代”を過ごせる事の精神発達上の価値:甘えの否定と虐待
大人になってからも根強く残る“幼稚さ・未熟さ・依存性”は、子供時代に満たされなかった“甘えの欲求(愛されている実感)”や“保護の欲求(受け容れられている実感)”と相関していることが多い。子供時代に十分に親(大人)に甘えたり守られたりした人は、『自己存在の受容感+自然な自己肯定感』と『分離不安の克服+独りでも楽しめる能力』を獲得しやすくなる。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 4 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/05/04 10:35
人はなぜ自分を傷つける“気質・性格が好ましくない人”と関わりを持ってしまうのか?:人間不信と優劣感情
他人からどうしても認められたい“愛情飢餓”が強かったり、他人の率直な好意・言葉を信じられない“人間不信+劣等コンプレックス”に陥っていたりすると、『不健全な人間関係』に取り込まれやすいという話を前回の記事ではした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/04/15 18:26
“一人でいる時間”と“誰かといる時間”を楽しむバランス感覚:愛情飢餓感が招く不健全な人間関係
“一人でいる時間”を楽しめるかどうかは、対人関係のパターンや他者からの印象(他者から見た自己イメージ)にも影響を与える。一人でいる時間を楽しめる能力や性格は、内面にある“対象恒常性のイメージ”に支えられている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/04/11 18:34
自己愛と消費文明の幻想(イリュージョン)を支える“自由・人権・平和の実質的価値の実感”
自由主義・個人主義が示唆する『個人の能力や魅力の差異・競争』にフォーカスした世界観は、“バラバラの個人・一時的な結びつきや協力があるだけの個人”によって構成されているだけでなく、密接なつながりのある相手以外の他者の多くが『自分と競争する相手(利害・幸不幸がぶつかりやすい敵のような存在)』として認知されやすくなる副作用もある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/03/18 19:13
“個人の自己愛”を補強する権力(他者)に干渉されない自由:右傾化の現象・帰属感希求の心理
現代人に増加しているとされるクラスターB(B群)の自己愛性パーソナリティー障害もまた、幼少期から思春期にかけての『過度な甘やかし・過保護・過干渉』が原因になっていることもあるが、反対に幼少期から思春期にかけての『自己愛の過度の傷つき(いじめ・虐待・疎外)・ネグレクト・挫折と劣等コンプレックス』が原因となっていることもある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/03/17 05:06
現代のパーソナルな自己愛(self-love)と母性的保護:バラバラな個人の自己愛の肥大・欠損
現代の自己愛(self-love)の強化は、万人の人権を承認する近代化による自由主義・個人主義の普及と密接に関係している。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/03/17 03:35
なぜ男女(夫婦)は相手を異性として見れない『母子関係の反復・転移』に陥りやすいのか?:1
安定した関係や家庭を求める男性に“家庭的な女性”は好かれやすく、特に結婚を目的とする恋愛においては家庭的な女性(家事育児に意欲・適性があって男性の生活面の世話を焼いてくれるような女性)のほうが“本命”になりやすいと言うのは定説のようになっている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/03/09 18:28
モラルハラスメントはなぜ周囲に気づかれないのか?2:モラハラの加害者と被害者の心理
モラハラという精神的虐待は、本人たちにも自覚されにくいのだが、周囲にいる親族や友人知人といった人たちも気づくことが難しい問題である。モラハラが容認される異常な共依存関係にある二人は、プライベートでは『自分たちだけの世界』に閉じこもっており、その自分たちだけの世界で通用するルールや常識、善悪・罰則の基準などが『(外に知られてはならない)秘密・恥』として囲い込まれている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/03/06 01:53
モラルハラスメントに本人はなぜ気づけないのか?1:三船美佳と高橋ジョージの離婚訴訟
女優の三船美佳さん(32)と歌手・タレントの高橋ジョージさん(56)の離婚裁判で、高橋さんから三船さんが受けたとされる『モラルハラスメント(モラハラ)』が問題になっている。モラルハラスメント(以下モラハラ)は、1990年代後半にフランスの精神科医マリー=フランス・イルゴイエンヌによって提唱された概念で、目に見えない言葉や態度による『精神的暴力・虐待(精神的嫌がらせ)』と訳されている。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2015/03/06 01:51
“ダメンズ(ダメな男・女)”に対する自己犠牲的な献身・支援と一緒に頑張るという意識の有無
異性に対する軽い嫉妬・やきもちによる独占欲くらいならともかく、相手の実家の家族・きょうだいや昔からの親しい親友・友人との付き合いまで、できるだけやめさせようとするような支配的干渉は明らかに行き過ぎだと思われる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/02/23 19:13
モラハラやDVが起こりやすい男女関係と相手に過剰に合わせすぎることの弊害
精神的虐待である“モラルハラスメント”や肉体的暴力を伴う“DV”、お互いの欠点・問題を悪化させる“共依存”などの問題では、カップル(夫婦・恋人)の間に『実質的な上下関係・身分(立場)の極端な違い』が作られていることが多い。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/02/23 19:11
和歌山県小5男児殺害事件:“奇行癖”“トラブル”が目撃されていた容疑者
和歌山県紀の川市の住宅地で、市立名手小5年の森田都史君(11)が複数ヶ所を刃物で切りつけられて刺殺された残酷な事件で、被害者の自宅近くに住んでいた無職の中村桜洲(おうしゅう)容疑者(22)が逮捕された。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/02/09 14:34
『対象の欠如(自分にないもの)』を他者が埋めてくれる幻想と不完全な私の欲望2:ラカンの精神分析
人間は常に『対象の不在』を不安に思ったり恋焦がれたりしているのだが、上記した『自分に欠けている大切なその不在の対象を、他の誰かがきっと持っているはず(他の誰かなら自分に与えてくれるはず)』という確信が、『他者への欲望』や『他者の欲望の欲望』を生み出す構造主義的な仕組みになっているのである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/02/08 12:32
『対象の欠如(自分にないもの)』を他者が埋めてくれる幻想と愛情の欲求1:ラカンの精神分析
精神分析では、クライエントが精神分析家に向ける特別な愛情・好意や憎悪・敵対心を『転移(transference)』と呼び、反対に精神分析家がクライエントの転移に影響されて向ける愛情(親近感)や憎悪(抵抗感)を『逆転移(counter-transference)』と呼んでいる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/02/08 12:29
“差異”と“幻想”によって支えられる欲望とシニフィアン(言語):ラカンの理論
『他者の欲望を欲望する』というジャック・ラカンが定義した欲望(desire)のあり方は、言語活動によって象徴的に表現される。欲望は自分以外の『他者』と必ず関わりを持つから、欲望は他者と意思疎通するための『公共的(社会的)なシニフィアン(記号)』に属しているものとして理解することができる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2015/02/08 12:03
ラカンの『欲望』と科学技術・市場経済・仮想現実がもたらす他者回避:“愛する事・働く事”による幸福追求
現代思想のキーワードでは、『個人の島宇宙化(他者との共有領域の縮小)・自己完結型の欲望・欲望充足のバーチャル化(仮想現実経由の欲望充足)・人を軽視する資本主義(拝金主義)』などに当てはまるような人間関係や生活様式、価値観が増大しているとも言える。それらは突き詰めれば、科学技術主義や資本主義経済、仮想現実(VR)・生命工学・ロボットの技術的可能性に裏打ちされた『人間の欲望充足のテクニカル化・バーチャル化』でもあるだろう。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/02/01 07:36
人間の『欲求(need)・要求(demand)・欲望(desire)』を区別するラカンの精神分析
精神分析家ジャック・ラカンは、人間の『欲求(need)』と『要求(demand)』と『欲望(desire)』を区別することによって、永遠に完全には満足することのできない人間の精神活動の特性を明らかにした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/02/01 07:33
名古屋大・女子大生による77歳女性殺害事件:自他の存在のリアリティの希薄化と他害の衝動性
名古屋大学1年生の女子大生(19)が、宗教の勧誘を受けていた77歳の女性を斧で殺害して、『人を殺してみたかった(誰でも良かった)』という不可解な動機を語っている。少し前にも、一人暮らしをしていた長崎県佐世保市の女子高生が、『誰でも良いから人を殺してみたかった』という同じような理由で同級生を殺害する事件が起こっていた。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/01/28 17:33
ジャック・ラカンの精神分析における“現実界(トラウマ)の回帰・反復”としての神経症症状
ジャック・ラカンは、フロイト的な原点回帰と言語中心主義の精神分析によって、『それ以外では有り得ない不可能性(各人に固有の運命)』として“現実”を再定義した。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/01/17 23:30
ジャック・ラカンの言語主義的な人間観と自然の摂理:言葉・イメージを超えた現実(不可能性)
ジャック・ラカンの言語主義的な人間観は、『自然界の進化』を『人間社会の進化』のアレゴリー(寓喩)やアナロジー(類推)と見なす社会生物学的な世界観を否定するものである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/12/30 19:42
ジャック・ラカンの言語中心主義的な人間観と『失錯・機知・夢・症状』に反映される無意識
ジャック・ラカンの精神分析は、ジークムント・フロイトの原点に回帰しようとするベクトルを持っている。J.ラカンは言語活動に現れてくる『無意識の形成物』として、S.フロイトが重視した『失錯行為(言い間違え)・機知(ユーモア)・夢・症状』を取り上げ、これら4つの形成物をクライエントの無意識を理解するための有力な通路と見なした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 0

2014/12/30 19:29
幻想的な自己愛と消費文明社会の相互作用がもたらす未来2:他者を回避する一人遊びと人工的システム
自己愛と仕事との関わりで言えば、先進国で増大しているサービス業の中でも特に自分の感情表現やコミュニケーションをコントロールしながら顧客の感情(親和欲求+承認欲求)を満足させる『感情労働』が、『消費文明社会におけるお客様扱いを通した自己愛の満足』と深く関係している。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/12/04 19:46
幻想的な自己愛と消費文明社会の相互作用がもたらす未来1:経済発展によるライフスタイルの均質化
パーソナルな自己愛が重視される近代社会の背景にあるのは、中流社会における『平等意識の幻想』であり、『機会の平等の幻想(同じスタートラインからみんなが公正に競争しているという競争社会の正当化幻想)』でもあった。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/12/04 19:44
“個人的な自己愛”と“自我理想に基づく自己愛”:近代化・市場経済によるアイデンティティの変化
個人的な自己愛(パーソナルな自己愛)の多くは、『経済的満足・家族や恋愛のエロス(情緒的充足)・感覚的快感』と結びついていて、現実的で自己中心的な欲求(=快感・楽しさ・損得感情)を満たそうとする。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/12/04 19:42
現代人の傷つきやすさと自己愛の時代精神2:アイデンティティ人間からモラトリアム人間へ
裏返せば消費中心の現代社会というのは、『生産者・労働者としての立場』から外れると、それほど自己愛が傷つけられたり、他人から不快な対応(上からの厳しい態度)を取られたりすることが無くなっている『お客様社会(丁寧・礼儀正しい他者が多い社会)』でもある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/11/28 19:58
現代人の傷つきやすさと自己愛の時代精神1:強制の困難と消費者(お客様)としての意識の広がり
近代以前は身分制(上下関係のある役割分担)による『忠義・奉公(従属)』が行動理念となっていて、近代初期のナショナリズムが強まった時期には愛国心・国民教育による『国家への貢献・義務』が行動理念として機能した。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/11/28 19:54
J.ラカンの言語とイメージ2:“言葉にしないと分からない”か“言葉にしなくても察して欲しい”か
『言葉にしなくても察して欲しい』と『言葉にしなければ分からない』は、実際にはどちらも場合によって『真』に成り得るのだが、『人間主体の自己表現の手段』としての言語がなければ、一般的には自分が何を考え感じていて誰にどうして欲しいのかといったことを代理表象することはできない。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/11/20 16:13
J.ラカンの言語とイメージ1:シニフィアンの言語が持つ意味の流動性(文脈依存性)
言語やイメージとは『意味の体系』であり、精神分析とは『クライエントが語る言葉の意味』を解釈しようとする学問である。一方、実社会では『言葉は表層的なもの・言葉(口)で言うだけなら何とでも言える』というような言語を軽視する見方も多い。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/11/20 16:12
人間の脳に快感をもたらす『物理的報酬』と『社会的報酬』の関係2:人の利己性・利他性と公平感
社会心理学の実験では、『物理的報酬(金銭的報酬)』と『社会的報酬』が対立している時に、人がどのような意思決定(行動選択)をするかを『チップ配分の実験(チップの分配ゲーム)』で確認しているが、一方的に配分するチップの枚数を決定できる分配者になっても、大多数の人は受け手が0枚になるような極端な『自己利益の最大化』はせず、若干は自分の取り分を多目にするにしても、かなり公平に近い水準での配分を行っている。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/11/02 06:31
人間の脳に快感をもたらす『物理的報酬』と『社会的報酬』の関係1:金銭・モノ・他者への欲望
人間が脳の『報酬系』の神経伝達回路を通して快感を感じるプロセスと報酬の内容は大きく分ければ、『感覚的報酬・物理的報酬・社会的報酬・知性的報酬』に分けることができる。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/11/02 06:28
摂食障害の生理学的要因(ドーパミンの感受性)と心理的要因の相互作用:食物・人間関係に対する依存症
非合法の薬物だけではなくタバコやアルコールの依存症でも、食欲が減退して体重が減りやすいと言われる。『タバコをやめると太りやすい』というのは定説のように語られるが、タバコに含まれるニコチンはシナプス間隙のドーパミン分泌促進の生理作用(神経活動の活性化・鎮静化)を及ぼすことで、『食欲の代わりとなる快感(ニコチンの生理作用による食欲の代理的満足)』を得ていると推測される。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/10/25 16:04
快楽物質のドーパミンやエンドルフィンと依存症の精神病理:快感記憶の固着による依存性
ドーパミンという快楽物質は、思考や意欲、興奮、衝動、妄想(自動思考の過剰)などの“精神運動性”とも関わりがあるが、ドーパミンの過剰分泌は『統合失調症』の陽性症状(幻覚妄想・錯乱)とある程度相関していることが知られている。精神運動が活発かつ過剰になりすぎることによって、実際にはないモノや音を知覚してしまったり、意欲・活動性が強まりすぎてその衝動を抑えきれなくなったりする恐れが出てくるわけである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/10/17 05:59
脳内の『報酬系(ドーパミンの報酬回路)』の働きと依存症(病的嗜癖)の形成
脳神経科学やその知見のイメージを応用した性格テストでは人間の喜怒哀楽を『脳内ホルモン(情報伝達物質)の分泌の増減』によって解釈しようとするが、人間の“喜び・幸せの快楽の感情”には、ドーパミンやエンドルフィンといった脳内ホルモン(脳内化学物質)が深く関わっている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/10/17 05:56
生徒の教師に対する暴力と他人に注意する事の難しさ2:“上から目線・偉そうな態度”に過敏になった現代人
無論、知的障害や発達障害を持つ生徒の大多数は、直接的な暴力行為をしたり抑制できない攻撃性を高ぶらせているわけではないので、教師が過剰なまでの警戒や防御(暴力の抑止体制の整備)をするというのも通常の特別支援教育・療育を困難にするだけだと思うが、『健常な生徒と比較すればストレスやフラストレーションに対する抑制が効きにくい(怒り・興奮・反抗・パニックなどの感情制御が困難な状態に発作的に移行することもある)』という認識は心のどこかに持っていたほうが良いのかもしれない。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/03 20:22
生徒の教師に対する暴力と生徒の性格・問題(障害)に応じた指導法1:各種障害と衝動性・ストレス耐性
部活の体罰を理由にして自殺する生徒が出た去年くらいから、教師の生徒に対する『体罰』が暴力問題として取り上げられる機会が増えた。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/10/03 20:17
神戸市長田区の小学生殺害事件2:知的障害の報道と社会的孤立・異性関係の不満
障害の程度を無視して、知的障害という言葉のイメージだけに囚われると、まともに会話も成り立たず何を考えているか分からない、簡単な言語や数字も理解できない、あるいは摂食・排泄・身辺整理・買い物にも困難があるといった極端に重度な状態(IQ50以下の中等度・IQ35以下の重度)が想像されてしまうが、知的障害の約8割はIQ70〜80前後の軽度で日常生活(身辺自立・意思疎通・作業など)は普通に送れることが多い。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/27 15:06
神戸市長田区の小学生殺害事件1:47歳容疑者の不可解な行動と繰り返された近隣トラブル
神戸市長田区で小学1年生の女児が行方不明になっていた事件は、自宅近くの雑木林で遺体が見つかるという胸が痛む最悪の結末になってしまった。ニュースでは発見場所となった雑木林の地理的位置づけが何度も説明されていたが、住宅が密集した非常に狭い坂道(生活道路)を上がっていった行き止まりのような袋小路にある雑木林である。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/09/27 15:03
パーソナルな自己愛を満たす『理想の自己(充足した自己)』と社会経済的な役割を果たす『自我理想』
個人主義と消費文化、私的世界に基づいた『理想の自己(充足した自己)』をより高めていった所に、自分の理想のあり方・生き方と社会的な役割・使命感が一体化した『自我理想』というものがあり、自我理想に接近するような行動を取り成果を上げた場合には『自己愛・自己評価』が満たされるということになる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/20 09:54
春木豊『動きが心をつくる 身体心理学への招待』の書評3:多元的な心身一如の人間観
脳生理学者の有田秀穂(ありたひでほ)によれば、セロトニン系神経を活性化させる方法として『呼吸のリズム・咀嚼のリズム・ウォーキング』があり、リズミカルな歩行を続けるウォーキングによってメンタルヘルスが改善しやすくなり抑うつ気分(うつ病のような症状)を予防しやすくなるのだという。うつ病の運動療法と歩行のレスペラント反応としての特徴との関係について記されている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/09/01 12:08
春木豊『動きが心をつくる 身体心理学への招待』の書評2:心身相関を説くレスペラント反応
第4章『心が先か、動きが先か』では、“悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ”という命題で有名なウィリアム・ジェイムズの末梢神経仮説と“個人的要因・環境的要因・行動が相互に作用する”というアルバート・バンデューラの相互決定論(reciprocal determinism)が紹介されている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/08/31 05:03
春木豊『動きが心をつくる 身体心理学への招待』の書評1:人間の心の起源としての動き・感覚
中枢神経の“脳”によって人間の“心”が作り出されるという心脳一元論の脳科学的な心理観が現代では優勢である。しかし、本書で解説されている『身体心理学』では、高次脳機能よりも原初的で本質的な『身体の動き(行動)+感覚』に焦点を当てて、人間の心が『脳』よりも『身体』によって大きく制御されていることを語ろうとする。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/08/31 04:58
自己愛の充足と“働くこと+愛すること”との関係性2:自己愛の延長による安定と適応
短時間(有期契約)のアルバイトや派遣業務でも、(年齢は殆ど変わらないか上の場合もある)後から入ってきた新人が気軽にタメ口を聞いたり、分からない事を自分に聞かなかったりすると物凄く頭に来て腹を立てる人は多いでしょう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/08/26 16:42
自己愛の充足と“働くこと+愛すること”との関係性1:仕事におけるやり甲斐と自己承認のポイント
人生にとって大切なことは、働くことと愛することだけではないが、それでもやはり『自分の仕事(職業活動)が上手くいっていること』や『愛することのできる他者がいること(愛して愛されるような関係があること)』は、人間の精神状態の安定や社会適応の良さと密接に関係している部分があります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/08/26 01:44
“自己愛の満たし方の分類”と“理想自我とのギャップが生む落ち込み”
ジークムント・フロイトは『理想自我』と『現実自我』のギャップを受け容れることができない時に、人は神経症(neurosis)を発症しやすくなると言いましたが、理想自我に様々な方向で近づこうとする行動・選択には『自己愛(self-love)』が関係しています。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/08/26 01:41
佐世保市の事件と加害者の動機・人格を巡る臆測2:人が信じたい仮説と事実・因果の臆測
未成年者の凶悪犯罪には、親の育て方や関わり方の道義的責任(監護責任)がどうしても追及されやすくなるが、子供と小さな頃から関わってきた親の気持ちからすれば、その多くは『生まれながらに人を殺すことを楽しむ子供・先天的異常で人を殺傷する運命を背負わされている子供』がいるというのはやはり俄かには信じがたいということもある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/08/08 09:59
自己愛による自己の特別視と潜在的(コバート)な自己愛:自分に相応しい安全・快適な社会への欲望
自分で自分が好きとか自分を特別な人間とか思い込むとかいう自己愛を持つ事は、人間が『唯一の自我意識+自己身体』から離れられない以上は、半ば宿命的なことでもある。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/08/03 17:21
自己愛と容姿(外見)に対する自己認識:ありのままの現実自我と理想の虚像の追求
自己愛(self-love)には『自分は他人とは異なる特別な存在だ』という自惚れや自尊心に根ざした“自己の特別視”があり、一般的には自分を特別な人間だと思って優越感やわがまま(横暴さ)を示す人はあまり好まれない。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/08/03 17:19
現代人のモチベーションと自己愛・ナルシシズム:自己の承認と自己存在の持続性の願望
現代では、A.アドラーのいう共同体感覚が衰退したり、他者と共有可能な活動・話題の領域が狭くなったりしたことで、主観的な理想の自己イメージだけを満たそうとする『自己愛(self-love)』が肥大しやすくなっていると言われる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/07/28 15:59
鈴木翔『教室内カースト(スクールカースト)』の書評3:序列的な上下関係に対する教師と生徒の視点
第四章『「スクールカースト」の戦略』では、“上位グループの生徒の特徴”と“下位グループの生徒の特徴”を質問紙法の統計データを用いて類型的にまとめている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/07/15 13:47
鈴木翔『教室内カースト(スクールカースト)』の書評2:発達年齢によって変わる力関係の基準
本書では、イジリやからかい、悪ふざけといった『いじめと非いじめの境界線にある行為』を識別して認定することは無意味(本人の受け取り方次第になってしまうので)だという前提に立ち、そういったいじめチックな行為を生み出す母体である『スクールカースト』の構造や影響、推移を検証していくべきだとしている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/07/15 13:45
鈴木翔『教室内カースト(スクールカースト)』の書評1:スクールカーストといじめ
スクールカーストと呼ばれる学校内の『擬似的な身分制度・ランク付け』をテーマにした新書で、スクールカーストの現象や構造を『当事者である生徒・教師の声』も参照しながら多面的に考察している。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/07/15 13:43
ケン・ウィルバーの円環的なライフサイクル論と虚無主義・刹那主義を否定する“永遠の生命”
トランスパーソナル心理学の往還論を前提とする『円環的なライフサイクル論(仏教的な輪廻転生のアレンジ版)』では、『誕生→子供の成長→大人(自我の確立)→大人の老化→死=上昇(往道)のプロセス』と『死→魂の中間生(バルド)→肉体の獲得→転生=下降(還道)のプロセス』という双方向的で円環的なぐるぐると回り続けるライフサイクルが考えられているわけです。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/06/08 04:36
ケン・ウィルバーのトランスパーソナル心理学と『往還論(上昇⇔下降)』の精神発達モデル
トランスパーソナル心理学では、自他を区別しない非自我的(非意図的)な心理状態として『プレパーソナル(前・自我)』と『トランスパーソナル(超・自我)』を想定していますが、原初的なプレパーソナルのほうは『自他の能力的な未分離=未熟・混沌』、自己超越的なトランスパーソナルのほうは『自他の無境界的な合一=達観と悟り・真の充実』といった特徴を持っています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/06/08 04:28
スピリチュアルなトランスパーソナル心理学とケン・ウィルバーの定義した“心(意識)の三つの水準”
トランスパーソナル心理学は『個人としての自己実現・自己成長』を超越しようとする心理学であり、自我(自分)の欲求や能力、目的を超えたところにある『世界の普遍的な真理(万物とのつながり・生命の根源的な感覚)』に近づいてつながろうとする思想的・神秘的な側面を持ちます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/06/08 04:26
アドラー心理学では『人の悩み・迷い』をどう解釈するか2:ライフタスク(人との関わり)と再決断療法
他者を納得させるためのアピールには、『こんなにも悩んで迷って苦しんだ自分』について理解して受け容れて欲しい(非難したり否定したりといった悪意を持たないで欲しい)という気持ちが含まれていて、『相手にとって望ましくない選択・判断(断り)』を心理的に切り出しやすくしてくれるのです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/05/27 08:21
アドラー心理学では『人の悩み・迷い』をどう解釈するか1:不決断(モラトリアム)による迷いの継続
アドラー心理学は人間のすべての行動・発言・生き方には何らかの目的があると考える目的論を前提にしていますが、この目的論では『悩み(迷い)・問題・症状』にも何らかの主観的な目的を達成したいという動機づけが潜んでいるというように考えます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 4 / コメント 0

2014/05/27 08:19
アドラー心理学の“目的論・共同体感覚”と“ライフタスク(仕事・交友・愛)”
アルフレッド・アドラー(Alfred Adler,1870-1937)が創始してその弟子たちが発展させたアドラー心理学(個人心理学)では、主観的な意味づけが作り上げる『人間の人生や行動の目的性(方向性)』を分析しようとします。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 3 / コメント 0

2014/05/27 08:18
“個の確立・自己超越・意味の復権”を志向するトランスパーソナル心理学と宇宙論的な大きな物語との接続
行動を客観的に理論化する行動主義心理学と無意識領域を考察する精神分析に続いて、『第三の心理学』と呼ばれたヒューマニスティック心理学(人間性心理学)では、社会に上手く適応するための“帰属欲求・承認欲求の充足”や自分らしい人生を生き生きと充実させて生きるための“自己実現の達成”が目標とされました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/05/19 16:13
トランスパーソナル心理学のオルタナティブな世界観と現代で増える孤独感・虚しさ
現代の日本では『自己実現・自己選択・自己責任』などの個人単位の幸福や充実のための概念が建前として普及する一方で、周囲のみんなに合わせずには生きられない、自然な自分を表現して活かすことができないという『自己不全感・自己抑圧(自己欺瞞)のストレス』が非常に強くなりがちです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/05/14 04:09
トランスパーソナル心理学と人生の意味論2:思い通りにならない人生と現代の物質主義に対する解釈の視点
深刻な病気の恐怖や人間関係のトラブル、慢性疾患の悩み、大切な相手との別離、仕事や学業の挫折といったネガティブな出来事は、一見すると『自分個人の欲求の充足を阻害(邪魔)する無意味な出来事』にしか見えないかもしれません。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/05/14 03:06
トランスパーソナル心理学と人生の意味論1:人生から“個人(私)”へと問いかけられる意味・使命
V.E.フランクルは個人が自分の人生の意味を問いかけるのではなく、人生の側から自分に人生の意味を問いかけてくる(使命感・義務感を与えてくる)という逆転の発想を示すことで、『実存的ニヒリズム』を克服しようとしました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 0

2014/05/13 17:24
V.E.フランクルの収容所体験と人生からの問い(未来の意味):創造価値・体験価値・態度価値
フランクルの強制収容所体験は、誰もが耐え難いと感じる限界状況においてこそ、良くも悪くも『人間の本質』が現れることを教えてくれるものだったが、『限界状況での強さ・前向きさ・美しさ』をもたらすものは、その人にとっての苦難・苦痛の持つ意味の認識(意味の捉え方)であるように感じられた。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/05/05 23:23
V.E.フランクルの『意味への意志』と自己超越的な『新しい人間性』:2
科学的世界観は合理性と実証性を客観的真理の基準に据えるが、科学は豊かな経済や便利な生活のための道具にはなっても、中立的で客観的な科学そのものが『価値の判断基準』あるいは『人間の生きる意味』に取って代わることはできない。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/05/05 23:21
V.E.フランクルの『意味への意志』と科学的還元主義のニヒリズム:1
精神分析の創始者であるジークムント・フロイトは、人間の精神活動のエネルギーを『快楽への意志』に求め、個人心理学を考案したアルフレッド・アドラーは『権力への意志』こそが人間の精神活動の源泉であると考えた。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/05/05 23:19
人間関係における“自己主張・目的意識”と“共感・協調性”のバランス2:誰(何)のために生きるか
アダルトチルドレンの親子関係では、『子供のためを思う親の心配・愛情・保護欲求』の現れとしての『失敗や危険の少ない(と親が自分の経験・常識から思っている)無難な人生のコース』が示されるケースがある。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/04/13 20:42
人間関係における“自己主張・目的意識”と“共感・協調性”のバランス1:依存性人格構造の問題点
他人に対する配慮・遠慮や思いやりが強すぎると、『他人が自分をどう思っているのか?どんな行動や返事を期待しているのか?』に大きな影響を受けやすくなってしまう。他人の思惑・意図や感情・要求を推測してそれに合った行動(返答)を取るというのは『共感性の高さ』や『他者(集団)への協調性』の現れなので、一般的には社会適応が良くなるメリットがある。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/04/13 20:38
“他人に好かれる魅力的な人の特徴”と“共感能力・相手をリラックスさせる親しみやすさ”
自分に嫌味にならない程度の自信を持っていて、幸福感・充実感やポジティブな意欲を感じているということは、何にも勝る対人魅力の要素であり、『笑顔で自信のある人・前向きで意欲的な人・幸せそうで明るい人』の周りにはやはり人が集まりやすく好かれやすい、他人を拒絶するネガティブな空気感がないので親しくもなりやすい。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/04/03 15:59
“他人に好かれる魅力的な人の特徴”と“身だしなみ・清潔さが持つ影響の大きさ”
対人スキルやコミュニケーション能力の問題がなぜ難しいように捉えられやすいのかというと、一人でもできる仕事・勉強のように『すべての人に共通の評価基準(数値化できる基準)』がないからであり、『相手や状況によって自分に求められている要素や振る舞い』がかなり変わってくることも多いからです。そして、相手の性格・価値観・感受性や状況・場合によって、柔軟で臨機応変な対応(相手のニーズや環境の適応を踏まえた効果的な対応)ができなければならないからです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/04/01 04:16
“他人に好かれる魅力的な人の特徴”と“好印象・安心感を与える社会的知性”
現代は仕事でも学校でもプライベートでも、『コミュニケーション能力・対人関係スキル』が求められる時代になっていますが、これらの能力や技術は簡単に言えば、『他者に好かれて信頼される能力(他者に好かれて協力してもらえる能力)・他者の気持ちが関係するコミュニケーションや社会生活を円滑に遂行できる技術』のことです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/04/01 04:12
アスペルガー症候群の捉えられ方と広範な不適応との相関:現代の学校や仕事・人間関係の適応に悩む人たち
アスペルガー障害においても、うつ病(気分障害)と類似した『診断基準の拡大的適応(既存社会や人間関係に適応できない人たちを押し込めるような診断・定義のあり方)』が起こりやすい時代背景もあると思われるのだが、それだけ『社会適応(仕事適応)・対人関係適応のハードル』が過去の時代と比較して高くなっている(誰もが特別な努力なしに普通に学校に行って就職してそれなりの人生を歩んでいけるという前提が成り立たなくなっている)という環境・意識の要因も合わせて考えていく必要があるかもしれない。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/03/12 13:46
自閉症スペクトラムの子供に対する療育・特別支援教育とアスペルガー障害の診断増加
自分の体験や物事を一般化することができないという自閉症の認知的特徴も、『人間関係・学校環境の適応』を悪くしてしまう原因の一つであるが、自閉症児は『過去にしたことのある事柄』を一般化して認識することがなかなかできない。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/03/12 13:42
自閉症スペクトラムの子供に対する療育と他者との愛着形成・知覚過敏の問題
重症の自閉症児は、乳幼児期の頃は他者への興味関心を全く示さないということも多いのだが、自然な心身の発達が進んで幼稚園・小学校に上がる頃になると、『母親に対する甘え・依存・寂しさの兆候』をそれとなく見せる子も増えてくる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/03/12 13:40
自閉症スペクトラムの子供が持つ“対人関係パターン”の3分類
自閉症スペクトラムの人たちは、特定の重要な物事だけに集中して意識を向ける選択的注意が苦手であり、瑣末な細部に囚われることで全体の特徴(抽象的な概念)をなかなか認識することができない。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/03/12 13:38
NLP(神経言語プログラミング)におけるリソース・アンカーの形成とアンカリング(anchoring)
五感を駆使する技法の多いNLP(神経言語プログラミング)では、“五感で知覚する特定の情報刺激”と“他の特定の感情・記憶・行動・衝動”との結びつきを利用した『アンカリング(anchoring)』が用いられることがあります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/03/04 08:32
NLP(神経言語プログラミング)におけるモデリング(modeling)
NLP(神経言語プログラミング)では、“自分が理想としている人物(その人のように上手くできるようになりたいと思う人物)”の『思考・感情表現・行動・態度・ジェスチャーのパターン』を、五感を通して模倣したり仮想体験していくことで身につけていく技法を『モデリング(modeling)』といいます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/03/04 08:29
NLPと五感(感覚機能)のサブモダリティの調整
NLP(神経言語プログラミング)の主要な技術は、『質問法(メタモデルとミルトンモデル)』『五感(VAK)の操作』『ペーシング(調子合わせ)』『モデリング(模倣技術)』などに集約されます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/03/04 08:28
NLP(神経言語プログラミング)と『チャンクダウン・チャンクアップ・水平チャンク』の考え方
NLP(神経言語プログラミング)では情報・知識の塊(かたまり)やまとまりのことを『チャンク(chunk)』という概念で表現しますが、チャンクというのは『相手・対象・状況を認識する場合の情報単位の大きさ』のことです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/02/25 11:18
NLP(神経言語プログラミング)と『無意識レベルの省略・歪曲・一般化』を修正するメタモデルの質問:2
NLP(神経言語プログラミング)のメタモデルは、クライアントの『意識レベルの発言・説明』の中に含まれている『無意識レベルの省略・歪曲・過度の一般化』などを修正していくことを目的としています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/02/25 11:15
NLP(神経言語プログラミング)と『無意識レベルの省略・歪曲・一般化』を修正するメタモデルの質問:1
NLP(神経言語プログラミング)のコミュニケーション技法は大きく分けると、クライエントの情報について具体化・明確化を進める『メタモデル』とクライエントをメタファー(比喩)を用いて間接的に誘導する『ミルトンモデル』の2つに分けることができます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/02/25 11:13
和田秀樹『日本人には「2つの性格」しかない』の書評2:現代のシゾフレ化と努力・向上を好むメランコ型
『自分があるかないかの基準』はそのかなりの部分が判断する人の解釈の仕方に依存してしまう。いずれにしても、日本人は全般的にアメリカの文化人類学者ルース・ベネディクトが『菊と刀』で指摘したように、『恥の文化(他人にどう見られているかによって行動を規定する文化・世間体や体裁を気にすることで恥を回避しようとする文化)』に相当に強く影響されている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/01/30 12:42
和田秀樹『日本人には「2つの性格」しかない』の書評1:シゾフレ型とメランコ型の類型論
日本人の性格類型を『シゾフレ型』と『メランコ型』の二分法で簡単に整理しようとしたものだが、前提となっている性格テストを実施した時期はちょっと古い。前書きにある比較的若い世代のデータが1965年以降に生まれた人、中高年世代のデータが1955年以前に生まれた人とあり、若者世代が現在の40代以上の中年世代になってしまっているという時間軸のズレは感じるが、和田秀樹氏のいう『シゾフレ型』は類型的な現代人論のパターン(俗流の性格判断論)として読むことができる。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/01/30 12:40
軽度発達障害と境界知能の問題3:勉強の苦手意識がなぜ情緒不安定を生みやすいのか。
なぜ知的能力の低さによって情緒・気分が不安定になるのかというと、同級生よりも自分が勉強でいつも遅れを取っているという意識から『自尊心の傷つき・劣等コンプレックスのこじれ』が生まれるからであり、一生懸命に自分なりに勉強を頑張っているのに結果が出ないことによって『努力することの意味づけ・モチベーション』が落ち込んでしまうからです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/01/16 21:17
軽度発達障害と境界知能の問題2:境界知能の知的能力のバラつきと適切な教育配慮
実際、小学校低学年の子供では“約14%”が境界知能を示すという知能の統計研究もあり、勉強内容が急に難しくなってくる『小学校4〜5年生の時期の学習課題の壁・ハードル(俗に9歳の勉強の壁とも呼ばれる)』を上手く超えられるか否かによって、境界知能から正常知能に移行できるかどうかが決まってくる部分が大きいのです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/01/16 21:15
軽度発達障害と境界知能の問題1:小学校時代の児童の知能の不安定性と学校適応
アスペルガー障害を含む『自閉症スペクトラム』では、知的障害を伴わずに社会性(円滑な人間関係・対話能力)の発達に困難が生じる『高機能自閉症群・高機能広汎性発達障害』に注目が集まりがちです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 4 / コメント 0

2014/01/16 21:13
人間関係を改善させるためのカウンセリングと『対等で親密な関係』を阻害する要因:2
相手から何度も酷い扱いをされたり人格的な非難や罵倒をされたり、暴力的な言動を浴びせられたりしていれば、明らかな『トラウマ(心的外傷)の後遺症・精神症状』がでることもありますが、そこまでいかない『ある程度の酷い扱い・乱暴な言動・ストレスになる対応』では、嫌いになっている自分の感情のほうを無意識的に抑圧したり否認したりしてしまうこともあります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/01/11 22:51
人間関係を改善させるためのカウンセリングと『対等で親密な関係』を阻害する要因:1
人の心理的な悩みの多くは、家族や夫婦、恋人、友人との人間関係が上手くいかないことと関係しています。『愛情(思いやり)・信頼・尊敬・関心』に満ちあふれた理想の人間関係を形成してそれを長く維持するというのは、かなり難しい課題だからであり、少なからぬ人が近しい相手との人間関係に何らかの不満・悩み・ストレスを抱えています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/01/11 22:49
“努力・我慢の過剰”による燃え尽き症候群のリスクと“五感の感覚的体験”の大切さ:2
アブラハム・マズローの欲求階層説では、もっとも低次の基本的欲求を『生理的・本能的な欲求』として、それに『安心・安全の欲求』が続くという構成になっている。生理的欲求(本能的欲求)は『食欲・睡眠欲・性欲』などの動物としての本能・生理メカニズムと関係したものが想定されているが、ここに『五感の感覚的な欲求』も付け加えると、より人間の存在・人生にとって必要な根本的欲求が明らかになってくる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/11/30 11:53
“努力・我慢の過剰”による燃え尽き症候群のリスクと“今・ここにいる自分”のケア:1
あれもしなきゃこれもしなきゃで毎日のように慌てふためいてパニックになっているような時には、『あれかこれかの選択』と『一つをやり終えてから次のことをする』を意識したほうが結果として効率が上がる。あの人にもこの人にもレスをして配慮(ご機嫌伺い)しなければならないと窮屈な気持ちになっている時には、『あの人に嫌われたらどうしよう・あの人から誤解されたくない・自分のことを軽視されたり忘れられたくない』といった思いに支配されやすい。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/11/26 23:13
うつ病・燃え尽き症候群になりやすい執着性格と無理な頑張り2:他律的な人生からの離脱
自分の人生や人間関係、価値判断にとってのプライオリティ(優先順位)が何なのかはっきりしないままに、『全ての仕事・タスク・勉強・人間関係』を完璧にこなさなければいけないと思い込み、八面六臂のエネルギッシュな頑張り・努力を限界まで続けていこうとする人もいる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/11/26 23:10
うつ病・燃え尽き症候群になりやすい執着性格と無理な頑張り1:物事のプライオリティ
うつ病のゲートウェイ(入口)になることもある燃え尽き症候群(burnout syndrome)や慢性的なストレス反応では、心身が共に限界までギリギリに疲れ果ててしまい、『短時間の休養による自然な体力・気力の回復』がほとんどできなくなってしまう。有害な心理的刺激であるストレッサーに晒されると、ハンス・セリエのいう汎適応症候群(GAS)が起こって、誰でも一時的に自律神経のバランスが崩れる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 0

2013/11/26 23:09
認知療法に応用されるメタモデルのアプローチと“マインド・リーディング”の問題:2
認知療法において“読心術(マインド・リーディング)”と呼ばれる認知の歪みも結構頻繁に見られるものであり、典型的な発言としては『あなたは私のことを嫌っているんでしょう。どうせ私なんか頑張ってもダメだと思っているんでしょう。俺が何を嫌いかくらい分かっているだろう。俺に嘘をついているだろう』といったものがあり、『相手の心・内面』を一方的に勝手に決めつけてしまって怒ってしまうというものです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2013/11/20 10:47
認知療法に応用されるメタモデルのアプローチと“主観的な思い込み”の変化:1
メタモデルではクライアントの『意識レベルの発言・説明』の中に含まれている『歪曲・隠蔽・省略・過度の一般化』などを修正していくという効果もあり、『誰が、いつ、何を、どのようにしたのかといった正確な情報』を得るための質問の組み合わせを工夫していきます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/11/17 07:25
“メタモデル”と“ミルトンモデル”のアプローチの方法論・影響力:2
暗示療法のような意識状態や判断の方向性をコントロールする影響力を持つミルトンモデルは、カウンセリングや心理療法の分野だけに限らず、マーケティングやセールスのテクニックにも応用されています。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/11/15 15:16
“メタモデル”と“ミルトンモデル”のアプローチの方法論・影響力:1
クライアントの“ビリーフ(belief)”は、アーロン・ベックから始まる認知療法の“認知(cognition)”として捉えることもできますが、そこには『私は〜な人間であり、それ以外の生き方はなかなかできない』とか『社会や仕事は〜であるべきで、それに反している現実が間違っている』とかいったその人なりの強いこだわりが見られることもあります。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/11/14 13:32
コミュニケーションを円滑化するカウンセリング・マインドと相手への想像力:2
なぜか人に嫌われてしまいやすい(敵を作りやすい)とか、話していても笑顔や楽しみがなくて気まずい空気になるとか、部下・生徒になかなか慕われないとかいう悩みを抱えている場合にも、知らず知らずのうちに『カウンセリング・マインドに反する気持ちや態度』になっていることが多くなっていたりします。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/11/14 13:30
コミュニケーションを円滑化するカウンセリング・マインドと相手への想像力:1
カウンセリングや精神分析の歴史的な始まりは『対話療法の気づき』にありますが、『コミュニケーション(他者とのやり取り)によって気分が変わる』というのは良く考えれば極めて当たり前のことでもあります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/11/14 13:28
NLPの“メタプログラム”を構成する性格分類の要素と他者の性格行動パターンの理解
性格心理学(パーソナリティ心理学)では、性格(character)あるいは人格(personality)を『その人を特徴づける一貫した思考・感情・態度・行動・人間関係のパターン』と定義している。NLPにも、性格心理学に相当するその人の固有の思考・感情・行動パターンについての理論としての『メタプログラム(meta-program)』があるが、メタプログラムというのは外部からの刺激・情報を受け取って判断・解釈するその人らしい反応パターンをまとめたものである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/10/28 20:01
カウンセリングにおける“リフレーミングの認知転換”とNLPの“サブモダリティの表象操作”
問題解決志向のカウンセリングでは『リフレーミング(reframing)』と呼ばれる技法が重要視されるが、思考の枠組みを変えるリフレーミングとは『物事を見る視点や立場の転換』のことである。問題解決志向のカウンセリングの基本戦略として“do difference(今までと違ったやり方をしてみること)"があるが、リフレーミングというのは『今までとは違った建設的な考え方や未来につながる受け止め方をしてみること』である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/10/25 03:58
“自分の人生・行動”を自律的に選んで生きるというアダルトチルドレンや自己喪失の課題:2
幼少期からの親子関係や自己定義(自己イメージ)の繰り返しによって、親(友人)の欲求を常に優先させることが正しいとか、親(友人)の機嫌を損ねないような付き合い方をすべきだとかいった『自己抑圧的・他者配慮的な認知(対人関係の捉え方)』が自然に作られてしまうこともある。こういった『自己抑圧的な認知』と自分の『不快・苦痛な感情』の結びつきを体感的に知った上で、非現実的かつ非適応的なその認知を段階的に修正していくことが必要になる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2013/10/18 22:09
“自分の人生・行動”を自律的に選んで生きるというアダルトチルドレンや自己喪失の課題:1
境界線のない支配的な親子関係では、『見返りを求めない無償の愛情・保護』ではなく『何かをしなければ罰(無視)が与えられるという交換条件のある愛情・保護』によって子供の言動や役割行動がコントロールされている。その事によって“親の人格・人生”と“子供の人格・人生”との境界線が曖昧になってしまい、子供(自分)の判断や行動によって親が不幸な気持ちになったり、自慢できるような人生を歩む子供でないと愛情や関心を示さないという『親子関係の歪み(要求つきの過干渉)』が生まれてしまう。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/10/18 22:06
相手が自分に対して持っている“イメージ・期待・要求”に縛られる人間関係の悩み
家族にしても恋人・友人にしても『他者との人間関係』に疲れ切ってしまったりストレスを溜め込む人は、『他者の持つ自分への期待・要求・イメージ』に敏感であるために、他人と一緒にいると『本当の自分・考え』を見せられずに負の感情を内面化してしまう。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/10/18 22:05
なぜ他人との人間関係で疲れきってしまうのか?2:人からの頼み・誘いを断れない葛藤
相手との『本音と本音の交流(心のふれあい)』や『好意・援助の返報性(互酬性)』ができていないにも関わらず、相手の要求や誘いに対していつも良い顔をしてOKしていると、親しくもない相手や自分を甘く見る相手から『都合の良い人物(お人好し・扱いやすい相手)』として利用されやすくなる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/10/04 13:13
なぜ他人との人間関係で疲れきってしまうのか?1:人に嫌われたくない心理
全ての人に好かれたり良い人のイメージを持たれる必要がないにも関わらず、完全主義的な執着性格の人は『自分が大切にすべき親密な信頼できる相手』と『それなりに無難に対応すれば良いあまり親しくない相手(合わない相手)』との区別をつけられないために、人間関係やコミュニケーションで過剰に気を遣ったり相手に合わせてしまって心身の調子を崩してしまうことになる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/10/03 01:46
“優柔不断・拒絶恐怖・完全主義”の他者配慮型性格が感じやすい人間関係の慢性的ストレス
他者への配慮や気配りが過剰な人の場合には、『人間関係の愚痴・不満・憤り』を溜め込みすぎて、『人間関係の慢性的ストレス』によって心身のバランス(自律神経系)を崩して睡眠障害を起こしたり、うつ病・社交不安障害(対人恐怖症)のような状態にはまりこんでしまうことがある。人間関係の慢性的ストレスを引き起こす原因は、大別すると以下のような感じになるだろう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/10/03 01:43
几帳面・生真面目な融通の効かない執着性格と“相手の内面・感情”に対する想像力の大切さ
うつ病(気分障害)になりやすいメランコリー親和型性格や執着性格の特徴として、『几帳面・生真面目な秩序志向性(責任感の強さ)』や『本音の自分の感情や意見を出せない他者配慮性』が上げられますが、これらは真面目に頑張っているけれど職場の雰囲気や周囲の人間関係に馴染めないという問題にもつながっています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 3 / コメント 0

2013/10/03 01:38
“他人と一緒に楽しむ体験の欠如”と“他人との距離感の分かりにくさ(嫌われたくない思い)”
一緒にいるだけで楽しくて気持ちが明るくなる(もっとその人と長く一緒にいたい)、あるいは共に過ごしているだけで傷ついた気持ちや不安な感情が癒されるという共同体的な帰属感の原点は、子供時代の『打ち解けた良好な母子関係』にあります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/09/26 20:10
自分一人の力だけでやり遂げようとする自律性の限界と他人との付き合い方の問題:2
表面的な社会適応(自立能力)は良いが、他者に対する不信感・拒否感が強いパーソナリティについて、精神分析家のD.W.ウィニコットは『真実の自己』ではない『偽りの自己』だとして定義していますが、『偽りの自己』は子供時代から現在まで『本当に楽しいと思える人間関係(親子関係)の体験や記憶』がないということが影響しています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 4 / コメント 0

2013/09/25 12:58
自分一人の力だけでやり遂げようとする自律性の限界と他人との付き合い方の問題:1
自己を確立して“自立的”な人生を生きるということは、自分のやるべきことだけを他人の助けを借りずに“自律的”にこなすということとは違うわけで、『自分と他人を含む社会的関係性の中での協力・安らぎ・役割分担』のような関係性への適応や他者への関心も含めた総合的な行動方略として“自立”があると考えるべきなのかもしれません。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 4 / コメント 0

2013/09/21 18:43
“意識領域の大人の自分”と“無意識領域の子供の自分”との葛藤が生み出す対人ストレス
意識領域の大人としての自分と無意識領域の子供としての自分の葛藤が深くなると、『他人との表面的な付き合い』は出来ても『他人との親密な付き合い』はできなくなりやすい。なぜでしょうか。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 0

2013/09/21 18:41
“自律心”と“自立心(自己アイデンティティの確立)”の違いと人間関係への適応
自分で自分の身の回りのことをしたり最低限のやるべきことをしたりする能力として『自律』がありますが、『自律』は3歳頃の比較的早い発達段階で達成することのできる発達課題だと考えられています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 4 / コメント 0

2013/09/21 18:40
NLPとカウンセリングの目的理念の類似性と相手を望ましい方向に導くためのリーディング
NLPではコミュニケーションの意味を『お互いが相手から受け取ることのできる反応』と定義し、コミュニケーションの目的を『相手と自分にとって何らかの望ましい変化を引き起こすこと』という風に考える。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/09/09 01:50
NLPのペーシングとバックトラック(backtrack)で自分と相手のリズムを合わせてみる
キャリブレーションを前提とするペーシング(pacing)は、相手の表情や動作、仕草、声の調子などをしっかり観察することによって、より『実際の相手のペース』に近い自分のペースを模倣して作り上げていくことができるからである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/09/06 23:23
五感を重視するNLPのコミュニケーション技法とモダリティ(表象システム)が生み出す『優位感覚』
五感(感覚機能)を活用した観察技術であるキャリブレーション(観察による認識の調整)を実行することで、表情が暗くなってきたのでこれは話したくない話題なんだなとか、声の調子・抑揚が強くなってきたので今はテンションが上がっているなとか、落ち着かない感じで貧乏揺すりを始めたので精神的ストレスが高まっているのだろうとか言ったことを的確な精度をもって推測し共感しやすくなる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/09/06 23:21
NLP(神経言語プログラミング)におけるコミュニケーションの持つ意味とキャリブレーションの観察技法
コミュニケーションの擦れ違いや誤解は、『相手の言葉・表情・態度・身振りの意味』を読み間違えることによって起こるが、NLP(神経言語プログラム)ではコミュニケーションの本来の意味を『お互いが相手から受け取ることのできる反応』に求めている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/09/06 23:19
『自分が書きたい人生脚本』と『親(他者)から書かされる人生脚本』の区別による自律性・主体性の強化
“家族療法(family therapy)”は家族システム論を前提として、家族間の相互作用に注目したカウンセリングを行うが、それは『問題・症状を起こしている家族(子供・配偶者・兄弟姉妹など)』に対して、他の家族メンバーがどのような影響を及ぼしているのかを考えるということである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/08/24 00:51
人の判断や選択を間違わせてしまう認知のバイアス(偏り)とは何か?2:サンクコスト・支出の正当化
4.プロスペクト理論 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/08/12 08:57
人の判断や選択を間違わせてしまう認知のバイアス(偏り)とは何か?1:フレーミング・確証バイアス
行動経済学や認知心理学には、人間の判断や認知(考え方)、選択がなぜ偏ったり間違ったりするのかを説明するような理論仮説が多くある。そして、『買い物依存症・お金の使い方や投資の失敗・情報や人に騙される問題・非合理的な損失を生む選択』には、誰もが陥りやすい『生理的・心理的なバイアス(偏り)』が関係していることも少なくない。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/08/10 03:10
買い物依存症・アルコール依存症などの物質依存と関係する『生理的興奮・消費行動の心理的効果』
買い物やギャンブル、ドラッグ、アルコール、嗜好品などにのめり込んで耽溺してしまう『物質依存症』は、脳内で興奮性のドーパミンや鎮静性のセロトニンを分泌する『報酬系』を刺激する行動パターンにはまることで発症して維持される。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/08/10 03:08
ソーシャルブレインズとは何か?2:脳の認知コストの削減と社会的制約に規定される人の行動
合理的に考えれば、先史時代の人類が営んでいた『社会的な集団生活』の繰り返しが、人間の脳の『ソーシャルブレインズ』の社会適応的(規範的)あるいは他者配慮的(共感的)な機能を強化していったと推測されます。ソーシャルブレインズが完全に機能停止してしまうと、通常の社会生活を送ったり他者と人間関係を結んだりすることは不可能になりますが、それは『自分と相手(他者)との関係性・社会的状況が持つ意味』を読み取って推測したり判断したりすることができなくなるからです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/07/09 16:20
ソーシャルブレインズとは何か?1:J.リゾラッティのミラーニューロンから広がった期待
脳神経科学の分野では、人間の脳を『自分だけで機能する個体の脳』ではなく『他者(社会環境)と相互作用する社会的な脳』として捉えるソーシャルブレイン(social brain)の考え方がでてきています。従来の脳(中枢神経)の科学的研究では、物理的な脳を解剖して生理学的構造を明らかにしたり、脳の各領野・各器官がそれぞれどんな機能を担当しているのかを調べたりする研究(機能局在説の実証研究)が中心でした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/07/09 16:17
NLPではコミュニケーションをどう考えるか2:お互いの意図・感情を誤解しないための工夫
非言語的コミュニケーションの第一の魅力は、取り出して見せることができない『自分の心・感情』を相手に感覚的に分かりやすく伝えることで、『同じような人間らしい感情・考え方』を持っていることを示せることにあります。非言語的なメッセージを伝えて、『自分と相手の感情の共通性・共感性』を強調することで、お互いに安心感や信頼感を持ちやすくなるわけですが、『笑顔・うなずき・会釈・抱擁』などの分かりやすく好意・同感を示す非言語的コミュニケーションは相手に『誤解・歪曲』されにくいというメリットもあります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/07/03 11:35
NLPではコミュニケーションをどう考えるか1:非言語的メッセージと失敗の経験の活用
問題解決志向のカウンセリングであるNLP(神経言語プログラミング)は、認知行動療法(CBT)と同じように『客観的な現実(出来事)の内容』よりも『客観的な現実(出来事)の受け止め方・対処の仕方』のほうを重視します。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/07/03 11:32
『タイプ7情熱家・タイプ8挑戦者・タイプ9調停者』の“特徴的概念”と“他タイプとの相関”
○タイプ7情熱家……理想 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2013/06/02 11:07
『タイプ4芸術家・タイプ5観察者・タイプ6忠実家』の“特徴的概念”と“他タイプとの相関”
○タイプ4芸術家……本当の自分 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/06/02 11:05
『タイプ1批評家・タイプ2援助者・タイプ3遂行者』の“特徴的概念”と“他タイプとの相関”
エニアグラムの心理テストで分類される9つの性格タイプにはそれぞれの特徴と囚われがあるが、エニアグラムの目的は『性格上の長所・得意』を伸ばして『性格上の短所・苦手』を改善するというバランスの取れた認知(考え方)・行動・人間関係の様式を実現することにある。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/06/02 11:03
うつ病の典型症状としての『睡眠障害・摂食障害(食欲消失)』はなぜ理解されにくいのか?
うつ病における中核的な感情障害は、身体感覚の不調・不快としての身体症状を伴う『身体感情』や具体的な対象は定まらないが長時間にわたって続く『不快な状態感情』に集約される。また、うつ病患者のもっとも典型的な主訴は『全身がだるくて重たい・身体が思うように動かせず気分がずっと悪い・身体のどこかに痛みや不快感がいつもある』という“全身的かつ全般的な身体症状”であり、その身体症状が基盤にある形で抑うつ感や無気力、不安感、悲哀感、自責感、希死念慮といった様々な精神症状のバリエーションが出現してくるのである。 ... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/05/11 16:35
『感情障害』の視点から見るうつ病:クルト・シュナイダーの状態感情・価値感情の分類
うつ病(depression)は“気分障害(mood disorder)”と呼ばれたり“感情障害(affective disorder)”と呼ばれたりするが、感情の根源的な性質は『快と不快の感じ方の区別』にある。前回、『なぜ現代社会でうつ病は増えているのか?』という記事を書いたが、現在のうつ病の生涯有病率は10%前後(時点有病率は約4〜7%)とされ、10人に1人以上くらいの割合で重症度の差はあっても、人生のどこかでうつ病を発症するという時代状況にある。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/05/10 16:15
なぜ現代社会でうつ病が増えているのか?2:うつ病の治癒(寛解)をどう判断すべきか
うつ病の概念で大雑把に整理・理解されてしまうことが多い軽症うつ病や抑うつ状態、アパシー症候群、退却神経症、適応障害などは、『うつ病の概念的枠組みの拡大と患者数増加』を示している。これらのうつ病の部分的症状を伴いやすい心理的諸問題に対応するに当たっては、クライエント(患者)の抱えている心理社会的要因への関心を高めると同時に、その問題・悩みの解決に対してカウンセリング的な理論や技法を適用していくことが期待される。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/05/02 13:09
なぜ現代社会でうつ病が増えているのか?1:心理療法と薬物療法のバランス
うつ病(気分障害)を誰もが罹り得る『心の風邪』と呼ぶことによって、社会的な啓蒙と治療機会の拡大が進められてきたが、『症状・原因・重症度・薬剤への反応』が多種多様なうつ病患者数の増大(国内で約100万人以上)によって治療方針の混乱(対処法の困難)が深まってきた。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/05/02 02:37
『タイプ7情熱家・タイプ8挑戦者・タイプ9調停者』の性格の囚われ:エニアグラムの人間観
エニアグラムの性格タイプの分類の基準となる『エニアグラムの質問紙(9つのタイプの典型的特徴の項目)を書きましたが、前回の続きとなる『タイプ7情熱家・タイプ8挑戦者・タイプ9調停者の囚われ』を整理してみます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/04/18 14:06
『タイプ4芸術家・タイプ5観察者・タイプ6忠実家』の性格の囚われ:エニアグラムの人間観
○タイプ4の芸術家の囚われ ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/04/16 11:30
『タイプ1批評家・タイプ2援助者・タイプ3遂行者』の性格の囚われ:エニアグラムの人間観
エニアグラムの性格心理の世界観における『囚われ・執着』というのは、ある時には肯定的な自己アイデンティティや自己優越的な自尊心(自惚れ)の形を取るし、ある時には否定的な自己アイデンティティや自己否定的な劣等感(恐怖・不安)の形を取ったりもするもので、『自分が最も大切にしている自己像・自分が最も恐れている状況や喪失』を反映している。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 4 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/04/16 11:25
森田療法の生の欲望に基づく“囚われ”とエニアグラムの性格の本質に基づく“囚われ”
エニアグラム(enneagram)は古代のアフガニスタン一帯で考案され8世紀頃のイスラーム圏で再発見された性格心理学で、神秘思想家のゲオルギィ・イワノヴィッチ・グルジェフによってキリスト教圏にも伝えられることになった。エニアグラムでは便宜的に性格類型を9つのタイプに分類しているが、エニアグラムの性格テストで自分自身のタイプを知る目的は、『客観的な自己理解・自己洞察の深化』と『より良い自分や環境適応への変化の動機づけ』である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/04/16 11:22
『エニアグラム(enneagram)』による9つの性格分類とその特徴・長所・短所
エニアグラム(enneagram)はイスラーム社会で発見された性格分類の伝承的な理論の一つで、その起源は紀元前のペルシア地方(アフガニスタン周辺)にあるとされ、神秘主義思想のスーフィー派に重視された。エニアグラムはリーダーの人材育成・能力開発・運命予測などに関するスーフィー派の秘術として扱われてきたが、近代社会にエニアグラムの性格理論やその応用を紹介したのは、世界のさまざまな伝承・文献を渉猟した神秘思想家のゲオルギイ・イヴァノヴィチ・グルジェフ(1866-1949)であった。 ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/04/04 02:32
モラルハラスメントの加害者と被害者の性格行動の特徴2:自尊心・自分らしさを失う関係性
うつ病や適応障害が重症化して、外に出られなくなり死にたいという気持ちが強まっているような相手に対しても、『まだ歩けるし意識はあるから大丈夫(このくらいで死んだりするわけではない)・死にたいとかつらいとかいう人に限って死なないものだ・旅行にでもいってパーッと気晴らしするか・甘えているからそんなにやる気が出ないんだ』などの著しく配慮に欠けた冷たい発言をしたり、相手の病気の苦しみ・絶望を甘く見て大したことがないかのように揶揄したりします。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/03/16 18:49
モラルハラスメントの加害者と被害者の性格行動の特徴1:相手の感情や内面に対する共感性
モラルハラスメントの加害者になってしまう人の『社会的・職業的な属性』はさまざまですが、『自己愛性の強さ・孤独耐性の低さ(見捨てられ不安)・支配欲求の強さ・真の共感性(思いやり)の欠如・デリカシーの無さ(相手が嫌がっている事が分からない極端な鈍感さ)』といった特徴は共通しています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/03/16 18:47
“モラルハラスメントの言動”と“B群のパーソナリティ障害の性格特性”の類似点
モラルハラスメントの加害者になる人は、クラスターBのパーソナリティ障害である自己愛性パーソナリティ障害(NPD)や境界性パーソナリティ障害(BPD)、演技性パーソナリティ障害(HPD)の性格特徴のいくつかを部分的に備えていることが多いようです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/03/13 17:49
モラルハラスメントが見過ごされやすい社会構造と『関係性による支配(相手の自由の抑圧)』
広義の精神的虐待である“モラルハラスメント(moral harassment)”は非常に射程の長い概念であり、職場でのパワーハラスメントや異性間のセクシャルハラスメント、家庭での虐待問題、学校でのいじめなども含まれます。モラルハラスメントは、フランスの精神科医マリー=フランス・イルゴイエンヌが提唱した精神的加害の概念です。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 10 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/03/13 16:19
『ロジック・マーケット・アート』の人・モノの類型論に、“エスィクス”の要素をひとつ加えてみる。
人間の持つ『価値志向性・行動選択の傾向性』やモノ・コンセプトの特徴を、光の三原色のように“3つの類型・要素(タイプ)”の割合で表現することができるという、ちきりんさんの『Logic, Market and ART』を読みました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/03/08 14:14
自分自身の人生設計や幸福追求を前提にした“人生脚本の書き換え”と“親子間の境界線”
人生脚本の内容を段階的に規定していく基本的な物事の考え方は、直接的な言葉・会話・指示で与えられる『言語的なメッセージ』だけではなくて、間接的な態度・行動・扱いでほのめかされる『非言語的なメッセージ』で与えられるので、子どもがリアルタイムでそのメッセージの具体的な内容や人生に対する影響を知ることは殆ど不可能です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/03/05 15:18
なぜ“家庭・学校・企業”の閉鎖的環境で心理的問題(関係性の被害)は起こりやすいか?:2
家庭の虐待も学校のいじめも会社のパワハラ(労基法違反の過労)も、自分ひとりだけでは上手く解決することが難しいので、『内部の利害関係・独自のルール』に左右されない外部の第三者の理解や支援を受けるほうが大きな被害を軽減しやすくなるというメリットはあると思われます。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/02/27 02:09
なぜ“家庭・学校・企業”の閉鎖的環境で心理的問題(関係性の被害)は起こりやすいのか?:1
家族療法では、家族のメンバーがそれぞれの役割の中で相互に影響を及ぼし合っている『家族システム』を前提として、その家族システムを正常化させるための働きかけを考えます。家族システムの影響力にはもちろん、“愛情・喜び・安心・励まし・支え・癒し・居場所”を他の家族メンバーに与えるような正(プラス)の好ましい影響もあり、通常はそういった『正の影響』のほうが大きいために、人は自分の家族を作って一緒に生活しようとするのです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/02/27 02:06
精神分析のエディプス・コンプレックスと西欧文明の罪悪感1:父性原理と超自我
ジークムント・フロイトの精神分析の中心理論の一つである“エディプス・コンプレックス(Oedipus complex)”は、家族ファンタジーに基づいて『思い通りにならない社会的現実』と『超自我の罪悪感』を強調します。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 0

2013/02/09 23:40
子どもの教育・しつけと体罰の問題1:閉鎖的環境における他者のコントロール欲求
大阪市立桜宮高校では、自殺者を出したバスケットボール部の苛烈な体罰が問題となって、橋下徹市長の指示で同校の体育科の入試が中止にされた。事件と無関係な新入生が不利益を受けることになる一方的な入試中止の是非はともかく、『学校・家庭・企業』といった外部の第三者の目線や仲裁が入りにくい閉鎖的な環境では、『体罰・虐待・パワーハラスメント・モラルハラスメント』などがしつけや教育、指導を名目にしてエスカレートしやすくなる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/01/23 00:26
人間はなぜ“社会行動・労働と協力”をするのか?2:社会環境における自我承認と自己肯定感の欲求
社会心理学が研究対象とする『社会活動とその欲求』は、人間と他の動物とを区別する特異的な欲求でもあり、『経済行動・統制行動(規範遵守)・性愛と家族の行動・生活行動・精神活動』などさまざまなレイヤー(階層)の体系が積み重なる事によって、社会的存在としての人間の社会活動の欲求が形成されているのである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/12/24 00:30
人間はなぜ“社会行動・労働と協力”をするのか?1:人間の行動を生起させるさまざまな欲求
個人が他者や社会と関わり合う“社会行動”を取る理由には、『積極的な欲求』と『消極的な必要性』の二つがあり、前者は自分がしたいと思う事柄や欲しいと思う物品・金銭、付き合いたいと思う他者(世間に認められたいという欲求)がダイレクトに矛盾なく社会行動を生み出している。一方、後者の『消極的な必要性』によってしか社会行動をしたくないという人は、生きるために働かなければならないとか、誰とも関係がなければそれはそれで不安だとかいう理由によって、ある種、生きるための手段として社会行動を義務的に遂行していると見な... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/12/21 22:05
『個人の行動』と『集団内における行動』と『メンバーとしての行動』:個人と社会との相互作用
人間の心的過程には『生理的・生物学的なプロセス』と『社会的・対人的なプロセス』とがあり、心理学者や心理学派が唱える理論体系の原理原則もどちらかのプロセスに依拠したものである事が多い。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/12/21 22:03
レフ・ヴィゴツキーの『外言(外語)・内言(内語)』の概念を用いた言語発達論と思考力の向上
J.ピアジェの認知発達論の文脈では『過去に子どもが見聞きした大人の行動の模倣・過去の記憶内容をイメージとして思い浮かべられる能力』というのが発達課題として重要視されます。J.ピアジェの理論の眼目は、7歳以下の前操作期にある子どもは『感覚的思考』をするだけで『論理的思考』は殆どできないということにありましたが、この子どもの思考能力の発達観や順序に対しては、マーシャル・H・シーガルやレフ・ヴィゴツキーらが反対したりもしています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/12/21 13:24
“表象(イメージ)・記憶・見立ての能力”を応用した子どもの遊び方:自我・自己主張の芽生え
『見立て』の心理機能を応用したごっこ遊びや演技的な役割配置をできるようになることで『社会性の発達』が促進されることになります。乳幼児期の遊び方の発達は以下のように整理することができます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/12/09 18:42
J.ピアジェの認知発達理論とモノ(事物)を別の何かに見立てる『見立て』の能力
スイスの心理学者ジャン・ピアジェの認知発達理論(思考発達理論)は、思考の道具としての言語と表象操作がどのように発達していくのかを明らかにしたものですが、基本的には『感覚的・具体的なもの→形式的・抽象的なものへの発達過程』を示しています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/12/09 18:40
乳幼児期の“言葉・遊びの発達過程”と言語獲得の相互作用説:2
1〜2歳以上の乳幼児の多くは、『耳で聞いて理解することができる言葉の数』と『実際に話すことができる言葉の数(発語可能な言葉の数)』との間に違いがあるのが普通ですが、実際には大人が思っているよりも多くの語彙を持っていて、話すことはできないが大まかな意味が分かるという言葉を多く知っています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/12/08 15:17
乳幼児期の“言葉・遊びの発達過程”とノーム・チョムスキーの普遍文法(UG)の仮説:1
乳児期の赤ちゃんや幼児期の子どもは『探索行動・遊び』を通して発達していきますが、発達早期(12ヶ月未満)の赤ちゃんは、興味を覚えるモノへの接触や快の感覚を得られる行動を単純に繰り返す傾向が見られます。“いないいない、バー”などの遊びを楽しんで理解できるようになってくると、こうしたらこうなるだろうという『物事の発生の順序・因果』が何となく分かってきます。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/12/08 13:16
境界性パーソナリティ障害(BPD)に対する構造化されたカウンセリングの適応・効果
前回の記事の続きになるが、世界的に著名な認知療法家であるアーロン・ベックやデビッド・D・バーンズ、マーシャ・リネハンなども、境界性パーソナリティ障害(BPD)の治療戦略として『激しい情動と極端な言動の認知的コントロール(なぜその出来事に対してそんなに激しく怒ったり悲しんだりする必要があるのかの探求と調整)』に重点を置いており、BPDを些細な刺激や変化に過剰に反応し過ぎる問題として解釈している。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/12/01 15:18
“支配的で過干渉な親”はなぜ子どもの自立心を阻害するのか2:親子の人生の境界線の混乱
間接的な子どもの言動のコントロール法としては、『断りにくい善意・援助の形をした過剰な干渉』や『寂しくて可哀想な親(子どもから取り残されて佇む親)のイメージの演出』、『家庭内の特殊な慣習やルールの押し付け』などがある。いずれの方法も子どもに自分のほうが間違っていて悪い、親に対して申し訳ない冷たいことをしているという『罪悪感・自己否定感』を刺激する方法になっている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/11/13 22:29
赤ちゃんの“記憶・教育・学習能力”と“原始反射・運動機能の発達”:2
新生児の運動の多くは、皮膚や筋、腱に受けた刺激が脊髄に伝わって自動的な筋肉の反応が引き起こされるという『脊髄反射』ですが、新生児期の発達段階だけに特徴的に現れる『原始反射』というものもあります。脳機能の発達がまだ未熟であることによって起こる機械的な新生児の原始反射には、以下のような種類が知られています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2012/10/09 20:06
赤ちゃんの“記憶・教育・学習能力”と“原始反射・運動機能の発達”:1
赤ちゃんにどれくらいの単純な記憶力があるのかを調べる『馴化(じゅんか)‐脱馴化法』では、生まれたばかりの新生児(生後1ヶ月まで)の赤ちゃんにも、数十秒間だけ記憶を保持できる『極短期記憶』がある事が分かっています。馴化‐脱馴化法というのは、ある刺激を与えてそれに慣れさせていくと(馴化させていくと)その刺激に赤ちゃんは反応しなくなるが、別の種類の新たな刺激を与えて前の刺激を忘れさせていくと再びその刺激にも反応するようになるという実験法です。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/10/09 20:04
“社会適応・問題解決・能力成長”を目指す精神発達とロバート・W・ホワイトのコンピテンス概念:3
知能検査で測定するIQ(知能指数)の変化パターンには『上昇型・下降型・上下変動型・変動なし型』などがあるが、乳幼児期から児童期にかけて著しい上昇を見せた後は、緩やかな上昇に転じて青年期以降はそれほど大きな変化をしないというパターンが多い。ウェクスラー式知能検査では、その場の問題状況に臨機応変に適応して推理したり関係を把握したり、解決したりする『流動性知能』、意識的な学習行動や経験の積み重ねによって知識と情報を増加させていく『結晶性知能』とを分類しているが、加齢によって認知能力や反射的な対応力が低... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/07 18:58
“社会適応・問題解決・能力成長”を目指す精神発達と子どもの育て方に関する児童観・知能発達:2
思春期から青年期にかけての社会適応課題では、過去のトラウマの要因や現在の劣等コンプレックスの影響、意欲・興味関心の減退などによって、学校に通えなくなったり会社に行けなくなったり、社会参加する気力・意志がなくなってしまったりする可能性が生まれるが、乳幼児期の心身発達課題では何らかの問題がある成育環境や親子関係の情緒的葛藤がない限りは、やる気がないから立ち上がらないとか、心理的原因によって歩いたり話したりできない(心因性緘黙)という事は少ない。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/09/07 18:56
“社会適応・問題解決・能力成長”を目指す精神発達とジャン・ピアジェの認知発達論の一般性:1
前回の記事では社会環境や時代状況によって発達課題(個人の人生設計)が影響を受けるという話をしたが、『発達段階・発達課題』は現在の発達心理学でもなお有効な概念である。発達段階(developmental period)は、精神的・身体的な発達の非連続性とその区切りとなる分かりやすいステージを示すもので、乳児期から幼児期(幼児期から児童期)への異なる発達段階の移行では『身体能力・心的機能・認知・能力の飛躍的な向上』が見られる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/09/07 18:54
生涯発達心理学の視点と“社会環境・時代情勢”によって変化する発達課題:青年期〜老年期の精神的危機
現代の発達心理学は、出産前の胎芽期・胎児期から死の直前の老年期までを含めた『生涯発達心理学』として研究されているが、学校を卒業してからの思春期・青年期以降の発達課題やライフイベントが個別化・多様化しているため、『画一的・一般的な発達理論』を構築するのが難しくなっている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 7 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/09/07 00:27
境界性パーソナリティ障害と自他の境界線の曖昧さ2:ストレス耐性の低さが生む判断基準の硬直化
クラスターBのパーソナリティ障害では、幼少期に母親(父親)からの保護や愛情を十分に受けられなかったという思い残しがあったり、幼少期〜思春期にかけていじめ・集団からの疎外などを経験して友人関係に関するトラウマ(基本的信頼感の欠如)を受けたりした事で、『自己と他者の境界線・区別』が曖昧になってしまうことがある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/07/24 03:15
境界性パーソナリティ障害と自他の境界線の曖昧さ1:自分と異なる他者の人格・感情に対する想像力
自己愛の調整能力や感情の自己制御、自己アイデンティティの確立が障害される事によって、境界性パーソナリティ障害(BPD)や自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の人格構造の不適応な偏りが生まれやすくなる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/07/24 03:11
カウンセリングと人間関係における傾聴・共感・信頼3:“人間関係のトラブル・困難”に対処するヒント
一定以上の深さと親しさを持つ人間関係では、相互におよぼす『影響力・必要性』が大きくなるだけに、心情的なトラブルや思い通りにいかずに苦しむ問題も起こりやすくなりますが、そういった『人間関係のトラブル・困難』を乗り越えるための認知的対処法として以下のようなものを考えることができます。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2012/05/02 18:00
自分と似た人を好きになるか、自分と異なる人を好きになるか2:ユングの影(シャドウ)と恋人選び
『自分と似た特徴を持つ人を好きになりやすい人』というのは、上記した類似性・自己愛・生活適応などの要因を踏まえて、ある程度『今の自分自身の特徴や状況が好きで満足している人』である可能性が高いのですが、自分の特徴や現状がそれほど好きでないにしても、自分と類似した特徴や状況にある相手のほうが気兼ねなくリラックスして付き合えるという良さはかなり大きなものなのです。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/04/03 18:18
自分と似た人を好きになるか、自分と異なる人を好きになるか1:類似性の原理と自己肯定の強化
異性を好きになる時の要因は、『自分と似た特徴を持つ人を好きになりやすい要因』と『自分と異なる特徴を持つ人を好きになりやすい要因』とに分かれます。自分と似た特徴や傾向を持っている人を好きになりやすい要因は『類似性の原理・自己愛の強化』で説明されますが、街中を歩いている夫婦やカップルを見ていると雰囲気だけでなく外見(容姿・ファッションなど)も何となく似た感じの組み合わせが多いことに気づいたりします。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2012/04/03 18:14
現代の精神医療と薬物治療の可能性と問題4:生物学的精神医学と医師(精神医療)―患者の信頼関係
精神医療の問題点として、自傷他害の恐れが強かったり現実適応(通常の対話能力)を完全に失っているような重症患者になると、医療機関であっても『行き場所(継続的に受診や入院をさせてくれる病院)』がなくなってきて、患者と患者の家族の立場が弱くなりやすく、医師の治療方針に疑問を感じたり自分には合っていないのではないかと不安に感じても、それを直接質問することは心理的にかなり難しくなってくる(医師によっては疑問・不安・質問でも自分の治療方針に対する不満や反対と受け止めて不機嫌になったりする事例なども)というこ... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/03/24 12:17
現代の精神医療と薬物治療の可能性と問題3:向精神薬の作用・副作用と抗うつ薬の効果の捉え方の変化
向精神薬によるそれぞれの副作用の症状は別の薬で抑えることができるようになっているが、それでも飲む薬が増えて筋肉・運動の異常反応が増えるというのは、本人にとっては辛くて苦しいことであり、副作用が重くなれば服薬遵守ができなくなるケース(自己判断の減薬)もでてくる。抗精神病薬の副作用は、ドーパミン受容体遮断による『錐体外路症状』と他の抗うつ薬などの向精神薬でも出やすい『抗コリン作用(口渇・便秘・排尿障害)』とに分けることができる。代表的な錐体外路症状は以下のようなものである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/03/21 17:07
現代の精神医療と薬物治療の可能性と問題2:抗精神病薬の開発と“精神病の寛解”を目指す医療
精神疾患の治療理念はある意味では、完治させられない“慢性疾患(アレルギー性疾患・腎障害・糖尿病・リウマチ・肝障害等)”の治療に当たる内科医が『薬で抑えて症状と上手く付き合っていきましょう』というように、今ある医学的手段によって症状をコントロールしていくことが目的になっているからである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2012/03/19 15:03
現代の精神医療と薬物治療の可能性と問題1:yomiDrの『医療ルネサンス』の事例を読んで
読売新聞の“yomiDr.(ヨミドクター)”の連載『精神医療ルネサンス』で、現代の精神医療と薬物治療に対する“批判・不満・不信のケース”が多く掲載されていて、近代以降の精神医学の成果と限界、問題について深く考えさせられる内容になっている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/03/19 15:00
“男らしさ・女らしさ”のジェンダーは環境・教育で決まるのか2:性差を巡る生物学と社会科学
平均的に見る限り、女性は男性のように『身体的な闘争』に適した頑健な身体構造を持っておらず(それが近代の法治主義国家ではそれほど役に立たない強さだとしても)、やはり腕力・体力では男性のほうが優位にあって、『戦争・暴力・競争』においては女性よりも攻撃的になりやすい傾向は顕著なものがあります。男性とは何々である、女性とは何々であるという『一般論』は現代では短絡的な決め付けや男女差別として否定されやすいですが、その理由の多くは“ポリティカル・コレクト(政治的な正しさ)”であり、科学的な事実であるというわ... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2012/03/08 00:01
“男らしさ・女らしさ”のジェンダーは環境・教育で決まるのか1:自然の摂理の模範化と人の幸せ
人間社会も中世・近世までは現在と比べれば、より『自然界の摂理』に近い冷徹な仕組みや上下関係の秩序を持っており、弱者(身分的・経済的・健康的な劣位者)であることの不利益や被害は相当に大きなものでしたが、前述したように近代化の進展や倫理感覚(共感性)の向上は『自然選択の淘汰圧・優位者による劣位者の搾取や虐待』をかなり緩めることに成功しました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2012/03/07 23:56
性格心理学と“性格はどこまで変えられるのか”という問い2:宮城音弥の気質論と自己一致
『性格は変えることはできるのか?』という問いは、ここまで書いてきた“ペルソナ・役割演技・認知(物事の受け止め方)”の概念や実際とも関係しているが、カウンセリングの大きな目標である“言語的あるいは非言語的コミュニケーションによる人格(性格)や心理行動パターンの変容”にも深く関わっている。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 4 / コメント 0

2011/10/27 09:52
性格心理学と“性格はどこまで変えられるのか”という問い1:ペルソナ・役割演技による社会適応と自己
心理学の性格理論では、性格傾向の典型的な形式(タイプ)を分類する『類型論』でも性格構造のいろいろな因子・特徴を抽出して組み合わせていく『特性因子論』でも、個人の性格傾向は大きく変わらないという前提に立っている。乳幼児期から青年期に掛けての性格形成過程(発達過程)では、家庭環境や親子関係、友人関係、教師からの影響によって、性格の特徴は可変的な部分があるが、それでも生得的な『遺伝要因・体質・気質』に関しては固定的に考えられることが多い。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2011/10/27 09:48
ひきこもりに対する“システムズ・アプローチ”と“心的成長・転機を期待する意味論の視点”:2
ひきこもり問題に対する家族療法のような『システムズ・アプローチ(システム論的なアプローチ)』では、“個人システム―家族システム―社会システム(医療・心理臨床・支援制度)”の間の相互的なコミュニケーションの可能性を回復することが優先事項であり、個人システムの心的外傷や不適応状況、自己アイデンティティの拡散を改善していくか、社会システムにあるひきこもり解決のための社会的資源を有効活用していくことが望まれるように思う。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/07/12 16:21
ひきこもりに対する“システムズ・アプローチ”と“自己アイデンティティの変容・生き方の見直し”:1
家族療法やブリーフセラピーでは、社会的ひきこもりの問題を『システム論』の見地から見て解決法を模索することが多くなるが、システム論というのはひきこもりの問題を『複数のシステム間(構成要素間)の相互作用や断絶』が形成して維持しているという考え方である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2011/07/12 16:04
社会的ひきこもりの定義と心理行動パターン2:非社会的問題行動と相関する心理社会的な要因の分類
人間の『生の本能』を有効活用する『森田療法』を創始した森田正馬(もりたまさたけ)は、他人から見られたり他人と話す場面において、自分が他人に不快な影響を与えないか、相手から自分がバカにされないかという過剰な不安が生じ、その結果として対人関係から逃避してしまう神経症的病理を『森田神経質』と名づけた。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/07/08 01:08
社会的ひきこもりの定義と心理行動パターン1:他者に対する優越感・劣等感と思春期的な挫折体験
現代の日本では、社会活動や職業活動に参加しない“非社会的問題”としてのひきこもりが増えていると言われる。ひきこもりの人の数は、自宅・自室から全く一歩も出られないような重症例の人は数万人〜10万人程度とも言われるが、軽度のうつや対人不安、自信喪失、モラトリアム、就労拒否、アパシーなど『買い物や遊びでの外出・親しい周囲の人間関係』には適応できるが職業活動(社会参加)が続かないという人まで含めると、約130万人以上にも上ると推計されていたりもする。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/07/05 07:24
J.ピアジェとE.S.スペルケの“乳児のモノ(対象)の認識”に関する実験2:対象の永続性の獲得
ジャン・ピアジェが行った乳児のモノに対する認識の実験の続きになります。8ヶ月目の乳児は、目の前でモノにカバーを掛ければそのカバーを外すことができますが、何回か『同じ場所』でカバーを掛けて外させた後に、今後は『違う場所』で乳児に見えるようにしてカバーを掛けると、前と同じ場所のカバーを外そうとする『学習行動の習慣性』が見られます。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/07/01 22:53
J.ピアジェとE.S.スペルケの“乳児のモノ(対象)の認識”に関する実験1:ピアジェの思考発達理論
赤ちゃんの顔認識機能の発達プロセスについては、生後二ヶ月未満の赤ちゃんが持っている本能的な顔認識システムとしての『コンスペック』と、生後二ヶ月以降に発達してくる学習的なシステムである『コンラーン』とが区別されています。コンラーンが形成される生後2ヶ月頃から大脳皮質の活動が開始されますが、過去の記憶情報を元に人の顔を区別できるようになるコンラーンが発達してくると、自分の好きな母親・養育者を見て笑うという『社会的微笑』が起こりやすくなります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 2 / コメント 0

2011/07/01 22:51
個人の“自由な選択・主体的な判断”はどこまで可能か?:好感度・選択を促進する潜在的な知覚体験
前回の記事の続きになりますが、単純呈示効果にはサブリミナル効果も含まれており、『見たことがある・聞いたことがある・外見や顔を知っているという自覚・実感』がなくても、瞬間的に知覚したことのある対象に対して好感度・選好性(選びやすさ)が上がりやすくなるのです。これを『閾下単純呈示効果』といいますが、クンスト‐ウィルソンとザイオンスのプライミング効果の実験によって、この閾下単純呈示効果の存在が確認されています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/05/19 08:12
“潜在的な知覚・記憶”が生むサブリミナル効果と注意の二過程説:説得と単純呈示による広告効果
自分自身がその刺激・情報を知覚できているという実感がないのに、その刺激・情報が潜在的に処理されていて何らかの影響を及ぼすことがあり、これを知覚可能な閾値よりも下の知覚という意味で『閾下知覚』と呼びます。閾下知覚は意識化したり言語化したりすることができない知覚ですが、ガヤガヤとしたパーティー空間の中で好きな相手の発言や自分の名前を含む発言だけに突然注意が向く『カクテル・パーティー効果』に関係したり、映像の中に知覚できない瞬間的な情報を挿入することで行動や選好に影響を与える『サブリミナル効果』を引き... ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/05/19 08:07
『宣言的記憶』と『手続き記憶』の健忘症(脳損傷)による忘却リスク:自分で自覚できない潜在的記憶
前回の記事で説明した盲視覚や半側無視の実験では、『見えているという実感・自覚』が無いにも関わらず、見えていないとできないはずの課題を無自覚的・反射的にこなすことができるという事を示しました。自分自身が自覚することのできない知覚、あるいは、自分自身では意識的にアクセスすることのできない知識があるという人間観は『潜在的な認知プロセス』の存在を前提としていますが、S.フロイトが創始した精神分析学もまた『(本人が自分で自覚できない)潜在的な記憶・感情のプロセス』を再現しようとする心理療法としての特徴を持... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/05/19 08:03
“盲視覚・半側無視・失語症”から推測される無意識の認知プロセス:意識的自覚の欠如と無意識の行動
脳損傷患者の行動変化や認知的特徴を研究する『神経心理学』の事例では、視覚野の脳神経障害によって視野が欠けているはずの患者が、見えないはずの光刺激や形態の分別を何らかの方法で知覚できる『盲視覚』がワイスクランツ(Weiskrantz)によって指摘されています。盲視覚では、何がどういう風に見えたかを言語的に報告することはできないのですが、光刺激が与えられた場所などを指でなぞったりすることができるといいます。しかし、この盲視覚の実在性については、周辺の見えている視野を担当する視覚細胞が機能しているだけ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/05/17 11:43
やる気を生む内的モチベーションと外的インセンティブ3:自律性・熟達性・貢献感で高まる働く意欲
前回の記事の続きになりますが、『報酬の隠されたコスト』の悪影響が起こりやすい分野は大きく分ければ二つあります。それは『ヒューリスティックな仕事』と『利他的・献身的な活動(ボランティア・献血など)』であり、後者の利他的行動(無償奉仕前提の活動)においても、被災地ボランティアを有償の仕事にしたり、献血希望者に見返りの報酬を与えると、逆にそれらの活動に参加したいという人の数が減る事が社会心理学的な実験(スウェーデンの献血報酬実験:Mellstrom & Johannesson, 2008)で確認されて... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2011/04/09 19:50
やる気を生む内的モチベーションと外的インセンティブ2:ヒューリスティックな仕事と意識の自由度
外部的な報酬や自己利益の最大化にこだわらない活動は、ウェブ上のオープンソースやQ&Aの回答に留まるものではなく、近年では『利潤の最大化』を追求する営利企業とは異なる、『良い社会変化の促進・社会貢献の最大化』を追求する社会起業(ソーシャル・アントレプレナーシップ)のコンセプトもでてきています。社会起業家の活動や概念は、途上国で低所得者向けの融資を行う『グラミン銀行』を創設したムハマド・ユヌスの登場によって更に広まりましたが、国際的な規模を持つNGO・NPOから、地域社会に根ざした草の根的な家族・病... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2011/04/09 19:44
やる気を生む内的モチベーションと外的インセンティブ1:無償で行動する人・強制されて動く人
人間はなぜ大変なことがあっても努力するのか、どうすれば苦しみや負担の少ない努力ができるのかというテーマについて、前回の記事で考えてみましたが、人間が努力する根本的な動機づけには『低次の生存欲求・安全欲求・帰属欲求』だけではなくて、『高次の承認欲求・自己実現欲求』が関係しています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2011/04/09 19:33
東日本大震災の復興支援とPTSD・苦悩感に対するメンタルケア:災害心理学から考える心理的支援
東日本大震災(東北地方太平洋沖大地震)では約40万人以上の人たちが、物資・食品・暖房(燃料)・医薬品が乏しく衛生環境も厳しい避難所で、不便な避難所生活を余儀なくされている。今、被災者の方たちに最も必要なのは毎日の生活に必要な物資・食品・医療品を十分に準備して上げて、快適かつ衛生的にトイレをしたり入浴できたりする設備を整えて上げることである。物理的な環境面での不快さや不潔さ、不便さを段階的に取り除いていき、生活環境を改善していくプライバシーを保てる仮設住宅の建設を急ぐことが当面の課題であり、『飢え... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 6 / コメント 0

2011/03/27 05:29
自分の感情を認識するための自己知覚・原因帰属2:生理的興奮と情動のラベリングによる感情の意識化
前回の記事の続きになりますが、『シャクター=シンガー理論』とも呼ばれる『シャクターの情動二要因説』は、社会心理学者のスタンレー・シャクターとジェローム・シンガーによって提唱されたものです。シャクター=シンガー理論では、生理学的興奮(身体的変化)とその原因の事後的認知によって、喜怒哀楽などの『情動の種類』が自覚されるとしますが、ここでは生理学的興奮そのものは、どんな感情としても認知され得る一般的な興奮(潜在的可能性)と仮定されています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

2011/02/16 06:38
自分の感情を認識するための自己知覚・原因帰属1:認知的不協和の動機づけと情動の中枢神経説
前回の記事では、スペリーとガザニガらの分割脳実験と右脳(非言語性半球)の潜在的認知プロセスを参考にして、自分自身でも知ることのできない『自分の心理状態・行動の原因』について考えてみました。古代ギリシアのデルフォイのアポロン神殿には『汝自身を知れ』というスローガンが掲げられていたと言いますが、哲学史・宗教史では『主客問題・自我・実存主義・内観と瞑想・帰依と祈り・神との対話・個人主義・共同体主義』などのコンセプト(テーマ)や実践を通して自己を知ろうとしたものの、自己の理解は思弁的あるいは物語的なレベ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/02/16 06:36
自分で自分の行動・判断についてどのくらい正しく知る事ができるか?:スペリーとガザニガの分割脳実験
自分の心理状態や知的能力については自分自身が一番良く分かっていると思いがちですが、『脳が情報処理していること』と『自分が分かっていること(意識化・言語化できること)』の間に大きなズレがあることが、幾つかの脳神経科学の実験によって明らかになっています。ある課題を遂行するために、脳が大脳皮質で情報処理を行っていても、自分自身はその情報処理の存在に気づかないことがあるという事ですが、この意識化(言語化)できない情報処理プロセスの事を『潜在的認知』と呼んだりもします。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 4 / コメント 0

2011/02/15 22:13
マゾヒスティック・パーソナリティの“苦労・努力の自己選択”と“他者への依存性・他者の支配欲求”
前回の記事の続きになりますが、受動攻撃性パーソナリティは『不満・反発を感じながらも、経済的・実際的には依存しなければならないという苛立ち』によって突き動かされる未熟性を孕んだ人格構造であり、基本的には『依存的パーソナリティの側面』を強く持っているので、依存している対象からの『保護・恩恵』を受けられなくなるほどの徹底抗戦には踏み切れないという事になります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/01/27 01:31
拒絶性パーソナリティ障害の消極的抵抗やサボタージュを生む“被害者意識・恩恵の期待・自信低下”
依存性パーソナリティ、演技性パーソナリティに続いて『依存性・他者中心性』が強いとされる人格構造は、受動攻撃性パーソナリティ(拒絶性パーソナリティ)とマゾヒスティック・パーソナリティですが、これらのパーソナリティはDSM-Wには正式採用されていないものの、現実の社会生活や人間関係、職業活動で多く見られる『消極的な抵抗・皮肉・当てつけなどの問題』と深く関係している人格構造です。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 3 / コメント 0

2011/01/18 21:59
“依存の極”と相関するパーソナリティ障害・人格特性とアパシー2:演技性パーソナリティ障害
依存性パーソナリティでは『自分のやりたいこと・好きなことへのこだわり』よりも、『他人が自分をどう見ているか・他人がどれくらい自分を肯定して支持してくれるのかという依存性(他者配慮性)』のほうが強くなるので、自分をひっぱっていってくれるリーダー的な存在がいたり、何をすべきか指示・助言してくれる他者がいれば、それなりの社会参加や仕事への動機づけが出来る面があります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 3 / コメント 0

2011/01/18 21:55
“依存の極”と相関するパーソナリティ障害・人格特性とアパシー1:依存性パーソナリティ障害
アパシーシンドローム(意欲減退症候群)と関係する悩みの一つに、『自分のやりたいこと・好きなこと』が見つからないという事があり、何もやりたい事がないから意欲・やる気が大きく低下して、モラトリアム(社会職業上の不決断)が長く続きやすくなります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 5 / コメント 0

2011/01/18 21:52
仕事に対するモチベーションと報酬の多寡が生む認知的不協和:好きな事を仕事にすると何が変わるか?
仕事や物事に対するモチベーション(動機づけ)には、自分自身の興味や好奇心に基づく『内発的動機づけ』と外部的な報酬や利益に依拠する『外発的動機づけ』がありますが、どちらの動機づけに頼るほうが仕事(物事)に対して意欲的な行動・認知を維持しやすくなるのでしょうか。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 3 / コメント 0

2011/01/04 00:01
対象喪失の悲哀がどのようにうつ病の自尊心低下と相関するか3:自己非難・自罰感情を生むメカニズム
精神分析の病理学では『無意識領域への心的過程(心理内容)の抑圧』が各種の神経症・ヒステリーの原因になるという仮定がありましたが、精神病とされるメランコリー(うつ病)においても『自我機能・自尊感情を低下させる無意識的な葛藤や喪失感』に焦点が当てられており、うつ病に特有の自己卑下・自己嫌悪が起こるメカニズムを『自我に対する内的な憎悪・攻撃(肛門期的サディズムへの退行固着)』で説明しています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 2 / コメント 0

2011/01/03 14:44
老後の判断能力・意志表示能力の低下にどのように備えるか2:認知症と成年後見制度の理解
高齢化社会が進展する中で、誰もが80代以上くらいの年代になってくると、老化や認知症、寝たきりなどによって『十分な事理弁識能力(物事の理解・判断・決定とそれらに対する責任)』を維持できなくなり、自分の年金・預金・保険を自分のために有効に活用することが困難になったり、自分に必要な介護サービスを契約できなくなったりする事態も想定されます。どんなにお金を持っていても自分の『望む老後』を送るためには、自分の判断能力や責任能力が低下した時にどう対処するのかを考えておかなければならず、その為の方法の一つとして... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/12/26 00:37
老後の判断能力・意志表示能力の低下にどのように備えるか1:老年期のメンタルヘルスの課題
老後の悩みの典型として『お金』と『健康』がありますが、近年は公的年金など社会保障制度の持続性が疑われる中で、貯蓄して十分なお金さえ持っていれば安心とする価値観もあります。しかし、老後の生活のQOL(生活の質)を高めるためには、必要限度の収入・貯金だけではなくて、『身体と精神の健康』がとても重要になってきます。老化・疾患によって身体が不自由になったり、人間関係(家族関係)の変化や孤独感・寂しさによってメンタルヘルスが悪化したり、認知症や寝たきりになって意志表示が困難になったりするリスクは、お金だけ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2010/12/26 00:30
アパシーシンドロームによる無気力化・無関心化と自己アイデンティティ拡散:ウェブサイトの更新
大学生の『学業・進路選択=本業』に関する無気力や意欲減退が持続する状態を、ハーバード大学の心理学者P.A.ウォルターズはスチューデント・アパシー(student apathy)という概念で表現しましたが、アパシー(意欲減退)の問題は青年期の大学生に限らずさまざまな年代や状況で起こる可能性があります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 6 / コメント 0

2010/12/11 00:24
女性はなぜ容姿について“可愛い”よりも“綺麗”と言われたい人が多いのか?:ネオテニーの生物学
人間の顔の特徴や区別は『対人魅力・性的魅力』とも深く相関しており、一般的には美人やイケメンといった人並み以上に容姿端麗な顔が選好されやすいように思われているが、最終的な性選択のカップリングは『社会的バランス理論・進化生物学の繁殖適応度』などによって、自分と類似した容姿の相手(自分の社会的リソースと均衡した容姿の相手)になりやすい。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 3 / コメント 0

2010/12/04 14:01
見慣れた顔ほど高い精度で見分けやすい“人種効果”と顔の表情の読み取りによる“人間関係の調整”
人間の『顔』を記憶して識別する顔認知の機能は、『同じ人種(見慣れた系統)の顔』に対して効果的に働き、『異なる人種(見慣れない系統)の顔』に対して余り有効に働かないという特徴を持つが、この顔認知の特徴を『人種効果(同類効果)』と呼ぶ。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 2 / コメント 0

2010/12/04 13:49
脳の顔領域の損傷による『相貌失認』と人間の『顔認知(顔と表情の識別)』の発達の特殊性
人間にとっての『顔』は社会生活や対人コミュニケーション(感情伝達)に必要不可欠な情報を提供するインターフェイスであると同時に、『顔の好き嫌い・美醜の判断』は自己評価(対人評価)や異性選択、社会的ネットワークなどとも深い相関を持っている。ヒト以外の動物にとっては、『顔』は生存適応度や繁殖適応度と密接に相関しておらず、人間ほど高度で複雑な社会構造を形成していないので、他の動物は『顔による個体識別』や『表情による感情認知』といった脳の特異的機能が発達していない。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 4 / コメント 0

2010/12/04 13:45
“歓迎・送別の場”で相手への好意を示すコスト・ディスプレイと接客サービスの受け取り方
長年の友人や離れていた恋人などが飛行機でやってきた時に、生活拠点から離れた空港にまで出迎えに行くという行為が、前回の記事で説明したコスト・ディスプレイの分かりやすい例になります。当然、時間とお金を使って飛行機に乗ってまで、遠い場所からやって来てくれたその友人も、会いに行く相手に対してコスト・ディスプレイを行っています。空港前の道路で車に乗り込んだまま相手が歩いてくるのを待つよりも、近くに車を駐車して友人が空港のカウンターから出てくるのを待ち受けるというほうがコスト・ディスプレイの効果は大きくなり... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2010/10/04 15:41
交流分析における“儀式(挨拶)”の交流と相手に親密さ・歓迎の気持ちを伝える“挨拶ディスプレイ”
他人に挨拶をする行為は、エリック・バーンの交流分析の『時間の構造化』において、『儀式(儀礼)』という行為類型に分類されます。交流分析では他者とのコミュニケーションの目的を『ストローク(stroke)の獲得』としていますが、ストロークというのは他者から自分の存在を認められる情緒的・生物学的な刺激のことです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 3 / コメント 0

2010/10/04 15:38
リリエンフェルド『臨床心理学における科学と疑似科学』の書評2:科学的な心理療法研究の概略
S・O・リリエンフェルドの『臨床心理学の科学と疑似科学』では、特定の精神障害の客観的な実在性や診断の妥当性、因果論的な分析、症状の影響の範囲についても考察されていて、特に第5章では解離性同一性障害(多重人格障害)の研究の解説に力を入れています。第9章の『心的外傷後ストレス障害(PTSD)の新奇で論争となっている療法』では、PTSDに伴う恐怖感やフラッシュバック、不適応状態を緩和する効果があるとされる複数の『パワー療法』の技法やその根拠・効果について批判的な検証が加えられています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2010/10/03 15:30
リリエンフェルド『臨床心理学における科学と疑似科学』の書評1:症候群の認定と法的責任の変化
臨床心理学における『理論仮説・心理アセスメントの科学的客観性』は、心理学者・精神科医・精神保健専門家・行動科学者の証言の真実性や有効性とも関係していますが、リリエンフェルドの『臨床心理学における科学と疑似科学』の『第4章 専門家証言の科学と疑似科学』では裁判における心理専門家の証言の有効性・許容性についての検証が為されています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2010/10/01 13:05
TAT・描画法の科学的研究と標準化・信頼性の困難:科学の懐疑主義を臨床心理学にどう生かすか?
リリエンフェルドの『臨床心理学における科学と疑似科学』は、臨床心理学の定説や成果を批判的に検証した本ですが、臨床心理学の『科学哲学的な考察・科学的視点にフォーカスした論考』に関心を持っている人であれば一読の価値があります。『臨床心理学における科学と疑似科学』は、科学としての心理学と技術としての心理学の境界線を明確化する目的で書かれていますが、冒頭では疑似科学・経験論を承認しやすい人間心理の仕組みについても言及されています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2010/09/26 09:04
心理検査(心理テスト)の科学的研究の論点:解釈の多義性を持つ『投影法』の標準化と限界
クライアント(被検者)の性格傾向や精神病理などを目的に合わせて調べる『心理アセスメント』には、調査的・診断的面接を補助するさまざまな種類の心理検査(心理テスト)があります。臨床心理学(clinical psychology)を実証性・客観性を重視する科学的心理学の観点から考えると、『心理検査の科学的・統計的根拠』が評価されることになりますが、心理検査の多くは『信頼性・妥当性・評価基準(統計的偏差)・標準化』によって科学性が担保されていると推測されます。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2010/09/26 09:00
“親密過ぎる関係”では、なぜコミュニケーション頻度が下がるのか?:異性関係の慣れと新鮮さ
ある二人の人間の間に『個人的なつながり(人間関係・恋愛や夫婦関係)』があるか否かは、コミュニケーションの内容や相手に対する行動・態度などから大まかに推測することが可能である。ある程度親しい友人知人との間では活発なおしゃべりや娯楽的活動が見られるし、初対面の相手やよく知らない相手との間ではやや距離感のある遠慮がちな言葉のやり取りが見られる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 11 / トラックバック 6 / コメント 0

2010/08/03 01:10
リラックスした対人関係を生み出す“ペーシング”と“姿勢反響”:お互いの動作を合わせる効果
対人関係を円滑にするコミュニケーション技術をマニュアル化したNLP(神経言語プログラミング)には、ペーシング(pacing)という基本動作がある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 5 / コメント 0

2010/08/03 01:03
他者との非言語的コミュニケーションを生む“偶発的ジェスチャー”と“一次的ジェスチャー”
身振り手振りや手足の動きなど『身体動作』を用いた非言語的コミュニケーションの中心は『ジェスチャー』である。ジェスチャーは手振りや手足の動きなどの視覚刺激によって、他者に『特定の意味情報・感情・意志』を伝達するが、ジェスチャーが代理表象する意味(意志)は『同じ動作』であっても、それぞれの文化圏・生活圏・宗教圏によって大きく異なってくる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 9 / コメント 0

2010/07/13 22:56
臨床心理学的な“正常‐異常の基準”は何を基準にしているのか?:個人と環境の相互作用と適応基準
前回の記事の続きになるが、医学的な病理性の診断を行う『精神病理学』に対して、臨床心理学では『異常心理学+心理アセスメント』によってクライアントの心理的問題の異常性を判断することになるが、異常心理学には精神疾患の名称・分類・特徴も含まれているので精神病理学とオーバーラップする項目も当然に多い。異常心理学の想定する精神状態・行動様式の『正常と異常の基準』は多次元的に設定されることになるが、それは精神医学的な病名診断よりも広範な基準に基づいている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 0

2010/07/11 04:46
“生物―心理―社会モデル”によるメンタルヘルスや認知傾向の多面的な理解:対人援助の相補的協働
臨床心理学やカウンセリングで解決すべきとされる『問題・異常』の範囲は、精神医学や特定の環境・集団で解決すべきとされる『問題・異常』の範囲よりも一般に広い。精神医学では個人の精神疾患(精神障害)の症状・特徴について現象学的な分類と医学的な診断を行い、脳神経系の原因を仮定しながら薬物療法を実施する。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 3 / コメント 0

2010/07/11 04:38
非定型うつ病の“ストレス反応性・拒絶過敏性・依存行動”を緩和するための認知転換とストレスコーピング
非定型うつ病は従来のうつ病とは違って、自分の好きなことや楽しいことをしている間だけは気分が明るくなり行動力が回復するという『気分反応性(ストレス反応性)』が見られます。その為、周囲から擬態うつ病や詐病と疑われやすいのですが、『睡眠障害(過眠)・摂食障害(過食)・パニック発作・鉛様の身体の重さ・気分の落ち込み・衝動性と自傷行為』といった苦痛な症状は実際に起こるので、“病気であることを意図的に演じている状態”とは全く異なります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 74 / トラックバック 4 / コメント 0

2010/06/02 10:30
“ヒトと動物の大脳の比較”と“チンパンジー(類人猿)の言語能力・心の理論を巡る実験”
前回の記事の続きになりますが、人間の『脳重量・大脳皮質のニューロン数』を、他の動物と比較すると以下のようになります。大型哺乳類と比較すれば人間の脳は特別に巨大なわけではなく、人間の脳機能の優位性には『高度な機能分化』や『脳機能と身体構造の協調』、『他の個体と協働する社会性の発達(コミュニケイティブな社会的動物としての進化プロセス)』が関係しているのではないかと思います。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 4 / コメント 0

2010/03/31 17:28
“家庭・育児の環境要因”は個人の性格形成や知能発達にどれくらいの影響を与えるか?
人間の性格形成や能力向上、精神発達に与える『遺伝要因・環境要因』の影響がそれぞれ何パーセントであるのかを、正確に判断することは難しい。遺伝要因と環境要因の影響を厳密に区別する研究方法(環境条件の統制)には限界があるので、一卵性双生児を用いた『双生児研究(異なる成育環境で成長した双生児の性格・知能・適応の比較)』などの成果を元にして遺伝要因と環境要因の大まかな比率を推測するしかないからである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 3 / コメント 0

2010/02/25 03:15
人間の性格や知的水準を規定する“遺伝”と“環境”のバランス:遺伝子・環境の決定論の限界
人間の性格形成や精神発達のプロセスには様々な要因が関係しているが、『生得的な遺伝要因』と『後天的な環境要因』のどちらを重視するかによってスタンスが変わってくる。人間の性格傾向や能力・適性が遺伝(生まれ)によって決まるのか、環境(育ち)によって決まるのかという『氏か育ちか論争』は19〜20世紀を通して活発に行われた経緯があるし、現代でも人間の性格行動パターンに及ぼす特定の遺伝子の影響を研究する『行動遺伝学』のような分野がある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 9 / トラックバック 6 / コメント 0

2010/02/22 03:09
村上宣寛『心理学で何がわかるか』の書評:科学的心理学のプロセスを重視した丁寧な概説書
医学・医療や健康食品、エコロジーなどの領域では、一見して正統的な科学理論を装っているが、科学的根拠に瑕疵や不備のある『疑似科学』が問題にされることがある。疑似科学にも体験談(目撃談)のみに依拠する杜撰なものから、研究データを細かく例示する精巧なものまで様々なレパートリーがあるが、自然科学と疑似科学との境界線を正確に見極めることは門外漢の素人には難しいし、研究方法・デザインが科学的であってもデータのサンプリングや統計の解釈に問題があることもある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 6 / コメント 0

2010/02/18 09:27
発達心理学の歴史とフィリップ・アリエスの『子どもの誕生』3:“臨床・発達・教育”の視点
発達心理学の歴史がどのように展開していったのかについて定説はありませんが、19世紀には自然科学(進化生物学)の発展に影響を受けた『比較心理学』という分野が生まれており、人間と類人猿の行動・心理を比較したり、人間の大人と子どもの行動・心理を比較したりする研究が行われていました。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 3 / コメント 0

2010/01/18 01:09
発達心理学の歴史とエリクソンのライフサイクル論2:自己アイデンティティの可変的な流動化
精神発達段階の最も分かりやすい発達漸成図式は、精神分析の教育を受けていたE.H.エリクソン(1902-1994)の『ライフサイクル論(社会的精神発達理論)』ですが、エリクソンはリビドー(性的欲動)概念に囚われずに個人と社会の相互作用(適応過程)に注目した8段階の発達理論を構築しました。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 3 / コメント 0

2010/01/14 17:54
発達心理学の歴史と心理学の方法論的な科学性1:“生涯発達の視点”による中年期の危機
日常で用いる『発達(development)』という言葉には、『向上・発展・進歩・前進』など現時点よりも高度な能力や機能を獲得するという含意がありますが、心理学の歴史においても20世紀半ば頃までは発達を『能力・機能の向上のプロセス』として解釈していました。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 7 / トラックバック 4 / コメント 0

2010/01/14 17:50
解決志向ブリーフ・セラピーにおける“心的リソース・前向きな可能性・例外の発見”を引き出す質問法
ブリーフ・セラピーの特徴について書きましたが、ブリーフ・セラピーの効果を生み出す作用機序は『悪循環の切断』と『ユーティリティ(自己の活用性)』にあります。システム論に基づく悪循環というのは、苦痛な心理状態や不適応な状況にはまり込む『繰り返される性格行動パターン+対人関係の様式』のことであり、悪循環の問題は『自己と他者の相変わらずの反応』が定型的に繰り返されることで維持されています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 4 / コメント 0

2009/06/20 10:55
“ユーティリティの向上・悪循環の切断・例外の発見”を目指すブリーフ・セラピー(短期療法)
メラニー・クラインの対象関係論に依拠する病因論は、『発達早期への退行・固着』のメカニズムを説明したものでかなり複雑な構成となっています。少なくとも、精神分析や対象関係論にまったく触れたことのないクライアントに対して、S.フロイトやM.クラインの『基本的な人間観(リビドーの発達過程と病理形成)』を理解してもらうのは簡単なことではありません。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 6 / コメント 0

2009/06/04 21:11
“個性と職業のマッチング”を超える“キャリア設計の個別化”を支援するキャリアカウンセリング
『前回の記事』の続きになるが、かなりの割合の人は『横方向のキャリア(転職・転業)』に昇進の幅に上限がある『縦方向のキャリア(小規模組織での昇進)』を組み合わせていくか、『横方向のキャリア』でフリーターやフリーランス(自営業者)、法人の経営者になって独自のニッチ(市場適応できる地位)を模索することになる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2009/05/05 00:35
キャリアカウンセリングと終身雇用の安定的キャリアの崩れ:働き方(生き方)の多様化の利点・欠点
キャリア・カウンセリングの面接でも『現時点の就職先や進路先の選択』というのは依然として重要な課題ではあるが、そこに『個別的な価値観・職業適応・ストレス対処・人間関係調整・能力開発・社会的役割・家族形成(異性関係)・メンタルヘルスの維持』など多面的なトピックや問題意識が同時的に重なってくるところにキャリア・カウンセリングの特徴が認められる。最近では、企業部門・産業分野に関連する心理カウンセリングは、EAP(従業員支援プログラム)や心理教育セミナー(ワークショップ)などのビジネス・パッケージでまとめ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 5 / コメント 0

2009/04/23 15:06
職業相談からキャリアカウンセリング(キャリアガイダンス)への移行:キャリア概念とは何か?
産業カウンセリングの分野では就職・転職・解雇・昇進降格・職場適応・人間関係(ストレス)などを巡って『キャリア(career)』というものが問題視されることがあるが、雇用情勢や人生設計が不安定になる中で、キャリアを主要な研究テーマとするキャリア・カウンセリングの必要性は高まっているように感じる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 3 / コメント 0

2009/04/23 15:03
人間行動の予測・制御を目指した行動主義心理学とオペラント条件づけから導かれる“マッチング法則”
20世紀前半に起こった精神分析から行動主義(行動科学)へのパラダイムシフトは、『主観的な内観法』から『客観的な観察法・実験法』への方法論の転換を引き起こしました。行動主義心理学の始祖とされるJ.B.ワトソン(1878-1958)は、人間の心理を外部から観察可能な『行動』のみに集約するという構想を持っていましたが、その理論的前提にあったのはI.P.パヴロフ(1849-1936)の生理学的な『条件反射』でした。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 6 / コメント 0

2009/03/05 14:54
A.ポルトマンの『生理的早産』と二次的離巣性を示すヒトの性格形成・能力発達の可塑性(変化可能性)
前回の記事の続きになるが、特性論(特性因子論)では性格特性を表現する『形容詞・副詞』を抽出して因子分析を行っていくが、どれくらい多くの特性を抽出すれば十分な網羅性が得られるのかというのも判断しにくい。キャッテルの特性因子論では外部から観察できない内面的な特性である『根源的特性(source trait)』を分類して、『キャッテル16因子質問紙(Cattell Sixteen Personality Factor Questionnaire)』を作成したことによって特性論と類型論が接近した。特性論... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 8 / コメント 0

2009/01/06 15:24
認知行動療法で前向きに生きるモチベーションを高める要素:“セルフ・エフィカシー”と“原因帰属”
A.バンデューラのセルフ・エフィカシー(自己効力感)は、『肯定的・適応的な認知』を獲得して目標課題を達成することを目指す認知行動療法の作用機序にも関係している。セルフ・エフィカシー(自己効力感)とは目的を達成しようとする遂行可能性に対する確信であり、『自分は問題状況を解決できる・自分はストレス事態を乗り越えることができる』という内言によって支えられていて、『感情・気分・行動・生理のセルフ・コントロール(自己制御)』にも影響を与えている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 4 / コメント 0

2009/01/04 14:49
遺伝要因と環境要因によって形成される人間の性格傾向:性格理解のための『類型論』と『特性論』
人間の『性格(character)』は生得的な遺伝・気質を基盤にしながら、後天的な各種の経験と認知変容を積み重ねることによって段階的に形成されていき、成人期に至るまでに大まかな『個性の傾向』としての性格が他者に認識されるようになる。人間の『精神の発達段階』と『性格特性の発現』にも密接な相関があり、精神発達過程の各段階で『適切な刺激・自他尊重の体験』を得ることでバランスの取れた適応能力の高い性格が形成されやすくなる。反対に、精神発達過程において自己嫌悪や他者不信、無力感、攻撃性(過剰防衛)を強化す... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 4 / コメント 0

2008/12/28 07:14
A.バンデューラのセルフ・エフィカシー(自己効力感)と内的統制の状況認知によるモチベーション向上
人間が物事を意欲的に行おうとするモチベーション(動機づけ)には、目的とする行動以外の報酬によって行動が強化される『外発的動機づけ』と目的とする行動そのものに興味関心や魅力を感じる『内発的動機づけ』がある。モチベーション向上には社会的・経済的な報酬(インセンティブ)や個人的・内面的な価値観などが関わっているが、人間がスキルや知識を習得しようとするモチベーションは心理学領域でセルフ・エフィカシー(self-efficacy)と呼ばれる自己効力感によっても大きく変化してくる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 25 / トラックバック 4 / コメント 0

2008/12/16 00:04
“シャイネスの心理”と社会生活・コミュニケーションへの適応:社会不安障害・ひきこもりとの相関
生後5〜8ヶ月頃に多く見られる『人見知り不安(stranger anxiety)』は、他者や社会的状況に対して気恥ずかしさを感じる『シャイネス(shyness)の気質』の起源であるとも考えられているが、シャイネスという心理状態は誰にでも起こり得る一般的なものである。他者とまともに会話ができないほどの極端に強いシャイネスは、社会不安障害(対人恐怖症)やひきこもりの原因になることもあり、回避性人格障害の重要な性格因子の一つであるとされているが、社会的場面で軽度の緊張や恥ずかしさを感じるというレベルの... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 6 / コメント 0

2008/12/15 17:44
子どもの気質と母親の養育態度から形成される“愛着の質”:愛着行動と抗ストレスホルモンの分泌
乳幼児の精神発達では、生後5ヶ月頃から母親と知らない他人を区別して『人見知り不安(stranger anxiety)』を見せるようになり、人見知り不安は生後8ヶ月頃に最も強くなる。人見知り不安は『母親との愛着形成』や『シャイネス(回避的な恥ずかしがり)の強さ』と関係する心理反応であり、安定した愛着(attachment)が形成されていてシャイネス(shyness)が極端に強くなければ、1歳以降に人見知り不安は徐々に低下していく。母親のような養育的な他者に接近してくっつきたいとか情緒的に甘えたいと... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 20 / トラックバック 3 / コメント 0

2008/08/25 11:47
早期母子関係の発達プロセスと“愛着行動・探索行動”のバランス:ハーローの代理母実験
産まれたばかりの赤ちゃんは『泣き』によって『自分の不快(飢え)・不満(排泄)・淋しさ(孤独)』を母親に訴えて適切な世話や保護をしてもらうが、『泣き』と同様に重要な赤ちゃんのコミュニケーション行動が、新生児微笑や自発的微笑(生理的微笑)と呼ばれる『笑い』である。産まれたばかりの赤ちゃんが見せる『新生児微笑』は外界の刺激とは無関係に発生する生理的微笑であるが、生後2〜3週間後には人間の声かけなどに反応して反射的に笑うようになる。生後2〜3ヶ月頃には、周囲の大人の顔やあやす声に明確に反応して笑う『社会... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 11 / トラックバック 7 / コメント 0

2008/08/15 00:04
乳幼児期の心身発達のプロセスと『モノ・他者とのかかわり方(関係性)』の変化:他者認知から自己認知へ
前回の記事の続きになるが、赤ちゃん(乳幼児)が他者とかかわろうとする社会的行動の発達は『微笑』や『泣き』などの本能的動作から始まり、段階的に『言語的コミュニケーション』へと移行していく。人間(ヒト)の赤ちゃんが極めて簡単な『単語(マンマ・ねんね等)』を話し始めるのは生後10ヶ月〜1歳前後であり、それ以前の発達段階では『クーリング(生後2ヶ月頃〜)』や『バブリング(生後6ヶ月頃〜)』といった無意味な言葉を反復的に話しているだけである。アウーンとかウゥーンとか言うクーリングには言語的な意味はなく、近... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 4 / コメント 0

2008/08/05 14:16
“他者の心(内面)”を推測する『心の理論』と“自己の心”に関心を向けるヒト固有の知性(自意識)
乳幼児(赤ちゃん)の精神発達とは、母親や養親を『安全基地』として外部世界への関わりを増やしていくプロセスだと考えることができる。人間に限らず哺乳類や鳥類、爬虫類といった動物も、外部世界を構成する『他者(仲間・外敵)』の存在を認識できるが、鏡像となって映る統合的な自己像を『自己』として認識できるのはヒトと高等類人猿(ホミノイド)に限定される。人間にとって『自分が自分であること・他者とは異なる自己(自我)があること』は極めて自明の事実であるが、自己認知という精神機能は動物界においては極めて特殊で高度... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 5 / コメント 0

2008/08/05 09:15
認知心理学における高次知覚の考察と人間の顔認識機能(個体・表情・言語情報の識別)の複雑さ
ゲシュタルト心理学では『事物の全体性(ゲシュタルト)』を認識する知覚の体制化が重要視されましたが、プレグナンツの法則によって断片的な情報が全体的な意味ある情報に体制化されると考えました。プレグナンツの法則は『最も簡潔・単純な秩序を持つ形態(全体性)』を知覚する法則であり、『近接・類同・共通運命・閉合・よい連続・よい形・客観的態度』などの要因によって知覚を体制化(群化)して意味ある形(良い形態)を見出すことができるというものです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 3 / コメント 0

2008/07/16 09:52
科学的な認知心理学の誕生と情報処理システムとしての人間の精神
ウィルヘルム・ヴント(Wilhelm Max Wundt, 1832-1920)が1879年にドイツのライプチヒ大学に心理学実験室を開設したことで、科学的な実験心理学が誕生しました。実験心理学の研究手法は、『感覚・知覚の量的研究』を行うE.H.ヴェーバーやG.フェヒナーの精神物理学、『客観的な行動の法則化』を行うJ.ワトソンやB.F.スキナーの行動主義心理学を経て、脳科学(神経科学)とリンクした認知心理学(認知科学)へと発展してきました。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 5 / コメント 0

2008/07/09 06:14
“こころ”と“行動”を対象とする学問としての心理学:パヴロフの犬の実験と古典的条件付け
一般的に心理学というと、喜怒哀楽などの感情や継続する情緒としての気分の発生メカニズムを研究したり、社会環境の様々な状況で結ばれる人間関係の変化と発展について調査したりする学問分野であるといったイメージが持たれています。 しかし、現在では、自分自身の心の内面を観察する“内観法”は、科学的な心理学が誕生する以前の古典的な方法という趣きが強くなっています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 11 / トラックバック 4 / コメント 0

2005/03/26 07:09
人間の心身発達についての概説:発達心理学と行動主義心理学の観点から
発達(development)とは、精子と卵子の受精から死に至るまでの一生涯の『質的・量的な変化の過程』と定義する事が出来ます。 人間は、一生の間、絶える事なく変化をし続けるという前提に立ち、その継続的な変化の仕組みと実際の状態について調査・研究するのが発達心理学と呼ばれる分野になります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 4 / コメント 0

2005/03/26 04:48
“内包的特性理論”によって強められていく“第一印象の影響”
人間が他者に対して抱く第一印象は、その後の人間関係や対人評価に無視できないほどに大きな影響を与える事になります。 第一印象から種々の人格的特徴を判断し、相手が実際にどのような特徴をもっている人間かを推測するわけですが、その推測された『性格特徴・知的特徴・精力的特徴』は、言語的な特性として通常理解されることとなります。 私達の音素と意味を持つ言語の世界には、語彙や文法・論理などの一般規則があり、類義語や対義語といった意味の相似性や対立性によって区分される集合性があります。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2005/03/20 23:23
“社会的な動物”である人間の行動原理を研究する興味深い社会心理学
人間は、アリストテレスが述べたように、他者とお互いに協力したり競争したりしながら生きる“社会的な動物”ですから、人間の行動メカニズムを解明する為には社会的環境における他者との関係性と相互作用を考えていかなければなりません。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 9 / トラックバック 4 / コメント 0

2005/03/20 21:23

トップへ | みんなの「心理学」ブログ




コンテンツ&本の紹介

Es Discovery's Encyclopedia(百科事典的なアーカイブ)

ESD ブックストア(インスタントストアで色々なジャンルの本を紹介しています!)

心理学の事典や臨床心理学の概説書

S.フロイトとC.G.ユングの書籍
スポンサーリンク


ブログアーカイヴ
2005年
3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2006年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2007年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2008年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2009年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2010年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2011年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2012年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2013年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2014年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2015年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2016年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
カウンセリングルーム:Es Discovery 心理学のテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる