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zoom RSS 自律神経失調症の『生活習慣病(現代病)・心気症』の側面と治療・自己改善:2

<<   作成日時 : 2017/04/08 15:56   >>

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固定した猫背気味の前傾姿勢、速くて浅い呼吸、マウスを持ったりスマホを持ち上げるような『腕を上げて固定した姿勢』、更に夜更かしのライフスタイルというのは、『頸性神経筋症候群・スマホ症候群』のような形で息苦しさ、意識変性のパニック感、胃の圧迫感(胃もたれ・胃痛)が出る自律神経失調症の原因になる可能性があるわけです。

こういった生活習慣・仕事の固定姿勢と自律神経の働きに相関関係があるという認識を持つことで、自律神経系が交感神経優位に大きく傾くことを予防しやすくなります。

自律神経失調症の『生活習慣病(現代病)・心気症』の側面と治療・自己改善:1

『スマホは1日3時間まで』と決めたり、『1時間に1回は15分休憩して立ち上がって歩く』ようにしたり、『定期的にストレッチや体操をして固定姿勢でこわばった筋肉をほぐす』ようにしたり、『背筋を伸ばした姿勢でパソコンを使い、意識して深呼吸して横隔膜を動かす』ようにしたりすることが、固定姿勢の持続で筋肉がこわばりやすい生活習慣の改善につながり、自律神経失調症の予防・治療的対処にもなってきます。

インターネットやゲームに夢中になりすぎるとついつい時間を忘れて、夜更かしをする『夜型のライフスタイル』になりやすいのですが、早寝早起きの生活リズムを崩せば崩すほどに『健康維持に作用する自律神経系のバランス』は乱れきってしまいます。

夜に遅くまで起きていると交感神経が休むべき時に過剰に活動してしまい、眠れなくなって『睡眠障害・睡眠不足』になりやすいのですが、睡眠不足(遅い時間に寝ること)の繰り返しは、自律神経系のバランスを乱して疲労解消と生体リズム調整ができないことと併せて、『万病の元』になりやすいのです。

現代病としての自律神経失調症の要因としては、『時間感覚が乏しくて熱中してしまうインターネット(SNSやソーシャルゲーム)・真夜中でも開店している飲食店やコンビニ・深夜でも遊べる繁華街』などで、普通に生活しているつもりでも『寝る時間が遅くなりやすい・睡眠時間が短くなりやすい・連休や失業の間に昼夜逆転になりやすい』ということも影響していると考えられます。

早寝早起きをして1日6〜8時間程度はぐっすり眠るという当たり前の生活習慣を守れている人が、小さな子供や余裕のある働き方の人を除いてかなり少なくなっているため、不規則な生活習慣や固定姿勢での作業・ネットを何年間もずっと続けていると、元々の体力・体質・ストレス感受性の違いで個人差はありますが、かなりの割合の人が潜在的な自律神経失調症のリスクを抱えていると言えます。

胃や腸に痛みや不快感が出やすい自律神経失調症には、精神的ストレスだけではなく『不規則な食事時間・お腹が減ってないのに食べ過ぎる(気晴らし食い)・甘いものやインスタント食品の間食のし過ぎ・夜更かしと睡眠不足』などが関係しています。

食べ物が胃に入って交感神経が働くと胃酸が分泌されますが、内視鏡検査では病変部があまり確認できないにも関わらず胃痛が頻繁に起こる人の多くは、精神的ストレスや食べ過ぎ、夜更かしによって交感神経が過剰に働きすぎて、消化すべき食べ物がない時間にも『胃酸分泌(胃酸過多)』が起こっている可能性が高いのです。

特に夜更かしは、本来であれば夜中に休むべき交感神経が活発化して胃酸分泌を促すのに、胃の中には食べ物がほとんど入っていない状態になりやすく、胃酸過多で胃酸がゲップで上がってくるような不快症状(頻繁かつ長期の胃酸過多は胃粘膜を傷つけて胃炎・潰瘍を起こす)に悩まされるような人が多くなります。夜間は副交感神経が優位になって、本当は小腸・大腸のほうの運動が活発になり、朝の快適な排泄に備える時間でもあるので、胃腸が悪いのに夜更かしをすると夜中の副交感神経による腸の運動促進の刺激がなくなり、腸がはって膨満感が出たり頑固な便秘に悩まされることにもなります。

胃腸の調子が悪い人ほど『早い時間に無理してでも寝るようにすること(長時間寝付けなかったり中途覚醒したりする睡眠障害があれば心療内科などでまず睡眠障害改善に薬物療法で対処してもらうことも)』が大切になってくると思います。

胃炎が悪化していたり潰瘍になっていたり胃がんが疑われる状態であれば、医療機関で適切な治療を受けるべきですが、いくら病院で制酸剤(H2ブロッカー、M1ブロッカーなど)や消化剤を処方されて胃酸分泌を抑制しても、何度も繰り返し胃痛や胃もたれ(胃部不快感)が起こるという人は薬の対症療法だけでは改善しない生活習慣・食習慣の乱れが蓄積されている事が多いと考えられます。

強い痛みやもたれがある場合(身体疾患として病変が明らかなケース)には、医師の治療や薬の助けを借りなければなりませんが、治療をしても何度も再発を繰り返してつらいという人は、『精神的ストレスになっている事柄はないか・早めの時間に就寝しているか(睡眠時間は取れているか)・緊張や不安の状態が続いていないか・食べ過ぎていないか・肉類や揚げ物、スナック菓子など消化に悪い食べ物ばかり食べていないか・固定姿勢の作業で背中の筋肉や横隔膜周辺が固まっていないか』など基本的な生活習慣の乱れや精神的ストレスの蓄積を正していくところに立ち戻って考えたほうがいいかもしれません。

自律神経失調症の症状を改善させるための自助努力で、生活習慣やライフスタイルの基本に立ち戻るというのは(精神的ストレスが関係していればその軽減・除去も大切です)、『食事・睡眠(休養)・運動(ストレッチ)・コミュニケーションと認知』を健康を崩しにくいもの、自律神経系のバランスを乱さないものに変えていくということです。

知識や情報としてみれば誰もが『健康的な生活習慣の常識』として知っていることばかりなのですが、自律神経失調症の『現代病としての側面』で指摘したように、現代人は普通に生活していても『固定姿勢で筋肉を硬直させやすい・仕事の集中や人間関係の配慮で緊張しやすい・呼吸が浅く速くなりやすい・スマホやPCの画面を見る時間が長くなりやすい・スマホやマウスの操作で肩腕を上げた不自然な姿勢を続けて背中に負荷がずっとかかりやすい・食事の回数や時間が不規則になりやすい・夜更かしや睡眠不足になりやすい・間食や食べ過ぎになりやすい・胃酸過多や腸の運動低下になりやすい』などで交感神経が過剰かつ長期に興奮しやすい環境や誘惑に囲まれやすいのです。

自律神経失調症は薬・施術の対症療法で短期間改善することがあっても、最終的には自分で自分の身体・精神の状態を把握しながら、意識的な生活習慣全般の改善で治していくしかない部分がありますが、『言うは易し、行うは難し』で自分の身体の緊張・固さ・違和感に早めに気づいたら、面倒でも早めに生活習慣を改めていくことが重症化を防ぐこと(本格的な症状回復の速さ)にもなります。

健康状態・自律神経を崩さない正しい生活習慣(早めに寝てよく眠る・規則正しく食べて間食はせず食べ過ぎない・不自然な固定姿勢を長く続けず定期にストレッチをする・横隔膜を動かすような深呼吸やリラックスを意識する・集中しての緊張や落ち着かない不安を長引かせないなど)をコツコツと地道に積み重ねていく大変さはありますが、普通に暮らしたり働いたりしているつもりでも、不健康な生活・姿勢の積み重ねで急に大きく体調を崩しかねない『自律神経系のアンバランス』には気をつけたいものです。


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