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help RSS 『脳内ホルモンのタイプ論』による男女関係のマッチング2:人はどんなタイプを好きになるのか?

<<   作成日時 : 2010/02/15 21:41   >>

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どういったタイプの異性を好きになるのかの要因には、自分のパーソナリティを肯定的に強化してくれる相手を好きになる『類似性・同質性』と、自分のパーソナリティに足りない部分を相互的に補完してくれる相手を好きになる『相補性・依存性』とが想定されています。

どんな相手とどんな内容の付き合い方を望むのかは、それぞれのパーソナリティ・タイプによって分かれてきますが、H.フィッシャーは以下のように各タイプと相性の良い異性を定義しています。

1.冒険型は、“ルーダス(遊びの恋愛)・刺激的な行動”を一緒に楽しめる『プレイ・メイト』を求める傾向がある。

ドーパミン優位の冒険型が男女関係でもっとも重視するのは、『その相手とならどれだけ刺激的に楽しめるのか?感覚的な興奮や性的な快楽にどれだけ積極的になれるか?』ということであり、自分の精力的な冒険心と行動力についてきてくれるようなエネルギッシュなプレイ・メイトに魅力を感じる。

自分も束縛されたくない自由主義者なので、相手のことも基本的に束縛することがなく、陽気でフレンドリーで行動力に溢れているが、スケジュールやルールを守って行動することが苦手なので、いい加減な人という風にマイナス評価されてしまうこともある。良くも悪くも、『自分は自分、相手は相手』という境界線がはっきりとしており、未練がましさや別離による怨恨などをひきずらないタイプでもある。

サブパーソナリティとの組み合わせで、建設型の社会常識や家庭生活への適応性を見せることもあるので、一概に家庭生活に不向きとは言えず、個人としての人間的魅力では優れているところも多い。


2.建設型は、“安定した家庭生活・社会生活”を共に協力して築く『ヘルプ・メイト』を求める傾向がある。

セロトニン優位の建設型が男女関係でもっとも重視するのは、『その相手となら安定した良い家庭が築けそうかどうか?子育てに必要な社会常識や倫理観念をきちんと持っているか?』ということであり、お互いの欲求を満たすことよりも、二人で協力して一つの家庭を築き上げそれを守ることに最大の関心がある。

保守的な家庭生活への献身性を持っていて、伝統的価値観や社会的権威への忠誠心も備えているような、いわゆる『良識的な常識人・堅実な家庭人』こそ建設型の男女が高く評価するパートナーである。建設型の恋愛には『遊び・快楽』の要素は乏しく、『結婚・家庭生活へのプロセス』として認識されることが多いので、冒険型の軽薄な刺激や快楽を求める恋愛関係に対しては、批判的あるいは軽蔑的である。

イベントや計画性を重視するので、誕生日や記念日のプレゼントは忘れることが無いし、建設型の恋愛・結婚の基本的イメージは『永遠の愛情・協力(いつまでも続く家族と配偶者への愛・責任)』という誠実さ・良識性に溢れたものである。結婚生活・育児行動にもっとも適応しやすいタイプであると同時に、男女の関係性が最終的には『結婚という安定した社会契約』に収まるべきであるという倫理観を持ったタイプでもある。

建設型は『社会的・道徳的に認められ賞賛される夫婦(家族)』であることに価値を見出すので、『不倫・離婚への拒絶感情』が極めて強く、良くも悪くも『世間体・体裁に従った常識的な判断』の枠から大きく逸れることがない人たちでもある。セックスに対してもどちらかというと禁欲的で、自分の性的嗜好の話題や一般的な下ネタにも軽々しく乗ってくることが少ないし、やや真面目で堅い人物という印象を与える。

建設型の男女関係というのは『二人だけの個人的な関係』というよりも『周囲からも評価されなければならない社会的な関係』としての側面を持ち、ある意味で『私的な恋愛感情よりも社会的要素(配偶者としての各種の条件)を重視する』というリアリズムの一面を持っている。周囲から見て問題の少ない標準的・良識的な家庭を築き上げて維持している夫婦には、『建設型‐建設型のマッチング』が多いと言える。


3.指導型は、“知的好奇心・精神的な目標”を共有できる『マインド・メイト』を求める傾向がある。

テストステロン優位の指導型が男女関係でもっとも重視するのは、『その相手となら知的な好奇心や関心を共有できるか?自分を退屈させないようなコミュニケーションを期待できるか?』ということであり、お互いの理屈や価値観をぶつけ合うようなコミュニケーションから文化的・知的興奮を味わうことを好む傾向がある。

指導型は自分の知的な世界観やマイペースなライフスタイルを重視するので、『相応の知性と柔軟な受容性を併せ持った異性』に惹かれやすく、恋人や配偶者を『精神的つながりのある伴侶』として見なしていることが多い。指導型は、社会常識や道徳的説教などの『知的刺激のないありきたりな主張』が嫌いであり、『その人の知性や教養、感受性がにじみでるような面白い発言』にエキサイティングに興奮して精力的に耳を傾け対話を続けようとする。

不特定多数との関係を好まず、特定の相手とじっくり深い関係を作り上げていくことを好むので、自分の世界観や知的好奇心を尊重して話を聞いてくれるような『相性の良い相手』とであれば、親密な家庭を築き上げる可能性が大いにある。指導型は分かりやすい感情表現をしない傾向があるが、『相手の問題・悩み・ニーズ』を冷静に見極めていることが多く、言語能力にも優れているので『この相手を生涯の伴侶にするという決断』を下せば献身的で頼りになるパートナーになることも多い。

知識教養や判断能力に優れていることもあり内的世界と想像力は極めて豊かであり、時にロマンティックな発言や行動を相手のために取ることを躊躇わないこともある。恋愛感情を抱く頻度は少ないが、一人の相手に惹かれてその相手を選んだ後には、一途で誠実な倫理観を持つパートナーになることが多い。指導型は性的欲求は強いが、セックスに対して哲学的・観念的な独自の解釈を持っていることが多いので、冒険型の自由奔放な感覚的セックスとはその質が異なっている。

自由主義者である指導型は『他人が決めたルール・男女間の行動の束縛』に従えない自律性・自主性が強いので、指導型と最も相性が良いのは、コミュニケーション能力と共感的な受容性が優れている『交渉型の異性』である。


4.交渉型は、“個人的な親密さ・スピリチュアルな相性”を感じ取れる理想主義的な『ソウル・メイト』を求める傾向がある。

エストロゲン優位の交渉型が男女関係でもっとも重視するのは、『その相手となら個人的なつながりを理想的に深めることができるか?親密さや信頼感、運命を心から深く感じることができるか?』ということであり、好きになった相手とロマンティックに深くて親密な人間関係を築き上げていく傾向がある。

交渉型のタイプの特徴は『社会的』ではなく『個人的』であることであり、異性との出会いにおいても『公式的・社会的なイベント』を避けて、『マンツーマンの本音のコミュニケーション』から入ることを好む。学校や職場が同じだからという『帰属意識の共有』などで異性を好きになることは少なく、お見合いパーティーや社交の集まりのような『フォーマルな場・社交儀礼のやり取り』からは相手の人間的魅力を見出すのがやや苦手である。

交渉型が思い描く理想の男女関係は、『この人にだけは私のすべてを打ち明けられる・この人は私にだけは心を開いてすべてを打ち明けてくれる』という個人的な親密感と信頼感に支えられた関係であり、指導型の知的でちょっと理屈っぽい異性が、自分にだけ本音をふと漏らしてくれた時などに強く恋愛感情を揺さぶられる。

異性選択において建設型が重視するような『社会的・経済的な条件や良識』などは、交渉型の人にとっては瑣末なことであり、『自分がどれだけその相手の内面や価値観に接近できるか?知的レベルや感情的レベルで共有できるものが多くあるのか?』が異性を選ぶ上で最優先される。感情を伴うコミュニケーションを介した信頼感・親近感こそが、交渉型が『ソウル・メイト』に求める最も大切な要素であり、『その相手のためなら何でもしてあげたい・二人の間には特別な運命的な関係性があるはずだ』という思いが続けば、安定した家庭生活を維持するためにどんな苦労も厭わない献身性が発揮されることも多い。

ロマンティックな観念性や理想主義的な異性のイメージが、交渉型の人の恋愛感情を刺激して家庭生活を守ろうとする義務感を強化する。交渉型にとって『セックス』と『愛情表現』は密接不可分であり、結婚した後にも愛情や親密さを伝える優しい言葉を聞きたがるが、『不自由さを感じる密着性・過度の依存性』は敬遠する傾向があり、永遠に続く絆をゆっくりと深めることが家庭生活の安定につながるという信念を持つ。

お互いの自由なプライベート領域はしっかりと確保しておきたいという思いもあり、結婚後にも幅広い友人関係を維持していることが多いので、交渉型の人にとって最も相性が良いのは『相手との距離感』をしっかり取れて知的・共感的なコミュニケーション能力が高い『指導型の異性』ということになるだろう。信じていた相手の裏切りに対しては冷淡な部分もあり、いったんソウル・メイトとしての適格性が否定されれば、即座にその相手を切り捨てて本当に自分が人生を分かち合える新たな相手を探し始めたりもする。










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