アクセスカウンタ

zoom RSS テーマ「教育」のブログ記事

みんなの「教育」ブログ

タイトル 日 時
森友学園の国有地売却問題での籠池理事長の証人喚問:政治家・安倍昭恵氏と財務官僚の忖度疑惑
森友学園の国有地売却問題での籠池理事長の証人喚問:政治家・安倍昭恵氏と財務官僚の忖度疑惑 森友学園の国有地売却問題で、籠池泰典理事長が国家に証人喚問されたが、国有地を評価額よりも異常に安い価格で購入できた背景に、『政治家・財務官僚の関与』があるかどうかは確認できなかった。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2017/03/25 21:40
森友学園の国有地払い下げや政治的な愛国教育の問題点整理, マレーシアでのVXガスによる金正男暗殺事件
森友学園の国有地払い下げや政治的な愛国教育の問題点整理, マレーシアでのVXガスによる金正男暗殺事件 先週のニュースは、マレーシアにおける金正男(キムジョンナム)の嘱託型の暗殺事件と森友学園の国有地払い下げ、洗脳的な愛国教育の問題が大きく取り上げられていた。金正男の暗殺事件ではオウム真理教事件で広く知られることになった『VXガス』が用いられたとされているが、実行犯とされるインドネシアとベトナムの若い女性は騙されて『殺人行為につながるVXガス生成のいたずら』とは知らずに協力した可能性も強まっている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2017/03/04 18:00
自閉症スペクトラムの認知機能の典型的特徴と早期療育・接し方の工夫
自閉症スペクトラムの認知機能の典型的特徴と早期療育・接し方の工夫 自閉症の人の青年期は、適切な療育や進路指導、環境調整を受けられなければ、『非行・逸脱・パニック・暴力(キレる)』などの二次障害が起こるリスクの高まる発達段階であるが、現在ではそれぞれの自閉症の人の能力水準・認知特性にフィットした療育・指導・助言・環境調整を行うことによって二次障害が起こりにくくなることがわかっており、青年期以降にもそれぞれのペースで認知能力や対人関係能力を伸ばせる可能性がある(自分なりの自分の個性・水準に合った適応しやすい場・関係を探索できる)と考えられるようになっている。 ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2016/03/22 16:56
ローナ・ウィングの自閉症研究と自閉症児のコミュニケーション(人間関係)のパターン
ローナ・ウィングの自閉症研究と自閉症児のコミュニケーション(人間関係)のパターン 広汎性発達障害(PDD)や自閉症スペクトラムの不適応問題の中心にあるのは『コミュニケーション(言語機能)の障害+社会性(対人関係)の障害』であるが、アスペルガー障害など知的障害のない高機能群では『知覚過敏(視覚優位)・抽象的な概念の理解の困難・心の理論(他者の心の状態の推測能力)の障害』が目立ちやすくなる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2016/03/22 16:53
大阪府高槻市の中学1年生殺人事件について:早期の男子生徒の保護と犯人逮捕を願う
大阪府高槻市の中学1年生殺人事件について:早期の男子生徒の保護と犯人逮捕を願う 大阪府高槻市の運送会社の駐車場で少女の遺体が遺棄されていた事件は、不明だった少女の身元が寝屋川市の中学1年生・平田奈津美さん(13)と分かってからも事件の進展が殆ど見られず、事件発生時に一緒にいたとされる星野凌斗くん(12)も行方不明のままでその安否が非常に心配である。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/08/21 11:41
千葉県船橋市の18歳女性の連れ去り・殺害事件1:連れ去りの計画性と安易な犯行の幼稚さ
千葉県船橋市の18歳女性の連れ去り・殺害事件1:連れ去りの計画性と安易な犯行の幼稚さ 千葉県船橋市の野口愛永さん(18)が車で連れ去られて行方不明となっていたが、20歳の男2人と未成年の男女2人の男女4人によって殺害されていたようである。二台の車を準備してから野口さんを連れ去ったなど、事件がどのような経緯で起こったのかの具体的な報道が続いているが、誰がなぜこの事件を起こそうと思ったのかの『事件の動機部分』については曖昧な部分が多い。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2015/04/26 06:11
宮部みゆき『ソロモンの偽証 5・6』の書評2:柏木卓也の死の真相と現代的な自己愛の肥大
宮部みゆき『ソロモンの偽証 5・6』の書評2:柏木卓也の死の真相と現代的な自己愛の肥大 優等生の藤野涼子は、目立たず物静かだった不登校の同級生・柏木卓也の死の真相、札付きの不良として世間から半ば殺人犯だという決めつけの目線で見られている大出俊次の殺人の嫌疑を明らかにするために、教師たちの反対をはねのけて『学校内裁判』の提起と準備、開廷に踏み切る。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

2015/04/07 16:07
宮部みゆき『ソロモンの偽証 5・6』の書評1:人物のパーソナリティーの多面性を描く学校内裁判
宮部みゆき『ソロモンの偽証 5・6』の書評1:人物のパーソナリティーの多面性を描く学校内裁判 クリスマスの夜、城東第三中学校の屋上から飛び降りて死んでいた不登校の柏木卓也(かしわぎたくや)。死亡の経緯がはっきりしない柏木卓也の不審死を巡って、“自殺”か“他殺(殺人)”かの憶測が飛び交い、一年後に受験を控えた同級生の気持ちを掻き乱す。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2015/04/07 16:05
『大学教育』に何が期待されているのか?2:G型大学とL型大学の分離案と職業教育のニーズ
『大学教育』に何が期待されているのか?2:G型大学とL型大学の分離案と職業教育のニーズ 1970〜1980年代以降は大学教育(高等教育)が普及化する一方で、進学塾・中高一貫校・(都心部の進学に有利な)私立校が増加して『教育にお金のかかる時代』となっていったが、バブル崩壊までは『一億総中流社会(持続的な経済成長)』によって、子供の大学卒業までの費用を親が負担することがそれほど難しくなかった。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/11/11 08:45
『大学教育』に何が期待されているのか?1:大学全入時代で揺らぐ“学問の府”
『大学教育』に何が期待されているのか?1:大学全入時代で揺らぐ“学問の府” 文部科学省が進めようとしている大学教育改革の有識者会議で、経営共創基盤の代表で経営コンサルタントの冨山和彦氏が、トップレベルの大学をグローバルに通用する人材育成を行う『G(グローバル)型大学』、それ以外の大学を実務的な職業訓練を行う『L(ローカル)型大学』をすべきだという提案をして話題になっていた。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/11/11 08:43
青色LEDの開発・実用化によって赤崎勇・天野浩・中村修二がノーベル物理学賞受賞:科学者の事績と待遇
青色LEDの開発・実用化によって赤崎勇・天野浩・中村修二がノーベル物理学賞受賞:科学者の事績と待遇 スウェーデン王立科学アカデミーが、2014年のノーベル物理学賞を『青色発光ダイオード(LED)』を開発した赤崎勇・名城大終身教授(85)、天野浩・名古屋大教授(54)、米カリフォルニア大サンタバーバラ校の中村修二教授(60)の三名の日本人に授与すると発表した。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/10 05:00
生徒の教師に対する暴力と他人に注意する事の難しさ2:“上から目線・偉そうな態度”に過敏になった現代人
生徒の教師に対する暴力と他人に注意する事の難しさ2:“上から目線・偉そうな態度”に過敏になった現代人 無論、知的障害や発達障害を持つ生徒の大多数は、直接的な暴力行為をしたり抑制できない攻撃性を高ぶらせているわけではないので、教師が過剰なまでの警戒や防御(暴力の抑止体制の整備)をするというのも通常の特別支援教育・療育を困難にするだけだと思うが、『健常な生徒と比較すればストレスやフラストレーションに対する抑制が効きにくい(怒り・興奮・反抗・パニックなどの感情制御が困難な状態に発作的に移行することもある)』という認識は心のどこかに持っていたほうが良いのかもしれない。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/10/03 20:22
生徒の教師に対する暴力と生徒の性格・問題(障害)に応じた指導法1:各種障害と衝動性・ストレス耐性
生徒の教師に対する暴力と生徒の性格・問題(障害)に応じた指導法1:各種障害と衝動性・ストレス耐性 部活の体罰を理由にして自殺する生徒が出た去年くらいから、教師の生徒に対する『体罰』が暴力問題として取り上げられる機会が増えた。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/10/03 20:17
鈴木翔『教室内カースト(スクールカースト)』の書評3:序列的な上下関係に対する教師と生徒の視点
鈴木翔『教室内カースト(スクールカースト)』の書評3:序列的な上下関係に対する教師と生徒の視点 第四章『「スクールカースト」の戦略』では、“上位グループの生徒の特徴”と“下位グループの生徒の特徴”を質問紙法の統計データを用いて類型的にまとめている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/07/15 13:47
鈴木翔『教室内カースト(スクールカースト)』の書評2:発達年齢によって変わる力関係の基準
鈴木翔『教室内カースト(スクールカースト)』の書評2:発達年齢によって変わる力関係の基準 本書では、イジリやからかい、悪ふざけといった『いじめと非いじめの境界線にある行為』を識別して認定することは無意味(本人の受け取り方次第になってしまうので)だという前提に立ち、そういったいじめチックな行為を生み出す母体である『スクールカースト』の構造や影響、推移を検証していくべきだとしている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/07/15 13:45
鈴木翔『教室内カースト(スクールカースト)』の書評1:スクールカーストといじめ
鈴木翔『教室内カースト(スクールカースト)』の書評1:スクールカーストといじめ スクールカーストと呼ばれる学校内の『擬似的な身分制度・ランク付け』をテーマにした新書で、スクールカーストの現象や構造を『当事者である生徒・教師の声』も参照しながら多面的に考察している。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/07/15 13:43
アスペルガー症候群の捉えられ方と広範な不適応との相関:現代の学校や仕事・人間関係の適応に悩む人たち
アスペルガー症候群の捉えられ方と広範な不適応との相関:現代の学校や仕事・人間関係の適応に悩む人たち アスペルガー障害においても、うつ病(気分障害)と類似した『診断基準の拡大的適応(既存社会や人間関係に適応できない人たちを押し込めるような診断・定義のあり方)』が起こりやすい時代背景もあると思われるのだが、それだけ『社会適応(仕事適応)・対人関係適応のハードル』が過去の時代と比較して高くなっている(誰もが特別な努力なしに普通に学校に行って就職してそれなりの人生を歩んでいけるという前提が成り立たなくなっている)という環境・意識の要因も合わせて考えていく必要があるかもしれない。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2014/03/12 13:46
自閉症スペクトラムの子供に対する療育・特別支援教育とアスペルガー障害の診断増加
自閉症スペクトラムの子供に対する療育・特別支援教育とアスペルガー障害の診断増加 自分の体験や物事を一般化することができないという自閉症の認知的特徴も、『人間関係・学校環境の適応』を悪くしてしまう原因の一つであるが、自閉症児は『過去にしたことのある事柄』を一般化して認識することがなかなかできない。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2014/03/12 13:42
自閉症スペクトラムの子供に対する療育と他者との愛着形成・知覚過敏の問題
自閉症スペクトラムの子供に対する療育と他者との愛着形成・知覚過敏の問題 重症の自閉症児は、乳幼児期の頃は他者への興味関心を全く示さないということも多いのだが、自然な心身の発達が進んで幼稚園・小学校に上がる頃になると、『母親に対する甘え・依存・寂しさの兆候』をそれとなく見せる子も増えてくる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/03/12 13:40
自閉症スペクトラムの子供が持つ“対人関係パターン”の3分類
自閉症スペクトラムの子供が持つ“対人関係パターン”の3分類 自閉症スペクトラムの人たちは、特定の重要な物事だけに集中して意識を向ける選択的注意が苦手であり、瑣末な細部に囚われることで全体の特徴(抽象的な概念)をなかなか認識することができない。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/03/12 13:38
軽度発達障害と境界知能の問題3:勉強の苦手意識がなぜ情緒不安定を生みやすいのか。
軽度発達障害と境界知能の問題3:勉強の苦手意識がなぜ情緒不安定を生みやすいのか。 なぜ知的能力の低さによって情緒・気分が不安定になるのかというと、同級生よりも自分が勉強でいつも遅れを取っているという意識から『自尊心の傷つき・劣等コンプレックスのこじれ』が生まれるからであり、一生懸命に自分なりに勉強を頑張っているのに結果が出ないことによって『努力することの意味づけ・モチベーション』が落ち込んでしまうからです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/01/16 21:17
軽度発達障害と境界知能の問題2:境界知能の知的能力のバラつきと適切な教育配慮
軽度発達障害と境界知能の問題2:境界知能の知的能力のバラつきと適切な教育配慮 実際、小学校低学年の子供では“約14%”が境界知能を示すという知能の統計研究もあり、勉強内容が急に難しくなってくる『小学校4〜5年生の時期の学習課題の壁・ハードル(俗に9歳の勉強の壁とも呼ばれる)』を上手く超えられるか否かによって、境界知能から正常知能に移行できるかどうかが決まってくる部分が大きいのです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

2014/01/16 21:15
軽度発達障害と境界知能の問題1:小学校時代の児童の知能の不安定性と学校適応
軽度発達障害と境界知能の問題1:小学校時代の児童の知能の不安定性と学校適応 アスペルガー障害を含む『自閉症スペクトラム』では、知的障害を伴わずに社会性(円滑な人間関係・対話能力)の発達に困難が生じる『高機能自閉症群・高機能広汎性発達障害』に注目が集まりがちです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 4 / コメント 0

2014/01/16 21:13
『少年少女の犯罪・非行』の要因や責任をどう考えるか?:相手の境遇を想像する事の難しさと結果責任の追及
『少年少女の犯罪・非行』の要因や責任をどう考えるか?:相手の境遇を想像する事の難しさと結果責任の追及 近代の法治国家では、個人間の紛争や喧嘩は『個人間の自力救済(暴力・脅しの実力勝負)』で解決してはならないという前提があり、『当事者間の話し合い』か『民事・刑事の司法判断』を通して解決しなければならないのは当然である。その一方で、近代の制度や規範、常識としてそうであっても、それを守れないような個人や関係、差し迫った状況が生まれることがあることも、多くの人は『暗黙の了解』として知ってはいるわけである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/08/04 00:25
『大阪市の市立小学校校長による体罰』から“嫌がらせに対する抵抗としての暴力の問題”を考える
『大阪市の市立小学校校長による体罰』から“嫌がらせに対する抵抗としての暴力の問題”を考える 現代では犯罪の責任の度合いや量刑の重さについて、『犯罪の結果』だけではなく『犯罪者の内面・事情・経緯』にも配慮しながら判決を決めていくことになる。このことに対して、『犯罪の重大な結果・残酷な事実だけ』に着目して量刑を厳しく判断すべきだという意見もあれば、『犯罪を犯さざるを得なかった事情・心理』にも配慮して情状酌量すべき点があれば量刑の軽減も考えていくべきだという意見もある。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/08/04 00:23
『道徳』の教科化で子どもの思いやりの心を培えるか2:儒教道徳・同調圧力と主体的な倫理観形成
『道徳』の教科化で子どもの思いやりの心を培えるか2:儒教道徳・同調圧力と主体的な倫理観形成 身分秩序・仁義忠孝を重んじる儒教道徳は権威化や形式化が行き過ぎてしまうと、その魅力・美点が弱まって硬直的な儀礼主義になってしまう。明治24年には、明治天皇の御親筆(御名)による教育勅語に、十分に深く頭を下げて敬礼しなかった教員の内村鑑三が、教育勅語への頭の下げ方が足りずに『不敬』であるとして免職されたり誹謗中傷・嫌がらせを受けるという『内村鑑三の一高不敬事件』が起こる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2013/04/23 15:13
『道徳』の教科化で子どもの思いやりの心を培えるか1:戦前・明治の道徳教育と現代の倫理観
『道徳』の教科化で子どもの思いやりの心を培えるか1:戦前・明治の道徳教育と現代の倫理観 学校でいじめ・自殺・非行・学級崩壊などの問題が起こるのは、現代の子ども達の道徳観や規範意識が低下していることが原因だとして、安倍政権は『道徳』の教科化の教育政策を打ち出している。少年犯罪・いじめ事件の統計を見る限りは、近年、急速にその件数が増加したり凶悪化したりしているわけではないが、『いじめ問題(いじめを原因とする自殺・重大事件)に対する関心・批判』が社会的に高まっていることもあり、新聞社の世論調査では道徳の教科化に8割以上の有権者が賛成しているようだ。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/04/23 15:09
子どもの教育・しつけと体罰の問題2:物事の善悪や社会規範を学習するプロセス
子どもの教育・しつけと体罰の問題2:物事の善悪や社会規範を学習するプロセス 親の必要性をアピールする過干渉な親子関係では、親は『善意による干渉』の外見を示しているので、子がそれを受け入れずに自分のことを自分でやろうとすれば『純粋な親の善意・保護・寂しさ』を裏切ったような罪悪感を感じやすくなる。更にそういった不快なジレンマ(ダブルバインド)を生み出す親の態度に、『フラストレーションの怒り』を溜め込みやすくなってしまい、自分がコントロールされたのと同じやり方で他者をコントロールしようとする衝動にも駆られやすくなる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/01/23 00:29
子どもの教育・しつけと体罰の問題1:閉鎖的環境における他者のコントロール欲求
子どもの教育・しつけと体罰の問題1:閉鎖的環境における他者のコントロール欲求 大阪市立桜宮高校では、自殺者を出したバスケットボール部の苛烈な体罰が問題となって、橋下徹市長の指示で同校の体育科の入試が中止にされた。事件と無関係な新入生が不利益を受けることになる一方的な入試中止の是非はともかく、『学校・家庭・企業』といった外部の第三者の目線や仲裁が入りにくい閉鎖的な環境では、『体罰・虐待・パワーハラスメント・モラルハラスメント』などがしつけや教育、指導を名目にしてエスカレートしやすくなる。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/01/23 00:26
大阪市立桜宮高校2年生の自殺と学校・部活での体罰3:体罰はなぜ問題や弊害が多いのか?
大阪市立桜宮高校2年生の自殺と学校・部活での体罰3:体罰はなぜ問題や弊害が多いのか? 力を加減しているつもりでも平手打ちで当たり所が悪ければ、鼓膜が破れたり眼球に指が当たって傷つけてしまったりなどの恐れはあり、転倒して頭を地面にぶつけたりすれば取り返しのつかない脳機能の後遺症が生じることもある。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/01/13 06:55
大阪市立桜宮高校2年生の自殺と学校・部活での体罰2:桑田真澄の経験的な体罰批判
大阪市立桜宮高校2年生の自殺と学校・部活での体罰2:桑田真澄の経験的な体罰批判 バスケ部で一生懸命に練習している生徒は、ミスをしたり試合に負けても、体罰が必要な悪事や問題行動をしているわけではなく、『言葉やお手本での技術的なアドバイス,精神的な士気や意欲を高めるメンタルコーチング』で十分な部活指導ができたはずである。何十発も叩かれなければ理解できない生徒だったとは思えず、『試合に負けたこと・技術的な水準が高まらないこと』は怒られるべき悪い事ではなく、より適切な練習や工夫をして改善すべき課題である。 ...続きを見る

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2013/01/13 06:46
大阪市立桜宮高校2年生の自殺と学校・部活での体罰1:子どもの教育に体罰は必要か?
大阪市立桜宮高校2年生の自殺と学校・部活での体罰1:子どもの教育に体罰は必要か? 大阪市立桜宮高校の二年生でバスケットボール部主将を勤めていた男子生徒(17)が、顧問の男性教諭(47)から執拗な激しい体罰を受けた翌日に自殺するという事件が起こった。何かの犯罪や非行、いじめなどの問題行動をしたというような落ち度があったわけでもないのに、このバスケ部の生徒は顧問から30〜40発もの平手打ちのビンタを受けたという事だが、この顧問が監督する部活動では長年にわたって体罰の名を借りた示威的な暴力・脅しが常習化していたという。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/01/13 06:41
若年層の“就活・結婚・子育て・老後のライフイベントの個別化”と“現在の満足‐将来の不安”
若年層の“就活・結婚・子育て・老後のライフイベントの個別化”と“現在の満足‐将来の不安” 現代の日本は、『生き方・働き方・価値観の多様性』が許されていて自由にやりたいことができるという気楽さがある一方で、『一度決められた雇用形態や職業キャリアのレールから外れると元に戻りにくい』という再チャレンジの難しさがあるとされ、正規雇用と非正規雇用の格差が問題視される事が多い。“正規雇用(正社員・公務員)”と“非正規雇用(契約・アルバイト)”の格差は『所得の大小・社会保険や厚生年金(共済年金)の有無』に留まるものではなく、単純に非正規よりも正規の雇用が恵まれていて幸せであるという話ではないところ... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/01/08 07:52
現代の若者は幸福なのか不幸なのか?3:就活・労働の悩みと若年層の自殺問題
現代の若者は幸福なのか不幸なのか?3:就活・労働の悩みと若年層の自殺問題 現代の若者は自分たちよりも上の世代から、就職難や低所得、非正規労働、未婚化、少子高齢化、孤立化、社会保障縮小などの要因によって『不幸・不遇・恵まれていない・根性(気合)が足りない』という風に見られることが多いが、それは『現時点における不幸・不自由の確定』というよりは『近未来における不幸・貧困のリスク』である。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/01/08 07:43
現代の若者は幸福なのか不幸なのか?2:“現在の生活の満足”と“未来の希望の不足”のギャップ
現代の若者は幸福なのか不幸なのか?2:“現在の生活の満足”と“未来の希望の不足”のギャップ 確かに1960〜1970年代以前には、子どもを生まれた家から自立させなければならないという親の意識・圧力は強く、地方の農村社会では長男以外の子供は原則的に家を出て働かなければならないという慣習的・共同体的な規範感覚があり、次男以下は農村から都市に押し出されて企業に就職するサラリーマンになっていった。またそうしなければやっていけない社会全体の貧しさや家計の苦しさもあったので、こういったタメ・家族に依拠した生活のあり方は『甘え・依存・自立心の不足』として批判されることもある。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2013/01/02 00:56
現代の若者は幸福なのか不幸なのか?1:人口減少社会の負担増とネット社会・技術文明の高度化
現代の若者は幸福なのか不幸なのか?1:人口減少社会の負担増とネット社会・技術文明の高度化 少子高齢化が漸進的に進行することで、毎年のように『赤ちゃんの出生数・成人式を迎える20歳の若者の人口』が戦後最低を更新しており、30代女性の駆け込み出産増加などによる女性特殊出生率の僅かな改善だけでは、日本の約1億3千万の人口規模はもう維持できなくなっている。新たに生まれてくる子供の数を死亡者数のほうが上回ることで、日本は2010年から『人口減少社会』の統計的なトレンドに入ったと言われるが、2012年に生まれた赤ちゃんは103万3千人、死亡者数は124万5千人で日本の人口は約21万人減少したこと... ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2013/01/02 00:53
レフ・ヴィゴツキーの『外言(外語)・内言(内語)』の概念を用いた言語発達論と思考力の向上
レフ・ヴィゴツキーの『外言(外語)・内言(内語)』の概念を用いた言語発達論と思考力の向上 J.ピアジェの認知発達論の文脈では『過去に子どもが見聞きした大人の行動の模倣・過去の記憶内容をイメージとして思い浮かべられる能力』というのが発達課題として重要視されます。J.ピアジェの理論の眼目は、7歳以下の前操作期にある子どもは『感覚的思考』をするだけで『論理的思考』は殆どできないということにありましたが、この子どもの思考能力の発達観や順序に対しては、マーシャル・H・シーガルやレフ・ヴィゴツキーらが反対したりもしています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/12/21 13:24
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の無力・混乱6:いじめのトラウマの影響と再発防止
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の無力・混乱6:いじめのトラウマの影響と再発防止 いじめ問題は自殺・殺人にまでは至らないとしても、“いじめ”を受けることによる精神的な傷つきの悪影響や不利益は非常に大きい。その子どもが将来の長きにわたって、自尊心の欠損や他者に対する不信感(恐怖感)、社会環境(集団生活)に対する不適応感で苦しみ続ける恐れも高いのである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2012/07/18 08:27
大津市の中学校のいじめ自殺を『少年法・少年事件』の視点から考える4:子供の教育に対する大人の責任
大津市の中学校のいじめ自殺を『少年法・少年事件』の視点から考える4:子供の教育に対する大人の責任 日常生活や人間関係において何が正しくて何が間違っているのかを親・教師からしっかりと教えて貰えなかった子ども、ずっと育児放棄(ネグレクト)のような状態にあって愛情・保護を受けられずに精神的に不安定になってしまった子ども、親から虐待を受け続けて人間不信や復讐感情(やらなければやられるという感情)が染み付いてしまった子ども、学業不振になり学校環境に適応しづらくなってしまった子ども、悪事に誘ってくる不良仲間や地域の悪い文化に影響されてしまって自分本来の優しい人間性を見失ってしまった子ども、間違った価値観... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/07/18 08:24
大津市の中学校のいじめ自殺を『少年法・少年事件』の視点から考える3:少年法の保護主義の理念と刑罰
大津市の中学校のいじめ自殺を『少年法・少年事件』の視点から考える3:少年法の保護主義の理念と刑罰 殺人などの重大事件を犯していない場合には、犯罪少年・触法少年・虞犯少年は、『知事・児童相談所長への送致』という軽い保護処分か(18歳未満のみ)、『保護観察・児童自立支援施設送致・児童養護施設送致・少年院送致』といった保護処分かになるのである。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/07/14 09:27
大津市の中学校のいじめ自殺を『少年法・少年事件』の視点から考える2:14歳未満の触法少年の処遇
大津市の中学校のいじめ自殺を『少年法・少年事件』の視点から考える2:14歳未満の触法少年の処遇 いじめている生徒が、ストレス解消や嗜虐欲求の満足のための『いじめ』をやめずに、そのいじめが人道的・倫理的に間違っている悪い行為(自分自身を貶める恥ずべき行為)であることを学べないまま大人になれば、それはその生徒の人生や人間関係を台無しにしかねない欠点(教育の失敗による性格構造の歪み・長期的な悪影響)として残ることになる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/07/14 09:16
大津市の中学校のいじめ自殺を『少年法・少年事件』の視点から考える1:先生の教育的指導のあり方
大津市の中学校のいじめ自殺を『少年法・少年事件』の視点から考える1:先生の教育的指導のあり方 学校内で『犯人探し・悪者探し・加害者としての決めつけ』をすることは、教育的に悪い影響を与えて教師と生徒との信頼関係を壊し、冤罪的な疑いを掛けられれば性格構造(大人への価値観)が更に歪む恐れがあるというのはその通りかもしれない。 ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/07/14 09:12
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の無力・混乱5:教師はいじめをどう認識していたか
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の無力・混乱5:教師はいじめをどう認識していたか いじめは絶対にしてはいけない、友達の気持ちを想像して思いやらなくてはいけないと建前でいいながらも、実際にいじめが起こったら先生・学校に相談しても何もしてくれないのではないかという不信感を生徒に植え付けているのであり、この事は『間接的ないじめの容認・看過(大人は子供・生徒のいじめに対して具体的かつ有効な対応をすぐにしてくれるとは限らない)』につながりかねない問題でもある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/07/14 09:09
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の欺瞞・混乱4:いじめを隠す教育者を見る生徒
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の欺瞞・混乱4:いじめを隠す教育者を見る生徒 アンケートの結果を受けて、学校・教育委員会は一応『いじめがあったという事実』そのものは消極的に認めたが、現在に至っても『いじめと自殺との因果関係(関連性)はわからない』と話しており、加害者にも人権(精神的に傷つけられるような調査を強制されない権利)があるので、その因果関係を証明するための踏み込んだ調査はできないというような態度を示した。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/07/12 07:53
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の保身・混乱3:いじめの隠蔽と逸脱した私刑的な制裁
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の保身・混乱3:いじめの隠蔽と逸脱した私刑的な制裁 いじめられていた男子生徒は、2011年10月に自宅マンションから飛び降り自殺したが、当初、大津市の教育委員会や中学校が『いじめそのものがなかった』という事実を隠蔽するような主張をしたことから、怒りや反発、非難を伴う世論の関心が強まってきたように思う。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/07/11 04:09
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の欺瞞・混乱2:いじめ調査と加害者の人権
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の欺瞞・混乱2:いじめ調査と加害者の人権 もちろん、大津市の教育委員会や皇子山中学校の教師が言っているのは、『法的な責任能力・判断能力』が未成熟でまだ将来性(更生の余地)のある子供を、加害者である犯罪者のような立場に置いて厳しく事情聴取するべきではなく、その精神的なショックが大きいという事だと思うが、『自殺に追い込むほどの苛烈・執拗ないじめ』というのは犯罪に近似するというかほぼ同等な行為である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/07/11 03:51
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の保身・混乱1:ウェブで加速する社会的制裁
“大津市の中学校のいじめ自殺問題”と教育現場の保身・混乱1:ウェブで加速する社会的制裁 滋賀県大津市の皇子山中学校で発生した“いじめ自殺(苛烈ないじめが原因と見られる自殺)”が非常に大きな騒動となっており、ウェブ上でいじめをしたとされる同級生の氏名・肖像・住所・電話番号などの個人情報が流されたり、いじめを見逃して責任回避をする学校に爆破予告の脅迫をする人物が現れるなど、“イリーガル(違法)な社会的制裁・私刑的行動”も加熱している。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/07/11 03:49
橋下徹・大阪市長の『小中学生の留年検討・教育基本条例』の教育改革案について
橋下徹・大阪市長の『小中学生の留年検討・教育基本条例』の教育改革案について 橋下徹大阪市長が代表を務める『大阪維新の会』は、学校教育の改革や学校教員の管理指導にも非常に強い関心を寄せており、今までも『教育基本条例・君が代起立条例』などが大きな話題になってきました。大阪府で既に成立している『君が代起立条例』では、公立学校の教員に学校の式典において君が代の起立斉唱を義務づけることを明記しており、同様の条例は大阪市でも可決される見通しになっています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

2012/02/24 17:09
梅田望夫・飯吉透『ウェブで学ぶ オープンエデュケーションと知の革命』の書評3:学校と学びの意欲
梅田望夫・飯吉透『ウェブで学ぶ オープンエデュケーションと知の革命』の書評3:学校と学びの意欲 グローバルウェブとして破格の成功を収めて、世界中の膨大な人に恩恵を与えているサービス(企業)として、GoogleやLinux、Wikipedia、Appleなどが例に出される。梅田氏は『構想や理想を打ち出す第一段階→コツコツと努力し成果を出して一部から高評価を得る第二段階→不連続なブレークスルーを経由して世界を変えるようなレベルになる最終段階』の成長段階を説明するのだが、オープンエデュケーションの取組みは、まだグローバルウェブとしては十分な普及度と影響力を持ち得ていないと語っている。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/06/04 03:28
梅田望夫・飯吉透『ウェブで学ぶ オープンエデュケーションと知の革命』の書評2:ウェブと教育の進化
梅田望夫・飯吉透『ウェブで学ぶ オープンエデュケーションと知の革命』の書評2:ウェブと教育の進化 オバマ大統領のオープンエデュケーション宣言や教科書の低価格化・無料化に貢献するオープン・テキストブックなどを取り上げて、初等中等教育においても教育格差の大きいアメリカにおいて、オープン・エデュケーションが『格差超越装置(経済・地域・人種・学習環境の格差を超えて誰もが必要な知識や学びにアクセスできるような教育装置)』として機能する可能性も模索していく。オープン・エデュケーションは『高等教育(大学)に関する社会通念』や『物理的な建築物を拠点とする大学の実在性』をも変えていくのではないかという壮大な展... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/06/04 03:23
梅田望夫・飯吉透『ウェブで学ぶ オープンエデュケーションと知の革命』の書評1:ウェブの教育環境
ウェブが普及し始めてから10年以上の歳月が経ち、ウェブ上には膨大な数の知識と情報が溢れていて、Googleのような検索エンジンとfacebook,mixiのようなソーシャルウェブによって効率的な情報のフィルタリングが行われるようになっている。本書はそういったウェブの進化の中でも、特に『オンラインの教育活動の進化』をテーマにした本であり、MIT(マサチューセッツ工科大学)のオープンコースウェアなどを参照しながら、世界の一流の講義や知識の教授に誰もがオープンにアクセスできるようになった教育革命(知の... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2011/06/04 03:19
メンタルヘルス(こころの健康)と生産的なスローライフ1:精神的な充実・意欲を増すフロー体験
メンタルヘルスを悪化させる要因には、精神的ストレスや過労状態、人間関係の対立、理想自我とのギャップ、性格傾向、生物学的原因などさまざまなものがありますが、『悲観的な認知(物事の捉え方)』や『ゆとりのないライフスタイル』を修正することでメンタルヘルスも改善しやすくなります。流行や物事が移り変わるスピードが速く、達成しなければならない仕事が増えたように感じられる現代社会では、多くの人が『幸福追求のため・成功実現のため・問題解決のため』に“今”を我慢すれば何とかなると思って、自分で自分を追い込んで苦し... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2011/04/13 18:48
やる気を生む内的モチベーションと外的インセンティブ2:ヒューリスティックな仕事と意識の自由度
外部的な報酬や自己利益の最大化にこだわらない活動は、ウェブ上のオープンソースやQ&Aの回答に留まるものではなく、近年では『利潤の最大化』を追求する営利企業とは異なる、『良い社会変化の促進・社会貢献の最大化』を追求する社会起業(ソーシャル・アントレプレナーシップ)のコンセプトもでてきています。社会起業家の活動や概念は、途上国で低所得者向けの融資を行う『グラミン銀行』を創設したムハマド・ユヌスの登場によって更に広まりましたが、国際的な規模を持つNGO・NPOから、地域社会に根ざした草の根的な家族・病... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2011/04/09 19:44
やる気を生む内的モチベーションと外的インセンティブ1:無償で行動する人・強制されて動く人
人間はなぜ大変なことがあっても努力するのか、どうすれば苦しみや負担の少ない努力ができるのかというテーマについて、前回の記事で考えてみましたが、人間が努力する根本的な動機づけには『低次の生存欲求・安全欲求・帰属欲求』だけではなくて、『高次の承認欲求・自己実現欲求』が関係しています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 3 / コメント 0

2011/04/09 19:33
2010年日本の政治経済の論点2:子育てにかかる教育コストと雇用・職能と結びつく高等教育改革
家計負担を和らげる教育支援政策では、『奨学金制度の拡充』について議論されることも多いが、不景気の継続と家計の悪化の影響を受けて奨学金の利用者と貸与額は増大を続けている。現在では大学生の3人に1人が奨学金を受けているという。学生支援機構が出している奨学金には、無利子の第一種奨学金と有利子(上限年3%)の第二種奨学金があるが、2010年の貸与人数は第一種が34万9千人、第二種が83万5千人(貸与額は1兆円に迫る)となっており、過去の貸与の返済が滞って回収不能になるなどの財政負担もある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2011/01/09 22:25
新卒者の就職内定率の落ち込みと“新卒採用・就職氷河期”の問題:日本の雇用はなぜ回復しないのか?
大卒・高卒の新卒者の就職活動(就活)が難航していて、来春卒業予定者の内定率が2000年代初頭の『就職氷河期』よりも低くなる恐れが出ているという。大学生の10月1日時点の就職内定率は57.6%で前年同期に比べ4.9ポイント減少となり過去最悪になる可能性があるようだが、最終的には90%前後の数値に落ち着くことになるのだろう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2010/11/22 19:30
ホメオパシーの効果の科学的根拠の否定。疑似科学や自然主義思想の何が問題と成り得るのか?
ホメオパシー(同種療法)の治療効果に科学的根拠はないというニュース報道が為されているが、従来、自然療法や代替療法、民間療法(健康食品)の多くはエビデンスベースドなものではなくプラセボ効果(偽薬効果)を主とする心理効果に期待する療法である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 2 / コメント 0

2010/08/29 03:32
『卒業後数年は既卒者を新卒扱いで採用すべき・学業と就活の両立』という日本学術会議の提言について
『景気の波』によって企業業績や人材需要が変化することで、偶発的な『就職難(就職氷河期)』の世代が生まれているが、『新卒採用主義』の雇用慣行が強い日本では新卒時に就職できないことが大きなビハインド(生涯賃金の減少・安定雇用の喪失などの不利益)となる。企業の新卒一括採用の雇用慣行にはメリットもあればデメリットもあるが、新卒時に大手企業に採用されないことの不利益が大きいため、大学生の就活競争が過熱して講義・学業(研究)に集中しにくいという問題も指摘される。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2010/08/18 12:03
増田ユリヤ『新しい「教育格差」』の書評2:学力・学歴競争への過剰適応は“孔雀の羽”なのか?
学校教育に競争原理をどれくらい持ち込むべきなのかという問いについては、『成績上位のトップ層を伸ばす教育理念』か『成績下位のボトム層を引き上げる教育理念』かによって賛否は分かれると思います。著者の増田ユリヤ氏は『児童期の学校環境の均質化(自分と類似した学力や生活態度の他者としか関わらないこと)』によって、『異質な他者』を理解・受容できない人が増えるのではないかという懸念を述べています。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 5 / コメント 0

2010/06/22 05:36
増田ユリヤ『新しい「教育格差」』の書評1:“いじめ・校内暴力・疎外感”を誘発する各種の要因
増田ユリヤの『新しい「教育格差」』では、第一章と第二章で『学校と生徒(子ども)の学力格差』がテーマにされていますが、第三章では生徒を教える側の『教員・教師の格差』が取り上げられています。第四章と第五章では『校内暴力・ネットいじめに見られるモラルと共感力の格差』がテーマになっていますが、学校・学力や教師の格差についての定量的な分析と比べるとやや分析がラフであり、『情報化社会・携帯電話の弊害』に重点を置いているので保守的な印象を受けやすいかもしれません。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2010/06/20 02:25
“教育格差”は何が問題なのか?:経済格差と教育格差の連動による階層化と活力・意欲の低下
ここ数年は『格差社会』が社会構造や経済状況を表現するキーワードになっていて、特に『雇用・所得・官民の経済格差』に注目が集まってきました。2000年代には派遣切りや非正規雇用、ワーキングプア、ニート、負け組など『階層的な経済格差』を示す言葉が頻繁にメディアで踊ることになり、学生にとっての新卒採用の重要性が再確認されて、大手企業への採用を目指す就活が更に過熱しました。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 4 / コメント 0

2010/06/20 02:21
M.J.アドラー,C.V.ドーレン『本を読む本』の書評:本の正確な理解を目指す“読書のマニュアル”
読書をするためにマニュアルが必要なのかという疑問があるかもしれないが、『本の内容・読書の目的』によっては、M.J.アドラーの『本を読む本』のような読書のマニュアル本が役立つこともあるだろう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2010/05/05 20:01
宮台真司『日本の難点』の書評2:人間関係へのコミットメントと生活世界再建の教育論
前回の記事の続きになるが、日本社会のコミュニティ性(ゲマインシャフト)がなぜ解体したのかということについては、『二段階の郊外化』という概念で説明が為されている。『団地化・専業主婦化+ニュータウン化・コンビニ化』という二段階の郊外化によって、地域社会と家庭が次第に空洞化して、相互扶助的な人間関係の市場化(サービス化)と行政化(福祉国家)が進んだという図式はなかなか分かりやすいものだと思う。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2010/03/17 16:30
近代の学校教育制度の本質・役割とは何か?3:子どもの社会化と能力向上の個性教育のバランス
体罰指導によるレスポンデント条件づけというのは『動物の調教』と同じ原理であり、『善悪の判断基準に対する理解・納得』がそこに伴わないので、危険行為の緊急回避など限定された目的がない限りは、『教育手段としての有効性』は乏しいと言わなければならない。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 4 / コメント 0

2010/03/04 00:26
近代の学校教育制度の本質・役割とは何か?2:教育の強制性・義務性とサービス業化の問題
義務教育というのは言うまでもなく、大人が子どもに学校教育・集団訓練を受けさせるものであって、子どもが自発的に学校で学び先生に指導されることを選択(希望)するわけではないので、原理的に『強制性・作為性』をそこから完全排除することはできない。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 2 / コメント 0

2010/03/01 20:54
近代の学校教育制度の本質・役割とは何か?1:ハードな教育理念とソフトな教育理念の比較
『教育(education)』の英単語には『内部にある可能性』を引き出すという原義があるが、近代国家が備える教育制度(義務教育)がその原義に沿ったものかと問われると恐らくそうではないだろう。現在では『生涯学習の概念』が提唱されていることもあり、教育する対象や教育サービスのニーズは『学齢段階の子ども(小中高の学生)』に限らず、学習意欲のある大人も教育の対象に含まれる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 5 / コメント 0

2010/02/27 09:00
新人は“仕事で分からないこと”をどのように質問したら良いのか?:新人教育と疑問解決の質問力
新入社員(新人)がどうして『自分が分からないこと』を質問に来ないのかという以下の記事がありましたが、仕事をしながら技術や知識を学ぶ“OJT”では『先輩の教育業務に対する意欲・適性・方法論』と『後輩の学習意欲・理解力・質問力』によってその教育の成果に大きな差が出てくると思います。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 0

2009/11/21 05:34
“教職大学院”による教員養成課程の6年制化で『教師の質の向上』は図れるか?2:教員の資質と能力
前回の記事の続きになるが、ロースクールに関しては、ロースクールに進学すればその大半が医師のように法曹になれるという誤った思い込みを持っている人もいるので、教職大学院を設置する場合にもその種の大学院を修了すれば、ほとんどの学生が教師として働けるようになるという誤解を生じないようにしなければならないだろう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

2009/10/16 08:18
“教職大学院”による教員養成課程の6年制化で『教師の質の向上』は図れるか?1:専門職の高学歴化
民主党政権で学校の教師を育成する『教員養成課程(教員免許制度)』の基本的な仕組みが見直されようとしている。自公政権で導入された『教員免許更新制度』は見直される予定だが、民主党は更新制に代わる『専門免許制度』を取り入れるので、実質的には自公政権よりも教師が受けなければならない教員研修の時間数は増大することになるようだ。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 3 / コメント 0

2009/10/16 02:04
小中学校における『心のノート』の廃止と学校での道徳教育・人権教育のあり方について
民主党政権が、小中学校で道徳教育の補助教材として用いていた『心のノート』を廃止する意向を示している。『学校での道徳教育(道徳の科目化)』を巡る議論は、安倍晋三内閣の教育再生会議で盛り上がったことがあったが、学校教育の一部としての道徳教育には、戦前の『教育勅語に基づく修身教育』の影響を踏まえた日教組などの根強い慎重論もある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 4 / コメント 0

2009/10/06 21:42
中学生・高校生のヘアスタイルや制服はなぜ規制されるのか?“外観の自由”と“生徒の自己管理能力”
ヘアスタイルや服装などを画一化する『学校の校則』が何のために存在するのかという理由については、『工場労働者やサラリーマンとしての社会適応(集団協調のための規律訓練)』という観点から、過去に『でたらめな仕組みで動く社会』の正当性や根拠にまつわる考察という記事を書いた。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 31 / トラックバック 3 / コメント 0

2009/03/17 03:54
小中学校への携帯電話の持ち込みが原則禁止に。ウェブリテラシー・情報倫理・ネットいじめへの対応
文部科学省の塩谷文科相は1月30日に、全国の教育委員会などに『小中学校への携帯電話の持ち込み』を原則禁止するという通知を出しましたが、既に昨年の12月1日の段階で公立の小学校で94%、中学校で99%が持ち込みを原則禁止にしています。この義務教育段階の子どもが学校へ携帯電話の端末を持ち込んでも良いのかという問題は、ケータイでアクセスするウェブサイトのフィルタリングの問題(18歳未満の子どもがアクセスすることが好ましくないサイトの識別)と比べればそれほど難しいものではないと思います。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2009/02/01 05:27
A.ポルトマンの『生理的早産』と二次的離巣性を示すヒトの性格形成・能力発達の可塑性(変化可能性)
前回の記事の続きになるが、特性論(特性因子論)では性格特性を表現する『形容詞・副詞』を抽出して因子分析を行っていくが、どれくらい多くの特性を抽出すれば十分な網羅性が得られるのかというのも判断しにくい。キャッテルの特性因子論では外部から観察できない内面的な特性である『根源的特性(source trait)』を分類して、『キャッテル16因子質問紙(Cattell Sixteen Personality Factor Questionnaire)』を作成したことによって特性論と類型論が接近した。特性論... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 8 / コメント 0

2009/01/06 15:24
高校の学習指導要領の改定と“英語で英語を教える授業”・全国学力テストの結果の公開と競争の問題
義務教育過程の学力向上問題については、大阪府の橋下徹知事が『全国学力テスト』の結果の公開を求めて文部科学省と対立していたが、本格的な学問に至る以前の基礎学力養成の段階において、どのくらい競争原理を持ち込むべきなのかは判断が難しい。『学校間・地域間の学力競争』と『個人間の学力競争』とではその目的も意味合いも全く異なるものだが、『学校別・地域別のテスト結果』を公表する場合にはその相対的な成績(点数)の差が何に由来しているのかまで踏み込んで分析しなければ余り意味がないだろう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2008/12/24 09:29
成人年齢・選挙権年齢を20歳から18歳に引き下げるという議論と社会的な判断能力を培う教育課程の必要性
民法上の成人年齢を20歳から18歳へと引き下げるべきかどうかという議論が見送られることになったが、ニュースのコメントなどネットの書き込みをざっと見渡すと『反対・どちらかというと反対』という変更に対して慎重な意見のほうが多い印象である。日本の成人年齢を国際標準に近い位置づけにある『18歳』に合わせることは喫緊の課題であるとは思わないが、少子高齢化社会(若年世代の人口比率・票数での発言力が低下する社会)が本格化することを考えると、『政治的意志決定における世代間の利害調整』という観点ではいつかは引き下... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 64 / トラックバック 3 / コメント 0

2008/12/18 02:33
A.バンデューラのセルフ・エフィカシー(自己効力感)と内的統制の状況認知によるモチベーション向上
人間が物事を意欲的に行おうとするモチベーション(動機づけ)には、目的とする行動以外の報酬によって行動が強化される『外発的動機づけ』と目的とする行動そのものに興味関心や魅力を感じる『内発的動機づけ』がある。モチベーション向上には社会的・経済的な報酬(インセンティブ)や個人的・内面的な価値観などが関わっているが、人間がスキルや知識を習得しようとするモチベーションは心理学領域でセルフ・エフィカシー(self-efficacy)と呼ばれる自己効力感によっても大きく変化してくる。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 25 / トラックバック 4 / コメント 0

2008/12/16 00:04
仕事や勉強に対するモチベーション向上のポイントと経済的・心理的インセンティブ:仕事のやる気と人間関係
仕事で高いパフォーマンス(成果)を達成したり勉強で効率的な学習(知識習得)を続けていくためには、目標や課題(タスク)に対する『一定以上のモチベーション』を維持する必要があります。モチベーション(motivation)とは自分から進んでやりたいと意図する内発的動機づけのことであり、自発的で積極的なモチベーションが高く保たれることで仕事や勉強の効率性とパフォーマンスを上げることができます。反対に、どんな事柄をするにしても無理やりに嫌々ながらしようとすれば、仕事(作業)の『質』が低下したり十分な『量』... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 8 / コメント 0

2008/10/18 09:29
“社会適応”と“個性教育”を目的とする学校教育の問題点2:自己アイデンティティと思春期挫折症候群
『テストの成績・勉強への適性』として反映される学力の高低に偏重した学歴社会の問題点は、『学校教育における価値判断の一元化(成績・学力に偏った評価)』が起こりやすいということであり、勉強についていけなくなった生徒が必要以上に劣等コンプレックスを抱いたり、逸脱行動や不適応状態に陥りやすいということである。いじめ・非行・暴力などの逸脱行動や不登校・ひきこもりなどの不適応状態の原因は、家庭環境の問題や友人関係、本人の性格傾向を含めてさまざまではあるが、『授業・勉強への意欲を全面的に喪失すること』によって... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 7 / コメント 0

2008/10/01 00:47
“社会適応”と“個性教育”を目的とする学校教育の問題点1:個性的であることへの欲求と逸脱行動
現代社会には“普通であること”と“特別であること”という二つの価値基準があり、学校教育では規律訓練によって『(個性を抑制した)普通の生徒』へと教育しようとする一方で、長所や利点を伸ばす個性教育によって『個性的な生徒』を生み出そうとする。人間には『無個性な主体として集団に適応したい』という欲求と『個性的な主体として集団の中で目立ちたい』という欲求の相矛盾する二つの自己定義的な欲求があるが、児童期・思春期・青年期の発達過程における『承認・成功』や『拒絶・失敗』を通して自分なりの環境適応の方略を定める... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 10 / トラックバック 7 / コメント 0

2008/09/29 04:21
コミュニティの流動性と学校環境におけるいじめ問題:集団活動の本来の目的からの逸脱と優越欲求
学校・職場などにおける『いじめの問題』については、過去の記事でも何度か取り上げてきましたが、いじめとは『異質性を排除しようとする集団力学』に基づいて発生する現象です。いじめは、特定の集団内において暴力・嫌がらせ・侮辱・からかいなどを伴う『擬似的な階層序列(上下関係)』を作り出しますが、いじめが激しくなるか弱まるかは頻度依存的(数的優位性を競う)な集団力学によってコントロールされ、この頻度依存性は『場の空気』という概念に置き換えることもできるでしょう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 2 / コメント 0

2008/09/24 00:39
『不登校』の小中学生児童の増加と義務教育段階で習得しておくべき最低限の能力・知識
全国の国公私立の小中学校3万3680校を対象にした不登校調査で、小中学生の不登校児童は06年度より2360人多い12万9254人になったという。統計的に不登校児童の推移を見ると、2001年度に過去最多の13万8722人を記録して以降は目立った変化は無いのだが、ここ二年間は連続して増加傾向を示したためにニュースで取り上げられたようだ。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 7 / コメント 0

2008/08/09 10:35
齋藤孝・梅田望夫『私塾のすすめ――ここから創造が生まれる』の書評3 :ワークスタイルと幸福の条件
第3章『「ノー」と言われたくない日本人』では、終身雇用制が緩やかに崩れかかっている日本の雇用環境において、どのようにして職業アイデンティティやワークスタイルを確立していけば良いのかが語り合われています。齋藤は会社組織への適応方略として『寒中水泳の比喩』を用いながら、自己アイデンティティ(自分のやりたい事)と会社での役割を「期間限定」で思い切って一致させてゆくことを推奨します。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2008/06/27 09:53
齋藤孝・梅田望夫『私塾のすすめ――ここから創造が生まれる』の書評2:ウェブの流儀と教育者の情熱
齋藤孝が『祝祭共有のコミュニティありきの教育』であるのに対して、梅田望夫のほうは『やる気のある個人ありきの教育』であるのが両者のパーソナリティの特徴を顕著に表していて非常に興味深く感じました。齋藤が好きで堪らないという『授業というスタイルの関係性』とは、学びの場に参加している人全員が『自分の上達・成長』を体験して、生徒が『お互いの上達の感動(その上達が必ずしも相対的に素晴らしい上達である必要はない)』を祝祭の時間(空気)の中で笑って共有するということです。究極的には、授業というスタイルの“関係性... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2008/06/25 11:50
齋藤孝・梅田望夫『私塾のすすめ――ここから創造が生まれる』の書評1 :志向性の共同体と教育ビジョン
子ども達と直に触れ合いながら教育学の分野で実践を続ける齋藤孝とウェブの最先端を見据えながらビジネスの分野で活躍する梅田望夫の対談本です。未来におけるウェブ技術を駆使した『学習の進歩の可能性』というテーマについて語り合う齋藤孝と梅田望夫ですが、二人がイメージしている『教育活動の具体像・対象範囲』にはかなりのズレがあり、そのズレを補正する共通の理念として『私塾願望』が掲げられます。リアルとネットを架橋して『志を同じくする仲間』が集い『ロールモデルとしての師』と出会うことで、年齢や場所に制限されない『... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 3 / コメント 0

2008/06/25 11:37
大人のブログの問題と子どものブログの問題:コメント欄のコミュニケーションとリアルの子ども社会との連動
前回の記事では、小学生・中学生・高校生のインターネット利用に関する考察を書きましたが、ブログに書かれた中傷が引き金となって女子高生が自殺するに至った悲しい事件を、一般的なブロゴスフィア全体の誹謗中傷の問題に敷衍できるのかということについてはやや懐疑的なところがあります。大人であっても子どもであっても、『自分自身の人格・属性・自己主張・価値観・人間関係(コミュニケーションの取り方)・容姿外観・周囲の評価』などを否定的かつ無根拠に乱暴な表現で中傷されれば、心が傷つき自己評価(自尊心)の低下や抑うつ感... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

2008/06/03 12:37
小学生〜高校生のインターネット利用における注意点と未成年者のネットいじめ・悪口の書き込みへの対処
北九州市小倉北区の美萩野女子高校に通う1年生の女子生徒(16)が、ネット上のブログで『死ね・むかつく』などの中傷をされ、その後に自殺するという問題が起きました。このブログはケータイでアクセスする仕様のブログであるという報道も為されていますが、ブログの実際の書き込み自体は確認されていないものの、学校側の調査に対して同級生の一人の女子生徒が『自分が中傷の書き込みをしたかもしれない』とスクールカウンセラーに話して学校を休んでいる状態にあるようです。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 4 / コメント 0

2008/06/03 06:33
学習指導要領の改訂による“授業時間数・学習内容の増加”と“道徳教育の推進”についての雑感
文部科学省が10年ぶりに小中学校の学習指導要領を改訂して、理数系科目を中心に授業時間数と学習内容を増加させることになりました。生徒の学力低下への批判を受けて現行指導要領の『ゆとり教育』から教育政策を大きくシフトすることになりますが、『基礎学力の強化』という意味では今回の改訂は評価できるのではないかと思います。今の子どもの学力が本当に低下しているのかどうかについては、統計データの読み方や母集団のサンプリングによって解釈が変わってくると思いますが、授業時間数の増加と分かりやすい授業の工夫によって平均... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2008/02/16 18:58
カウンセリングと教育の異同についての考察:『社会適応・問題解決・能力向上・人間性の成長』の視点
『人間を精神的に成長させる・状況を良い方向へと変化させる』という目的論の視点で見ると広義のカウンセリングと教育行為には似た部分がありますが、教科指導や道徳教育を行わずに『精神的な問題の解決』に焦点付けするカウンセリングは教育よりも狭義の援助的対人関係と言えるでしょう。『教育』というのは多義的な言葉なので教育とは何かという問いかけに答えるのは難しいのですが、教育には必ず『教える人(先生・親)』と『教わる人(生徒)』という秩序的な上下関係があります。教育の本質は優れた知識・技術・資格・ノウハウを持っ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 3 / コメント 0

2007/12/23 06:22
宮崎県の東国原知事の『徴農(徴兵)発言』と現代の自由社会における道徳教育の原則論
宮崎県の東国原英夫知事が、若者の規律訓練を目的とする『徴兵制』の復活を肯定するような発言をして、その後、戦争と関連する徴兵制ではなく強制参加を前提とする『徴農制』の導入が必要ではないかという意見に変更して話題となっているようです。自由主義国家で徴兵制(徴農制)を議論することは法原則的にはナンセンスだと思いますが、政治思想や法哲学の原理原則はともかくとして、徴兵制(徴農制)のような行動の強制が、『最近の若者の根性を叩き直せ』というポピュリズムの後押しを受けて実現する可能性は皆無とは言えません。そこ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2007/11/30 09:36
学校教育におけるいじめの認知件数の増大と関係者全員が連携した危機介入的アプローチの必要性
文部科学省が『いじめの定義』をいじめられる側の心情を中心にしたものに書き換えた影響もあり、学校現場におけるいじめの認知件数が約6倍に急増しました。文科省実施の『児童生徒の問題行動調査』によると、2006年度に認知されたいじめ件数は小・中・高校・特殊教育学校などを合わせて約12万5000件ですが、認知件数が少なかった2006年度以前に実際のいじめが少なかったわけではないでしょう。いじめ件数が急増した要因は、いじめの定義の変更といじめ問題の隠蔽(学校側の責任回避)に対する社会の強い圧力にあると思われ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 2 / コメント 0

2007/11/19 13:42
ユング心理学の“影(シャドウ)”の元型から見る“いじめる人間”のコンプレックス:いじめと笑い
前回の記事の続きになるが、一般的には、高校生くらいの発達年齢になると『個人の発言権の平等性・個人の人格性の尊重』を意識するメンバーが増えて、クラスの中に固定的な階層序列が生まれにくくなりいじめ行動に関心を示す人もほとんどいなくなる。しかし、高校や生徒の気風によっては、頻度依存的な『いじめの娯楽化』の雰囲気が残っていることもあり、金銭目当ての恐喝などが絡むといじめの犯罪化が顕著になることもあるだろう。神戸市の私立高校で発生したいじめ事件では、特定の個人を侮辱して笑いものにすることで楽しむ卑劣な『い... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 38 / トラックバック 6 / コメント 0

2007/10/02 12:34
時津風部屋の暴行事件とスパルタ教育(しごき)の注意点:“いじめの空間”を拡大するネットいじめの問題
集団による暴行や脅迫、虐待、嫌がらせによって被害者が死亡するという事件が神戸市の私立高校と相撲部屋で6月〜7月にかけて相次いで起こった。6月末に大相撲の名門とされる時津風部屋で起こった傷害致死事件は、時津風親方自身が17歳の新弟子・時太山(ときたいざん)に対する暴行の口火(ビール瓶での殴打)を切って主導したという特異な事件である。『閉鎖的な集団内部』で『特定の個人』を執拗に攻撃するという意味では『しごき型のいじめ(制御を失って犯罪化したしごき・体罰)』と言える部分もあるが、死亡した日のぶつかり稽... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 2 / コメント 0

2007/09/30 16:46
“記憶力・集中力・モチベーションのアップ”と“仕事・勉強の効率的な進め方”
資格試験や高校・大学の入試などペーパーテストに備える為の勉強の基本は、前回の記事で書いた『記憶力(インプット力)・集中力・理解力・アウトプット力』の4点に集約されます。それらの知的能力をフルに発揮するためにはモチベーション(内発的動機づけ)が一定以上に保たれていなければなりませんが、合格すれば何かが得られるというインセンティブ(外部的な報酬)だけでも『目標(ゴール)の見えやすい勉強』であれば十分に成果を出せると思います。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 9 / トラックバック 6 / コメント 0

2007/09/27 06:59
効率的な勉強法や仕事のプロセスを構成する要素:なぜ、人は終わりなく仕事や勉強をしようとするのか?
仕事や勉強、作業を滞らせずに効率よく進めるためには、『インプット(情報入力)−モチベーション(内発的動機づけ)−アウトプット(結果の出力)』の3つの要素を重要度や優先度、状況、気分に合わせて効果的に使い分けていく必要がある。一般に一定以上の知的能力(読み書き能力)や専門スキル、コミュニケーションスキルを必要とする仕事では、『集中力・記憶力・理解力(思考力)・状況適応力』のバランスを取ることで、あなたのパフォーマンスを最大化できるが、相手のある仕事であれば、この中で最も重要なのは状況適応力と理解力... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 10 / コメント 0

2007/09/05 00:53
本を読む人と本を読まない人:子ども時代の『友達との遊び』と『一人での読書』が持つ発達的効用
2chの話題を紹介するブログで『本を読まない人の特徴』というスレッドが取り上げられていましたが、『読書』という外観的には単調な作業を巡って色々な解釈や意見が出ています。本を読む人と読まない人の感情的な対立は、結局、基本的価値観や主観的選好の差異であり、物理的世界における感覚的経験と対人コミュニケーションだけで満足できるのか否かということに行き着くと思います。本を日常的に読むか否かが、人間的な価値の優劣やコミュニケーション・スキルの巧拙に直接的に関係しているとは思いませんが、『本を読む人=内向的・... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 6 / コメント 0

2007/06/06 01:36
素直な傾聴(受容)による自己の行動変容の難しさ:儒学の奨学精神と文民優位主義の偏り
前回の記事では、自分自身の存在価値を否定する自暴自棄(自尊心の放棄)が、他者の権利の侵害や社会秩序の脅威になるということや賞罰によるオペラント条件づけによる善悪判断(倫理観)の限界について書きました。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

2007/05/24 14:35
孟子の“四端説”と自己の価値を貶めて他者を傷つける“自暴自棄(投げやり)”の抑制
『孟子』は、道徳規範を理解できる理性を有する人間と動物(禽獣)との違いとして徳性の原点である『四端(したん)』を挙げ、『惻隠(仁)・羞悪(義)・辞譲(礼)・是非(智)』の四端を持ちながらそれを無視する人間は、人間としての自分の価値を捨て去ろうとしているに等しいと説いた。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 4 / コメント 0

2007/05/24 14:13
『孟子』の性善説に基づく徳治主義と混迷する現代社会の道徳教育:2
孔子や孟子が語る徳治主義(性善説)による王道政治などは絵空事の理想論に過ぎないというのは、確かにその通りであるが、弱肉強食の論理が当然のように罷り通っていた戦国時代に徳治主義を説いたことに孔子・孟子の面目躍如があるのではないだろうか。現代日本でもここ数年、強者が弱者を利用したり見捨てたりすることが当然であるかのような行き過ぎた自由主義の価値観が瀰漫(びまん)しつつあり、『正直者が馬鹿を見る・力のない正義は無力である』といった仁義・礼節・勇気を無効化する言説に説得力が生まれてしまっている。『寄らば... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 4 / コメント 0

2007/05/22 13:37
『孟子』の性善説に基づく徳治主義と混迷する現代社会の道徳教育:1
儒教の始祖である孔子に次いで著名な大儒(たいじゅ)として孟子(B.C.372-B.C.290頃)がいるが、孟子は孔子と比較すると剛毅果断(ごうきかだん)であり直情廉恥(ちょくじょうれんち)の傾向の強い人であった。剛毅果断とは、言い換えれば、不正に対して憤慨する気質、悪事を見逃さずに懲罰の為の行動を即座に決断できる気性の激しさのことを指す。曲学阿世(信念を曲げるおもねり)を嫌った孟子は、王者の師であることの自意識に根ざして活動し、『仁義・礼節の道』を君主に啓蒙する士としての自負心が非常に強い人物で... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 6 / コメント 0

2007/05/22 13:03
キャリアデザインと主観的選好を巡る大企業志向とベンチャー志向の価値認識の差異
梅田望夫さんの『My Life Between Silicon Valley and Japan』の「好きを貫く」ことと大企業への就職から始まる『大企業への就職とベンチャーへの挑戦』を巡る一連の記事を読みました。今は4月の入社・入学のシーズンを迎えているので、新卒時の職業選択や個人(学生)の職業適性についてリアルタイムで考えている人には、正に時宜を得たエントリーだと言えるでしょう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 13 / コメント 0

2007/04/04 07:04
反社会性人格障害の診断と社会防衛的な精神医学の視点の問題
前回の記事と関連する内容ですが、行為障害と反社会性人格障害のアクティング・アウトとしての側面と精神医学の対象疾患が増えることによる“過度のラベリングの問題”について触れておきたいと思います。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 5 / コメント 0

2006/12/21 12:50
DSM-Wによる行為障害と反抗挑戦性障害の診断基準:発達過程における反社会性の問題
発達障害(Developmental Disorder)とは、中枢神経系の成熟障害や神経伝達過程の異常によって発達早期に発症する問題ですが、発達障害の概念には『医学的な障害(disorder)』という意味合いと同時に『社会的不利益(handicap)』が強く含意されています。自閉症スペクトラムに代表される発達障害の多くは、生命の維持や身体の健康に直接関わるような症状を呈するのではなく、既存の社会環境(学校生活)や職業活動(経済生活)に適応できないために社会的・経済的な不利益を蒙りやすいという問題... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 3 / コメント 0

2006/12/21 11:05
ADHDに対する心理学的なアプローチとリタリンによる薬物療法の概略
前回の記事では、ADHDのDSM‐Wの診断基準と学校生活を困難にする症状について説明しましたが、今回は、療育を含むADHDへの基本的な対処法とリタリンによる薬物療法の概略について書こうと思います。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

2006/12/12 00:05
DSM‐WによるADHD(注意欠陥多動性障害)の診断基準と学校生活への適応の問題
学校教育システムの機能不全の露呈と生徒が所属する集団(グループ)の発達変遷過程の記事では、児童期から思春期に至る不安定な集団関係(対人関係)の問題を、『ギャンググループ・チャムグループ・ピアグループ』の集団発達概念を用いて考えましたが、発達臨床心理学的な問題であるADHD(注意欠陥多動性障害)や行為障害について補足しておきたいと思います。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

2006/12/11 18:20
学校教育システムの機能不全の露呈と生徒が所属する集団(グループ)の発達変遷過程
愛国心や規範意識、学校再建、教員教育(教員免許更新制)などの問題を巡る教育基本法改正の議論が盛んになっているこの時期に、いじめや学級崩壊、世界史の履修不足、保護者の非常識な振る舞い、教員の指導力不足といった学校教育が抱える諸問題が一気に噴出してきて現場と世論が紛糾している。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 5 / コメント 0

2006/11/13 07:17
学校環境でのいじめや対人関係で追い詰められた子どものクライシスコール:遺書を作成する行為と心理
前回の記事が長くなりすぎたので記事を分けたが、福岡県筑前町の三輪中学校と北海道滝川市の江部乙小学校のいじめ問題において生徒が遺書を書き残していたという事が気にかかっていたので、いじめを苦にして遺書を書き残す生徒児童の心理について思考のメモを書いておきたい。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 4 / コメント 0

2006/10/18 00:05
福岡県筑前町と北海道滝川市のいじめ問題2:教師の言動が生徒に与える影響と学校心理臨床の課題
前回、『福岡県筑前町と北海道滝川市のいじめ問題1:教師・生徒・親の信頼関係の再生といじめ対処の見直し』という記事を書いたが、福岡県の三輪中学校のいじめ事例で担任教諭が被害者児童にいじめ行為をしていた問題とその心理的背景について補足的に考察しておきたい。自殺問題にまで発展するか否かは別として、教育者が調子に乗り過ぎてしまい生徒を皆の前で揶揄したりからかったりして悪ふざけするという状況は、十年以上前から割とありふれた学校の風景としてあった。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 3 / コメント 0

2006/10/17 17:56
福岡県筑前町と北海道滝川市のいじめ問題1:教師・生徒・親の信頼関係の再生といじめ対処の見直し
福岡県筑前町の三輪中学校2年生だった男子生徒(13)が、いじめを受けたという遺書を残して自殺した事件が取りざたされているが、このいじめに学級の担任教師が関与していたことが大きな問題となっているようだ。この福岡県のいじめ事件の前にも、去年の9月に、北海道滝川市で江部乙小学校6年生の女児が、いじめを苦にして教室で首を吊るという事件があり、一年近くに及んで、学校側と遺族側がいじめの存在の有無を巡って意見の食い違いを見せていた。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 4 / コメント 0

2006/10/17 14:16

トップへ | みんなの「教育」ブログ

コンテンツ&本の紹介

Es Discovery's Encyclopedia(百科事典的なアーカイブ)

心理学の事典や臨床心理学の概説書

S.フロイトとC.G.ユングの書籍
スポンサーリンク


ブログアーカイヴ
2005年
3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2006年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2007年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2008年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2009年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2010年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2011年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2012年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2013年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2014年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2015年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2016年
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
カウンセリングルーム:Es Discovery 教育のテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる