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タイトル 日 時
福田首相の親和的な日中外交と自衛隊の海外派遣を認める“恒久法案”についての雑感
福田康夫首相が中国訪問から帰国したが、今回の日中外交の基本路線は『対話可能な場の整備』という一点に尽きると言え、利害の対立の大きい「東シナ海の天然ガス田開発問題」や東アジアの安全保障上の重要争点である「台湾海峡問題(一つの中国問題)」に踏み込むことはなかった。歴史問題などに焦点づけすると日中関係は急速に緊張の度合いを深めることになるが、「話題の焦点」をどこに持っていくかで交渉のスムーズさや相互の感情をある程度コントロールすることは可能である。福田首相の想定するリアリズムは日本と中国の民族感情を波... ...続きを見る

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2007/12/31 14:56
2008年洞爺湖サミットを控えた日本の温暖化対策外交,AmazonとeBOOK-OFFの古書販売比較
■北海道洞爺湖サミットを控え、日本の『温暖化対策外交』が本格化か ...続きを見る

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2007/12/30 14:31
“他者の注目”を求める演技性人格障害と“社会的な価値(他者の好意)”を拒絶する反社会性人格障害
ウェブサイトで演技性人格障害と反社会性人格障害の特徴と概略についてまとめましたので、興味のある方は読んでみて下さい。クラスターB(B群)の人格障害に分類される『境界性人格障害・自己愛性人格障害・演技性人格障害・反社会性人格障害』に共通する特徴は不安定な対人関係(感情機能)と抑制困難な衝動性であり、その根本には自己と他者の境界線が曖昧になるという『自己愛と対象関係の調節障害』が横たわっています。自分で自分のことを尊重して大切にする自己愛(self-love)は適度なレベルで働けば、自分の能力・実績... ...続きを見る

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2007/12/30 10:30
「プラグインが不正な操作を実行しました」というFirefoxのエラーと携帯電話のプランに関する雑記
一昨日頃からFirefoxで『プラグインが不正な操作を実行しました。Firefoxを再起動することを強くおすすめします』というエラーが出てブラウザが非常に使いにくい状況でした。Firefoxを再起動しても問題は解決せず、どのプラグインがエラーの原因なのか表示してくれないので分からなかったのですが、結局、Adobe Flash Playerの最新版をインストールすることでエラーが出なくなりました。『プラグインが不正な操作を実行しました』で検索すると色々な情報が出てくるのですが、Firefoxのアン... ...続きを見る

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2007/12/26 10:31
藤原光明子・聖武天皇・称徳天皇をめぐる奈良時代の歴史2:摂関政治の萌芽と律令制の変質
前回の記事の続きになりますが、天武系の天皇の系譜は女帝の称徳天皇の代で断絶することになります。称徳天皇の時代は藤原氏が関与する朝廷の権力闘争がもっとも激化した時代でもありましたが、称徳天皇(孝謙天皇)自身も父親が聖武天皇、母親が光明皇后であり藤原氏の血筋を引いていました。しかし、母親の光明皇后(藤原光明子)とは違って、称徳天皇は『藤原氏の権勢の存続維持』を至上命題にして政治を行っているわけではありませんでした。光明皇后は飽くまで『藤原氏の権力の継続』と『藤原氏がコントロールできる天皇の擁立』を考... ...続きを見る

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2007/12/26 10:30
藤原光明子・聖武天皇・称徳天皇をめぐる奈良時代の歴史1:男系天皇の皇統と女性天皇
平安時代の貴族(公家)は軍事(流血)を嫌い死刑制度を廃止しましたが、桓武天皇(在位781-806)自身は、坂上田村麻呂を征夷大将軍に任命して東北地方の蝦夷を服従させるなど旺盛な軍事活動を指揮した天皇であり、死刑の執行にも承認を与えています。しかし、晩年に藤原式家の藤原緒嗣(ふじわらのおつぐ)が805年の徳政相論において『天下の百姓(人民)を苦しめているのは、軍事(蝦夷征伐)と造作(平安京の建造)であり、これらをやめれば百姓は安心する』といった諫言をして、それを聞いた桓武天皇は軍事と造作を停止する... ...続きを見る

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2007/12/25 00:49
カウンセリングと教育の異同についての考察:『社会適応・問題解決・能力向上・人間性の成長』の視点
『人間を精神的に成長させる・状況を良い方向へと変化させる』という目的論の視点で見ると広義のカウンセリングと教育行為には似た部分がありますが、教科指導や道徳教育を行わずに『精神的な問題の解決』に焦点付けするカウンセリングは教育よりも狭義の援助的対人関係と言えるでしょう。『教育』というのは多義的な言葉なので教育とは何かという問いかけに答えるのは難しいのですが、教育には必ず『教える人(先生・親)』と『教わる人(生徒)』という秩序的な上下関係があります。教育の本質は優れた知識・技術・資格・ノウハウを持っ... ...続きを見る

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2007/12/23 06:22
脳が認知できない『見せ掛けの現実』と『物理的な現実』の差異:認知的トリックの世界を生きる人間
大脳新皮質を進化過程で獲得した人間は、低次・高次の脳機能によって『環境(外界)・他者・言語・自己』を認知(知覚)して、適応的な行動(運動)をすることが出来る。しかし、認知科学や脳神経科学の研究成果から分かってきたことは、人間の認知機能にはエラー(誤謬)や錯覚が多いが、人間はそれに気づくことが極めて難しいということである。日常生活の中で人間は知覚・判断・予測のエラーを数多くしているが、通常、『現実世界の認知的な歪曲(捏造)』が実際的な不利益や心理社会的な障害につながることはまずない。人間には個別差... ...続きを見る

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2007/12/20 22:15
「アルファブロガー・アワード2007」に見るジャンルの多様化と質的な限界を目指して書き続けるブログ
先日、「アルファブロガー・アワード2007」の結果が発表されて15人の新たなアルファブロガーが選出されましたが、一部でブログ限界論が囁かれる中でもまだまだ読み応えのあるブログが多く存在していることを感じさせられました。私も3年近くブログを書いていますが、長年ブログを書いていると確かに忙しい時には更新する意欲が若干衰えることはあるものの、『ブログに書きたいと思う内容』そのものが完全に無くなってしまうということはありません。ブログに記述しておきたい情報やブログを通して伝えたいメッセージ性などが『思考... ...続きを見る

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2007/12/18 00:11
パオロ・マッツァリーノ『反社会学講座』の書評:データと価値観から社会問題を解釈するリテラシーの必要性
『つまらない学問は罪である』と本の帯に掲げてあるように、とっつきにくい学問にエンターテイメント性を加えて、『常識的ではあるがデータ(資料)と矛盾した社会認識』を興味深く反証するという内容になっている。私はウェブサイト版の『反社会学講座』を断片的に読んだ事はあったのだが、ちくま文庫の文庫版で本書が発売されたのを機に、反社会学講座のすべてのテーマに目を通してみたいと思い購入してみた。ウェブ版でも殆ど全ての内容を閲覧できるので、書籍版は買わないなら買わないでも良いと思ったのだが、3年ぶりに手を加えた本... ...続きを見る

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2007/12/17 17:48
グローバル化と情報革命による“産業構造の転換”と“崩れかけた年功序列制”の下で閉塞する若者たち
前回の記事で、労働所得が極端に低いワーキングプア(働く貧困層)の問題を取り上げましたが、非正規雇用者(フリーター)や無職者が増大したマクロ経済的な要因として『産業構造の転換・バブル経済の破綻・新興工業国の台頭・経済活動のグローバル化・労働市場の流動性の低さ』などを考えることが出来ます。一億総中流社会と呼ばれた日本を支えたのは、労働集約性(大勢の労働者)を必要とする第二次産業(工業)の製造業・建設業であり、高コストな生産施設を抱えて規格型工業製品を大量生産する大企業が手厚い福利厚生によって従業員を... ...続きを見る

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2007/12/14 00:53
石油高騰による生活コストの増大と労働市場・教育機会から取り残されるワーキングプアの問題
アメリカのサブプライムローン(低所得者向け住宅融資)の破綻が金融市場の収縮に結びつき、イラク戦争の戦後処理の拙劣さや新興国(中国・インド)の石油需要の増大、先物取引市場への投資マネーの流入が原油高騰を招いています。石油高騰の主要原因は、数十兆円以上のマネーを呑み込んでいたサブプライムローンの証券市場とその周辺市場の崩壊(信用不安)によって、世界市場の中で行き場を失った莫大な投資マネーが一気に石油関連市場(石油関連の金融商品)に流れ込んでいるからです。世界各地のヘッジファンドや金融機関が『将来、石... ...続きを見る

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2007/12/13 06:26
ロバート・P・マイルズ『バフェット 投資の王道』の書評:企業価値への長期集中投資と株式市場の軽視
世界の富豪や株式投資の戦略などのジャンルでは必ず出てくる人物として、20世紀で最も成功した投資家のウォーレン・バフェット(1930-)がいる。フォーブスで公開される世界の長者番付では微妙な順位の変動があることもあるが、マイクロソフトの会長ビル・ゲイツに続く世界第二位の富豪としてバークシャー・ハサウェイのCEOのバフェットの名は知られている。Wikipediaの記事では、2006年度の世界長者番付で世界第二位、個人資産は約460億ドル(5兆3800億円)とあるので、未だ破格の資産を持つ機関投資家と... ...続きを見る

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2007/12/09 05:44
人生の再叙述を行う“ナラティブ・セラピー”と過去の物語を更新する“再決断療法”
前回の記事では、社会構成主義の思想的位置づけとカウンセリング技法への応用について書いたが、構成主義的なカウンセリングでは間主観的な共同作業によって『人生の肯定的な意味づけの生成』を行っていく。構成主義の文脈における不適応な生活とは『客観的な現実』を受動的に受け容れるだけの生き方を意味している。『変えられない客観的現実によって私は苦しんでいる』という自己認識を脱しきれないことによって主観的苦悩はより一層深まるが、『自分と他者の行動によって現実が作られている』という自己認識に近づくことで改善的な変化... ...続きを見る

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2007/12/08 15:37
多様な価値・現実を生成する“社会構成主義”と意味生成的なカウンセリング技法への応用
主観的な人生観(脚本)の再構成や適応的な認知スキーマの獲得を目指すカウンセリングでは、社会構成主義(social constructivism)の立場が前提とされている。社会構成主義では、『社会的な関係性・対人的なコミュニケーション・政治的な力関係・時代の価値観・公的な制度設計』などによって暫時的な現実や価値が生成(構成)されると考える。この相対主義的な社会構成主義のスタンスは、『人間個人の主観的な振る舞いとは無関係に正しい事実や規則がある』とする近代的な科学主義に批判的な立場であり、すべての人... ...続きを見る

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2007/12/07 10:22
聖徳太子の『三教義疏』が説く勝鬘教の捨身思想と古代日本における怨霊信仰の影響力
過去の歴史記事の続きになりますが、武断派としての横顔も持つ聖徳太子は、新羅に525年頃に侵攻された任那(加羅,369-562)の日本府(内官家,うちつみやけ)を奪還するために、600年と602年に新羅征討の軍事活動を起こしました。562年に、残っていた任那の利権を完全に失った欽明天皇が必ず内官家を回復するように遺言して死んだように、古代日本の天皇家にとっては、任那(加羅・伽耶)はかなり重要な領地あるいは特殊なこだわりのある地域だったようです。しかし、聖徳太子の新羅征討は朝鮮半島に軍隊を送る前に中... ...続きを見る

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2007/12/05 08:52
リチャード・ドーキンス『祖先の物語 上』の書評2:ホモ・サピエンスから類人猿・サル類への歴史的遡行
人類がその生命の歴史を遡っていく時に、異なる近縁種と初めて合流(ランデブー)するのはチンパンジーやボノボとのコンセスター(共通祖先)である。ドーキンスの『祖先の物語』では、その前に人類(ホモ族)の進化の歴史が『現代型ホモ・サピエンス(新人)→古代型ホモ・サピエンス(旧人)→ホモ・エレクトゥス(原人)』という順番で語られていくが、ヒトと類人猿の厳密な境界線を化石資料や断片的な遺伝子情報から確定することは困難なようだ。 ...続きを見る

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2007/12/01 09:12

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